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2012年8月31日 (金)

富士山 お鉢巡り

8/29(水)の朝8時頃富士山頂に無事に着いた後、朝食をとって一休みした後“お鉢巡り”をしました。お鉢巡りとは、すり鉢状をした富士山の火口周辺3kmをぐるっと一周することで、平均的な脚力で1時間半くらいかかります。廻る方向は通常は時計回りですが、反時計回りで廻る人もいます。私は今までそえぞれ1回づつ廻ったことがあり、今回は3回目で時計回りで廻りました。

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登ってきた富士吉田口から時計回りに歩き始めますと、先ず眼下に相模湾が飛び込んできました。下界には雲が広がっていて、その雲を足下に眺めながらのお鉢巡りとなりました。

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すり鉢状の火口の向こう側には日本一高い“剣が峰”が聳えていました。不眠で大きな山に登った後、空気が薄い中、さらに小高い山に登るようなもので疲労度はかなりのものです。

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時計回りのコースでは右手に火口を眺め、左手は下界を眺めながら歩くことになります。足下には静岡県が広がっていて、日本一豪快なハイキングコースともいえます。

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御殿場口登下山道や富士宮口登下山道などがあり、それぞれ違った景色を眺めながらの登山・下山ができます。

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吉田口登下山道からほぼ半周すると、かつての気象観測所があった最高地点の剣が峰(3,776m)がさあ登っておいでというように上から見下ろしています。

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残っている気力と体力を振り絞って、この急傾斜を登りました。山頂に滞留している時間が経過していたため高度順応ができたためかほとんど息切れは感じませんでした。皆さん必死の形相で、モクモクと登っていました。

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なんとかかんとか、久しぶりに日本一高い地点に立つことができました。これでカミさんの念願が叶い、最後の富士登山の有終の美を飾ることができました。

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剣が峰に立ってほっとしたのも束の間、残り半周が待っていました。

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日本一標高の高いハイキングコースでもあるお鉢巡りは、天候に恵まれますとぐるっと360°の展望が楽しめ、北岳、間ノ岳、農鳥岳、甲斐駒ヶ岳や八ヶ岳などの南アルプスの山々も見下ろすことができました。

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お鉢巡りを終えて一休み。売店で水を買おうとしましたら売り切れでビールしかないといわれ、仕方なしにビールで乾杯しました。いや旨かった!

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ほろ酔い加減で、大好きな下山道風景を眺めながら今日宿泊予定の八合目の山小屋巴館まで下山しました。

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八合目の山小屋巴館にはちょうどお昼頃に到着し、時間的には十分下山可能なのですが、カミさんが大事をとって山小屋で一泊することにしました。山小屋ももうそろそろ空いているかと思ったのですが、超満員で見知らぬ人と肩摺り合わせて眠るということになりましたが、疲れていたせいかぐっすりと眠ることができ、翌朝(8/30 05:09)の御来光を見た後下山しました。

久しぶりのお鉢巡りでしたが、やはり日本一高い場所からの360°の景観は他では見られないものでした。日本人なら一度は富士山とよくいわれますが、お鉢巡りも天気に恵まれたなら是非一度は見たい風景だと思いました。

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2012年8月30日 (木)

富士山 ヤマの神

8/28(火)、昨年で富士登山はもう止めたと言っていたカミさんが、どういう風の吹き回しか、最後にもう一度富士山に登って、お鉢巡りをして、最高峰の剣が峰に立ちたいと言い出しました。

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22:57)先週はのんびりと出発しましたら、五合目駐車場の手前2km地点でストップさせられましたので、今回は早めに自宅を出発し、五合目駐車場の好位置を確保し、十分な身繕いをして小御嶽神社に登頂成功の祈願をして出発しました。

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23:08)五合目の山道に入りますと、3人の若い女性と2人の若い男性達がワイワイガヤガヤまるで遠足かハイキングにでも行くようなノリで前を歩いていました。お盆も過ぎて、もう人も少なくなっているかと思ったのですが、意外にも賑やかな出発となりました。カミさんは他に人がいたので安心したようですが、若者の足の速さについていけずちょっとショックを受けたようでした。

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04:46)日付が28日から29日に変わって、八合目付近で夜明けを迎えました。まるで仄かにしか見えなかった漁り火が少しずつ火の力を増していき、墨色の空がブルーに変わるこの瞬間が大好きです。この瞬間から今までヘッドランプを頼りに歩いていた山道も明るくなり、全体を見渡せるようになり新しい一日が始まった瞬間です。

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05:06)日の出の時間が日に日に遅くなるようです。先週に比べて30分日の出の時間が遅くなりました。この日の御来光は多い雲に邪魔されて日輪がハッキリせず、その分雲が真っ赤に染まりました。

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05:32)日が上がって間もなく、まるで竜が天を疾駆してゆくような雲が現れ、東の空に消えていきました。何かいいことあるのでしょうか。

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06:46)南側には、藍一色の染料で塗り分けたような、藍染めのような、墨絵のような幻想的な世界が広がっていました。日の出や、雲の動きや、光の屈折によって生まれる天空ショーを眺めることができました。この光景は富士山ならではのものです。

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07:25)何回登っても決して慣れることのない九合目の難所です。息は苦しく、脚は上がらず、なんでまた富士山に来てしまったのだろうという後悔と、それでも一歩一歩ジリジリと目標に向かってゆくモティベーションが何度も交錯するヵ所です。たまに自分はマゾかとも思ったりもします。

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07:46)カミさんは、しぶとく、着実に後をついてきていて、何とか山頂入口の鳥居をくぐることができました。メデタシメデタシでした。

前回同様呼吸は比較的楽だったのですが、脚が上がらず脚力の弱さを再び三度実感しました。このところ山歩きを敬遠しがちで、一緒に大山や丹沢に行っても、私が先に山頂に到着した時点でさっさと途中下山してしまうことの多かったカミさんが心配でしたが、無事に富士山頂に立つことができてホッとしました。

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2012年8月27日 (月)

散歩コース2nd Ver. 森林浴

8/25(日)、2年ぶりに近くの四季の森公園に行きました。ここは自宅からバイクで10分ほどの近場にある県立の自然公園です。

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丘陵地帯の地形をそのまま生かしたかなりの広さの公園で、樹林帯が多く、急傾斜のアップダウンや芝生広場など大人や子供、家族連れなどがそれぞれ楽しめます。くまなく一周すると2~3時間くらいかかります。

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大きくはいくつかのブロックに分かれていて、私がよく行くアップダウンが多いエリアでは百段以上の階段が3ヶ所あります。

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3か所の階段を上ったり下ったりを何回か繰り返すとかなりの運動量になります。平地歩きもそれなりの運動効果はあるのですが、アップダウンで使う筋肉は異なりますので、ここで1~2時間歩き回ると低い山歩きで使うくらいの筋肉は使います。

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ほとんどが森林で緑に覆われていて、随所に休憩小屋や水道、トイレがありますので、マイペースで安心して歩くことができます。

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里山を育成保存している場所もあり、懐かしい風景が見られます。全体ではアップダウンと平地とが同じくらいの割合で配置されていますのでそれぞれの場所での歩くペースと呼吸ペースを確認することもできます。

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里山エリアでは、久しぶりにトンボを間近で見ました。透き通っている羽根とクリクリの目玉がが印象的でした。短い命とゆく夏を惜しむかのようで、もう少しすると赤とんぼの姿が見られるようになると思います。

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大胆にも活性酸素浴している人がいました。皮下脂肪が多いのか、肌が余程頑丈にできているんでしょうか。

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心なしか風が涼しく感じられました。涼を求めてか、エコしているのか、家に居場所がないのか?

