« 2012年4月 | トップページ | 2012年6月 »

2012年5月31日 (木)

大山 緑の目ぐすり

5/31(木)、今日は1週間ぶりに丹沢に行こうと思っていたのですが、山頂は雨という天気予報でしたので、降水確率ゼロの曇りという大山に登ってきました。

01dsc03830

02dsc03831

03dsc03840

先日ある新聞に“夏山は目ぐすりなる新樹かな”というどなたかの句が載っていました。薄緑や濃い緑や深い緑などを見ていると、本当に目に良さそうでした。句才・文才のある人が羨ましいです。言いたいことをズバリと表現できるのですから。

04dsc03832

05dsc03835

常連さんは急石段をスイスイと軽やかに上っていきました。カミさんはマイペースで上っていきました。先週の丹沢では、カミさんはもう山登りは懲りたと言っていたのですが、マイペースでいいならという条件でついてきました。私は山頂までで、カミさんは途中まででピストンしました。世間では無理矢理奥さんを山に連れて行って、あげくに“金輪際嫌”といわれるケースをよく聞いています(まれに逆のケースもあるようですが)ので、無理は禁物です。

06dsc03841

途中からカミさんをおいて先に山頂に到着しました。昨日は皇太子殿下がここまで登ったということで、警備がひかれていたそうです。皇太子はこの山がお気に入りなのかもしれません。昨年もそのようなことがあったとか。標高1,272mと低い割には急登の連続ですので、もしかして今夏も富士山に登られるつもりならトレーニングにいいかもしれません。皇太子が山に登る時には、山道やトイレが整備されるとのことで、それはそれでいいことかもしれません。

07dsc03843

大山阿武夫神社(通称下社)の境内は、上る時はひっそりとしていたのですが、下る時には平日にもかかわらずこれから山頂を目指す山ガールと善男善女たちが楽しそうにしていました。

週に1回くらい山歩きをしていると、足腰が強くなるようです。特に下山する時、足や膝がしっかりとしてふらつきが少なくなるようです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年5月29日 (火)

日本登山医学会 M先生のお話し

先日、昨年ヒマラヤ行きの前に高地健康診断を受けた神奈川県予防医学会に、担当医のM先生に話があると呼ばれて行ってきました。それは思わぬ話でした。

Sign

M先生の話は“あなたの肺の状態は例のないくらい重篤なものですので、所属する日本登山医学会の6月の学会で発表したい”とのことで、私にとってはとてもショックでした。何故ならそれほどひどいとは思っていませんでしたし、2~3ヶ月に1回通っている横浜市大病院にはもっと重症の人がたくさんいたからです。

M先生の高地診断でひっかかり、横浜市大病院での精密検査を勧められ、その結果“肺気腫ステージⅡ”と診断され、昨秋のヒマラヤ(カラパタール)を断念し、病院で経過観察されていることまではM先生は承知していたのですが、今春ヒマラヤ(ラウンドアンナプルナ)に行き、5,000mを越えても心肺異常も高山病もなかったとお伝えすると今度は先生がビックリ!となりました。

何故学会発表するのかという私の疑問に対する先生の回答で、ようやく納得し胸をなで下ろしました。高地診断を受ける人とは、4,000m5,000m以上の高地に宿泊しようという人で、そういう人は国内では富士山くらいには登っていたり多少のヒマラヤ経験のある人などで、そもそも肺気腫と診断された人はそんな高い山に行かないし、通常であれば行くことができないとのことです。高地診断を受診する人たちは既にふるいにかけられた人たちばかりなので、“肺気腫ステージⅡ”という症例が発見?されたことは極めて珍しいケースとのことでした。そのうえ5,000mを越えたということは更にビックリ!!

M先生は、多分私より多少年上の妙齢なご婦人です。そのご婦人がかつてはヒマラヤでならし、チョー・オユー(8,201m)では頂上手前で引き返したこととかを話してくださいました。たおやかな感じのするこの先生が8,000m峰に挑む姿がどうしてもイメージできませんでした。

学会での私の事例については、パワーポイントにまとめたものをいただけるということを約束していただきました。今回のヒマラヤ行きによって、適切な指導とトレーニングによっては心肺機能を鍛えたり維持することができるということがわかりました。肺気腫と診断された結果、山歩きに限らず好きな趣味や運動などを控えている人たちにとって、私のケースが少しでもお役に立てられれば幸いです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年5月25日 (金)

丹沢 塔ノ岳~丹沢山

5/24(木)、はっきりしない天気が続いていましたがようやく天気も回復し、青空が広がるとの天気予報に誘われるように丹沢に向かい、登山口のビジターセンターを6:00に出発しました。

 

01dsc03785

今回は久しぶりにカミさんも山歩きに同行しました。カミさんとは歩くペースが違いますし、それぞれマイペースで登りたいので、14:30まで遅くとも15:00までにはビジターセンターに戻るという約束で、カミさんは塔ノ岳を目指し、私は初めての丹沢山を目指しました。

02dsc03803_2

塔ノ岳山頂には9:10に到着し、ここで15分ほど休憩しました。時間が早いせいか山頂はひっそりしていて、おじさんが気持ちよさそうに昼寝(朝寝?)していたり、鹿が早朝散歩していました。ここは奈良公園か?

03dsc03805

塔ノ岳の山頂で一息ついて、9:25いよいよ初めての丹沢山を目指しました。塔ノ岳から下り始めて間もなく平坦な尾根道となり、途中容赦ない陽光と風雪に耐え抜いたような標識がありました。山岳地図によればこのルートは“丹沢主脈”といわれ、林相が美しいとある通り、尾根道に立ち並んでいる樹々は適度な間隔で、その間を吹き渡る風も涼しく気持ちのいいルートでした。

04dsc03807

また“丹沢主脈”ルートは眺望もよいとあるように、他の山の連なりや富士山も眺めることができました。この時の富士山は霧に包まれてしまう寸前で、カミさんは今どの辺を歩いていて、富士山を眺めているだろうかと思ったりもしました。

05dsc03812

塔ノ岳(1,491M)と丹沢山(1,567M)の標高差は76m100Mもないのですが、まるでジェットコースターかラクダのこぶのようなアップダウンで、楽しいのですがかなり足にはこたえました。

