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2012年9月30日 (日)

浄土山登山

9/25(火)のお昼前に室堂に到着し、みくりが池温泉に荷をほどき、昼食を食べてから浄土山(2,831m)登山に出かけました。

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浄土山への道と室堂山への道は途中まで一緒で、前方には雲がわいていて、初めての山ですので霧で道がわからなくなったら嫌だなあとちょっと不安でした。

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道が上りにかかってくると青空がひろがってきて安心しましたが、左上方に聳えている山頂までたどり着けるかがまたまた不安になりました。

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登り始めますと、遠くからら見た様相と異なっていて岩場の上りでした。

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後から登ってきた富山大学の学生さんは軽い身のこなしでスイスイと登っていきました。ルートが分かりにくい部分もあったので、学生さんの後を目で追いながら少しずつ高度を上げました。

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何とか浄土山山頂に着きますと、龍王岳(2,872m)が立ち塞がっていて、この山の先には薬師岳までの長い長い尾根が続いています。

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龍王岳は見るだけにして下山しました。眼下には立山登山の拠点の一ノ越山荘がマッチ箱のように小さく見え、そこから立山への急傾斜の稜線が続いていました。

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一ノ越山荘への下山道からの眺めは室堂平の全貌を見渡せ、なかなかの絶景でした。

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登ってきた浄土山を振り返ってみると、背後から筋雲がまるで息を吐くように吹き上がっていました。

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みくりが池温泉に戻って温泉に入っ汗を流して寛ぎました。後には立山と浄土山が並んでいました。

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夕方陽が沈む頃、立山連峰の主峰雄山(3,003m)の頂が褐色に染まっていました。翌日はあの山頂に向かい、更に左に延びている稜線を歩く予定で、緊張感がわいてきました。

浄土山は名前も気に入っていて、室堂から見ると立山と肩を並べるように見えた山で、いつか登ってみたいと思っていた山です。登山口からの急登に恐れをなして避けていたのですが、何とか登れて満足でした。

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2012年9月29日 (土)

黒部~室堂

9/25(火)から28日(金)までの4日間、室堂・立山の山歩きに出かけました。

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いつもは市営

の無料駐車場を確保するためと扇沢駅

の始発に間に合うようにかなり朝早く出発するのですが、今回は5時に自宅を出発し、9時前に室堂への長野県側からの玄関口扇沢駅に到着しました。幸いなことに市営の無料駐車場に数台の空きがあり、4日間の駐車場代がうきました。

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扇沢駅9時発のトロリーバスに間に合い、黒部湖駅から黒部湖に出ますとダム湖の水位はだいぶ低下していました。

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黒部湖駅からケーブルカー、ロープウェイと乗り継いで大観峰駅に到着しました。展望台から後立山連峰を見ることができました。

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10:40に室堂駅に到着しました。室堂駅で表示されている山岳情報には天気は晴、気温は5~6℃、熊注意とありました。またここ数日間で剣岳登山での死傷者が数人出たという記述もありました。

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室堂駅から屋外に出てすぐの場所で無料記念写真を撮ってもらいました。

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室堂平の向こうには屏風のように立山連峰が聳え、その背後から雲が湧いていて、その上には青空がありました。見慣れた室堂の光景です。

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室堂駅から約15分くらい歩いて、4日間お世話になるみくりが池温泉に着きました。この3年間毎年訪れてるいて懐かしい宿です。

前日まであまり天気はよくなく心配していたのですが、室堂には青空と見慣れた懐かしい光景が広がっていて、1年に1回来るべき来た場所にようやく来れました。

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2012年9月24日 (月)

北海道ドライブを終えて

4泊5日間の道東ドライブが終わりました。

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釧路を出発点として、根室半島や知床半島、摩周湖、阿寒湖、層雲峡など今までいったことがある地域や観光地はできるだけ避け、道東を約1,000km気ままに走り周り、楽しむと同時にいろいろ考えました。

道東や道北に行くとどうしてものどに刺さった棘のように北方領土のことを考えてしまいます。かつては日本の領土であった彼の地は返還される見込はなく、かつてそこで暮らしていた人たちの望郷の念はいかばかりでしょうか。領土や領海に押し込み強盗的に妄執している国や人々をみれば人類はなんと愚かなものかと思わずにいられません。

緑でおおわれた大地を走れば豊かな作物が思われ、海沿いを走れば北海道(日本列島も)は四方を海に囲まれていて豊富な魚種と海底資源が思われ、河川にはサケ・マスが遡上し日本の国土はなんと豊かなことでしょう。ヒマラヤの気流に乗ってもたらされる雨は大地も海も潤し、日本の位置は地球上でも最も恵まれた気象条件を備えているそうです。北海道を旅していつも感じるのはその豊かさと、反面厳しい自然環境と広大な土地ゆえの過疎です。

都市に人口が集中し、過疎地域が増えているのは北海道にかぎらず日本全国の傾向です。東日本大震災で被災した東北地方はもとより、地域が豊になって元気になってこそ日本も元気になれるのではないでしょうか。国はムダをなくし、地域活性化のために重点的に投資し、1,500兆円といわれる個人金融資産の2/3を保有するといわれるシニア層には、墓場に持っていかずに生きているうちに国内の経済循環のためにお金を使ってもらう。などと偉そうなことを考えてしまいました。偉そうなことを言いながら、一方ではしっかりとグルメしてしまいましたが。