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親子3人とワンちゃん2匹のヤングせファミリーも、日陰でゆっくりと休日を楽しんでいました。家にいるよりエコライフです。

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広場の中央にある展望台からは富士山を見ることもでき、空が少し高くなったようにも感じられました。

大山や丹沢など、山を歩きたいのですが、この暑さではさすがに怯んでしまいます。そこで四季の森公園を思い出して久しぶりに歩きました。樹林帯が多く、日陰が多いためにあまり暑さは感じませんでした。緑のエアカーテン、光合成、マイナスイオン、葉緑素、緑の目薬、緑は身体にとてもいいようです。森林浴した日は一日身体が元気でいられます。木陰で本でも読みながらビールを飲んで、昼寝できたら最高ですが、バイク移動のため禁酒で、それが唯一の残念です。

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2012年8月26日 (日)

富士山 涼を求めて臨床テスト

今年の富士登山は、呼吸器科の主治医から宿題を出されました。肺機能を強化する新薬が開発されたので、富士登山で試してほしいというものでした。

血中酸素濃度一覧表

 

 

7/9

7/24

‘8/23

 

標高

 

新薬

新薬

5合目

2304

97

96

97

6合目

2390

94

96

97

7合目

2700

95

96

97

8合目

3100

95

96

95

9合目

3500

94

95

96

頂上

3715

93

94

94

新薬は1週間くらい吸入(カプセル)を続け、その間に富士山に登って呼吸が楽になっているかどうかを試してほしいというものです。1回目(7/9)は、新薬を使わずに、2、3回目は新薬を使って登山してみました。上表はその時の血中酸素濃度です。呼吸が楽になることとと血中酸素濃度の間に直接的な相関関係があるかどうかはわかりませんし、多分ないのではないかと思いますが、新薬を使った場合の方が若干血中酸素濃度が高くなっているような気がしますが、いずれにしても誤差の範囲です。呼吸についていえば、特に今回は楽だったような気がしました。

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七合目にある救護所は、3,000m近くにあり、高山病の症状が早くでる人はこのあたりで発症するようです。五合目(2,300m)からゆっくり深呼吸しながら上ってくれば高山病は防げますが、ここで注意しなければならないのが呼吸法です。七合目は岩場にさしかかり、それまでの上り坂に比べて落差のある急登となりますので、楽に上るには呼吸のリズムをかえる必要があります。

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八合目を越えますと標高も3,000m以上となり、酸素濃度は地上の2/3になりますので、坂や階段を上りますと多少息苦しさを感じます。しかし休んでいる時は何ともありませんが、血中酸素濃度を測定すると80%というケースが多く、休憩中も意識して深呼吸をすることが高山病の予防になります。

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八合五勺まで200mという標識があり、標高は3,500mくらいになります。ヒマラヤでいえばシェルパの里ととして有名なナムチェバザール(3,450m)とほぼ同じ標高で、ここではちょっとした坂でも息が切れます。

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八合五勺地点から上を眺めますと残り200mの高さに九合目の鳥居と山頂が見えます。ここからは肩で息をしながらジグザグに一歩一歩上ることになります。今まではジグザグのコーナー毎に立ち止まって息を整えてから次のコーナーに向かって登り始めるという状態だったのですが、新薬効果のせいかほとんど立ち止まって息を整える必要がないくらい呼吸が楽でした。

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九合目は標高3,600mで、ここから山頂までは岩と石段の急勾配となりますので、最も苦しく感じる場所です。私の呼吸は苦しい中でも今までに比べれば楽だったのですが、残念ながら呼吸力に脚力がついていけず、足がなかなか上がりませんでした。それでも頂上に着いた時には、それほどの疲労感はなく、いつもは減退する食欲も正常でした。

たった3回という少ないテスト登山でしたので、結論的なことはいえませんが、呼吸はかなり楽になったような気がしました。それは新薬の効果か、主治医から指導を受けている肺機能強化トレーニングの効果か、ミウラベースで指導を受けた高地呼吸法が少し身についてきたためかわかりません。今までヒマラヤにドクターストップをかけた主治医(医者ならあたりまえ)が、いかにリスクを少なくして楽にヒマラヤへ行かせてあげようと方向転換していただいたようでもあり、それがこれから先の人生での“生活の質”を確保する道でもあるとも言っていただき、心強い限りです。

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2012年8月25日 (土)

富士山 涼を求めて五合目へ

8/23(木)の9時頃富士山頂に到着しました。30分ほど食事したり休憩した後、いよいよ誰もが嫌がる下山を開始しました。

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09:38)今まで何回も富士山に登っていますが、伊豆大島をこんなにはっきり見たのは初めてでした。

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09:45)遠くまでよく見渡すことができましたが、夏の特徴であるお昼近くからの雲が湧いてきました。斜面を下る人がスキーをしているようにも見えました。かなりの人が下りでは苦労していうようでした。結局うまく下る秘訣は慌てないでゆっくりとマイペースで、一定のリズムで、適度な休息をとる、景色を楽しむなどですが、この景色も目的地がどのあたりだろうと目で追ってしまいますと、目では確認できないほど果てしなく遠いためがっかりしてしまいますので、できるだけ遠くの景色を楽しむのがコツのようです。私も決して楽ではなくひたすら忍耐強く下りましたが、前回よりゆとりをもって下ることができました。

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11:46)六合目の登山道と下山道が合流(分岐)するあたりでは、これから登ろうという人たちと出会いました。

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11:55)六合目にある安全指導センター前で、やる気満々の登山者達がいかにも元気で、係員はにこやかに見送っていました。できるだけ多くの方が登頂できますように。

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12:14)六合目から五合目への道は登山道と下山道が同じですので、これから登る人と下ってきた人が行き交います。お盆を過ぎたというのに続々と登山者が続いていました。実は六合目からの五合目に向かうこの道はかなりの上りになっていて、長い下りでガクガクになった足と膝にはかなりこたえます。これから登ろうという人たちは意気揚々でヨレヨレの下山者の姿を眺める・・・いつもこの視線を強く感じます。まあ意気揚々の皆さんも明日はこの道の辛さを思い知ることになると思いますが・・・。ともかく頑張って登ってらっしゃい。

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12:29)下り始めて3時間で五合目に到着しました。相変わらずの人混みでした。コケモモソフトクリームを食べて人心地つきました。

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12:53)私の車は五合目駐車場の手前2km地点に駐車してありますので、疲れた脚をひきづってトボトボと、1kmくらい歩いた地点から車がストップさせられていました。

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12:57)ストップされている車は延々と続いていました。私の車は更に下った先に置いてあり、着いた時にはほとほとうんざりでした。