06dsc03816

丹沢山にほぼ1時間(10:25)で到着しました。霧のために周りの眺望は全くなく、ビジターセンターまで14:30迄に戻らなければなりませんので、10分ほど休憩と水分補給をして塔ノ岳への道を折り返しました。塔ノ岳の方向には厚い雲が湧いてきていましたので足を速めました。

07dsc03820

塔ノ岳への戻りもほぼ1時間ぐらいかかりました。2時間前の山頂にはおじさんが寝ていて鹿も散歩をしていてのどかでしたが、すっかり霧に視界を遮られている中、ちょうど昼時でお弁当をひろげている人ばかりでした。

08dsc03821

私も持参したお稲荷さんとキュウリの浅漬けで空腹を満たしました。このキュウリは小さめのキュウリを一晩浅漬けのもとに漬けただけですが、キュウリは身体を冷やしてくれ、適当な塩分とカリカリ感というかサクサク感というか、歩き疲れて落ち気味の食欲を増進してくれます。ヒマラヤに持って行けると強力な味方になるのですが、そうもいかず“キュウリのキュウちゃん”にしようかと真剣に思っています。

09dsc03822

お弁当を食べてたっぷり水分も補給して、12時ちょうどに下山を開始しました。霧は益々濃くなり、下山しながら眺めることができる眼下の豪快な景色どころか、透視度十数メートルの視界不良となってしまいましたが、火照った身体にはヒンヤリとしたミストを心地良く感じながら下山できました。

10dsc03824

約束通り14:30にビジターセンターでカミさんと落ち合うことができました。6:00に出発して8時間半の行程でした。カミさんは塔ノ岳往復をのんびりと歩いたようで、1時間前に到着ししっかりとソフトクリームも賞味済でした。ここのソフトクリームは濃厚で、しかもよく観光地にあるスカスカの上げ底とは異なり、量もたっぷりとコーンの底まで詰まっていますので、下山の大きな楽しみになっています。

初めての丹沢山へのコースは、尾根に風がそよそよと吹いていて眺望もよく、適度なアップダウンもいかにも山歩きをしているという感じにさせてくれ、また行ってみたいと思いした。この日はコンディションが良く(できるだけそういう日を選んでいます)絶好の山歩き日和でしたが、もし荒れた天候の時や特に雪が降り積もった時にはまったく異なる様相を見せることでしょう。雪の中を塔ノ岳までアイゼンを付けて歩いた時は美しい銀世界を堪能しました。白く雪をかぶった“丹沢山主脈ルート”もいいかもしれません。一方これから夏に向かって暑くなる時期の尾根歩きはちょっと辛いかもしれません。いつか主峰の蛭が岳(1,673m 丹沢山から往復3時間半くらい)迄行ってみたいとも思っているのですが、日帰りはとても無理そうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年5月22日 (火)

何故 山へ?

テクテクと東海道や四国巡礼などを歩き始めた頃、友だちと飲んでいる時などによく“何故歩くの?” “何が面白いの?” と聞かれたものです。自分でも明確な回答が見いだせないままただ笑っているだけでした。

最近のテクテクは、数年前からの富士登山に始まってヒマラヤへと向かい、すっかり山歩きになってしまっていて、ちょっと天気が良くて時間があると身近になった丹沢や大山に足が向いてしまいます。そんな時、一人で山を登りながら“何故登るんだろう?”と自問自答することが多くなりました。登山家であれば“そこに山があるから”と一言で言い尽くせるかもしれませんが、テクテクの延長線上の山歩きでは、いくつかの理由が複雑に絡み合っているようで(他人事みたいですが)、うまく整理できないでいるもどかしさを感じている昨今です。この際何故山に足が向くのかを整理してみました。

 

Photo

“マークスの山”で直木賞を受賞した作家の高村薫は「山は圧倒的な自然で人間を社会から解放し、生きていることを実感させてくれる。だから登山をやめられなくなる人が多いのだろう」と言っています。なるほど作家はさすが鋭いですね、そう言われてみるとなるほどとも思います。

 

Photo_2

石割山からの富士(2012.2.27)

Photo_3

丹沢山脈・塔ノ岳からの富士(2011.12.19)

Photo_4

富士山からの御来光(2011.7.13)

何故山に登るかの一番大きな動機は、そこに登らないと行かないと見えない景色を見たいからという理由がかなり大きいと思います。例えば富士山は天気のいい日であれば自宅からでも、新幹線に乗っていても見ることができますが、山に登れば間近にそれぞれ違った風景を見ることができます。また富士山に登れば、眼下に広がる雲海から顔を出す御来光のようにそこに登らなければ見えない瞬間に立ち会うこともできます。

 

Photo_5

モンブランを目指す登山者(2011.6.18)

Photo_6

安達太良山の紅葉(2011.10.11   

Photo_7

室堂山から北アルプスを望む(2011.9.8)

Photo_8

トロンパス(5,416m)から望むヤクワカン(6,482m)   

そこに行ってみれば、山に登ってみれば思いがけない景観に息をのむこともあります。特に初めて登る山ではどんな景観が広がっているかの期待が大きく、期待どおりあるいは期待以上の景観に出くわした時には、“自然に対峙できた”という大げさに言えば“感動”を得ることができます。この感動は日常の生活ではなかなか得られないものです。これがあるから山は止められません。

 

Tm1

Tm2

Tm3

いずれもツール・ド・モンブラン(2011.6)

大自然と言えばヒマラヤに代表され、エベレストをはじめ8,000m峰や名前がついていない素晴らしい山をたくさん見ることができますが、自然の中に身を置いて、自然に抱かれるという感覚も捨てがたいものがあります。ヨーロッパアルプスはヒマラヤに比べると穏やかで優しく受け容れてくれます。高度や寒さなど厳しいぶん感動も大きいヒマラヤのように気持ちが昂ぶることはありませんが、全身が包み込まれるようなやすらぎを感じることができます。

 

Photo_9

涸沢小屋(2010.9.29)

Photo_10

みくりが池温泉(2011.9.7)    

