« 2009年7月 | トップページ | 2009年9月 »

2009年8月29日 (土)

富士山レポート6(2)~御来光

御来光の予定時間の5:00頃には山頂は人で一杯になりました。富士山の御来光は何故こんなに人を惹きつけるのでしょうか。売店の人に下山道を下りながら御来光を見るのも面白いし、人も少ないと聞きましたので、下山道を下り始めました。

07

5:10、ようやく御来光です。山中湖、富士山を観るために登った石割山、登ったこのとのない丹沢山の遙かむこうに1日の始まりを告げる陽が顔を出しました。

08

5:15、陽は益々輝きを増し、冷たかった大気が急に暖かくなり始めました。今回は亡き父母にも御来光を見せてあげようと思い、写真を持参しました。父の年代の人の多くは戦争に行く前に一度富士山に登ろうという人も多かったそうです。父が生前富士山に登ったのかどうかはわかりませんし、ペースメーカーを入れていた母には富士登山は無理でした。

09

6:40、延々と続く下山道で修験者風の人を見かけました。この下り道は砂礫と砂利の道でうっかりすると滑ってひっくり返ります。実際そういう人もよくみかけますが、修験者風の人は地下足袋を履き、驚くべき速さで下っていきました。ふと亮潤さんを思い浮かべました。富士吉田ルートは標高差1,410mで、千日回峰行の大峯奥駆け道の標高差は1,300mで標高差は低いものの、距離は往復48km、しかも大峯奥駆け道のほんの一部を歩いただけでも難路、悪路、険しいアップダウンの連続でしたから、その道を1,000日間も歩いた亮潤さんは凄い。10/7にはまた横浜に講演に来るということで楽しみです。

10

7:00、陽がすっかり上がってしまいますと、大パノラマが目の前に現れました。薄く膜を張ったような、霞がかかったような現実離れをした風景が広がっていました。今まで6回富士山に登頂しましたが、この日の風景が一番美しく見えました

11

8:30、昨晩20:30に出発して12時間の終わりの楽しみはこけももソフト(350円)です。前回(8/24)にも違う店のこけももソフトを食べたのですが、同じ価格でもこちらの方がはるかに美味しかったです。次回機会があれば違う店の400円のを食べてみようと思っています。

6回目の登頂も無事に終わり、帰りに山中湖の温泉に入ってから帰途につきました。毎回そうなのですが、夜中12時間歩いた後ですから最大の難敵が運転中の眠気との戦いです。ある人から眠気覚ましには携帯酸素を吸うといいと聞きました。登山中は携帯酸素は使わなかったのですが、運転の前に吸ってみましたらほとんど眠気は感じないですみました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

富士山レポート6(1)~登頂6回目

8/27(木)、特にすることもなく好天気が続いていましたので、この日も富士山に行こうと思い立ちました。昼寝はあまりできませんでしたが、夕方一人で自宅を出発しました。いつものように途中コンビニで夕食の弁当、夜食、非常食とペットボトルを買って、19:00にスバルラインの終点、富士吉田口5合目に到着しました。駐車場は前回よりも秋が目立ちました。夕食の弁当を食べ、身支度を調えて20:30に登山を開始しました。上空には月と星が見え、下界は東京方面まで灯りが見え、空気はきれいで涼しく夜の空中散歩気分でした。

01

21:00、登山口(5合目)からほぼ30分で6合目の安全指導センターに着きました。いつもここで天候、気温、地図、注意事項など様々な情報を入手しています。夜間の一人登山には心強い存在です。

02

22:00、6合目から1時間ほどで7合目の山小屋(日の出館)到着です。今日も外人の姿が多く見られました。山小屋は24時間営業していて、急な宿泊や様々なリクエストに応えてくれてやはり頼もしい存在ですが、もう少し経つと山小屋もクローズしてシーズンも終わりとなります。