お盆も過ぎて少しは空いているかなという見通しは甘く、往復1時間余計に歩いたおかげで脚力の強化にはなったかなと負け惜しみつつ、帰路につきました。登り始めから五合目の駐車場まで気温は10数℃で過ごしやすく、お昼近くからの霧はヒンヤリとしていて火照った身体にはとても気持ちよかったのですが、自宅に着いてみれば灼熱地獄で、再びグッタリしています。

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2012年8月24日 (金)

富士山 涼を求めて山頂へ

9/22(水)、あまりの暑さに、涼を求めて今年3回目の富士山に登りました。お盆休みも終わり、富士スバルラインのマイカー規制も解除され、駐車場は少しは空いているだろうと8/2223:00に自宅を出発し、日付が変わって01:00に着いてみれば、五合目駐車場の手前2kmでストップとなり30分間余計に歩くことになりました。

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01:42)五合目の駐車場(登山出発地)まで30分も歩いてしまいましたのでお腹が空いてしまい夜食の大福をほおばりました。ヘッドランプも装着して準備OKとなりました。

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01:53)同じように出発準備をしていた5人組の皆さんと一緒になりましたので、記念にパチリ。ほぼ同じ時間帯に出発し、六合目に向かう道で後ろで賑やかな笑い声や話し声が聞こえていたのですが、暫くすると聞こえなくなり、きっとかなりのんびりと歩いていたのだろうと思いました。みんなで賑やかにマイペースで登ればきっと頂上まで行けたことと思います。

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02:05)天空の写真ではありません。出発して間もなく足下には富士吉田市の街の灯がまたたいていました。こんなにきれいに街の灯が見えるのは珍しいことで、空気が澄んでいました。体感気温は15℃くらいで下界の暑さをしばし忘れることができました。

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04:43)七合目あたりの岩場で、二人の元気娘に抜かれました。若い男性を含む5人組だったと思うのですが、途中、前になり後ろになり何回か挨拶を交わしながら登っていました。男性達は少し先行し、その後をこのお二人は元気な声をかけ合いながら岩場を登っていきました。きっと一足早く登頂したことと思います。

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05:06)夜が明けて明るくなった岩場を見るのは今年初めてです。前2回は暗いうちにここは通過していましたので、このような風景を見るのは新鮮でした。夜中にヘッドランプだけを頼りに上っているとよく足下がふらつきました。例えば両目をつぶって片足立ちがどのくらい長くできるかを試してみるといかに自分が若くないかがわかります。中高年層の山での滑落事故の頻発が納得できます。

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05:08)御来光もだいぶ顔を出しました。夜明けがずいぶん遅くなりました。手前の山中湖、右側の相模湾、江ノ島、伊豆大島などもはっきり見えました。

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08:23)九合目を喘ぎながら上り、振り返ってみれば南アルプスも河口湖も一望の下でした。景観の雄大さは下山道だけではないことに気がつきました。いつもは上ばかりを見て、いかにゆとりがなかったがわかりました。

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08:23)父親と息子さんや母親と娘さんなどの親子連れが目立ちました。父親や母親は子供を何とかなだめたりすかしたりして頂上に一歩でも近づこうと奮闘していました。中でも目についたのがこの母娘で、ヤングママさんは息苦しい中、時々休みながらではありながら娘さんを抱きかかえて私と同じペースで上っていました。

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08:54)とうとうこの母娘は山頂入口の鳥居に着きました。二人があまりにも嬉しそうにしていましたので、敬意を表してパチリ。母は強しです。ここからは二人で手をつないで10mの山頂への階段を上っていきました。

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08:59)私も無事に山頂に着きました。五合目駐車場から7時間ほどの普通のペースで登れました。駐車場まで30分余計に歩いた割には前回ほどの疲労感は感じませんでした。

直射日光は強いものの、気温は10℃で、とてもいい避暑となりましたが、喜んでばかりもいられません。下山をしなければなりませんが、しばらく涼を楽しみました。

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2012年8月22日 (水)

チベットへの想い 遙かなるチベット

遙かなるチベット~川口慧海の足跡を追って(根深誠)。

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川口慧海は、明治33年(1900年)夏、約30キロの重荷を背負い、たった一人でチベット国境の峠道をたどり、仏法修行の目的でチベットに潜入しました。この紀行は「チベット旅行記」にまとめられました。それから100年後、川口慧海の足跡を追ったこの著作「遙かなるチベット――川口慧海の足跡を追って」は、慧海の歩んだ道を今日に蘇らせ、ロマンをかきたててくれました。

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(写真はカリ・カンダキ流域のカグベニ村上流付近)河口慧海が一人国境の峠に達したのは1900年7月4日のことでした。今では観光地として知られるヒマラヤ山中カリ・ガンダキ沿いにあるマルファ村を出発したのが6月12日。最大難所と思われるシャ・ロン・タンの大渓谷を経てトルボ地方を通過し、国境まで23日間を要したことになります。私もこの地は2回訪れ、今年の新年はマルファ村で迎え、感慨深いものがあります。

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(写真は秘境ムスタンの都ロ・マンタンに向かって、背後に聳えるのはニルギリ・ヒマール)「ヒマラヤ山脈の北側に展開するチベット高原は、空が圧倒的な迫力でのしかかってくるような広がりを見せ、大地は雪と岩からつくられ全体的に荒涼としている。氷雪の俊嶺を連ねるヒマラヤ山脈を障壁とし、南側はインド亜大陸に続くネパールの緑豊かなモンスーン気候地帯だが、北側はチベット高原の冷涼乾燥気候地帯なのだ。ヒマラヤの大氷雪嶺はまた、気候だけでなく、ヒンドゥとチベットという二大文明圏をも仕切っている。」(本文引用)

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(マリユン・ラからチベット側を望む)(「“A stranger in Tibet”というアメリカン人作家が書いた本の冒頭に「1900年7月4日、探検の歴史は前例のない偉大な瞬間を迎えた。日本の若い禅僧、河口慧海がネパールからチベットに入ったのである。しかし、その場所はまったく不明で、今日に至ってもなお、だれもその地を特定できないでいる」(本文引用)とありますが、現在わかっているのは1900年7月4日河口慧海はここを一人でチベット側(マリユン・ツォ)に向かったということ。

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(社真はチベットから亡命してきた僧侶の一行、背後の氷雪嶺はカンジロバ・ヒマール主峰)チベット僧侶の苦難は亡命か火炎自殺か、加速しているようでもあります。

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(写真はカイラス北面)カイラス(6,656m)は、チベット仏教の最高の聖地で、チベット語ではカン・リンポチェと呼ばれ、近年ではトレッキングツアーで訪れる人も増えていますが、宗教的な威厳と共に公共交通手段がほとんどなく、入境許可証の入手も困難であることから、バックパッカーとしても聖地としての色彩を帯びています。河口慧海はここを“三途の逃れ坂”と呼んだそうです。

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(写真はナムナニ峰東面(7,694m)、別名グルラ・マンダータ)河口慧海が眺めたであろう白峰は、1985年日中友好合同登山隊が初登頂しました。

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(写真はプランからコ(ル)チャ村へ向かう途中から眺めたチベット・ネパール国境に連なる山々)このような風景を眺めてみたいとは思いますが、重い荷を背負い一人で歩く姿は想像すらできません。