同様に日本の穂高岳や槍ヶ岳などの北アルプスでも同じような感覚を味わうことができるような気がします。特に涸沢のロッジで、暮れゆく前穂岳を眺めたり、室堂のみくりが池温泉で寛いでいる時にもとても幸せな気分になります。いつかまたのんびりとヨーロッパアルプスや北アルプスの山小屋で、暮れゆく山脈(やまなみ)を見ながらビールやワインを傾けたいものです。

振り返ってみれば、やはり山や自然はさまざまな感動や驚きややすらぎを与えてくれます。日々の身近な山歩きは、ヒマラヤやアルプスとは趣がかなり異なりますが、自然の中に身を置くということは同じで、何かを与えてくれているようです。また自然の中を歩いているだけで楽しいということもあります。まあヒマラヤを目指すためのトレーニングという意味合いも多分にありますが、天気がいいと理屈抜きでじっとしていられず、しばらくは山歩きが続きそうです。

 

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2012年5月19日 (土)

丹沢 塔ノ岳登山

今日(5/19:土)の天気予報は午前中晴、昼頃霧発生、夕方晴というもので、午前中早い時間であれば丹沢から富士山が見られそうということで一人で塔ノ岳(1,491m)登山に出かけました。

 

01dsc03755_2

06:01 登山口に山神社(やまのかみしゃ)の案内板がありました。いつかじっくりとお参りをしなければならないなと自分に言いきかせながらとりあえず先を急ぎました。

02dsc03756_2

06:28 30分も歩かないうちに汗びっしょりとなりましたので、早めに着替えることにしました。

03dsc03761_2

07:18 緑の回廊に朝陽があたって、先週の丹沢ハイキングといい、先々週の大山といい、とても美しい緑です。改めて緑と自然に感謝です。いや緑だけではなくて、空を見れば空の碧も素晴らしいし、海に出れば海の青も素晴らしいし、当たり前のことですが、自然は大切にしなければなんてことを考えてしまいました。

04dsc03764_2

07:58 二俣から見た富士山、ここにも素晴らしい碧と白がありました。天気予報では昼頃霧発生ということでしたが、まだ霧は出ていないようです。頂上に着くまでに霧が発生しなければいいのですが。

05dsc03769_2

08:29 樹林帯を抜けると岩場にかかります。ここからは直射日光をまともに浴びますので、できるだけ早く気温が上がらないうちに頂上に着いてしまった方が楽です。とはいいながら、ヒマラヤトレッキングを想定して高地対応の呼吸法を心がけました。 ビスターレ!ビスターレ!(ネパール語でゆっくり ゆっくり)

06dsc03771_2

08:36 このルートは大倉尾根コースといわれ、岩場を抜けると更に直射日光を浴びる名物の尾根歩登りとなります。ここでも酸素をできるだけ体内に取り込めるように ビスターレ!ビスターレ!。

07dsc03772_2

08:51 花立小屋から見た富士山のすそ野の方にはうっすらと霧が発生しているような。

08dsc03778_2

09dsc03779_2

09:15 山頂に着きました。やはり富士山のすそ野の方からゆっくりと霧が発生しているようでした。まるで霧と競争したような登山でした。久しぶりの丹沢で、少し足の登坂筋力が落ちているような気がしましたが、登ってしまえば気分は最高でした。昼食にはかなり早いので09:30に下山しました。

10dsc03784_2

09:56 今日は土曜日で好天気ですので、続々と登山客が登ってきました。皆さん汗びっしょりでした。

12:00に駐車場に戻りましたので、昼食をはさんで往復6時間の登山でした。秦野ビジターセンターのソフトクリーム(これが濃厚で美味しいのです)を食べて、13:30に自宅に帰り着き、快適な山歩きの半日でした。このコースですと午後からの時間を有効に使えるのですが、次回か次々回あたりからもう少し足を伸ばすか、違うコースを歩いてみようかなとも思っています。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2012年5月13日 (日)

丹沢 ハイキング

5/13(日)、カミさんと二人で丹沢山系の玄(くろ)倉林道のハイキングに出かけました。このコースは“丹沢の最後の秘境”で新緑と紅葉の季節が素晴らしい、天気が良ければ清冽な渓流が見られます、とマッシー伊藤さんから教えていただいたコースです。久しぶりにスッキリ晴という天気予報は、玄(くろ)倉林道ハイキングには絶好のチャンスでした。

01dsc03726_2

玄(くろ)倉林道に入ってすぐに車止めがあり、既に10数台の車が駐車されていました。ここに車を置いて7:15に歩き始めました。

02dsc03731_2

隧道が何ヶ所かありますよと教えていただいた通り、歩き始めてすぐに隧道が現れ、出口の向こうには新緑が萌えたっていました。空気はヒンヤリとしてとても爽やかでした。この隧道の先にまた隧道が現れ、それは300mと長くカーブしていて中は真っ暗でした。これも教えていただいた通りヘッドランプを持参して助かりました。

03dsc03734_2

丹沢山系は広いエリアにいくつもの山が連なっていますので、さまざまなコースをとることができます。

04dsc03735_2

丹沢はまた水が豊富で沢が多く沢登りもできるのですが、よく道に迷う人や遭難する人もいるようです。

05dsc03736_2

玄(くろ)倉ダムの貯水池の水の色がブルーに染まっていました。まるで青葉を染料のように溶かし込んだかのようでした。もし雨が降って濁流が流れていたらお目にかかれなかった光景です。

06dsc03738_2

夫婦と二人の釣り人が先行していました。好天の日曜日ですので、丹沢のメインルートにはどっと人が入っていると思われますが、この林道には人影はぽつりぽつりとしかみえず、なるほど“秘境”の雰囲気です。

07dsc03741_2

緑のシャワーを浴びながら渓流の音を聞きながら、緩やかな上りが続いていて、空気もヒンヤリとしていて贅沢なハイキングコースです。夏も涼しいかもしれません。

08dsc03743_2

緑に囲まれた渓流も素晴らしいのですが、紅葉の時期にはさぞかしとも思われました。

09dsc03744_2

このルートから、主峰の蛭ヶ岳や丹沢山、塔ノ岳などいろいろな山に登ることができますのでさまざまな山歩きを楽しむことができそうです。

10dsc03748_2

今日の目的地のユーシンロッジに約2時間で到着しました。このロッジは現在休業中ですが、登山基地のようなもので、ほとんどの人はここから登山を目指すようです。到着時間が9:15でしたので、どれかの山に登ることも可能でしたが、今日は好天気でしたのでハイキング気分でのんびりしたく、ここから引き返しました。