03

日の出館の前のベンチでは他の外人グループが休憩していました。あまり登山という雰囲気はしませんでしたが、とても楽しそうにしていました。この7合目からはいよいよ岩場や鎖場の連続となり、笑っていられるのはここまでです。

04

23:30、8合目の太子館では、前泊者が御来光を頂上で迎えるために出発の準備でごったがえしていました。

05

0:40、距離の長い8合目と9合目の中間地点にある元祖室です。標高3,200mは、日本で2番目に高い北岳(3,193m)とほぼ同じ高さです。ここから胸突き八丁を登り、9合目から頂上への最後の岩場が息が苦しくなり急に足が重くなりますので、たっぷりと休養しました。

06

3:30、登山開始から7時間で頂上に着きました。御来光(5:00頃)までにはかなり時間があり、長袖の防寒下着、上下のインナーウェア、防寒フリース、上下の雨具、防寒手袋、毛糸の帽子など完全武装しても寒く、4:30頃売店が開いておでん(800円)を食べてほっと一息つきました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年8月25日 (火)

富士山レポート5~登頂5回目

8/23(日)、閑でもあり、天気もよく、富士スバルラインのマイカー規制がこの日の17:00に解除されたこともあり、昼寝をした後夕方一人で自宅を出発しました。途中コンビニで夕食の弁当、夜食のパン、非常食の大福とペットボトルを買って、19:00にスバルラインの終点、富士吉田口5合目に到着しました。駐車場には何とか滑り込みセーフで駐車することができました。夕食の弁当を食べ、身支度を調えて20:30に登山を開始しました。月もきれいで星も大きく瞬いていました。

01_2

22:05、7合目の山小屋(2,700m)には、宿泊していた外人登山客が頂上で御来光を見ようと出かける準備をしていました。

02_2

日付が変わる0:00、8合目の太子館(3,020m)でも宿泊していた人達(ほとんどがツアー客)が出発の準備をしていました。オレンジのジャケットの人とグリーンの腕章をつけた人がガイドさんのようです。ここで夜食用のパンを食べて一息つきました。

03_2

頂上は到着した3:300頃から既に満員電車状態でした。気温は氷点下近くで、雹も降っていて持っていったインナーウェアなど全て着込んでも寒く、手は寒さでしびれて力が入りませんでした。売店はツアー客優先で中に入れず、かろうじてホット缶ココア(300円)と持参した大福で寒さと飢えを凌ぎました。4:45にようやく御来光の前兆の赤い空が筋状に見え始めましたが、ちょうど太陽の位置に大きな雲が立ち塞がり御来光は拝めませんでした。小学生くらいの子どもを連れた家族連れには、夏休みの思い出に是非見せてあげたいと思いましたがこればかりは自然現象ですので皆既日食と同様どうにもなりません。

04_2

5:38、結局太陽が顔を出さないままでしたので、多くの人達が続々と下山専用道を下りはじめていました。ツアー客達がガイドさんの指示に従って朝食をとっていました。

05_2

6:15、昨晩の月と星が嘘のように、御来光を妨害した雲が更に陽光を遮るように高く湧き上がっていました。いつもは綿のような雲海が遙か下の方に見えるのですが、このような雲は初めてでした。

06_3

7:53、5合目近くに馬に乗って7合目まで行くという体格のいい外国の婦人がいました。このように7合目まで馬で行くという人や、下山時に体調を崩したり膝を痛めてしまった人などの運搬で結構需要があるとのことです。それにしても馬が大変そうですが、きっと馬にとっては大したことはないのでしょうね。

07_2

8:15、5合目のレストハウスで恒例のソフトクリームにありつけました。下山の何よりの楽しみです。ソフトクリームを味わっている間、あっという間に霧が発生し雨になりました。