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(写真はチョカン大聖殿屋上から眺めたポタラ宮)マルポリ丘にそびえ立つこの大建造物の主(ダライ・ラマ14世)はインドに追われ、チベットの文化・文明や国家そのものが抜け殻になりつつある象徴のように思われ、観光気分で訪れる気にはなりません。

川口慧海から100年後、著者の根深氏が見たものは、チベットに対する中国の圧政でした。本文中、著者はチベット国境付近で、チベットからインドに亡命する若き11人の僧侶に遭遇しました。100年前には日本の1人の僧侶が秘かにチベットに潜入し、100年後には11人の僧侶が秘かにチベット脱出した。重いこの現実が今のチベットにはのしかかっていて、暗い気持ちにさせられました。

また今日の旅のあり方についても、自分で考えず、足を使わず、集団で同じものを食べ、同じ所で同じようにシャッターをきって、行った気になっても結局何も見えていないという指摘は、大いに反省させられました。

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2012年8月21日 (火)

残暑お見舞い 暑サニモ負ケズ

お盆が過ぎてもまだまだ暑さが厳しく、先日散歩コースで見た花たちはもうそろそろ夏バテでへばっているのではないかと見に行きました。

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派手な衣装を纏って阿波踊りをしているようです。

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どうすればこんな紅色に染まるのでしょうか。

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夜空に咲いた大輪の花火のよう。

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暑さをものともせず、まっ黄黄で、大阪万博のシンボルとなった岡本太郎の“太陽の塔”。

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もっと太陽を浴びようと花びらを思いっきり広げていました。オレンジ色のイメージは陽気で元気。

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百日紅(さるすべり)、名は体を表す。

いつもの散歩コースの花たちはすこぶる元気でした。直射日光は大量の活性酸素を発生させ、それに対抗(中和)するために樹葉は青々となり、養分を蓄えるそうです。花たちもきっと十分な養分を蓄えていることと思われます。宮沢賢治の“雨ニモ負ケズ・・・”のように“夏ノ暑サニモ負ケズ ソンナ人ニナリタイ!”

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2012年8月18日 (土)

チベットへの想い 最新情報

エベレストを頂点とするヒマラヤ山峰は、ネパール側からだけではなくヒマラヤを挟んだ北側の国(中国・チベット自治区)からも眺めることができ、ヒマラヤ観光開発にはチベット側からエベレストを見るツアーもあるのですが、現状では躊躇するものがあります。

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ヒマラヤ観光開発のツアー「青蔵鉄道で行くチベット・ラサ、チョモランマ展望の旅(14日間)」では、チベット側からエベレストやチョオユーなどの8,000m峰を眺めることができるということで、10月に行ってみたいと思っていたのですがなかなか難しいようです。

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(タサンビレッジ2012.3.29)今春ダウラギリを見に出かけた時、タサンビレッジで一緒になったヒマラヤ観光開発の丸山さんが先日チベットから戻りました。その情報によりますと、チョモランマ(エベレスト)ベースキャンプへの立ち入りは中国政府が許可しなかったそうです。このツアーの目玉にストップがかかったとのことでした。

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(チョオユー 2012.8丸山さん提供)モンスーン気候地帯のネパール側と異なりヒマラヤ山脈の北側に展開するチベット高原は、大地は雪と岩からつくられ全体的に荒涼としていると言われ、是非そういう風景を見てみたいと思っていました。

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(チョモランマ2012.8丸山さん提供)中国政府は、幹線道路から外れる場所への立ち入りは禁止していて警戒は厳重とのことです。目玉のもう一つ天空の列車といわれる「青蔵鉄道」の乗車も含めて何回もパスポートチェックがあり、うんざりしたとのことです。

しばらくは状況は変わらないと思われ、とりあえず10月のチベット行きは中止しました。チベットのトレッキングに関する情報を本などで知るにつれ不安が大きくなります。その最も大きなものは現地ガイドやドライバーの問題です。ガイドやドライバーが漢族(中国系)の場合、高圧的で何もしないそうですし、チベット人であれば絶えず公安の監視の目をおそれて行動の自由度が制約されるようです。最悪のパターンは、漢族とチベット人の組み合わせで、漢族の威圧的態度はチベット人が気の毒になるそうです。トレッキングの場合は、普通のツアーに比べて現地ガイドの人間性や機転、サービス精神などの占めるウェイトがかなり大きく、そのトレッキングが楽しいものになるか不快なものになるかは現地ガイド(含ポーター)次第ともいえます。チベットには行きたいし、現状では躊躇せざるをえませんし困ったものです。

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2012年8月17日 (金)

海から山へ

海底散歩について触れましたが、この機会ですのでダイビングについてもう少しお話しさせていただきたいと思います。

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一口にダイビングと言っても、その目的は魚ウオッチング派、地形派(海底の地形を見て楽しむ)、写真派などさまざまです。

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魚派でも大物狙いの人もいます。中には出会いたくない大物もいますが。

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海底は結構変化に富んでいて、水中に浮遊したまま地形の変化を楽しむことができ、私はどちらかといえばこの地形派でした。海底にも山脈もあれば谿谷もあり、たまたまそれが海底にあるというとだけであり、実は海底も山も同じ地球上の自然で、違うのは海の中にあるか地上にあるかの違いだけなのです。海中ではそんな自然を宇宙遊泳的感覚で眺めることができます。

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他に洞窟派という人もいます。サイパンにグロットという有名な洞窟スポットがあります。グロットでは地上の池からエントリー(入水)して、洞窟を抜けて外洋に出るという探検気分が味わえます。

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サイパンのバードアイランドは風光明媚として有名なところですが、かつてはこの島も海底の中にあったものが隆起して地上に現れたのかもしれません。

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ヒマラヤの山々はかつては海底だったものが隆起したものだといわれます。もしエベレストが海底にあったとすれば、宇宙遊泳的な感覚で見下ろすことができたかもしれず、歩かなくてもすみます。しかし一歩一歩上っていってようやく姿を目にすることができる感激を味わうことができません。

海底も山も同じ地球上の自然で、たまたま地殻変動により地上に姿を現したか、逆に海底に沈んだかの違いというだけであれば、海底散歩も登山も大した違いはないのですが、実際には海底には機材を使ってもせいぜい数十メートルまでしか潜れません。一方登山は酸素ボンベを使って、あるいは使わなくても8,000mを越えることができます。改めて海がまだまだ未知の領域で、深い世界ということがわかります。

地球の3/4が海で、そこには豊富な資源が眠っているとのこと。日本は国土は狭いのですが、海に囲まれていてその広さは中国の5倍だそうで、世界4位の海洋資源大国だそうです。こんなありがたい海、これからも大事にしていきたいものです。

絶景を求めて、海から山へ、ヒマラヤへというのは自然の流れだったような気がします。

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2012年8月16日 (木)

陸・海・空(高地)どこまで 上って

陸に上がった河童は、東海道や中仙道の街道歩き、四国巡礼、奥の細道の漂泊の旅を経て、高地を目指すようになりました。さながら海中で生まれた人類の祖先が陸に上がり進化したのと同じようなものですが、単なる“何とかと煙は・・・”かもしれません。

