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2012年6月29日 (金)

富士山情報&弾丸登山

富士山の山開きも明後日に迫ってきました。そんな折、いち早くマッシー伊藤さんが、一番大変といわれる須走口から富士山に登り、貴重な直前情報を送っていただきましたので、頂上付近の画像とコメント(メール)を掲載させていただきます。マッシーさんありがとうございます。

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27日、須走口より日帰り登山してきました。今年は雪が多く、7月1日の山開き目指して、除雪と登山道整備に多くの人が作業していました。富士吉田口は除雪が終わり、登りは問題ありません。但し頂上直前の石道は雪の壁になっていています。登山道に雪解け水が流れている状態です。下山専用道は雪が多く、ブルトーザー、ショベルカーの重機を使って除雪作業をしていました。今週中に終わらせる予定と思います。山梨県の必死取り組みが感じられます。山小屋からの要望も強いと思います。今日営業していたのは、8合目トモエ館だけでした。静岡県側の3登山口は一部に雪が残っています。富士宮口から登ってくる人はアイゼンを持っていました。取り急ぎご報告まで。 マッシー伊藤

 

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6/28(木)の日経新聞(夕)に、“弾丸登山”という記事が載っていました。“弾丸登山”というのは、途中で山小屋に一泊しないで日帰り登山することをいうそうです。さしずめマッシーさんは“弾丸小僧”か“弾丸野郎”ということになりますし、私も富士山は原則日帰り登山していますので“弾丸おじさん”ということになります。何故かといえば、日帰り登山が可能ということと、富士山の山小屋には情緒もサービス精神も感じられず、悪天候の時に急遽駆け込んだ時でもまるで難民収容所(幸いにして経験はありませんが)のようでいい印象がなかったからです。混雑は承知ですが、もう少しサービスに心を込めてほしいものです。昨年も同時期に、山小屋経営者の皆さんの声として、日帰りの“神風登山”は危険という記事が出ていたことを思い出しました。もちろん初めて登る人や慎重な人には山小屋宿泊が必要だと思いますが、今まで何人かの初登山の方と一緒したケース全て“弾丸登山”で、皆さん全員無事に登頂しました。早朝出発でゆっくり深呼吸で登れば“弾丸登山”も“神風登山”も可能だと思うのですが。

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2012年6月23日 (土)

丹沢 霧 霧 霧

6/23(土)、雨が降り続いていましたが、週末は雨は上がるとの予報でしたので、丹沢・塔ノ岳(1,491m)登山をしました。

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丹沢山系の天気予報は一日中霧で、コンディションは良くないことを承知で出かけました。6/4に塔ノ岳に登って以来山歩きはしていませんでしたので、脚がムズムズして雨さえ降らなければいいと思い出かけました。今日は最初からカメラはあきらめ、登山中も頂上も、下山中もひたすら霧の中を歩きました。悪天候にもかかわらず週末のせいか若い男女が多いのにびっくりしました。第X次の登山ブームといっていいかもしれません。汗びっしょりになりましたが、帰宅して汗を流せばさっぱりし、ビールも美味しく飲めました。

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2012年6月22日 (金)

夢は大地を

梅雨真っ盛りで、どこにも出かけることができない鬱々とした日々です。最も敬愛する作家、開高健の名言 “人の不幸は部屋の中にじっとしていられないことである。” (耳の物語より)に本当にそうだなと妙に納得してしまっています。

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しとしととそぼ降る雨の音を聞きながら、雨の富良野はいいだろうなあとか、四季折々の風景もいいだろうなあとか、気がつけば広々とした風景に思いを馳せています。花の季節もいいでしょうが、今回の北海道ツアーで花のない土がむき出しになった大地もいいものだと思いました。昨年大晦日に歩いたヒマラヤのカリガンダキの渺々たる風景も折に触れて思い出します。