08_2

8:30、5合目駐車場は昨晩から満車でした。入りきれない車は駐車場の入口で待機して、下山してくる人達が帰るのを待っている状態でした。

今回で5回目の登頂となりました。8合目から胸突き八丁、更に頂上までは辛く苦しく、何でこんなに脚が上がらないのだろうと思うのですが、今回は酸素ボンベは使わずに、ペースも速く登れ、登るたびにペースや要領がわかってきてほんのちょとづつ楽になってきているようです。しかしもっと楽に登れないものかと思うと数日も経たないうちにまた登ってみたくなります。他の登山客のウオッチングも楽しみの一つとなりました。普通の山では登山スタイルは大体同じようなものですが、富士登山客のスタイルは実に様々です。雨具も持たずTシャツだけの人から本格的な登山スタイルの人まで様々で、話をしても実に面白いです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年8月19日 (水)

富士山レポート4(2)~砂走り

8/18(火)富士山頂で朝食をとり、火口付近を散策したりゆっくり休憩して7:00に下山道を下ることにしました。

08

上るときは夜中であったため周りの景色は全くやみでしたので、下山の時に振り返ることにしました。新7合目の太陽館(2,920m)から振り返った風景は溶岩の世界がひろがっていました。

09

更に頂上にいたる中腹には、岩りょう地帯を一歩一歩登ってゆく登山者が見られました。たしかに富士吉田コースに比べて登山客の姿は少ないようです。

10

8合目辺りの風景は昨夜見上げることなく歩いたコースですが、かえって見えなくてよかったかもしれません。空気が薄くなる中、うんざりするようなそっけない風景を見上げながらの登りはきっと辛かったろうと思いました。

11

9:00頃須走コース独特の砂走り地帯に出ました。下山客が砂煙を巻き上げて走り下りる様子は登山では珍しい風景で、自分もマネをしてみようと思ったのですが、ふかふかの急斜面でとても怖くてできませんでした。登山者の中にはUターンして、登山道を下る人もいました。実際自分がこのコースを下ってみると麓から吹き上げる風が、先をゆく下山者の巻き起こす砂塵を容赦なく運んでくるためとてもマスクやゴーグルなしには耐えられませんでした。私達はカミさん持参のマスクでなんとか凌ぐことができました。

12

標高2,890mから砂払5合目(標高2,230m)までの砂走りといわれるコースは、富士山を一挙に下るような景観で爽快です。画像の真ん中よりやや左手に光ったような部分が見えますが、そこが目指す駐車場でひどく遠くに見えました。実際とてつもなく長く疲れるコースでした。一挙に駆け下りる元気者はあっという間に下っていきますが、その後はカウボーイ率いる牛の軍団が砂煙を巻き上げるのと同じ状態で、元気者グループが集団の場合は最悪で、えらい迷惑でした。ようやく砂走りも終わってから更に登山口までは林の中を30分くらい下りますが、多くの人が膝を痛めたり、膝が笑いすぎて異様なスタイルで歩いていました。カミさんはこのコースはもう絶対に嫌だといっていました。

13

フラフラになりながらようやく11:00に5合目の駐車場に着きました。下山に4時間かかりました。振り返ってみると富士山に向かってやや右手に削られたような砂地の部分が見え、肉眼では砂煙を確認することができました。

1回目は富士宮コース、2、3回目は富士吉田コース、4回目は須走コースと3つのコースを登りました。富士宮コースは距離が一番短いのですが、その分登りは急峻で、上下山道が同じですので、膝が弱い人には厳しいコースです。富士吉田コースは富士宮コースより標高差がややありますが、御来光がどこからでも拝めますし山小屋も多いために最も人気が高いコースです。難点は5合目まで東富士5湖自動車道路(往復1500円くらい)、富士スバルライン(往復2000円)を利用するため費用が高くなります。須走コースは5合目まで無料ですが、距離が長く風景にいささか情緒にかけます。砂走りは面白いという人とカミさんのように絶対嫌だという人がいます。