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(携帯画像2007.8.28)人生何がきっかけになるかわかりません。高校の同窓生と尾瀬に行った時、T君が「新幹線に乗っていて富士山が見えるとあの頂上に立ったんだと思うと気分が最高」と嬉しそうに話をしていました。天気がいい日は自分の町からも見える富士山の頂上に私も登ってみたいと思ったのが山歩きのきっかけでした。

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2009.11撮影)高校のクラスメイトT君に刺激されて、翌年(2008.9.7)富士山に初登頂して以来毎年登って、10数回くらい登りました。当時私は東海道を歩いていて、それに刺激されてT君は街道歩きを始めて五街道を踏破し、一方私はヒマラヤまで足を伸ばすという思いがけない結果になりました。

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2009.10.5撮影)富士山に登ったことにより、街道歩きとは全く目線が違う高地での景観の素晴らしさに気がつきました。カミさんも昔は山に登っていたということで、急速に山歩きへと傾斜し、陸に上がった河童はカミさんと共に北アルプスへと向かいました。先ず登りたいと思ったのは、北アルプスの象徴的ともいえる槍ヶ岳でした。

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2010.9.29撮影)また大学時代に高校クラスメイトと登ったことがある北アルプスの一方の雄、奥穂高岳にもう一度登ってみたいという想いも強くなり、念願を果たしました。谷川岳に登ったり、室堂で山歩きを楽しんだりするようになりました。

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国内の山の景色に魅せられてから、世界一のエベレストの勇姿を肉眼で見てみたいと思うようになったのも自然の流れのような気がします。そんな時、ネパール国籍をとった日本人がエベレストを見るためのホテルを建てたという一冊の本に出会い、2011年4月にエベレストを見に、初めてヒマラヤに足を踏み入れました。

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2011.4.26撮影)ホテルエベレストビューの部屋から見たエベレストは遙か彼方に聳えていました。遠くからしか見えませんでしたが感動しました。

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2011.12.31ポカラ~ジョムソン間のフライトで撮影)2回目はダウラギリ(8,167m7位)を見に行き、今年の正月はヒマラヤで迎えることになりました。

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2012.3.27撮影)ヒマラヤの3回目は、ラウンドアンナプルナ(25日間)というトレッキングで、初めて世界一大きな峠といわれるトロンパス(5,416m)を越え、標高5,000mの高地に立ちました。峠からの一望はまた格別でした。

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2011.6撮影)カミさんが本場アルプスを見てみたいと言いだし、モンブランの周りをフランス~イタリア~スイスと3カ国にわたって12日間歩きました。ヒマラヤとはまた異なる山岳風景でした。アルプスのハイジには出会えませんでした。

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2009.8.28富士山下山道撮影)高いところにようやく辿り着いた後、一挙に開けた下界を眺めながらの下山は楽しいものです(富士山の下山は苦しみも同じくらいあります)。これからも上っては下り、下っては上りを繰り返すことになると思います。

テクテクと一日歩いて40km、インストラクターについて潜ったら40m、ヒマラヤを歩いていたら5,000mを超えていて全て自然の成り行きでした。これからは一日に歩けるのは30kmが限度でしょうし、ダイビングはもう無理です。息が苦しい高地歩きも避けたいのですが、今秋エベレストをもう少し近くから見てみたいと思っていて、そのためには5,000mを超えなければならず、これだけは避けて通れませんので何とか頑張ってみたいと思っています。

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2012年8月14日 (火)

陸・海・空(高地)どこまで 潜って

50代の10年間はダイビングに凝りましたので、今でも暑い夏がくると海底散歩が恋しくなりますし、知床のような海に行くとつい海底はどうなっているのだろうかと思ってしまいます。しかし無重力状態のダイビングは確実に足腰を弱らせてくれました。1時間も歩くとへばってしまい、これではいけないと思ったのがテクテクの一つのきっかけとなりました。とはいえ海底散歩ではいい思い出がたくさんできました。

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(大瀬崎)水中に潜るにはダイビング機材が必要で、命に関わることですので潜る直前の機材セットやチェックには細心の注意が必要です。何年かのキャリアを重ねても、ダイビングに出かけて最初に潜る時にはドキドキします。ゴルフコースで最初のティーショットを打つ時の気持ちと同じです。

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(モルディブ)きれいな海に潜った時や珍しい魚に出会った時などいつまでも潜っていたいと思うのですが、水深と潜水時間は反比例します。深く潜れば潜るほど潜水タンクのエアーの消費量が多くなりますので、深い海にあまり長く潜ることはできません。

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(慶良間島)魚や海底がきれいに見えるのは太陽の光が届く水深10mくらいです。ただ珍しい魚や大物を見るためにはもう少し深く、水深20m45分)くらいが適当ですが、これは日本近海、沖縄、離島、海外などでまったく条件が異なります。

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ダイビングにもいろいろなスタイルがあります。海底散策的なものから海流にのって水中を移動(船はダイバーの泡を追っかけてくれます)するドリフトダイビングなどです。よく通ったモルディブはドリフトダイビングが主流で、空中遊泳感を味わうことができ、潮の流れに乗って移動しますので楽ですが、一定の水深をキープするための呼吸法などの習得が必要ですし、うっかりすると潮に流されて遭難という危険もあります。

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(バリ島)最も気をつけなければいけないのが“潜水病”です。高い山に登れば“高山病”になりますが、海では潜水病です。ダイビング中にウミヘビに噛まれた(これは大変)とか何らかのトラブル(空気がなくなるのも大変)に巻き込まれた時、慌てて浮上すると潜水病になります。海面への浮上はできるだけゆっくりと、目安として“自分の吐く泡よりゆっくりと”といわれます。

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ダイビングを始めた時には、できるだけたくさん潜りたいと思いました。例えばリゾートでダイビングをする場合、潜り放題でいくらとかいうケースが多く、たくさん潜った方がお得なのですがそうもいきません。ダイビング中、潜水タンクのエアーを吸いますと体内(血中)に窒素がたまりますので、その窒素が体内から抜けるまで“水面休息”といって一定の時間休息する必要があります。上記の表は見にくいのですが、潜水時間と潜水深度に応じての休息時間の関係を示したものです。その結果、1日で潜れる回数は2~3回程度となり、延べ潜水時間は1時間半くらいとなります。

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(モルディブ)ダイビングは、海の中にいるよりも休息している時間の方が圧倒的に長く、海を見たり昼寝したりして過ごします。時間をゆっくり過ごすとても贅沢なレジャーといえます。

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40mという水深はアマチュアダイバーの最大潜水可能深度といわれていて、実際潜った時期ははっきり覚えていませんが、場所は当時ホームグラウンドとしていた西伊豆(田子ダイビングセンター)の海でした。ここのインストラクターと二人きりで何とはなしに海底探検的に潜っていたらいつの間にか40mを越えていました。このくらい深くなると光が届きませんので暗くて深海のような感じでした。しばらくして陸に上がりましたらうっすらと鼻血が出ていて、かなり深いところに潜ったことを実感しました。