旭岳登山をあきらめ、代わりに立ち寄ったファーム冨田やスイーツメーカーの柳月など、地域で頑張っている元気な会社や人々の姿を見るとエールを送りたくなりました。

また時間が余ったので何となく立ち寄った“北の国から”の麓郷の里で見た、倉本聰が30年前に発したメッセージ“生まれた時から文明の中にどっぷりつかった今の子供たちが、自然の中で生きるという原点に触れたとき・・・”には深く考えさせられました。今までの30年は何だったのか、これからの30年こういう覚悟はできるのでしょうか。

晴れ男・晴れ女を自認していた私たちでしたが、雨にこそ降られなかったものの、最初の3日間は青空を見ることはできませんでした。しかし夜中に降った雨や日中発生した霧は大地を潤し、牧草や作物に元気を与えているようでした。私も心身ともにリラックスし、海の幸・山の幸をいただいて栄養補給を行い、11月のヒマラヤに向けての英気を養うことができました。

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2012年9月23日 (日)

北海道ドライブ 和商市場

5日目の9/13(木)は、お昼前の飛行機で釧路から羽田に戻る日です。釧路空港までは40分くらいで、空港ではレンタカーを戻すだけで時間が十分ありましたので、朝食は釧路の台所“和商市場”で食べました。

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朝食は和商市場名物の勝手丼にしました。先ずご飯を売っている店で丼ご飯をゲットしました。

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勝手丼の看板を掲げた店が何軒かあり、お客はそれぞれ何を食べるか物色していました。

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集客の多寡は、店先のおばちゃんの呼び声にかかっているようでした。

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丼ご飯を片手に、食材が並んだ店頭を見て回りました。食材の並べ方も店独自の工夫があるようでした。

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カニだけをのせたカニ丼もいいかなあとかなり迷いました。

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結局カニ丼はあきらめ、それでもいろいろな食材を乗せていたらご飯が見えなくなりました。これ全部で2千円でおつりがきました。最も美味しかったのが、なんとサンマの刺身でした。臭みはなく脂がのっていて、その美味さは“湧駒荘”で食べた蝦夷鮑の塩釜にもひけをとりませんでした。美味さNo.3は“炉ばた鱗”で食べたニシンの焼き物でした。ホタテの刺身やつぶ焼もなかなかのものでした。

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カニも決して安くはないのですが、たまの贅沢で発送してもらいました。

炉ばた焼きの店に入らないで、和商市場でご飯とおかずをゲットしてホテルで食べればかなり安くあがるということも考えたのですが、やはり居酒屋的雰囲気も捨てがたいものがありますし、勝手丼はここで食材を選んでここで食べるからこその味のように思えました。

ホテルから和商市場までは歩いて数分でしたし、ホテルから飛行場までは40分くらいの運転ですから、運転はカミさんに任せて朝から新鮮な魚で一杯ということも考えたのですが、1,000kmくらい無事故・無違反(現時点までスピード違反の通知は来ていませんが)できたのが、もし事故にあったりしたら大変ですし、レンタカーでの事故は高くつきますので自重しました。アル中の定義は“飲んではいけない場面で制御できずにアルコールに手が出てしまう”とのことですので、どうやらアル中にはなっていないようで安心しました。無事故・無違反でたくさんのお土産と共に、暑い残暑の本土に戻りました。

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北海道ドライブ 釧路炉ばた焼き

釧路4泊のフリープランのうち、1泊目と4泊目のこの日(9/12)の2泊は釧路に泊まり、2泊目は屈斜路湖のホテル、3泊目は旭岳温泉に泊まりました。

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釧路に戻った時には久しぶりという感じでした。

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釧路で最後の夕食となり、結局炉ばた焼きの店を物色しました。“ろばたしらかば”は、我が国や英国の王室の方もお見えになったとか。しかしメニューがないとか、店内が暗いというような事前情報がありましたので、店構えだけ偵察してパスしました。

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2軒目にお目当ての“ろばた鱗”という店に行きますと、ちょっと地味すぎるような寂しげな流行ってなさそうな店構えでした。

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お腹も空いていましたし、地元の人がよく来るとか明るいとかの事前情報を信じて、尻込みしているカミさんを引っぱって思い切って入ってみますと、店内は明るく、テーブルはコの字型になっていて、お互いに顔が見え、何となくよさそうでホッとしました。入った時間が開店早々でしたので空いていましたが、あっという間に常連さん達で一杯になりました。

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ここでは女将さんが目の前で焼いてくれますので安心していられました。

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炉ばた焼きといってもやはり刺身は外せず、いくつかの貝類をオーダーしました。どれも新鮮で美味しく、地酒の“福司生酒”との相性はピッタリでこれだけでご機嫌でした。

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焼き物は、今回はニシンをオーダーし、焼きたてがあまりにも美味しそうでしたので、カメラを構える前に食べ始めてしまい醜い姿になってしまいましたが、脂がよくのっていてホッケの仇をニシンでとりました。

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釧路駅前のホテルまで15くらいの距離でしたので、ほろ酔い気分で繁華街をブラブラと戻る途中、釧路名物“つぶ焼ラーメン”という看板が目に入りピタッと足が止まりました。今までいろいろなラーメンに出会いましたが“つぶ焼ラーメン”というのは初めてで、気がついたら中に入っていました。