大山の緑もきれいでしたが、渓流にかぶさる丹沢の緑も一段と素晴らしく、秋の紅葉シーズンが楽しみです。また一つ楽しみなコースが増えました。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年5月12日 (土)

伊豆半島 雲見温泉

伊豆半島は1日で一周することができますが、久しぶりですし、のんびりと廻りたいし美味しい魚も食べたいと思い、西伊豆の雲見温泉に一泊しました。(5/1011

21dsc03699

22dsc03701

雲見漁港は西伊豆の小さな漁港ですが、人気のダイビングスポットがあり船釣りの基地としても有名です。良質の温泉も湧きますので漁船を持っている網本さん達が民宿を経営していて、釣り客やダイビング客が美味しい魚を楽しみに集まります。

23dsc03685

24dsc03691

25dsc03696

温泉街の目の前は浜になっていて、更に磯づたいにちょっと脚を伸ばせば絶景や夕日を見ることもできます。

26dsc03703

鮑、伊勢エビ、金目鯛の煮付け、新鮮な海の幸を堪能しました。

27dsc03717

翌日、朝早く浜に出ましたら、駿河湾の向こうに霞がかかった富士山が海に浮かんでいるように見えました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

伊豆半島 ダイビングスポット

三浦半島で育ち、小さい頃は海遊びや釣り、学生時代はヨットといつも海に馴染んでいました。50代になって少しゆとりができた頃、海の中に入るようになったのは自然の成り行きだったような気がします。10年間夢中になったダイビングを離れてもう数年たちました。伊豆半島一周は、ダイビングスポット巡りでもありました。

11dsc03637

12dsc03641

大瀬(おせ)崎は、伊豆半島のダイビングのメッカです。私もここでライセンスをとる時の海洋実習を行いました。ウェットスーツヤドライスーツを着たり機材のチェックを行います。ウェットスーツは海水が入ってきますので寒い時には辛いのですが、直接海を感じることができます。一方ドライスーツは水が入ってきませんのでTシャツなどを着たまま装着できますので冬の海でも潜ることができます。若い人はドライスーツが主流で、特に若い人はほとんどがドライスーツのようです。機材の中では特に酸素ボンベは命綱ですから、酸素(残圧計で確認)は十分か漏れていないか、酸素をちゃんと吸うことができるかなど入念なチェックを行います。何回潜っても緊張する瞬間です。

13dsc03643

インストラクターと実習生のマンツーマンの海洋実習のようです。プールなどで何回か練習した後の海洋実習で初めて潜った時は緊張と不安で心臓はパクパクでした。きっと彼女も同じ状態だと思います。

14dsc03636

大瀬崎は水深が浅い割には魚種が豊富なことで知られていますので、水中カメラのプロや愛好家が多く集まるところです。この日もいかにもという人が一人で入っていきました。通常ダイビングにはライセンスが必要で、それが初級ライセンスであればバディといわれる相棒と必ずペアを組む、また必ず中級以上のライセンスを持っているインストラクターと一緒に潜るというルールがあるのですが、この人は一人ですので多分ベテランと思われます。この日の透明度(どのくらい見えるかという尺度)は10mとのことでしたので近場の海としてはまあまあのコンディションのようでした

15dsc03640

無事潜り終えてホッとして、達成感を感じる瞬間です。海のミネラル成分が皮膚を通して体内に吸収されるせいか、血液成分と海の成分が近いせいか、何となくの疲れも感じますが身体が活性化されたような心地よさも感じたものです。

16dsc03669

17dsc03668

18yuuhi06

次に訪れたのが田子ダイビングセンターです。ライセンスを取得してから一番多く通ったところです。アットホームで、よくマンツーマンで潜らせてもらいました。ボートでちょっと出れば好スポットや深いスポットもあります。最も深いところに潜った(40m)スポットでもあります。水中では10mごとに1気圧の水圧がかかります。40mであれば4気圧となり、ジュースやビールの缶などはつぶれます。その水圧が身体全体にかかっているはずですが、沈黙のシーンとした世界や時々姿を見せる大魚に目を奪われたりして、潜水中は水圧をあまり体感することもありませんでした。ここは夕日(画像はHPから拝借しました)が美しいスポットでもあり、潜った後、心地よいけだるさを感じながら、夕日を見た懐かしい思い出の場所です。

19dsc03681

20dsc03690

西伊豆の雲見漁港も何回か通ったスポットです。波に洗われた岩礁が美しく、この岩礁の海の中はちょっとした洞穴があったり、複雑な地形が入りくんでいますので、様々な魚を見ることができ人気のスポットです。特に人気のスポットが真ん中に位置する牛着岩です。最大水深が26mと比較的浅いのですが、人が通れる洞穴が20以上もあり海底の迷宮といわれています。

伊豆半島で腕を磨いてからは、国内では沖縄、海外ではモルディブへと行動半径も広がりました。どこへ行っても海が見えれば海の中はどうなっているのだろう、どんな魚や生物がいるのだろうと思ってしまう習性はいまだになくなりません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

伊豆半島 一周ドライブ

1年に何回かは無性に海を見たくなります。5/10(木)~11(金)伊豆半島に出かけました。伊豆半島は一日で一周できますが、折角ですのでのんびりと一泊することにしました。何年ぶりか思い出せないくらい久しぶりでした。

01dsc03615

02dsc03621

03dsc03627

04dsc03645

伊豆半島には海沿いの道や、修善寺や天城峠ルートなどの山の中を走る道などがあり、いろいろなルートをとることができます。今回は東名高速沼津IC経由で、大瀬(おせ)崎を皮切りに海沿いの道を反時計回りに一周しました。海を見ながらのドライブは快適そのもので、心が解き放されたような気持ちになりました。係留されているヨットを見れば、20代の頃ヨットに興じたことも懐かしく思い出されました。あの頃は何もかもが希望に満ちていたような気がしましたし、それは若さゆえかあるいは時代がそういう時代であったのか、それにひきかえ今の若者は気の毒だなあとも思われ、子や孫のことを思うとちょっと哀しくもなりました。