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(モルディブ)空気のない海底での散歩には様々なリスクがあり、守らなければならないルールもありますが、海底散歩は楽しく地上とはまた別の世界が開け、海底にも絶景はあることを知りました。ダイビングの後、心地良い疲れを感じながら潮風に吹かれて見た沖縄の離島やモルディブの夕陽も格別でした。

ある時ちょっと間をおいてダイビングに行った時、それまでどんな海でも全く不安というものを感じなかったのですが、ダイビング機材が不調だったらと考えたら急に恐怖を抱くようになりました。多分老化現象の一つかもしれませんが、それ以来今日まで陸に上がった河童になり、その河童もどういうわけか山に登り始めました。

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2012年8月13日 (月)

陸・海・空(高地)どこまで 歩いて

今まで、テクテクと街道を歩き始め、いつの間にか北アルプスや富士山へと、気がつけばヒマラヤの高地を歩くようになっています。より高ところを目指しているわけではないのですが、より雄大な自然の景観を見てみたいという思いが高地へ導かれるという結果になっているようです。テクテク以前の10年間は海底散歩に狂った時期もありました。今までの陸歩き、海底散歩、高地歩き(トレッキング)で、どこまでの距離、深さ、高さまで行ったのかを振り返ってみました。

距離・水深・標高

場 所

ウオーキング

43km10時間)

自宅~藤沢~鎌倉~自宅

ダイビング

40m

伊 豆

トレッキング

5,400m

ヒマラヤ(トロンパス)

今までの足跡は、歩いた距離は43km、水深は40m、標高は5,400mとなっています。とりたてて自己記録を意識したわけではないのですが、多分この数値が自分にとっては限界だろうとは思います。

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(携帯画像)ウオーキングは、2008104の朝7時自宅を出発して、境川という川に沿って藤沢まで向かいました。この行程はほぼ10kmでした。

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(携帯画像)自宅を出発してほぼ4時間かかって境川と柏尾川の合流する藤沢市内に入りました。この流れは江ノ島に向かって相模湾に流れ込んでいます。

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(携帯画像)自宅を出発してほぼ6時間で北鎌倉駅前に着きました。

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(携帯画像)北鎌倉駅前からは、かつて松竹の撮影所があった大船から戸塚へと抜けて3つめの阿久和川に沿って、自宅に17:30に到着しました。10時間半(食事時間含む)かかりました。さすがに疲れました。3つの川で構成されるトライアングルルートでした。

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腰に下げて歩いた万歩計は57,000歩、43kmとなっていました。最初から40kmをあるこうと思ったわけではありませんでした。歩いてみて、普通に歩くとしたら40kmが限界であることがわかりました。

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(携帯画像2008.9.23奥の細道・琵琶湖周辺)何故歩くのかとよく聞かれます。自分でもはっきりとはわからないのですが、足を運ぶことそのものが心地良く感じますし、どこまでも続いていそうなうんざりする道も苦になりません。

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(携帯画像2008.4.23鎌倉)タウンウオッチングが好きですので、歩いていても飽きません。“色の道教えます”という看板を目にしてビックリしたのですが、ペンキ屋さんで思わず笑ってしまったこともありました

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(携帯画像2007.5.24四国巡礼)出会いもたくさんあり、これも歩くことによる楽しみの一つです。今どうしているのでしょうか。きっと大きくなっていると思います。

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(携帯画像2007.4.1東海道のゴール・京都五条大橋)目的地があって、そこで待っていてくれる人がいれば楽しみも歓びも倍加します。

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2010.4.25浜街道・南相馬市)季節や風土を感じながら歩くことは旅の楽しみでもあります。3.11東日本大震災の1年前の日本の原風景です。

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201.4.25浜街道・南相馬市)相馬野間追い会場に隣接する陸上競技場で福島県高校陸上競技会が行われていて、感動をいただきました。桜の下で躍動していた若者達の姿は今でも目に焼きついています。

普通に歩くのであれば、丸1日で40kmが限界だと思いますし、50km歩こうと思えば歩けるかもしれませんが、あまり意義のあることは思えません。数日間にわたる四国巡礼や街道歩きは1日平均2025km(5~6時間)くらいがちょうどいいペースのようです。これからも脚が動く限りあるこうと思っています。

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2012年8月11日 (土)

大山詣 耐暑登山

8/9(木)、前日までの酷暑がちょっとやわらいだようでしたので、カミさんと久しぶりに大山に登りました。前回の丹沢登山では暑さに完敗しましたが、今回は・・・?

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駐車場から15分くらい歩きますと、男坂と女坂の追分に着きました。ここでほとんどの人が女坂の方を行きますが、私たちはいつものように男坂を上りました。この時間(06:36)はまだ空気がヒンヤリしていました。

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男坂はその名前からイメージされる通り急登の連続ですが、女坂も同じような急階段があり、歩く距離も長いため男坂の方が10分くらい早く目的地(下社)に着きます。空気は冷たかったのですが、汗はじんわりと出始めました。

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大山阿夫利神社(下社)の拝殿下には霊泉大山名水が湧き出ていますので、ここでノドを潤しました。

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大山の登山道は山頂まで樹林帯を歩きますので、直射日光を浴びる場所はあまりありません。酷暑がやわらいだとはいえ気温が上がってきて風がなく、暑いことには変わりなく、汗びっしょりとなり、さながら耐暑登山となりました。

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山頂(1,272m)の奥の院はシャッターが降りていて、それでも家族連れや10人くらいの人たちがいました。山頂はすっかり霧に包まれ何も見えませんでしたが、空冷効果でヒヤッとしてじっとしていると肌寒く感じるほどでした。

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下りの景色は上りとは全く異なっていて、緑が目にしみ入るようで、汗もひき森林浴をしているようでした。

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こんな暑い日でも上ってくる人達がひっきりなしで、夏休みのせいか子供連れが目につきました。この子供達がとても元気で思わず微笑んでしまいました。

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大山の登山道は岩と石の参詣道で、そのための植生でしょうか花は少なく、一方緑や紅葉などは見どころです。数少ない花は健気でひときわその存在がきわだっていました。

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最近はもっぱら、上りは男坂を下りは女坂を歩くことにしています。この女坂の途中には大山寺があり、急階段は仏像達が守護神のように並んでいます。ここの紅葉も楽しみなところです。

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女坂には石像や地蔵菩薩などがいたるところに並んでいて、参詣道の色合いが最も濃いところです。

6:30の涼しい時間帯に上り始め、11:00に駐車場に戻りました。汗びっしょりになりましたが、身体を動かした汗のせいかとても心地良く感じました。サウナのようにじっとしていてかく汗と身体を動かしてかく汗とは質が異なるようで、こういう汗はいい汗というのでしょうか、できるならこれからもいい汗をかきたいものです。次回はもう一度丹沢にチャレンジしてみようと思います。

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2012年8月10日 (金)

富士山 チャレンジャー

8/2(木)、お中道を歩いて富士吉田口五合目に着きました。ここには富士登山を目指す人、富士登山を終えた人たちがたくさんいました。

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準備は入念に、忘れ物はないかな。

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入念に作戦を練ってと。

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慌てない慌てない。どうせ今日は山小屋泊まりだから。

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さあ準備はいいかな。パパもママも頑張って!