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店内は、店名そのままのツブ貝がズラーッと鉄板の上に並んで焼かれていました。

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私はラーメンをカミさんはつぶ焼を頼みました。一人前850円とラーメンより値段は高く、存在感がありました。酒の肴にいくつか食べましたらなかなか美味しく病みつきになりそうな味でした。

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ぽつりぽつりと仕事帰りの人たちが入ってきて、頑固そうなオヤジの前のカウンター席に座ると、誰もが申し合わせたように“つぶ”とビールや酒を頼んでいました。どうやらつぶ焼で一杯やって、〆にラーメンというのがここでの定番のようでした。ツブ貝の代わりにホッキ貝でもホタテでもいいのでしょうが、何となく鉄板の上に並んだツブ貝を見ているとやはりツブ貝でなくてはならないような気がしました。どうでもいいことですが・・・。

釧路での北海道最後の夜はやはり炉ばた焼きの店になりました。焼き魚の値段は決して安くはなく、北海道なのにどうしてこんなに高いのとさえ思ってしまったのですが、心地良く酔いが回った頭で、まあ日本経済のためだと自分に言いきかせていました。かくして釧路の夜はツブ貝の微妙なあと味と共に更けてゆきました。

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北海道ドライブ 柳月

4日目(9/12)は旭岳登山をあきらめ、富良野や北の国などを散策ドライブしながら、釧路に向かいました。途中帯広では時間がありましたのでお土産を買うために「柳月」というスイーツメーカーの本社・工場に立ち寄りました。北海道のお土産といえば“白い恋人”ですが、柳月には今年の6月にツアーでここに来たことがあり、ここの製品が美味しく気に入りました。私が理事長という名のボランティアで手伝っている訪問介護事業所のスタッフも10人を超え、全員女性のため特にスイーツに目がなく、口を揃えて北海道土産に是非と頼まれました。

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北海道では牛乳、小豆、砂糖の原料でもあるビート(甜菜)などが豊富で、それらから美味しい乳製品やスイーツがつくられ、多くはお土産として消費されます。お土産産業は特に地方にあっては大きな産業ともいえます。原料から製品化、パッケージ化までさまざまな人が関わり、多くの雇用を産み出しています。またお土産が買われれば経済的に潤います。

以前は、お土産はあまり美味しくないものというイメージがあったのですが、最近はずいぶん工夫され、いわば地域の産物と智恵の結晶ともいえます。日本経済はなかなか浮上できず苦しんでいますが、日本人の個人金融資産は1,500兆円といわれ、その2/3をシニア層が保有しているとか。この個人金融資産は、棺桶と共にあの世に運ばれる前に、お土産を買って地域に金を落とし(あるいは孫に使ってもOK)、そのお金がうまく循環すればもっと経済の見通しは明るくなります。私も大した資産ではありませんが、旅に出て、美味しい酒お飲み、美味しいものを食べ、お土産を買って少しでも日本経済に貢献できればと思っています。

この日巡ったファーム冨田や柳月のように地方で元気で頑張っている企業や人たちをみるとエールを送りたくなります。柳月で買ったお土産はスタッフ達に大好評でした。

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2012年9月22日 (土)

北海道ドライブ 北の国から

旭岳登山を断念して時間ができましたので“北の国から”の舞台となった麓郷を訪ねました。

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主人公の黒板五郎が建てた家が保存されているエリアの入口には観光案内所があり、入場料(300円)を払いました。

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観光案内所で渡された地図にはストーリーの概要と舞台となったスポットが説明されていて、それによると物語の進行と共に実際に建てられた黒板五郎手づくりの家は数軒もあり、ここにはそのうちの二軒が保存されていました。

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入口には脚本家倉本聰のメッセージがありました。物語は今から31年前の1981年から始まり、“生まれた時から文明の中にどっぷりつかった今の子供たちが、自然の中で生きるという原点に触れたとき・・・”とあり、この30年間を振り返った時、倉本メッセージはなんと今の日本について予知的なことを考えていたことか、ここを訪れたミーハー気分は吹っ飛び身の引き締まる思いとなりました。

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この3人の主役達は、ここで31年前から偉大な実験をスタートさせました。

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五郎がつくった家への道は、少しだけまばらな樹林の道を歩きました。

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最初の家はまるで物置小屋でした。雪に閉ざされた厳冬期に備えての薪木が印象的でした。

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室内は家の外観通りに狭く、当時まだ小学生低学年だった純と蛍にとっては、俳優という仕事を飛び越えてビックリしたのではないでしょうか。ここでの暮らしや撮影は大変だったろうと思われ、特に厳冬期には俳優も撮影スタッフも大変だったろうと苦労が思いやられました。

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石造りの家は最初の家に比べるとかなりしっかりとしていて、まるで自分のことのようにホッとしてしまいました。

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石造りの家には風呂場もあり、きっとかなり快適になっただろうと思われました。卓袱台にのっている酒は当然のごとく北海道の地酒「男山」でした。

ミーハー的観光気分で訪れた麓郷の里でしたが、倉本メッセージを読んでいろいろ考えさせられました。日本全体がこの20年は何だったのだろうという反省とも悔恨ともつかない気分におおわれているここ数年ですが、倉本メッセージは30年前に警鐘を鳴らしていたのではないかとも思われました。