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北海道の大地に刺激され、もっと広々とした大地、例えば砂漠はどんな風に見えるのか、砂漠に立った時何を考えるのだろうか、それがシルクロードだったら、モンゴルだったら、広野や荒野を求めて夢は駆けめぐっています。

http://www.kaze-travel.co.jp/index.html

情報だけでもと集めているうちに、その情報に触発され、行ってみたいという夢は広がっていた矢先、来年末まで仕事を受けることになり、旅行資金を稼げることはありがたいのですが、徘徊自由度は半分くらいになり、かえって思慕は募るばかりです。

体力があるうちに、あと1~2回くらいはヒマラヤに行きたいし、ネパールと反対側のチベット(中国の圧政の現状に躊躇はしているのですが)からヒマラヤを見てみたいし、砂漠やシルクロードも行きたいし、余生の時間と体力と日々流れてゆく時間を秤にかけています。

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2012年6月19日 (火)

北の大地 岬めぐり

6/13(水)の午後、知床五湖のうち一湖あたりを散策した後、今回のツアーのハイライト、“オーロラ号”による海からの知床半島めぐりでした。今まで何回も知床には来ているのですが、悪天候だったり時間がなかったりで海から知床半島を眺める機会がありませんでした。今回は、心配された濃霧や強風(高波)などもなく海も穏やかで、気温も心配したほど寒くなく、快適に岬めぐりを楽しむことができました。

 

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砕氷船“オーロラ号”がウトロ港を出航して、右手に半島を見ながら沿うようにゆっくりと進みますと、知床連山が現れ、その上には薄雲を散らした淡い青空が広がっていました。知床半島がいくつかの凸凹をもつ一つの大きな山の塊のようなものであることがわかりました。海は濃い碧さをたたえて波静かで、ついいつもの癖で海の中はどうなっているのだろうか、海底の形状はどうなっているのだろうか、どんな魚や生物が生息しているのだろうかなどとおもいをめぐらせてしまいました。知床連山の麓は深い緑におおわれていて、陸からここに立ち入ることできず、それがかえって神秘的でもあります。上陸できるようなポイントもあり、無人島上陸気分で上がりたいような気分もしましたが、いかにもヒグマ(2百頭くらい)が待ちかまえていそうな気配もしました。刻々と変わる海と緑と山と空を眺めた岬めぐりはあっという間で、秘境巡り気分ともっと自然に直接触れてみたい隔靴掻痒的気分の両方を味わいましたが、楽しみにしていた願いが叶って納得した1時間半でした。

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岬めぐりを終え、往路は右に見た斜里岳を左に見ながら、阿寒湖温泉に向かい阿寒湖畔で一泊し、翌日は摩周湖と北海道観光の定番観光コースを廻って、6/14(木)に無事戻りました。

日本列島が梅雨入りしている中、梅雨のないといわれる北海道でも気温が上がるこの時期、眺望を楽しみにしていた旭岳や美幌峠などは霧に包まれましたが、富良野や美瑛では大地と空が大きく広く見えましたし、何より知床半島巡りが海が穏やかで海上散歩には絶好のコンディションに恵まれ、北海道らしさを体感できた4日間でした。

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2012年6月18日 (月)

北の大地 知床五湖

6/13(水)、宿泊した温根湯温泉から美幌峠を越えて知床半島を目指しました。雄大な風景が見られるはずの美幌峠は昨日の旭岳同様濃霧につつまれ、何も見えずただ寒いだけでした。

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バスは美幌峠から知床国道に入り、斜里町に近くなると右手に斜里岳が見えてきました。

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知床半島に入りました。山が海の近くに迫り、その海の最も近い所を走る道が最も好きなドライブコースです。

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沖には、知床巡りの観光船“オーロラ号”がオホーツクの海を滑るように走っていました。昨年の2月に網走港から流氷見物で乗った船で、流氷の時期以外は知床で働いています。午後この船で知床半島を海から眺める予定になっていて、波は静かそうでホッとしました。

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目的地の知床五湖は、半島の高台にできた5つの湖(規模的には沼)ですので、バスは少しずつ高度を上げていき、今走ってきた海沿いの道とその先には観光船が出航するウトロ港が望めました。