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どん~~とこい。

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楽勝でした、若いからまだまだ元気です。

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もっと簡単に登れると思ったのに、なかなか手強かった。

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登頂記念のお土産も買ったし、ルンルン。

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疲れたあ~、もうこりごり。

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お父さん大丈夫?

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あちこち豆だらけ、簡単に登れると言ったのは誰?

いつもは自分が登る時は真夜中であたりは真っ暗ですし、下ってきた時はヘロヘロで周りを見渡す余裕がありませんでしたが、登った人、これから登る人、様々な人が様々な表情をしていました。昨年は、高校時代の友人(大学教授)とカミさんの友だちが初めて富士山に登るお手伝いをしました。その二人が“登っておいてよかった。人生の宝”と言っていて、そういうものかなとも思っています。毎年30万人の人がそれぞれ夏の思い出をつくっていることと思います。

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帰りに山梨県名物の桃をお土産に買いました。

山中湖で過ごした富士山ビューのハイキングは、この桃と友に今夏前半の思い出となりました。

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2012年8月 9日 (木)

富士山 お中道・石楠花の道

お中道の御庭入口にあった表示板には、「周囲はハクサンシャクナゲ、コケモモなどの高山植物の宝庫」と書かれていました。

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今春ヒマラヤトレッキングで見たシャクナゲは、想像を絶する大木、大きく深紅の花びらが印象的でした。シャクナゲはネパールの国花であることを納得したものでした。

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御庭入口からの急斜面を上ったところで目にした“ハクサンシャクナゲ”は、ヒマラヤの高峰ではなく富士山を背景に楚々と咲いていました。

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富士山や南アルプスの景観に目を奪われていたのですが、ここにも“ハクサンシャクナゲ”が揃って咲いていて、あれ~~~という感じでした。

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淡いピンクが儚げでもあり、ヒマラヤのシャクナゲに比べていかにも日本的でした。

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白い花びらもあり、ここが森林限界で富士山中腹であることを忘れてしまいました。

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お中道のあちこちに、まるで何メートルか毎に植林したかのように淡いピンクや白い花びらが目を楽しませてくれました。

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お中道は天空の散歩道でもあり、シャクナゲの道でもありました。

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表示板にあったように“コケモモ”も群生していました。富士登山を終えて五合目に戻った時、よくコケモモソフトクリームを食べたことがあり、なぜコケモモなのかがわかりました。

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コケモモの花はとても可憐な花でした。これからコケモモソフトクリームを食べる時にはこの可憐な姿を想い出すと思います。

初めて訪れたお中道で、こんな時期にハクサンシャクナゲやコケモモを見られるとは思ってもみませんでしたので、このサプライズは思いがけない人からプレゼントをもらったような気がしました。

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2012年8月 8日 (水)

富士山 お中道・天空の散歩道(五合目へ)

8/2(木)、御庭ルートとお中道ルートとが交差するあたりでのんびり休憩した後、五合目に向かいました。

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お中道は森林限界を巡る道です。

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歩いていますと、野鳥の声がとても近くに聞こえました。森林限界ですので、ここに生息している野鳥の種類は限定されると思うのですが、普通は人の気配を察知すると逃げると思っていた野鳥がこちらを追いかけてくるようでもあり、青空を背景に鳴き声と姿を誇示しているようでもありました。

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ここからの標高差(1400m)は、頭から覆い被さってくるようでした。

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お中道は樹林帯に入って緑を楽しんだり、樹林帯を抜けて富士山や南アルプスを眺めたりと変化に富んだ道でした。

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南アルプスの方向の雲海が厚くなり、雲海の手前には富士スバルラインをツアーバスが駐車したり行き交ったりしていました。多くの登山者や観光客を運んでいることでしょう。

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ここからの富士山の偉容は最も端麗に見えました。ヒマラヤで見上げたダウラギリ(8,167m)の迫力には及びませんが、こんな身近なところから、富士登山でも丹沢や石割山などの富士山ビュー登山でも見ることができない景観を見ることができるなんて大発見でした。

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振り返ってみれば、お中道はそのまま南アルプスに続くようで天空の散歩道です。

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懐かしの五合目レストハウスが見えてきてきました。ここがお中道の終点でもあり起点でもあります。ここでしばらく休憩してもと来た道を引き返しました。

今回は初めてでもあり、大沢くずれ方向はパスしましたが、車の渋滞がなくなる頃には是非行ってみたいと思いました。また紅葉や冠雪の時期には違った光景が見られそうです。

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2012年8月 7日 (火)

富士山 お中道・御庭ルート

8/2(木)、山中湖から赤富士を見た後、富士山四合目~五合目のお中道(ちゅうどう)を散策に向かいました。お中道は富士山の2,3002,800mの中腹を巡る25kmのトレッキングコースで、いくつかのルートがあります。現在は“大沢くずれ”の崩落が激しく全周はできません。行き方は富士登山に向かう時と同様、富士スバルライン(2000円)を通って四合目か五合目の駐車場に車を駐め、そこから歩き始めます。

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06:35 入口には標識があり簡単なルートが紹介されていました。今回は五合目の駐車場には渋滞で入れませんので、4合目のお庭駐車場に車を駐めました。初めてでもあり、下見を兼ねて五合目まで歩いて同じ道を戻ることにしました。

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案内板によると、お中道(本ルート)まで500mとあり、いきなり急登が始まりました。見上げれば青空がひろがっていて、空気は美味しく、気温もまだ涼しく、初めての道でもあり、ゆっくり楽しみながら上っていると急傾斜も気になりませんでした。

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ゆっくり上っていきますと、右側には南アルプスが一望できました。北岳まで見えるとのことでしたが、どれが北岳かは確認できませんでした。

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八ヶ岳は確認することができました。

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上っていく途中で視界が開け、富士山がのしかかってくるように見えました。富士登山でも石割山や丹沢山からでも見ることができないここからだけの展望で、この景観だけでもここへ来た甲斐がありました。

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上り道は続き、このまま上っていけば山頂まで行けるのではないかと錯覚してしまいましたが、このルートは登山ルートではなく、このまま上ればきっと砂礫や瓦礫の崩落に遭遇して滑落してしまうことでしょう。

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500mをのんびりと歩きましたら本ルートとの合流を示す標識がありました。右側に南アルプス、左前方に富士山頂を仰ぎながらの急登はゆっくりと景観を楽しみながら歩きましたので苦になりませんでした。

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五合目方面、奥庭方面、今上ってきたお庭ルートが交差するあたりに休憩所がありました。ここでしばらくゆっくりと休憩して景色を楽しみました。いつの間にか霧が発生してきて山頂を隠してしまいましたが、この霧がまた涼しさを運んできてくれ、たっぷりと涼も楽しみました。

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2012年8月 6日 (月)

山中湖 赤富士

8/2(木)、この日は富士山の麓に散策に行く予定で、その前に湖畔から赤富士見物をしました。

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04:31 東の空が明るくなり始めました。

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04:37 何人かのカメラマンがいるところがよさそうなので、一緒させてもらいました。

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04:44 一面が明るくなり、湖面には逆さ冨士が映っていました。