残るは御殿場コース(富士登山駅伝競走のコース)ですが、ガイドブックによれば登山開始の標高は1,440m、富士宮ルートは2,400だから、その差は960mあります。東京近郊の高尾山の標高は599m、筑波山でも877mですから一山多く登るようなイメージです。しかも途中には山小屋は少なく、登り始めてから7合目の山小屋までは6時間15分、1,600mもあります。体調を整え、水をはじめとした装備をしっかり準備する必要があります。しかし登山口から長く続く荒涼とした火山灰の世界は、このルートでしか味わえない風景です。登頂達成後には、一歩で3m下れるという大砂場走りが待っている。標準時間は登り10時間15分、下り4時間30分(往復15時間くらい)とありました。スタミナが問題ですし、大砂走りでは膝が持ちそうもありませんし、とても無理そうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

富士山レポート4(1)~須走口登山

8/17(月)の夜から18(火)の朝にかけて4度目の富士山に登りました。カミさんは2度目でした。2度登るバカといわれていますからカミさんはバカで、4度目の私はとなると大バカということになります。今回は須走ルートを登りました。須走ルートの標高差は1,735mで、富士宮コース1,330m、富士吉田コース1,410mに比べてやや距離が長く、比較的登山客が少ないといわれているコースです。

01_2

8/17(月)夕方自宅を出発しました。駐車場が確保できるか心配でしたので夕食はとらずに早めに出発しました。もし須走口5合目の駐車場が満車でしたら富士吉田口(マイカー規制忠)に行き、シャトルバスを利用して富士吉田コースを登る予定でしたが、運良く駐車できました。駐車場で夕食をとり、ゆっくり準備して21:00に登山口を出発しました。

02_2

須走ルートの特徴の一つは他のコースに比べて唯一最初の1時間半くらいは森の中を歩くことです。とはいえ夜で何も見えませんので、どういう道になっているかは全くわかりませんでした。22:50に6合目に到着しました。出発してから700m登りました。

03_2

須走ルートは本8合目(3,3360m)で富士吉田コースと合流しますので急に登山客が増えました。日付が変わって8/18(日)の4:00頃、9合目辺りでは御来光を頂上で迎えようという登山客が続々と登ってきました。

04_2

5:00頃、待望の御来光でした。私達も頂上で御来光を見ようと思ったのですが、頂上は昨晩山小屋に泊まった人などで一杯ということでしたので、頂上直下辺りで腰を下ろして御来光を待ちました。30分くらいじっとしていましたら、かなり厚着をし冬用の手袋をしたのですが、全身凍えるようで、指先の感覚が全くなくなりしびれるようでした。

05_2

陽が昇ると、雲海の世界です。“頭を雲の上に出し・・・”という歌詞そのままの世界で、富士登山で最も気に入っている風景です。

06_2

御来光ショーを思い思いの場所で見学した登山客が再び頂上を目指しました。最も息が苦しくまた登りも厳しい場所ですから、渋滞ができるとほっと一息つけてありがたいと思うくらいで、行列を外れて肩で息をしたり、道端にうずくまってしまう人も結構見かけました。カミさんは1回目に比べて慣れたのでしょうか、非常に元気でついてゆくのが大変なくらいでした。

07_2

5:30頂上に着きました。御来光待ちや渋滞時間を除くとほぼ8時間かかりました。頂上では朝食代わりにおでん(800円)を食べました。山小屋ではなんでも高いのですが、前回から頂上ではおでんということになりました。確かに価格は高いのですが、冷え切った身体にはとてもありがたく美味しく、持参した冷たくなった弁当はとても口に入りません。寒さで顔は凍ばり、酸欠で唇は心なしか紫色になっていました。ところが30分もして陽が高くなると半袖になりたいくらいで、お天道様の力は凄いということを実感しました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年8月15日 (土)

富士山レポート3~二度登るバカ

「富士山に二度登るバカ」という言葉があります。いろいろな意味が含まれているようです。富士山は一度登ればいいというものが代表的なもので、溶岩の固まりの殺伐とした岩の壁や砂礫を上り下りするのは登山としての面白味に欠けるし、上りは結構苦しいし、下りは単調で退屈だし、1回で十分ということだと思います。