物語の進行と共に進んだ純と蛍の成長は、自分の子供(一男一女)の成長とも重なり、それは私たちの歳月の積み重ねとも重なっていました。“北の国からは”今でも放送される再放送を見ることがありますが、実際に現地を訪ね倉本メッセージ、厳しく美しい自然、粗末な家、そこで生きてきた人々、今でも暮らしている人々を目の当たりにして、改めて倉本さんは実に多くのことを暗示していたんだなあと思われました。

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北海道ドライブ ファーム富田

4日目(9/12)は、旭岳(2,291m)に登る予定でしたが視界不良ということでパスし、のんびりと富良野をドライブしながら釧路に戻ることにしました。旭岳は北海道の最高峰で、旭岳を頂点として20連峰の山々が連なっていて、その連峰全体を総称して大雪山といいます。

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湧駒荘ですっかり寛いで、一晩明けた空には青空がのぞいていました。旭岳に予定通り登山するかどうか、天気予報などを確認すると雨は大丈夫だが霧が発生して視界不良とのことでした。登山そのものより北海道の山岳風景を見たいと思っていましたし、あわよくば日本一早い紅葉も見られるかと思ったのですが、残暑が続いていて紅葉の気配もありませんでしたので登山はあきらめました。

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富良野にはラベンダーで有名な“ファーム富田”があり、今まで行ったことがなく、時期はずれであれば空いているだろうということで出かけました。一面のラベンダー畑は既に時期はずれとなっていましたが、建屋の前のガーデンでは見ることができ、メロンの気球がのんびり気持ちよさそうに浮かんでいました。

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メインガーデンやあちこちで多くの人が楽しそうに働いていました。ファーム富田は、創始者の冨田徳間の孫忠雄氏が今日の姿にしました。この地域は香料の原料としてラベンダー栽培が盛んだったのですが、貿易自由化の影響によりほとんどの栽培農家が離農していくなか、捨てられてゆく畑を買い取り現在の規模に拡大したとのことです。随所に企業努力の工夫が見られ、その熱意には頭が下がりました。

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ファーム冨田から十勝連峰の全貌を眺めることができます。雲が激しく動いていて、主峰の旭岳や尖った姿の美瑛岳などが現れては消え、消えては現れていました。十勝連峰の遙か左手には大雪山が聳えているのですが、そちらは雲にすっぽりと包まれていて、もし旭岳に登っていても期待した景観は得られなかったと思われました。

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真っ直ぐ釧路に戻るには時間が早すぎましたので、どこに行こうかと。カミさんは旭山動物園を希望したのですが一度行っていますので、“北の国から”の舞台の麓郷(ろくごう)に向かうことにしました。麓郷への道は、十勝岳に向かって進む道でした

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農家の汗の結晶タマネギが出荷を待っていました。今年は夏が以上に暑く、その暑さも続いているようですし、地域によっては水不足も心配されていて、作物のできはどうなのでしょうか。農家の方の苦労が偲ばれます。

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更にその先には丘陵地帯が広がっていました。今は緑に覆われているこの地域一帯もやがては白一色に染まると思われ、その美しさと厳しさに思いを馳せました。

今回のドライブの大きな目的の一つであった旭岳登山を断念することになりましたが、湧駒荘に泊まったことだけでも行った価値がありました。おまけに湧駒荘ではあまりに居心地がよく、食事も美味しく飲み過ぎた感もあり、登山の意欲が半減していました。登山前日の宿泊もあまりにも居心地がいいのも考えものです。その代わりたっぷりと時間ができ、気まま旅を満喫しました。

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2012年9月21日 (金)

北海道ドライブ 湧駒荘

3泊目(9/11)は、翌日旭岳に登る予定でしたので、フリープランの宿(釧路)とは別に旭岳温泉に宿泊し、何軒かあったホテルやロッジから、最も温泉が充実してそうな“湧駒荘”という宿を選びました。

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入口には“日本秘湯を守る会”という提灯が出迎えてくれました。

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フロント・ロビーは、大きく広く、明るくて居心地のいい空間でした。またおもてなしも心がこもっていて、チェックインするとすぐに心身共にリラックスできました。

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談話室も贅沢な空間で、温泉宿と思っていたのですが、ヨーロッパの山岳リゾートの趣でした。

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部屋はベッドルームとリビングが別になっていて、この部屋だけで寛ぐことができました。

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ベッドルームから見たリビングルーム。

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何といっても温泉が素晴らしく、いくつかある温泉や露天風呂に何回も入り、ドライブの疲れはすっかりとることができました。

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部屋にはマッサージチェアが備え付けられていて、無料でしたので風呂上がりにたっぷりと筋肉疲労をとることができました。

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よくあるお品書きで、つらつらとメニューの数々が書かれている割には実際に大したことがないケースもありますので、あまり期待しませんでした。

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富良野のメロンとビィシソワーズは美味しく、折角でしたのでちょっと贅沢をして富良野ワインをオーダーしました。富良野ワインは飲み口がスッキリしてあっという間に空いてしまいました。

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蝦夷鮑の塩釜焼は、演出過剰かなと思ったのですが、昆布に巻かれて蒸された鮑は絶品でした。

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ビーフシチューもさっぱりと食べることができ、料理長の工夫が料理に活かされていて、贅沢気分を味わうことができました。

旭岳温泉では、どのホテルに泊まるか最も悩んだのですが、全体の雰囲気も部屋も温泉も料理も想像以上で、“湧駒荘”を選んだのは大ヒットでした。宿泊客も多く、半分くらいは登山客で、半分くらいはここでの宿泊がお目当ての観光客のようでした。

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北海道ドライブ 旭岳温泉

前日宿泊した屈斜路湖畔のホテルを後にして、翌日の旭岳(大雪山)登山に備えて、登山口である旭岳温泉に向かいました。

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美幌峠を越え、北見盆地(北見市)に入ると、今までの牧草地帯から穀物畑や野菜畑に景色は変わりました。北見市はハッカとタマネギの生産高が日本一です。路端の白樺のコブシが人の目のようでもあり、見張っているようでもあり・・・脇見運転に注意!