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04:58 ものの10分で、湖面も赤くなりました。

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04:45 富士山も一日が始まりました。多くの登山客が御来光を見ながら頂上を目指しているか、頂上から御来光を拝んで下山していることと思います。

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05:02 富士山は赤く染まり、登っている人は夜明け前の寒さに震え、日の出後の暖かさに身体が急激に温まることを感じていることと思います。

よく聞いていた赤富士という自然現象を目のあたりにしたのは初めてで、この日の“赤”がどの程度濃いのかはわかりませんが、ほんの10分、20分で雄大な自然を赤く染めてしまう太陽の力は強く、陽が射している時と射していない時の暖かさの違いが肯けました。

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2012年8月 5日 (日)

山中湖 花火

8/1(水)の午前中は、石割山から大平山への尾根を歩きました。温泉に入ってのんびりとして湖畔で夕涼みしていましたら、湖上祭があり花火が打ち上げられるということを知りました。ここでの花火見物は数十年間で初めてでした。

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夕方6時を過ぎる頃から席取りが始まっていました。子供達も嬉しそうに食事をしたり、大人たちはお酒を飲んだりしてまるでお花見ムードでした。私たちは席取りに乗り遅れましたので仕方なく湖畔をブラブラと歩きました。

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7時を過ぎて日が暮れましたら湖畔に沿って灯りがともされ、少しづつ雰囲気が出てきました。

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夜8時になりますと号砲一発、夜空に大輪の花が咲きました。

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彩色が鮮やかで、花火師の技に脱帽です。

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透き通るような、水族館の夜光クラゲを見るようです。クラゲは漢字では「海月」と書き、日本語は風流です。

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赤い火の玉。

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薄黄色のシンプルな花は、夜空に咲く水仙のようです。

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これも夜光クラゲが夜空に漂っているよう。

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光っている部分は白いのですが、全体はグリーンに見え、緑色は優しい色でホッとします。

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この花も花芯は白く、背景にブルーが拡がっていてきれいです。

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夏みかんゼリーが食べたくなりました。

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お月様も花火見物に雲の間から顔を出しました。

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お月様は花火が気に入ったようで、さらに近づいてきました。

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湖面に、二つの大輪が咲きました。

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いくつもの花が同時に開きました。

やがて湖面はいつもの静かな闇につつまれ、宴の後の一抹の寂しさが訪れましたが、夜空に咲いたさまざまな色が残影となって、しばらくは余韻を楽しむことができました。今まで混雑が嫌で敬遠していたのですが、間近で見る花火は色鮮やかでいいものです。

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2012年8月 4日 (土)

山中湖 石割山尾根歩き

8/1(水)、前夜熟睡し、眠りから覚めたばかりの静かな湖面の山中湖を見ながら石割山登山口に向かいました。石割山から3つの山をつなぐ尾根歩きをしました。

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石割山には途中に石割神社があり、そこまではいわゆる参詣道となっています。鳥居をくぐる前には無事を祈って一礼するのが習い性となりました。

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鳥居をくぐると、これでもかといわんばかりの石段が果てしなく続きました。カミさんはもう来ないとぶつぶつ言いながら上っていきました。私は、この階段はその日の体調や足の調子をみることができますし、大汗をかくことによって身体が軽くなって好きなのですが。

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石割神社までは初っぱなの階段上りを除けば比較的楽です。ご神体は、どうしてこんな石ができたのだろうと不思議に思いますし、その不思議さゆえか圧倒されるものがあり、厳粛な気持ちになります。

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石割神社から頂上にかけてはかなりの急登で、カミさんは再びもうこの道は歩かないと言いながら何とか頂上(1,413m)に着きました。石割山山頂からは富士山と真っ正面に向かい合う形となります。今年はこの頂に2回立ったことをちょっぴり誇らしく思える瞬間です。

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2つめの山、平尾山(1,318m)は山中湖が最も近くなる山です。富士山は雲に隠れてしまいました。

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平尾山を一度下って目の前の3つめの大平山を目指しました。ジェットコースターのようなアップダウンがこの尾根歩きの特徴です。

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大平山への上りは、丹沢の大倉尾根のように直射日光をまともに受けましたが、山中湖の湖面を吹き渡ってくる風が涼しく、あまり汗はかきませんでした。汗さえかかなければ体力が奪われることもなく、マイペースで楽に上ることができました。

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途中目にした花には、造型の神様はどうしてこんなにも精工で美しい花をつくりあげて、めんめんとDNAが引き継がせたのか不思議に思いました。

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視界が開けたところは山中湖を取り囲む山を一望でき、湖面からの風がひときわ涼しく、たっぷりと涼を楽しみました。富士山ビューと清涼感・開放感がこのコース歩きの大きな特徴の一つです。季節外れの鯉が泳いでいるのは、ここがパラグライダーのスタート台だからです。

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大平山山頂(1,295m)では、自衛隊の若い隊員たちが測量訓練を行っていました。彼らの背中をみながら、清風を心地良く受け、冷たい水を飲んだり、栄養補給しているのが申し訳ないようでした。

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樹海の上を豪快な雲が驚くほどの速さで通り過ぎていきました。この雲がこちらに向かって吹きつけてくると寒さを感じるほどでした。

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大平山からは、富士山と山中湖を一緒に見ることができ絶好のビューポイントです。南からの暖かい風が富士山にぶつかって雲を生み出している様がよくわかりました。

6:45に登山を開始し、10時過ぎに大平山に到着しました。この尾根歩きは富士山を見ながら山中湖の涼しい風を受けながら、風向きによっては富士山が見えたり隠れたりする面白さも味わえ、アップダウンが適当な足のトレーニングにもなってお気に入りのコースです。大平山からは山道と別荘街をなだらかに下って30分ほどで山中湖畔に到着し、ほぼ4時間の山歩きでした。

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2012年8月 3日 (金)

山中湖 涼を求めて

7/31(火)から3日間、奥日光に行き男体山、日光白根山に登る予定でしたが、暑そうでしたのでとりあえず山中湖に待避しました。

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7/31(火)、午後に自宅を出発して山中湖に着きますと、陽射しは強いのですが湖面から気持ちのいい風が吹いてきて暑さは感じませんでした。富士山はどっしりと秀麗な姿で出迎えてくれました。

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先ずは温泉でリフレッシュしました。風呂から富士山を眺めることができる“紅富士の湯”には毎日通いました。山中湖滞在の楽しみの一つとなっています。

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夕食を食べてから夕涼みに湖畔に出ました。月が出ていて、明日登る予定の石割山などの尾根の上には、夕陽に薄く染まった雲のスジがかかっていました。

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7時を過ぎると、風はかなり涼しく寒さを感じるほどでした。

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更に陽が落ちて湖畔の対岸の灯が見えるようになると、富士山の肩には今日最後のピンクの輝きが見られました。

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富士山の七合目から九合目あたりの山小屋の灯が目で確認することができました。きっと多くの人がこの山に挑戦して、今は眠りに入ろうとしている頃と思われました。

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涼しい風に身体をクールダウンされ、気持ちよく熟睡して目覚め、湖畔に出てみますとまた気分のいい一日が始まりました。

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