しかし新田次郎の小説「富士に死す」によりますと、「富士山に二度登るバカ」という言葉は1600年代からあった言葉で、当時富士登山には大変なエネルギーを必要としていました。今のように5合目迄車でという時代ではありませんから、1合目から延々と歩いていたわけで、ほとんどの人が一生に1回でも富士山に登れればいいという時代でした。要するにほとんどの登山客が一限の客ですから、石室小屋(山小屋)の経営者や強力などの観光事業者は2ヶ月間に1年間分を稼ごうということで、手ぐすねを引いていたわけです。ですから二度登るバカというのは二度もぼられるのを承知で2回も富士山に登るのはバカだというのが本当の意味のようです。

この伝統は今でも受け継がれている部分があるのではないかと思えることがあります。例えば富士吉田口の交通規制は8/7~18の期間、5:30~23:30の時間帯(30分間隔)にシャトルバスが運行しています。日帰り登山には2:00~3:00頃の時間帯に5合目から上り始めるのが理想的で、その時間帯はタクシー利用(13,000円)という方法があるそうです。せめて真夜中は1時間間隔でもいいので運行してもらえるといいのですが・・・山小屋やタクシー業界を保護しているのではと勘ぐってしまいます。

ここ数日好天気が続いていて、例えば富士山の様子などをみてみますと、

http://weather.yahoo.co.jp/weather/raincloud/19/index.html

http://www.jma.go.jp/jp/amedas_h/today-50066.html?groupCode=34&areaCode=000

ちょうどお盆の時期はかなりの好天気に恵まれていることがわかります。富士山に登りたいとは思うのですが、駐車場、登山道、頂上のどこも行列ができている様子を想像するとうんざりします。しばらくじっと我慢のこの頃です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年8月 5日 (水)

富士山レポート2~下山

10:00からお鉢巡りをして昼食をとり、11:30に下山専用道を下りました。

51

今まで下りには膝通に悩まされることが多かったのですが、サポートタイツと専用の膝サポーターで膝通に悩まされることはありませんでした。時々小休止しながら15:00に5合目に下山しました。登り6.5時間、お鉢巡り・昼食1.5時間、下山3.5時間の行程でした。5合目の駐車場から車がある1.5km先まで歩くのが負担でした。

52

16:30、紅富士の湯で汗を流し、もう一泊山中湖に泊まることにして、近くのスーパーで山中湖ハムなどを調達して、カミさんの登頂を祝して乾杯し、そのまま翌朝まで爆睡しました。

53

翌朝8/4(火)、帰宅途中須走口登山道に寄ってみました。富士吉田口に比べて1時間距離が長いなどの点から空いていると聞いていたのですが、実際には車は5合目駐車場だけではなく駐車場の手前に道を片側車線を塞ぐように車がびっしり駐車されていました。結局この時期の富士山の麓は車で一杯のようです。

無事に3回目の登頂を果たしましたが、今回は身体がとても楽でした。身体が高度に慣れてきていることもあると思いますが、一番の要因は十分な睡眠だったようです。7/28は雨風のために深夜山小屋に避難しましたが、ほとんど睡眠はとれないということがわかりました。今回のように7~8時間の十分な睡眠をとって夜明け前に登り始め、7合目辺りで御来光を迎えると登山道も比較的空いているようですし、身体も楽であることがわかりました。富士山の山開きは通常7/1ですが、今年は雪が多く実際に頂上まで開通したのは7/3で、この日に頂上に立つことができました。お鉢巡りも8/3から開通するようになり、この日にお鉢巡りをすることができました。度重なるラッキーな巡り合わせに感謝しています。これからも十分気をつけて、できるだけ多く週に1回くらいは登りたいのですが、駐車場のことを考えるとお盆明けまでは無理のようです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

富士山レポート2~お鉢巡り

1回目の登頂は富士宮口(静岡県側)でしたので、剣が峰(3776m)までは少し頑張れば到達できましたが、2回目、3回目は富士吉田口(山梨県側)でしたので剣が峰に行くにはお鉢巡りをすることになります。2回目の7/3は鶴ヶ峰下の雪渓が邪魔をしてお鉢巡りができませんでしたがたまたまこの日からお鉢巡りをすることができるようになりました。ラッキーでした。