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知床連山の主峰羅臼岳(1,660m)が見えてきました。空は抜けるような碧空とはいきませんでしたが、ほんのりと青みがかかっていて、遅い春と間近にせまった初夏の間の穏やかな陽気を象徴するようで、美幌峠の濃霧と寒さがウソのようでした。

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知床五湖は、5つの沼の総称で、一つ一つ名前をつけるのが面倒だったのかどうかわかりませんが、一湖から順番に五湖と呼ばれました。数年前に来た時はクマザサの生い茂る細い道を勝手に歩けましたが、世界遺産に登録された現在は木道の散策道で一湖までしか歩けません。一湖は羅臼岳など知床連山の絶景ポイントです。

五湖を巡る場合は、有料ガイドさんにエスコートしてもらうということになっています。知床半島には二百頭くらいのヒグマが生息しているとのことで、この時期は子育て期で特に危険だそうです。20代の若い女性が自転車でここまで来る途中で、ヒグマに遭遇して怖くなりビジターセンターに駆け込んで、帰途どうしたらいいか相談していました。ヒグマがうようよしていそうな半島内を自転車でしかも一人で乗り回す蛮勇に感心してしまいました。

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2012年6月17日 (日)

北の大地 旭岳山麓

6/12(火)の午後は、北海道内最高峰の山、大雪山系主峰の旭岳(2,291m)展望に向かいました。

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旭岳ロープウェイの終着駅・姿見駅(旭岳の4合目)に着いてみますと霧に包まれていました。午前中の富良野では青空が広がっていたのですが、10分ほどロープウェイに乗っている間にあっという間に霧が沸き上がってきました。自然の変化、山の天候の変化は想像以上に速く怖ろしいものでした。

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4合目(1,600m)から5合目(1,670m)までは1時間弱で周遊できるとのことでしたが、主峰旭岳の勇姿を見ることも大雪山系の山々を見ることもできませんでした。雪が残っていて、微妙にアイスバーンとシャーベット状がまだらになっていましたのでいける所まで歩いてみました。

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少しメタボ気味のキタキツネが気だるそうに寛いでいました。このキタキツネやエゾシカはバスの中からもあちこちで見ることができましたが、さすがにヒグマにお目にかかることはできませんでした。

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エゾシマリスが木の根などの餌をゲットして頬をふくらませていました。生きているものは愛おしく、小動物は可愛いものです。

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エゾリュウキンカ

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メアカンキンバイ

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キバナシャクナゲ

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エゾノツガザクラ

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チングルマ

夏の高山植物には少し早い時期でしたが、いくつかの高山植物たちが咲いていて、つかの間目を楽しませてくれました。

富良野の大きな大地と、大雪山系の麓で生きる生き物たちとけなげに咲く花々と、自然を感じることができた一日でした。

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2012年6月16日 (土)

北の大地 富良野

6/12(火)、十勝川温泉から富良野へと向かいました。前日どんよりと厚い雲がたれこめていたのですが、青空が見えてきました。

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富良野への道は真っ直ぐに延びていて、あちらの丘に吸い込まれているようで、青く広がった空も大きく見えました。

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富良野・美瑛地域の丘陵地帯は、広大なお花畑が手入れされていました。ラベンダーなどの花の時期には早く、彩り鮮やかなパッチワークは見られませんでしたが、360度の展望は気持ちをでっかくさせてくれました。

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観光コースを外れて気ままに散策すれば、思いがけない光景が広がっていて、雲の動きを見ているだけでも面白く、のんびりとした気持ちになれました。この光景は春夏秋冬それぞれに素晴らしいものだろうと思われましたが、一方では自然の厳しさとここで暮らすことの厳しさも想われました。目の前の広大な土地の多くは離農により手放されたものも多いようです。美しい大地と厳しい生活、この背中合わせの現実にしばしもの思いに浸っていますと、どこからか“北の国から”のメロディーが聞こえてくるようでした。