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朝、屈斜路湖を出発してちょうど昼頃に旭川市に到着しました。旭川駅の近くに是非行ってみたい居酒屋“三四郎”があるとのことでしたのでどんな店か寄ってみました。居酒屋“三四郎”は、居酒屋評論家の太田和彦氏が“北海道一の居酒屋”と推奨しています。居酒屋の評価基準はいろいろあり、居酒屋評論家もたくさんいますが、私は太田氏を最も信頼していますので、機会があれば是非一杯やりたいものですが、今回は素通りしました。その代わり昼食に“旭川ラーメン”を食べました。

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旭川市内を通り抜け、美瑛に入りますと、風景がまた変わりました。

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どこを走っても絵葉書になりそうな風景の連続でした。

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この地域には写真家が移り住んでいて、フォトギャラリーなどもありました。

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多くのCM撮影の舞台にもなっていて、マイルドセブンの丘、セブンスターの木、ケンとメリーの木などちょっとした観光スポット、撮影ポイントとなっています。

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気ままに車を走らせれば見事なお花畑にも出会いました。

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美瑛から30kmくらい走って旭岳温泉に着きました。大雪山の登山口である“大雪山旭岳ロープウェイ”の近くにはしゃれたホテルやロッジなどが並んでいました。これはホテルベアモンテで人気のホテルとのことです。

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このホテル(ラビスタ大雪山)も人気があるようです。

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どこに泊まるかはずいぶん迷ったのですが、最も温泉が充実していそうな“湧駒荘”に決めました。

3日目の9/11(火)もよく走り、300kmくらい走りました。ゆっくりと走りたいと思っても幹線道路では他の車が時速80kmくらいで後ろから煽ってきますので目的地には予定よりかなり早く着きました。その分、美瑛のような幹線道路から外れた道ではのんびりと景色を楽しむことができました。

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2012年9月20日 (木)

北海道ドライブ 別海町パイロットファーム

野付半島の独特の雰囲気に触れ満足して、2つめの大きな目的である別海町の牧草地帯を走る抜け、宿泊地である屈斜路湖に向かいました。

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道東の根室と釧路の間に位置する根釧台地に位置する別海町は国内最大の酪農地帯で、数十年前この地域を走った時に感じた“広大な”という言葉の実感が忘れられません。

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パイロットファームとは、インターネットで見ますと、実験牧場という意味もあり、近代的な機械を使い、大規模酪農経営を展開するといういわゆる酪農先進地帯です。

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1964年までに合計361戸が酪農のために入植し、乳牛飼育頭数は万単位へと急増しました。しかしその影には、経営難に陥って破綻していく農家も存在していました。現在は国内一といわれる牛乳生産量。明治・森永・雪印といった主要乳製品会社の工場が別海町にはあります。(インターネットより)

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乳牛はたとえば別海町の場合11万頭おり、町民の数をはるかにしのぐ頭数です(インターネットより)。車を降りて、霧雨に濡れている牧草をぼんやり見ていましたら、なかなか気の強そうな奴と目が合ってしまいました。

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日本離れした広大な酪農地帯は、根釧台地ならでは。新酪農村展望台は、その地域の北海道らしい景観を高台から望むことができる隠れたスポットです(インターネットより)。この広大な牧草地がうねうねと丘陵地帯としてどこまでも続く道を走りたかったのです。ここのドライブは、例え霧雨が降り、青空が見えなくてもとてもご機嫌でした。

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2泊目は、宿泊地屈斜路湖プリンスホテルに宿泊しました。フリープランでは4泊とも釧路東急インが指定されていますが、いちいち釧路からピストン往復では行動半径が制約されてしまいます。翌日の旭岳温泉の経由地として別途このホテルに宿泊することにしました。

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天気予報では本土では20℃を超えてるとのことでしたが、ここでは20℃くらいの気温で、夜ともなれば暖炉に火をいれてもらいながら、ウイスキー(北海道ですから当然ニッカ)をロックで飲めたら最高なのですが。

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屈斜路湖は、日本最大のカルデラ湖で、湖沼面積は6番目)と比較的大きな湖です。周辺から小河川が流れ込み、釧路川に流れ出していますので、カヌー遊びなどさまざまなウオータースポーツの拠点となっています。

釧路を出発して、厚岸~霧多布岬~野付半島~別海町と走った2日目の走行距離は350kmくらいで、走った距離の割には疲労感を感じませんでした。時々車を駐めながら、緑に覆われた見通しの良い道を気持ちよく走ったためだと思います。とはいえ、別海町パイロットファームに夢を抱いて入植し、成功している人もいますし、夢破れて撤退した人もいますので、あまりお気楽気分にはなれませんでした。