12

お鉢巡りは富士山の大噴火口の縁をぐるっと一周することで、1時間半くらいかかります。山頂周辺を歩きますので、強風の時などは危険といわれていますし、また頂上に着くまでにかなり体力を使った後にそこそこのアップダウンを歩きますので、余力がないときには無理をしない方がいいようです。この日は体調もよく、気象状況もよかったのでお鉢巡りをしました。通常は時計回りに回るのですが、反時計方向に回りました。すぐに湧水が湧くといわれてる金明水を見ることができました。実際には水がないことが多いようです。

13

標高3776mの剣が峰が見えてきました。この辺りの登りはさすがに辛いのですが、高度に慣れたのでしょうか、前回の時のように山頂で心臓の動悸が激しくなることはなく、身体がかなり順応してきたようでした。

14

富士吉田口(山梨県側)からほぼ半周すると静岡県側にでます。雲の合間から富士宮市の市街や駿河湾を見ることができました。

21

剣が峰下の雪渓です。今年は日照時間が少ないためになかなか雪が溶けず、この日までこの雪渓が邪魔してお鉢巡りができなかったそうです。人が一人通れる雪道をおっかなびっくり歩きました。滑落して火口まで落ちてしまったら上がってくるのが大変そうでした。

24

大内院(だいないいん)といわれる富士山中央の大きな火口です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

富士山レポート2

8/3(月)の未明、カミさんと共に再度富士山にチャレンジしました。8/2(日)のお昼に自宅を出発し、山中湖で15:00頃から昼食兼夕食の適度な酒盛りを行いそのまま就寝し、アルコールが覚める頃、翌日8/3(月)の1:00頃起床しました。たっぷり8時間ぐらい睡眠をとりました。2:00に山中湖を出発し、富士吉田口5合目に向かいました。ところが5合目の駐車場は満車で、手前1.5km地点でストップとなり、そこから5合目駐車場まで歩くことになりました。

01

3:30、5合目駐車場を出発し、大きくきらめく星を眺めながら6合目を通過し、更に7合目にさしかかりますと空が明るくなってきました。4:30、空に赤みがさしてきて御来光の前兆が確認できました。

02

5:00、7/3以来1ヶ月ぶりの御来光です。

03

この日の雲海はこの上に寝ころんだらとても気持ちよさそうな打ちたての綿のようでした。

04

カミさんも雲海を足下に見てモクモクと上っていました。その後にもぽつりぽつりと上ってくる人もいましたが、まだ行列ができるほど多くはありませんでした。

05

7:56、8合目の元祖室(元祖室)到着。ここには格別の想いがあります。

06

新田次郎の小説「富士山に死す」は富士信仰・冨士講の中興の祖といわれる身禄行者(16711733)の一生を描いたものです。身禄行者は晩年、7合5勺にある烏帽子岩の岩室に籠もり31日後に入定したそうです。その後身禄行者の遺骨は一時期この元祖室(がんそむろ)に安置されていたとのことです。身禄行者は一枚歯の高下駄で富士山を飛ぶように上り下りしていたとのことです。8合目の元祖室を通るたびにこの話を思い出します。

08

9:50、頂上近くの胸突き八丁、もう一頑張りで頂上です。前夜山小屋に宿泊した登山客が続々と上ってきました。

09

10:00、頂上に着きました。カミさんは、1回目は6合目で強風のために断念、2回目は7/28に強風と雨のために8合目で断念しましたので、三度目の正直でようやく登頂しました。できるだけゆっくりとしたペース、深呼吸、携帯酸素のおかげでしょうか高山病にもならず無事に頂上に立つことができました。私にとっては3回目(1回目は富士宮口)の富士山頂でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年7月 | トップページ | 2009年9月 »