05dsc03655

06dsc03652

このルートはダイビングでよく通った道で、その帰り途に定番のように心太(トコロテン)を食べました。日本一美味しいと謳っていて、地元の海で採れた天草を使い無添加で、あちこち食べ比べをしたことはありませんがたしかに美味しいのです。シコシコして後味がさっぱりしてすっきりします。

07dsc03673

08dsc03676

09dsc03721

10dsc03722

11dsc03725

伊豆半島は海の間近に山が迫り、入江が入りくんでいるために堂ヶ島のような名勝地もありますが、どこの風景も海の青と小島や海に迫った丘陵の緑が微妙に入りくんでいて、その都度違った絵を見ているようです。緑が最も海に近くなり岩礁風景が美しい西伊豆で一泊し、翌日南伊豆から東伊豆へと走ると白い砂浜も見ることができ、海岸線の様相も微妙に変化して、飽きることはありませんでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年5月11日 (金)

ダウラギリへ ガンバレ

ヒマラヤ8,000m14座の登頂を目指している日本人登山家の竹内洋岳さんが、最後に残ったダウラギリ(8,167m:世界7位)への挑戦に向かったとのことです。

Photo

5/8の読売新聞の記事によりますと、5/4にカトマンズ(1,500m)からダウラギリベースキャンプ(4,600m)へヘリコプターで入ったとのことです。ここで高度順応を行って5/20頃に頂上アタックするとのことです。カトマンズとベースキャンプとの標高差は3,100mありますので普通であれば高山病の危険がありますが、竹内さんは高度に強く大丈夫だそうです。うらやましい!

Photo_2

新聞に掲載されたダウラギリの画像(鮮明ではありませんが)は、予定されている登山ルートを真っ正面から撮ったものと思われ、ダウラギリ氷河が右端に見えます。

106dsc01075_2

新年のダウラギリ氷河ハイキングでも先日のラウンドアンナプルナでもタサンビレッジから、夜明けから日暮れまで何回も何回も見ましたのでダウラギリには愛着があります。ロッジからは目の前に迫ってくるように見え、氷河は足下まで迫ってくるようでもあります。いつか訪れることがあれば、その時にはこの氷河の端にでも近づいてみたいものです。竹内さんは稜線の裏側のルートを登るようです。

107dsc01076

ロッジ(2,800m)から見ますとダウラギリは手が届くようでもありますが、朝陽に輝くあの頂きまで一歩一歩(カメラマン同行)で登るというのは、空恐ろしくもあります。ロッジからですと山頂までの標高差は5,300mありますが、何回見てもこの高さの距離感がうまく捉えられません。たとえば平地のサバンナで5km先の目印は見えるものかどうか、見えたとしたらどのように見えるのか。あるいはスカイツリーは高さ634mですが地上から見上げるととても高く見えます。ロッジからダウラギリまでの標高差はスカイツリーの9倍もあるのですが、そこまでの実感はありません。ベースキャンプから頂上までの標高差は3,500mですからスカイツリーの6倍の高さです。そこまで登るのかと思いますと人間業ではありませんし、おまけに酸素が薄くなり、寒さや雪崩の危険などを考えますと、更に更に空恐ろしくなります。竹内さんガンバレ!です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年5月 8日 (火)

大山登山 花より団子

今日(5/8)大山に登りましたら、青々とした樹葉と共に小さな花も目にとまりました。

21dsc03579_2

22dsc03580_2

23dsc03582_2

24dsc03585_2

25dsc03602_2

26dsc03608_2

前回(4/29)は、大山の特長ともいえる石段の急登に身体がついて行けず、まわりを見渡すゆとりがまるでありませんでした。それに比べて今日は青葉が生き生きと青く、これといって珍しくもない小さな花までが存在感をあらわにして、目をひきました。とても楽しい半日ハイキングでした。

27dsc03596_2

28dsc03600_2

頂上に着きますと、まるで待ってくれていたように遅咲きの桜が満開でした。これも思いがけないプレゼントをいただいたようなとても得した気分でした。

29dsc03613_2

下山道から続く商店街には大山名物の諸々やお土産品が並べられています。上り始めの時間帯はまだ店は開いていませんが、下山の頃はお店は開いていてちょうどお腹が空く頃でした。花より団子ともいいますし・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

大山登山 目に青葉

4/8にネパールから帰国して、だいぶ疲れもとれた頃(4/29)、“ヒマラヤに比べれば大山ごとき”と軽い気持ちで大山登山に出かけたのですが、足は上がらずおまけに翌日から筋肉痛(特にふくらはぎ)にみまわれました。富士登山でもラウンドアンナプルナでもなかったことでした。これはいけないと、今日(5/8)再び大山登山に出かけました。朝早くヒンヤリとした空気の中、青々とした樹葉が目に飛び込んできました。

01dsc03543

02dsc03552

03dsc03558

04dsc03559

05dsc03561

ヒマラヤにどっぷりと浸かり、ヒマラヤに橋まで架けてしまった“ヒマラヤのドン・キ・ホーテ”の著者でもある作家の根深誠氏は、“後年ヒマラヤへ出かけるようになってから、日本の山々は甚だ小規模なものに思われた。しかし、そのきめ細やかな自然の機微はヒマラヤにはないものであり、ほのぼのとした愛着の念を抱かずにはいられない。スケールとは関係なく日本の山は繊細で美しいのである。”と語っています。たしかに緑にも淡い緑や濃い緑があり、彩りが鮮やかで、十分私たちの目を楽しませてくれています。

06dsc03572

07dsc03578

大山は標高1,272mと決して高い山ではありませんが、登山口から頂上まで全山岩だらけで、石段上りの連続です。おまけにその石段の一段が高く、大きく足を上げなければなりませんので急登のトレーニングにはうってつけです。今回は前回と違って比較的足取りも軽く、身体が急登にうまく反応できた感じがしました。身体はちょっと怠けるとすぐに退化し、きちんとトレーニングすればそれなりに応えてくれるようです。

08dsc03595

緑を楽しみ、足をせっせと運べば2時間から2時間半くらいで頂上に着きます。そこで富士山を目にすれば、たとえボーッと霞んでいてもおまけのプレゼントをいただいたようで得した気になります。霞がかかった富士山はまるで空中に浮かんでいるようでした。