別海町での唯一の心残りは、野付半島にしかあがらない“北海しまえび”を食べさせてくれる“白帆”というお店が定休日で、名物の天丼を食べることができなかったことです。

2泊目はホテルとはいえ、ありがたいことに温泉があり、夕食前に汗を流し、バイキングの夕食はカニとイカ中心に、デザートもたっぷりといただき、就寝前にもう一度温泉に入ってぐっすりと眠りました。

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2012年9月19日 (水)

北海道ドライブ トドワラ

野付半島のネイチャーセンターのある場所が駐車場になっていて、そこにはたくさんの観光バスが集結していました。

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トドワラを見ることができる場所までは駐車場から1.2kmという表示があり、そこまでは遊歩道になっていて大したことのない距離の筈がかなり歩きでがあり、ちょっとした運動不足の解消になりました。足腰に自身がない人は10人乗りくらいの馬車車が、専用道路を使って観光客を運んでいました。

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しばらく歩いていくとここから先にトドワラがありますという表示板がありました。トドワラとは立ち枯れたトドマツ林のことをいいます。

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土の遊歩道の先は、地面が湿地になっているため木道になっていました。数十年前に初めて訪れた時にはトドマツがまだ腐朽していないためにトドワラそのものがなかったような記憶がありますが、最近物忘れがひどくなっていますので、真偽の程はわかりません。

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木道を歩いてゆくと、立ち枯れの木がまばらに立っていました。まるで弓矢か銃弾で身体を射抜かれ倒れるのをじっと我慢している古武士のようでもありました。きっとここ数年あるいは数十年この姿で北海から吹きつける風雪に耐えてきて、やがて土になるのを静かに受け容れているようでした。

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時期が来てか風雪に堪えきれずにか、ドォ!と倒れたトドワラはゾウの死骸のようでもあり、運命を受け容れてじっと目を閉じているようでもありました。

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やがて私もいつかトドワラのように倒れて横になり、土になる時が来ます。それまでは生きたいように生きたいものです。

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歩いてきた歩道を折り返して、足元を見れば、朽ち果て滅びゆく世界だけではないよと言いたげに健気な花が咲いていました。こんな北の厳しい自然条件でも花開くしたたかな生命もありました。東日本大震災で被災された東北地方の応援歌「花は咲くプロジェクト」の“・・・花は 花は 花は咲く いつか生まれる君に・・・”が聞こえてくるようでした。

数十年ぶりの野付半島は、道路は舗装され、道は整備されていましたが、トドワラの群落地帯までは狭い歩道をかなり歩きますし、また木道はギリギリ人がすれ違えるくらいの道幅しかありませんので、どっと人が押し寄せるわけにはいかず、北の海辺の独特の雰囲気は損なわれていないようでほっとしました。今回の旅の大きな目的の一つが達成されました。

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2012年9月18日 (火)

北海道ドライブ 野付半島へ

霧多布岬の霧を十分堪能?して、今回の旅でどうしても行ってみたかった野付半島を目指しました。

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野付半島への道もさまざまなルートをとることができますが、海沿いの道を選びました。

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別海町は広大な開拓地であり、以前訪れた時、入植した牧場主のお宅にお邪魔したことがあり、思い入れの強い町です。

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この地域にかぎらず道東の河川にはサケ・マスが多く遡上します。自然が息づいています。

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風蓮川は名前も流れも好きな川です。風がゆったりと川面をなで、流れもゆったりとしているこの川の畔をゆっくりと歩いてみたいところでしたが、野付半島へはまだ距離があり先を急ぎました。

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野付半島は、知床半島と根室半島の間に細く細く海に突き出ている、半島とはいえないような半島です。

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半島の突端への道は右も左も海で、道幅は次第に細くなりました。海の細道です。

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数十年前ここを走った時は、舗装はされていなかったような記憶があり、陸が海になり、海が陸になり、車ごと海に突っ込んでいってしまうような不思議な感覚を味わいました。

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内海は、陸を浸食し沼地となり、立ち枯れつつある樹々はやがて朽ち果てる時を静かに待っているようでした。

霧多布岬から別海町を経由して風蓮川を越えて野付半島に向かうこの道は、特に美しい景観や見どころがあるわけではないのですが、ハンドルを握って走ってみたいと思っていた道です。

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2012年9月17日 (月)

北海道ドライブ 霧多布岬へ

2日目の9/10(月)は、太平洋側の海沿いの道を走り、野付半島を経由し、最終的には屈斜路湖のホテルを目指しました。

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ルートはいろいろあるのですが、できるだけ海沿いの道を走り、最初に根室半島手前の霧多布岬を目指しました。

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車で走っていて、鉄道の駅舎があると寄り道をするのが好きです。そこには人が集まり、人はどこかへ出かけ、どこからか人がやってきます。他の町とはレールでつながっています。時間帯によっては誰も待っている人がいない時があり、無人駅であれば誰もいません。それでも電車は、例え1日に数本のダイヤでもきちんと電車はやってきて、駅舎は人がいる時でもいない時でもじっとそこに佇んでいます。厚岸(あっけし)は、釧路と根室との間では最も大きな漁業の町です。

