旅の記憶 ベトナム大縦断 クチ
2017年4/24(月) 地下トンネルで有名なクチは、かつてはベトナム戦争の戦跡地でベトコンの有力な拠点でしたが、今や一大観光地となっています。ここは前回訪れていましたし、愉快な場所ではありませんのであまり行きたくない場所でした。
ホーチミンシティの地図で見ると、クチはホーチミンから北へ約70kmの位置にあります。
09:45 朝から観光バスが続々と詰めかけていました。怖いもの見たさというのでしょうか。
入口は植物園のようでありのどかな風景ですので、この辺りでのんびりしていてもよかったのですが、ここまできたらやはり皆さんと行動を共にしました。
私は浮かない表情でしたが、現地ガイドのタァーオさんはこの日も元気でVサイン。
地下トンネルを中心とした戦跡地への道は地下道を通って入場券を渡した先にあります。いわばここは結界ともいえます。
人が集まっている場所があり、軍人(=ここに勤めている公務員)の足下には40cm四方の四角い穴が開いていました。これが全長200kmにものぼるクチトンネルの入口です。
地下トンネルはアリの巣のようにはりめぐらされ、生活の全てが行えるように造られています。要するに地下都市です。
軍人が地下に潜ってみせるデモを行いました。
枯葉にカモフラージュされ、地下トンネルの入口はまったくわからなくなりました。
欧米人の観光客が穴潜りにトライしていました。この体格でどうかなあと思ったのですが、見事に潜伏しました。
いわれなければ、何の変哲もない雑木林の下に地下トンネルがあるとは思いもしません。ここでの堅固な抵抗がベトナムに勝利をもたらした要因の一つといわれています。
戦利品が展示されていました。アメリカ製の戦車でボコボコにされていました。観光客にはアメリカ人もいそうでしたが、これを見てどんな気持ちになるのでしょうか。かつてダイビングでサイパンに行ったとき、日本軍の同じような戦車を見たときはとても嫌な気がしました。

ジャングルの中に仕掛けた様々な殺人用の罠が展示されていて担当の軍人がデモで見せてくれるのですが、初めての人は怖いもの見たさで興味深そうに見ていましたが、私は2回目ですのでほとんど見る気がしなくてパスしました。

生春巻きの生地を作っていました。地下トンネルの中でこのような作業が行われていたとのことです。炊事などの煮炊きの場合には地下トンエルから煙が出ますので、様々な工夫が凝らされていました。

ミシンを使っての縫い物も地下で行われていました。壁に架けられている銃は重量感をもっていました。

アメリカ軍の車の古タイヤからゴムサンダルを作る作業も大事な作業だったようです。実に器用に作っていました。

古タイヤから作ったサンダルはお土産用としても実用品としても売られていました。95000ドン(ベトナム通貨)ですので、日本円では475円でベトナムの物価を考えるとかなり高いと思いました。

地下トンネル体験コースもありました。体力の自信度で、100m体験コースや数10メートルのコースもあり、私たちもトライしました。

数十メートルとはいえ狭くて低くて蒸し暑いトンネルの中を身体を折るように屈めて歩くこと数分、出口に辿り着いてホッとしました。

主な食事はタロイモで、蒸かして食べていたそうです。私たちもごま塩をつけて試食しましたが、結構美味しく出された分を完食しました。たまに食べるから美味しく感じるのでしょうが、これが毎日だったらきっと飽きてくると思われました。

これが戦士の盛装です。ゴムサンダルを履いていました。ハンモックも必須携帯品で、折りたたんで持ち歩いたそうです。

社会科見学でしょうか、高校生くらい(大人に見える人は付き添いか)の集団が見学に訪れていました。クチは、ベトナム解放勢力の英雄的象徴となっています。
あまり見たくないクチの観光が終わりホッとしました。

















































































































































































































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