09dsc03607

上りは男坂を、下りは女坂を下れば大山寺があります。大山寺の階段を下れば、ちょっと巡礼の旅に出かけたような気持ちにもなれます。

10dsc03612

早朝5時半に自宅を出、6時半に駐車場到着し、朝食を食べ身繕いして7時に登山を開始すれば11時頃に下山できます。下山道から続くお土産品屋の棚に、珍しいものを発見しました。小田原・箱根名物?のゴールデンオレンジです。この果物はこの地域特有のもので、この時期ならではのものです。この時期箱根の旧道歩きをした時、やはり店先で見つけたことがあり、必ず買って帰ったものです。小粒ながら甘みと酸味がしっかりとしていて年に1回の楽しみでもありますので躊躇なくゲットしました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年5月 4日 (金)

ラウンドアンアプルナ 出会った人・再会した人

今回のラウンドアンアプルナは3回目のヒマラヤでした。そこで思わない人との出会いがあり、楽しみにしていた人たちとの再会がありました。

Photo_10

タイのバンコクからカトマンズへ向かうフライトでは、ヒマラヤ観光開発の井本さん(エベレスト2回登頂の凄い人で“ツール・ド・モンブラン”でガイドをしてもらいました)と昵懇のSさんと隣り合わせとなりました。Sさんの方から気軽に声をかけられ、前日井本さんと電話で話をしたばかりとのことでびっくりしました。今回はアイランドピーク(6,160m)に登るということを、ちょっと裏山に登るようなノリで話をしていました。アイランドピークは、エベレストに挑戦する人が高度順応のために登ったり、5,000mのトレッキングを終えた人が目指すということで知られた山で、Sさんももしかしたら井本さんにガイドをお願いしてエベレストに登ってしまうかもしれません。但し、通常ですと750万円くらいかかるそうですから、費用の方が大変かもしれません。Sさんはカトマンズのこともヒマラヤのこともよく知っていて、いろいろな情報をいただきました。またカトマンズかヒマラヤで遇いそうな気がします。

Photo_11

4ヶ月前、12/291/7の9日間、“ダウラギリ氷河ロッジ滞在ジョムソン・ハイキング”(西遊主催)に出かけた時にお世話になったのがガイドのスディールさんです。写真はタサンビレッジの玄関で、たまたまトヨタVIP出迎えのために滞在していた社長のトラチャンと一緒に撮りました。このツアーは参加者3人の小規模グループで、スディールさんの写真を数多く撮りましたのでアルバムをつくりました。今回マドンナさんからカトマンズの西遊さんの事務所経由でスディールさんに届けようと思ったところバッタリカトマンズ空港で出会いました。思いもかけない出会いに驚き、あたかも待ち合わせをしていたようにその場でアルバムを渡すことができました。友だちが一人できたような気分で、スディールさんは日本語ペラペラですので、これからまた会ったり、ガイドをお願いしたり、一緒することもあるかもしれません。

Photo_12

Photo_13

タサンビレッジの社長の弟さんで支配人のトラチャンには、前回とてもお世話になりました。部屋をダウラギリ側とニウギリ側の両方使わせてくれたり、屋上でビールが飲みたいというとホイホイとビールを持ってきてくれたり、屋上でぼんやりしているとお茶を持ってきてくれたりと何かと世話をやいてもらいました。今回のトレッキングでは何とかしてトロンパスを越えてタサンビレッジに辿り着きたいと思ったのは、トラチャンに会うことと前回撮った写真のアルバムを届けたいと思ったからです。玄関を入ると私のことを覚えてくれていて、アルバムを渡したらとても喜んでくれました。いつかまたこのタサンビレッジを訪れたく、その時は目前に迫ってくるように見えるダウラギリ氷河に近づいてみたいと思っているのですが、ここまで来るにはカトマンズからポカラへ、ポカラからジョムソンへと飛行機を使わなければならず、そのフライトはちょっと天候が崩れると欠航になるという難点があり、代替手段としてはポカラから車で8時間の凸凹道の危険な山岳ドライブを覚悟しなければならないという難点があります。

Photo_14

ホテル・エベレスト・ビューを建設した棟梁夫人の岩下さんとタサンビレッジの玄関で再会するとは夢々思いませんでした。私たちが到着して玄関で靴を脱いでいる時散歩から帰ってきた岩下さんとバッタリ。昨年“ツール・ド・モンブラン”で一緒して、ロッジに着くたびに何はともあれ乾杯をして、シャモニーではムール貝を肴にビールだ白ワインだと騒いで、次はアンナプルナ内院に行こうかとも相談していたのですが、結局岩下さんは“歩かないヒマラヤ”に参加し、私はラウンドアンナプルナで、それぞれのヒマラヤ行きとなりました。まさかそのヒマラヤで乾杯できるとは・・・。ご一行の8名の皆様は、岩下さんと私は同年で、叔母様も60代ですが、他の皆さんは70代だそうです。どなたかの喜寿のお祝いのツアーだったそうで、帰国後岩下さんと電話をすれば、私たちもあと10年くらいはヒマラヤに行けますよ! 頑張りましょう! とハッパをかけられてしまいました。

Photo_15

“歩かないヒマラヤ”を率いていたのはヒマラヤ観光開発の丸山さんで、丸山さんとは新橋のオフィスでしか顔を合わせたことはなく、こうして2人でダウラギリを見ているというのが現実のことのようには思えませんでした。丸山さんが率いていたご一行様のおば様方は、女医さん達とのことで、岩下さんと叔母様が薬剤師ですので、かなり頼もしい軍団です。スケジュールもジョムソン~ポカラ~カトマンズ~ルクラ~シャンボチェと飛行機で移動し、シャンボチェ(3,800m)で2時間前後高度順応しただけでホテル・エベレスト・ビュー(3,880m)に上ったそうです。足がご不自由な叔母様は馬を利用したそうで、誰も高山病にかからなかったそうです。私が昨年ホテル・エベレスト・ビューに宿泊した時は、シャンボチェから高度順応のために一度ナムチェ(3,440m)に下って1泊し、翌日ホテル・エベレスト・ビューに宿泊したのですが、それでも起きていても寝ていても息苦しく高度順応がうまくできませんでした。一体ご一行様はどこでどのように高度順応したのか不思議です。女性の肺が心臓と同じように強いのか、女医さんや薬剤師さんたちは特別な肺を持っているのか、何か秘訣があるのか知りたいものです。皆さんはヒマラヤ観光開発の宮原社長が日本に帰国するたびに集まっているそうで、6月にも宮原社長が帰国するので集まるとのことです。私も誘われているのですが、かなり強心肺のおば様方の中で黒一点というのはどうもなぁ~~と躊躇しているところです。