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駅舎に入ってみると、“あっけし 牡蠣まつり”のポスターがありました。前回ここを訪れた時には、ちょうどその牡蠣まつりの時期で、会場では牡蠣を焼いていて無料でたくさん振る舞ってもらったことがあり、それ以来この街が好きになりました。

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レンタカーにはナビゲーターを搭載していますので道に迷う心配はないのですが、最短距離とか幹線ルートが選択されてしまいドライブとしては面白くない道を走ることも多いため、ある程度の参考にして頼り切らないようにしました。

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霧多布岬へのルートは、右側に太平洋、左側に牧草地帯で、風景は霧雨のためにうっすら霞んでいました。しっととした風景は心が解放されるようでもあり、身体が少しずつほぐれてくるようでもありました。

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遮るものがなく、行く先は霧に烟っていて見えるようでもあり見えないようでもあり、何となくぼんやりとこういう道を走りたかったというイメージ通りの道でした。

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霧多布岬に着きますと、その名に恥じない霧がたくさん発生、名物の霧を堪能しました。

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公衆トイレの入口には“岬まつり”のポスターがあり、なんと前日(9/9)に魚のつかみ取りやウニ焼体験などのイベントが行われたようでした。人が多くない地域で、何とか人が集まってほしいという地域の願いが込められているようなポスターでした。一日違いで惜しいことをしました。

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駐車場には、軽トラを改造して日本一周しているというおじさんの車が駐まっていました。そういう話はよく聞いていましたが、本当にいるもんですね。数年後の自分の姿かもしれません。一人というのは気楽そうな半面、北の半島で一人霧に包まれるというのは自分にとってはちょっと寂しいかもしれません。

厚岸はどうしても再訪してみたかった町です。ここのグルメパークでは、牡蠣やホタテ、さまざまな魚を焼いて食べさせてくれるグルメパークがあります。この日の行程は350kmくらい走る予定でしたので、厚岸を通過した時間が早朝のためオープンしていませんでした。

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2012年9月16日 (日)

北海道ドライブ 炉ばた煉瓦

北海道ドライブの1日目は、お昼頃釧路空港に着き、午後から釧路湿原周辺をドライブしたり散策したりのんびりしました。走った距離は60kmでほとんど疲れを感じることはありませんでしたが、お腹はしっかりと空きました。釧路といえば炉ばた焼きで、どうしてか釧路では居酒屋が炉ばた焼きの店で、最も有名なのはその名も“炉ばた”という炉ばた焼き発祥の店で、焼を担当する名物おばちゃんが有名です。

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“炉ばた”にしようと思ったのですが、あまりにも有名すぎ、マスコミなどでも見たことがあり面白くないので“炉ばた煉瓦”という店に入りました。

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店内に入ると、北の海の幸・山の幸が出迎えてくれました。

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各テーブルに炉が切ってあり、炭火が赤くおきていて、ここでは自分で焼くということに気がつきました。

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魚介類は焼き魚や煮魚よりやはり刺身が好きですので、時鮭のカルパッチョ、ツブ貝、海鮮サラダをオーダーし、焼き魚はサンマとホッケにしました。

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お酒を飲みながらカミさんと話しに夢中になっていたら、突如サンマが炎に包まれてしまいました。それだけ脂がのっていて美味しかったのですが、ホッケは脂ののりがイマイチで期待が大きかっただけにガッカリしました。

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口直しに鯨のユッケを頼みましたらこちらは絶品で何とか腹の虫が治まりました。

炉ばた焼は自分で焼くものではないという教訓を得ました。どんなに値段が高くても、どんなに高飛車でも、炉ばた焼発祥の“炉ばた”の名物おばちゃんの焼く焼き魚を食べたかった。おばちゃんの名人技のコツは魚を何回も裏返しにしないとのことで、後の後悔先に立たずでした。

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2012年9月15日 (土)

北海道ドライブ 釧路湿原

9/9(日)の昼に釧路空港に着いて、特に目的地も決めずに走った後、釧路湿原を一周してみました。

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釧路には何回か来ていて、釧路湿原近くを通ったことはありましたが、じっくりと歩いたことはありませんでした。今回はドライブ中心で歩く機会が少ないうえ、時間はたっぷりありましたのでできるだけ歩こうと散策路を歩きました。

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散策路は木道が整備されていて、霧雨が降っていてしっとりと静かでした。湿原の散策路ということで尾瀬の木道をイメージしたのですが、樹林の中の散歩道でした。

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湿原の全貌は、高台にある展望台からしか見ることはできませんでした。カミさんと二人、他にも何組かの夫婦や女性グループ達も来ていました。果てしなく広い湿原を見てこれが釧路湿原かという言葉しか思い浮かびませんでしたが、こういう場所をのんびりと歩いたりしていること自体が何となくいいものだと思いました。

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釧路湿原をぐるっと廻る道は、両脇から緑が迫っていて、普段こういう道は走ったことがなく何となくいい雰囲気なのですが、随所に“熊野出没に注意”とか“鹿の飛び出しに注意”とかの看板があり、カミさんは助手席で戦々恐々としていました。

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湿原展望台は細岡展望台などが夕陽で有名ですが、ここコッタロ展望台は最もネイチャーな雰囲気がありました。

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“コッタロ展望台”の展望台までは長い上り階段とその上に更に少し傾斜を上り、運動不足の解消に絶好の機会でした。上から年配のご夫婦が降りてきました。