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2012年6月15日 (金)

北の大地 十勝平野の花たち

6/11(月)“夏色北海道 ゆとりの休日4日間”というツアーに出発しました。20組の熟年カップル一行は老人会の旅行のようでもありました。

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6/11の午後、とかち帯広空港に降り立ち、バスに乗り込みますと、新潟県とほぼ同じ面積の十勝平野が広がっていました。

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“花と大地のシンフォニー”という謳い文句の紫竹ガーデンを訪れました。本格的な花のシーズンには少し早いこの時期ですが、それでも花々たちは群落をなして華々しく主張するでもなく、土の養分を色とりどりの花びらに昇華して、目に沁みる緑の中でひっそりと花開いていました。さまざまな姿の花びらや彩りは自然の造形力の素晴らしさを感じさせてくれました。

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このガーデンの所有者紫竹昭葉さんは、平成元年に1万8千坪の牧草地を購入して北海道を代表するガーデンに育てあげました。昭葉さんのファッションは、帽子も上着もズボンも手袋も全て花模様づくしでした。離農によってうち捨てられ荒れ果てた牧草地や田畑を、何とか花で埋めつくし、北海道をフラワーアイランドにしようと頑張っていました。

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2012年6月10日 (日)

幻の ポルシェで北海道

今年の初め、ヒマラヤのベテラン鈴木さんとヨーロッパアルプスに一緒した早坂さんと3人で飲んだ時、ポルシェ気狂いの早坂さんの愛車で北海道、特に道東を重点的にぶっ飛ばそうという話で盛り上がり、すっかりその気になっていたのですが、なんと早坂さんがそのポルシェで事故ってしまい残念ながらそのプランはおじゃんとなってしまいました。

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北海道は何回もドライブして回ったことがあり、釧路から厚岸、霧多布根室へと抜け、風蓮湖や風連川の景色を見ながら野付半島をじっくりと巡る知床あたりまでのコースは素晴らしいもので、そこを走ったハンドルの感触が蘇るようです。特に野付半島は、北海道でも最も海を近くに感じることができるポイントで、以前は車でそのまま海に突っ込んでいってしまうのではないかという印象がありましたが、最近は路も整備されているようで、それがいいのか悪いのか・・。(画像は別海町町役場提供)

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トドマツの原生林が海水に浸食されてできたトドワラの風景も、長い年月をかけてゆっくりと滅びゆく自然の潔さと厳かさを見せてくれます。大白鳥の飛来地としても有名な風蓮湖や幻の魚イトウの生息地としても知られる風連川のあたりの風景は、水音と風の音しかなく、思いっきり自然を感じることができます。また野付半島や風蓮湖に面した別海町は、パイロットファームとして広大な荒野が開拓された地域で、北海道でも最高のドライブルートです。(画像は根室振興局提供)

何とか道東を走ってみようとプランを考えたのですが、空港からレンタカーを利用するにしてもフェリーで行くにしても交通費はかなりの額になりますので、あまり短い日程ではもったいなく、グズグズ考えている間に仕事を受けることになり(ヒマラヤへの資金稼ぎにはありがたいことですが)道東ドライブはあきらめることにしました。かくしてところポルシェと共に道東風景も幻となってしまいましたが、どうしても北海道の大地を踏んで大気が吸いたく、カミさんはお花畑を、私は知床半島を海から眺めるというツアー(6/1114)がありとにもかくにも北海道に行くことにしました。道東ドライブは、改めて秋頃仕事の合間に出かけられるといいのですが。

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2012年6月 8日 (金)

日本登山医学会 M先生のお話し ②

先月、高地健康診断のM先生から電話をいただき、6月の日本登山医学会の学会で、私の重篤例を発表するというお話しをいただいたことはこのブログでご紹介しました。そのM先生から、7月に予定している登山者検診ネットワークの例会(2ヶ月毎開催)で、ヒマラヤ観光開発の井本さんから私のトレッキング事例を発表するように提案したとの電話がありました。