P3260921

マドンナさんとは年末・年始の時にはカトマンズで会うことになっていたのですが、マドンナさん達が天候不良のためにルクラで身動きできず会うことができませんでした。時々メールを通じて情報交換していますので、久しぶりという感じはしませんでしたが、やっと会えたという感じでした。写真は、留学中のクラスメイトの皆さんとカトマンズ盆地の東端にある古代ネワール人の都市バクタブール市へ出かけた時のものだそうです。以下マドンナさんの説明によると “通っている学校はトリブバン大学の言語学キャンパスで”ビソバサキャンパス”と言います。学期は2月(ウインターコース)と8月(サアーコース)に始まります。私は2月開始のウインターコースのファーストセメターの学生です。8月からセカンドセメターに進む予定です。今回のファーストセメターは2クラス(AB)あって50人位の生徒がいるようです。私のクラスは25人位(と言うのは初日だけ来て、それ以来 来ていない人がいるので確かな人数ではありません)日本人が一番多いです(半数くらい)。アメリカ、フランス、ニュージーランド、ガテマラ、アフリカ、インドネシア、中国人が各1人。韓国人が2人。日本人の男子が2人。日本人女子が10名。他にアメリカ人?イタリア人?らしき人が数人いたようですが、記憶に残っていません。ここから先は私の個人的な意見です。熱心に授業に出ているのは韓国の二人(エリザベスとヘンニャ)、ニュージーランドのアダム、ガテマラのロドリゴ、写真(左端)に写っている日本人のまな、と私くらいです。他の生徒はいわゆる“ビサコ ラギ」と言いまして、ビサ(学生ビサ)の為に出席率が必要な感じです。ビサが半年だけ有ればよい人は学生ビサが取れた段階で来なくなったようです。最初は私も「ビサ コ ラギ」のつもりでした。それとトレッキングに行くためにネパール語が必要でした。ツーリストビサ年間150日しか滞在出来ませんので、それ以上の滞在の場合、学生ビサが手っ取り早い方法なのです。でも、貴重なネパールでの生活。日常会話が出来るだけでなく、きちんと学んで正しいネパール語を話せるようになりたいと思うようになりました。” というわけで、一生懸命勉強しながらヒマラヤを歩き、度胸と愛嬌ですっかり現地に溶け込んでいるようです。

3回のヒマラヤ行きを通じて、もう一度行ってみたいホテル・エベレスト・ビューやタサンビレッジのようなお気に入りの場所・トレッキングの拠点がみつかり、またいつか会いたい人も何人かいて、一緒に出かけたい人も何人かいて、またあと10年くらいはポチポチとヒマラヤへ挑戦できるかもしれませんし、これからも楽しみなヒマラヤです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年5月 3日 (木)

ラウンドアンナプルナ 血中酸素と呼吸

今回の“ラウンドアンナプルナ完全周遊25日間”に出かけるにあたって、トロンフェディ(4,450m)での宿泊とトロンパス(5,416m)越えに心肺が耐えられるかどうかが最大の課題でした。

Photo

三浦雄一郎さんのミウラベースでは、高地での薄い空気の体験とトレーニングをすることができますので、ツアー出発(3/15)前、3/12(月)に4,000m4,500mを、3/13(火)には5,000m5,500mの体験・トレーニングを行いました。時間はそれぞれ90分でした。

Spo2

このグラフは5,500m(酸素は地上の52%くらいの薄さ)での血中酸素濃度の推移を示したものです。低酸素室に入って普通の呼吸をしていますとたちまち唇は紫色になり、瞼が重くなったり、頭がボーッとしたりと高山病の初期症状が現れます。グラフはウオーキングをしながら5分間普通の呼吸、次に5分間深呼吸を30分間繰り返し、5分間の休憩をはさんで次に一段のステップを上がったり降りたりをやはり5分ごとに30分間繰り返した時の血中酸素の推移です。普通の呼吸の時には、血中酸素は6070%台ですが、深呼吸をしますと80%台へと上昇しています。要は酸素の薄い高地でも深呼吸をすれば、平常時の呼吸に比べて10%以上血中酸素が上昇すればいいわけで、血中酸素濃度が上昇すれば高山病を防ぐことができ、高地登山も大丈夫ということがわかりましたので少し安心してツアーに出かけることができました。

 

 

標高(m)

時間

血中酸素

脈拍

3/17

カトマンズ

1400

5:00

97

81

3/17

ベシサハール

760

17:00

97

78

3/18

バウンダウ

1310

16:00

97

107

3/19

チェムジュ

1380

16:00

97

74

3/20

タラバニ

1860

15:00

95

99

3/21

チャーメ

2670

14:40

96

106

3/22

ピサン

3200

14:00

94

108

3/23

マナン

3540

14:45

96

102

3/24

マナン/ゴンバ

3750

9:30

93

111

3/25

ヤクカルカ

4018

13:25

95

93

3/26

トロンフェディ

4450

12:45

94

104

3/27

トロンフェディ

4450

睡眠時

73

118

3/27

トロンパス

5416

9:30

90

105

この表は呼吸器の主治医から指示された血中酸素の一覧表です。標高が4,000mを越えたロッジで、最も呼吸が浅くなる睡眠時には73%と低くなっていますが、日中行動している時には5,000mを越えたトロンパスでも90%ありましたので、高山病にもならずあまり息苦しくは感じませんでした。通常80%台あれば大丈夫といわれていますので、90%台であれば更に安心で、車に例えれば排気量が多くなるので、その分馬力が出るのではないかと思ったりもしました。