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湿原は、どこから見てもどの角度から見ても湿原でした。観光地らしくない雰囲気がほっとした気持ちにさせてくれました

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時々現れる川は水量が豊でゆったりと流れていました。この川にもサケ・マスが遡上するようですし、この豊かな自然はいつまでも豊であってほしいものです。

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夕方、フリーツアーで指定されている釧路駅前のビジネスホテルにチェックインしました。雨が降ってきて、北の国に降る雨はなかなか雰囲気がありました。

釧路湿原をゆっくりと巡ってみて、予想以上に多くの人が来ているのにびっくりしました。同じホテルに泊まっていたご夫婦は北海道が大好きで、今回は3連泊して釧路湿原を楽しむとのことでした。もしかしたら広く広がる自然を眺めながら、ご自分のあるいはご夫婦の心を見つめなおしているのかもしれません。他の観光地のように派手でも人目をひくでもない湿原の中に身を置くことやそうしている時間はきっと人生の中でとても大事で豊かな時間なのかもしれません。そんなことを考えてしまいました。

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2012年9月14日 (金)

北海道ドライブ 丹頂鶴

9/9(日)から5日間、北海道をドライブしました。エアチケットとホテル、レンタカーがセットのフリープランでした。基本プランは4日間なのですが1日延長して5日間としました。できるだけ観光スポットを避けて(実際には避けようがない)、北海道の大地をあてどもなくドライブしてみたいと思いました。

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指定地は釧路(東急イン)でしたので、羽田からたんちょう釧路空港へと向かいました。羽田の空には青空がのぞいていたのですが、雲の動きが不気味でした。

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たんちょう釧路空港でレンタカーを借りました。今回のドライブは、今春ポルシェで北海道という話が発端だったのですが、アクシデントなどもあり小型レンタカーで北海道ドライブとなりました。

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走り出してすぐ、釧路市のシンボルともいえる丹頂鶴の彫刻が出迎えてくれました。雨は上がってはいましたが、路面は濡れていて、厚い雲がたれこめていました。

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しばらく走ると本物の丹頂鶴が道路を横断していました。対向車のおじさんもあっけにとられていました。

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何食わぬ顔をして悠々と道路を横断していました。これって本当に丹頂鶴だったのでしょうか。まさか釧路市観光課のまわし者ではないとは思うのですが。

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“どさんこ牧場”という牧場があり、いきなり北海道モードに突入しました。

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なるほど“どさんこ”たちが寛いでいました。

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青々とした牧草が広がっていました。旱が心配されたなか恵みの雨は牧草にも大地にも潤いを与えたようでした。

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ちょっと車を走らせると、サラブレットとは体系がちがう“どさんこ”が草を食んでいました。

釧路空港から釧路湿原に向かう途中、丹頂鶴と“どさんこ”の出迎えを受け、北海道気分に浸ることができ、これから先の気まま旅の楽しさを予感させてくれました。

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2012年9月 5日 (水)

大山便り 緑の競演

9/5(水)、久しぶりに大山登山に行きました。先週富士山に登り、今週あたりもう1回登ろうと思っていたのですが、夏の疲れがたまったようで朝昼晩と時間を問わずうつらうつらしていました。ようやく疲れもとれましたので、直射日光に晒されることの少ない林間コースの大山に登りました。

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早朝車で出発し、目の前に大山が現れると胸がワクワクするようなファイトが湧いてきました。

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まだ朝早い静かな時間帯を歩き始めると、少しずつ身体がほぐれてゆくような気がするのはいつものことです。

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予想に反して湿度と気温が高く、早朝の樹林帯の涼感があまり感じられませんでした。それでも降りかかってくるような緑に、目を奪われました。

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その日によって、何も考えずに登ることだけに専念してひたすら脚を上げるだけの日と、さまざまなことが浮かんでは消え浮かんでは消えてという日があり、今日はさまざまなことを考えてしまいました。そして時々目を上げると生き生きとした緑が目に飛び込んできました。

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樹林の隙間から時々青空がのぞいていました。うすい霧が流れてて、まるで樹々に水滴を吹きつけているようでした。

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光が直接当たっている緑は、生命観が溢れていて、まるで叱咤激励されているようでした。

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更に緑は続き、身体も気持ちもすっかり元気を与えられたようでした。

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頂上近くの緑限界あたりまで上りますと、さすがに空気はヒンヤリとしてきて、風も抜けてゆくため心地良く感じました。やはり自然の中をモクモクと歩いているとリフレッシュでき、来ようかどうか迷っていたことも忘れてしまいました。

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唯一といっていい富士山ビューポイントの富士見台では、雲が湧いていて富士山だけをすっぽりと隠していました。

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頂上からはいつもは登ってきた道を折り返すのですが、今日は気分を変えて見晴台方向から下山しました。

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予想通り、大山はすっぽりと雲に覆われほとんど見晴は得られませんでしたが、トラバースするように続く道は緑の回廊となっていました。

夏の疲れが多少残っているような感じがしていましたし、週末から北海道に出かける予定で、その前に疲労はとっておきたいと思い自宅静養と思っていたのですが、自然に触れたくて、眠気を我慢して早朝自宅を出発しました。やはり自然は裏切りませんでした。身も心もスッキリし、夕食のビールも美味しく飲めそうです。

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