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「登山者検診ネットワーク」のHPを見ると、なんとM先生こと堀井先生(たおやかなご婦人が8,000m峰のチョー・オユー登頂直前までいかれたとは驚きです)が登場されていましたので、これからはこのブログでも実名でご登場いただけます。活動報告をHPから引用しますと。

「代表的山岳旅行会社3社が企画する標高3,800メートル以上の高所に滞在し登山・トレッキングをする中高年者を対象とし、200610月から20102月末までの受診者(トレッカー・登山者)数は 833 名、送り出すツアー登山会社は全期間を通じて三社、受け入れる医療機関は発足当初 首都圏の7医療機関でありましたが、20102月には18医療機関(東北 3 、関東9 、中部2 、関西 2 、整備中 2 )となっています。また、この成果を毎年内外の学会等において発表し論文を出してきました。」

「検診を受けた登山者・トレッカーは2009116日から同年1231日の間に239名、うち、1名(65歳 女性)が「危険性」が「高い」との判定を受け、自ら参加を辞退されました。さらに56歳女性がナムチェで急性細菌性下痢を発症、自力下山困難にてヘリ搬送でカトマンドウへ、同じく58歳女性もナムチェで下痢を発症、自力にて下山し同じ診断・治療を受けています。また、29日間のトレッキングに参加した65歳女性が7日目に3,685mの高度で下痢を発症、反復したため9日目にヘリにてカトマンドウに搬送、急性細菌性胃腸炎、初期のHACE/HAPEと診断され治療を受けました。」

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ヒマラヤ観光開発の井本さんは、昨年6月にヨーロッパ・アルプスのトッレキング(現地ガイドのビーさんとツーショット)でガイドをしていただきました。このブログでもご紹介しましたが、ヘビースモーカーにもかかわらずエベレストに2回登頂の実績を持つ山男です。堀井先生と井本さんは登山者検診ネットワークに参加していてよく知っているとのことで、井本さんから電話があり、「堀井先生から7月の登山者検診ネットワーク例会で榛沢さんのトレッキングのことを発表したらどうですかという提案をいただいたので発表していいですか」とのことでした。

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堀井先生から、ヒマラヤに行くなら実績がありいろいろ情報をもっているということでSさんの名前を挙げられていましたが、Sさんはバンコクからカトマンズへのフライトで隣り合わせた人でした。アイランドピーク(6,160m)に無事に登頂したとのことです。現役の学校の先生で、何年もヒマラヤに通っているし、ヒマラヤ以外でもツアー会社とは別の利用者サイドでの情報をもっているので、相談するといいということでした。堀井先生~井本さん~Sさんとは“山の仲間”という絆とネットワークで結ばれているようです。私には足元には及びませんが、これからも相談にのっていただけそうな心強い方たちです。

6月の日本登山医学会の学会発表は高地登山にとっては重篤な事例として、7月の例会では「危険性が高く、ドクターストップがかかったにもかかわらず5,000mを越えられた」という事例としての発表になるようです。

私にとっては、肺気腫であると何故階段を上るのも息苦しくなるのかの理屈がイマイチわからず、何故高地にも行けてしまったのかも更にわからず、これを機会にそのあたりがわかるといいなあと思っています。そういった疑問はむしろ大学病院の主治医(呼吸器科)の先生が答えてくれるべきものかもしれませんが、なかなか明確な回答はいただけません。

今秋もう一度、今度は更に高地滞留が長期にわたるヒマラヤ・トレッキングに出かけて試してみようと思っています。

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2012年6月 4日 (月)

丹沢 つつじ

6/4(月)、天気予報の晴れマークに丹沢に向かってしまいました。今日は午後から用件がありましたので、塔ノ岳をピストンしました。カミさんにはすっかり呆れられています。

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人一倍汗っかきなのでしょうか、ちょっと歩いただけで汗が目に入りますので、バンダナは必需品となっています。他の人は割と涼しそうな顔をして、日除けの防止などを被って登っているのですが。