今回最も心配された心肺への影響はみられず、今後のヒマラヤへの展望が開けましたし、また高山病をクリアできたことや急登や長い上りが苦にならなかったことも今後の安心材料で、これはミウラベースで教えてもらった呼吸法のおかげです。例えば平坦な道を歩く時と階段や急坂を上る時では足の運びやリズムが異なり、それに応じて呼吸のリズムも異なります。長い行程でしたので、次第に高度を上げながら徐々にそのリズムを身体で覚えることができ、これからのヒマラヤや富士登山にも役に立ちそうです。ということで大きな収穫が得られたトレッキングで、不安を抱えながらも挑戦した甲斐がありました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年5月 2日 (水)

ツアー23日目 マドンナさん~帰国

4/6(金)は一日中自由行動の日でした。カトマンズ市内の主な観光スポットはほとんど見ましたので午前中は部屋でのんびりし、午後からマドンナさんと昼食と夕食を一緒にしました。

 

01

マドンナさんと鈴木さんと3人で、マドンナさんとっておきの寛ぎのスポットで昼食をとりました。

02dsc03510

昼食後それぞれ記念写真?を撮って、この後どこか飲めるところで乾杯しようということになったのですが、鈴木さんの体調が回復しないために鈴木さんを送って一度ホテルに戻りました。

03dsc03516

鈴木さんをホテルに送り届けてから、改めてマドンナさんと二人で、ナポリ出身のイタリア人が経営する“ファイヤー&アイス”という店に行きました。本物のピザが食べられるということで人気があり、あっという間に席は埋まっていました。

04dsc03513

何はともあれ再会とラウンドアンナプルナ踏破を祝して乾杯しました。つまみにグリーンサラダをオーダーしました。

05dsc03515

ビールの後は赤ワインでもう一度乾杯して、つまみにサラミやチーズをとりました。この店に坐ったのが16:00で、ワインのボトルも空になる頃、気が付けばすっかり日がくれて20:00近くにもなってしまいました。

06dsc03517_2

だいぶ時間がたちましたので、勘定支払のために円と現地通貨のレート等勘定の計算をしてもらいました。久しぶりに会ったマドンナさんは、ネパール流の諸々に戸惑いながらも元気そうで、随分若返ったようにもみえました。語学留学はヒマラヤのトレッキングのためでもあるということで、これからのヒマラヤの話で盛り上がりました。ネパールにいるマドンナさんは、日本にいる山歩き愛好家にとっては大きな存在で、今秋にはマドンナさんの知り合いの方が10人くらい大挙してヒマラヤに行くそうですし、マドンナさんがネパールにいる間にヒマラヤに行こうと考えている人もいるようです。まるで日本とヒマラヤの親善大使のようでようで、もしかしてネパールに貢献しているのかもしれません。マドンナさんは今までエベレスト街道を歩きカラパタール(5,545m)やゴーキョ(5,360m)登頂し、ラウンドアンナプルナでトロンパス(5,416m)を越えていて、次はヒマラヤトレッキングの中で最も挑戦的といわれる“スリーパス越えと3大ピーク登頂(28日間)”に一人で挑戦するとか、いやはや留学中にエベレストまで登ってしまうかもしれません。その実行力・行動力・度胸の源は何だろうと思うのですが、いつもホンワカとした春風がそよそよと吹いているようで、それでいて存在感のある不思議な人です。

08dsc03520

一夜明けて4/7(土)いよいよ帰国です。鈴木さんも何とか自力で歩けるようでホッとしました。

09dsc03521

すっかりお世話になったガイドのアンツェリンとパーソナルポーターのペンバ・シェルパさんが、さっぱりとした格好で私たちを迎えにきてくれました。そのままカトマンズ空港まで送ってもらい、私たちは機上の人となりました。

10dsc03523

タイのバンコク空港では4時間のトランジットがありましたので、いつものようにビールを飲み、好物のトムヤンクンを食べて、ほろ酔い加減で再び飛行機に乗り、予定通り10/8(日)6:00成田空港に到着しました。長かった25日間が終わりました。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2012年5月 1日 (火)

ラウンドアンナプルナ ツアー22日目 カトマンズ

4/5(木)、ポカラからカトマンズに戻り、ホテルにチェックイン後自由行動の一日でした。

 

01dsc03466_2

これで3回目となるポカラ空港の利用です。空港建物の屋上で様々な小型機のフライトを見ていましたら、予定より30分も早く出発するという案内があり慌てて手荷物検査、ボディチェックを受けて飛行機に乗り込みました。

 

02dsc03475

2日間宿泊するヤク・アンド・イエティ(雪男)ホテルには昼前に到着しました。

03

ホテルのロビーに坐っていると、19日前の3/17(土)にここからトレッキングに出発した時の期待と不安が思い出されました。こうして日焼けして元気に同じ場所に戻って来れたことの喜びをしばらく噛みしめました。

04dsc03474

同じロビーには、これからトレッキングに出発するであろう外人グループがガイドさんの説明を熱心に聞き入っていました。きっと19日前の私の気持ちと同じ気持ちで、緊張感に包まれていることと思いました。

05dsc03473

サービスデスクの後ろには大きな曼荼羅が掲げられていて、ネパールに来るたびに曼荼羅図を買って帰りたいと思っているのですが、かなり高額であり、本物と偽物の区別やどれがいいのかなどわからないので、いつも買わずに帰国してしまいます。

06dsc03498

鈴木さんと昼食後、生き女神の少女クマニが住むという世界遺産にも登録されている旧王宮を見学に行きホテルに戻りました。その後鈴木さんが体調不良といってしばらく昼寝するということでしたので、睡眠の邪魔をしてはいけないと思い、ホテルのプールサイドで読書をしたりぼんやりしたりして過ごしました。

07dsc03499

08dsc03505

09dsc03507

10dsc03503

夕食時になっても鈴木さんの体調がおかしく、夕食をパスするということで、ホテルの外に一人で食べに行くのも億劫でしたので、ホテルのレストランに入りました。食事はビュッフェ形式で、長かったロッジ生活での食事メニューが限定されていましたので、いろいろな味が楽しめるビュッフェ形式はありがたく、最後のデザートに至っては思いっきりスイーツを楽しみました。もうここまでくればお腹をこわしてもいいと思ったのですが、何事もありませんでした。それにしても大食漢で私の3倍くらいは食べる鈴木さんが食事を食べたくないということは余程のことで心配でした。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2012年4月 | トップページ | 2012年6月 »