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緑と青い空と白い雲、同じような景色を何回見てもいいものです。自然からのプレゼントはなんとありがたいことでしょう。この景色を見られるだけで満足で、何回でも足を運んでしまいます。

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塔ノ岳山頂から見た富士山には、麓から雲が忍び寄りつつおおいかぶさろうとしていました。おそらく30分もしないうちに雲に包まれてしまうと思います。

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丹沢の山脈(やまなみ)に、雲が影を落としていました。雲は動いていないようでいて、樹林帯に映った影は驚くほどの速さで緑の上を滑っていきました。

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下山を開始して振り向くと、ツツジの向こうに富士山が、今まさに雲一団に襲われようとしていました。

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ツツジが緑の中に紛れ込んでいて、まるで摘んだ花びらをばらまいたようでした。今日は月曜日にもかかわらず登ってくる人がひきもきらずで、インターネットでは丹沢のツツジが見頃と出ていたそうです。ツツジをカメラに納めようという人と、そろそろ梅雨入りかという気配の中で、私のように晴れマークで足が動いてしまった人たちのようでした。

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2012年6月 1日 (金)

マドンナさんのネパール留学記 バンダの嵐

ネパールに語学留学中のマドンナさんから近況のお便りと写真いただきました。

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カトマンズでのマドンナさんのベース(下宿)は2Fで、その2Fに通じる外階段で、大家さん一家?の皆さんと一緒にかしこまっています。現地の方(ネパール人)と私たち日本人とは顔立ちはかなり違いますね。国際空港などで私たち日本人が外国人と一緒にいるとどうしても日本人はおとなしそうに見えますが、マドンナさんは更に優しそうに見えます。

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教材は、やたら文字が“のたくって”いて、それだけで拒絶反応を起こしそうです。トレッキングで時々見かける石(マニ石)に刻まれた経文などまるで読む気がしないものですが、頭が痛くなりそうです。反対にネパール人が漢字やカタカナ文字、ひらがな文字を見た時どう思うのでしょうか。マドンナさんは今最終試験が間近で、ねじりハチマキでこの教材ととっくみあいしている模様で、ヒマラヤを颯爽と歩いている時とはかなり違う気分でしょうね。ガンバレ!

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ネパールの政治が大混乱していて、名物(迷物)のようになっているバンダ(ゼネスト)の嵐の洗礼を受けて、市民の皆さんは外出もままならないようです。おまけに生活面では計画停電(日本でもお馴染みになりましたが)や計画断水などが定着していて、こちらからみるとずいぶん不便そうですが、マドンナさんは何とか対応している様子です。肝心の勉強面では、学校は休みが多く、授業は数えるくらいしかないとのことで、大迷惑のようですが、それでも そうです!!ネパールでは明日の事さえ本当のところはわからないのです。明日学校があるかないか、会社が休みかどうか、店が開いているかどうか・・・すべてその時になってみないとわからないのです。悲観的になっているわけではありませんので、ご心配なく^^。そういう国のようだ!!という話です。” と達観しつつあるようです。きっとこの“憂さ”はヒマラヤに出かけて晴らすことでしょう。

たまたま新聞記事の下欄に「ラサで焼身自殺」という記事が目につきました。チベット自治区の区都ラサで、中国政府のチベット統治に抗議してチベット族の男性が焼身自殺を図ったということです。チベット僧の焼身自殺も相次いでおり、どうなってしまうのでしょうか。ヒマラヤをネパールとは反対側のチベットから見てみたいとも、河口慧海などが命がけで潜入しようとした秘境といわれた国に一度入ってみたいのですが、圧政に追いつめられつつあるチベット族の現状を見たくもないし、気持ちは揺れ動いています。ヒマラヤを挟んでネパールとチベット、それぞれ悩みを抱えているようで、ネパールにはチベットを逃れた人々の難民キャンプもあります。意識するかしないかは別として、そんなところでマドンナさんは勉強しているんですね。

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