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2012年10月31日 (水)

ヒマラヤ スケジュール

11/1(木)、  成田10:45発タイ国際航空バンコク行きで出発し11/20(火)に戻ります。

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今回のツアーは参加者が12人(うち女性7人)で、大所帯です。どんなツアーになるのか楽しみですし、どんな猛者、どんな山ガール、マウンテンレディ&ジェントルマンが一緒なのか、成田での顔合わせが楽しみです。風邪をひかないか、お腹はこわさないか、高山病にならないか、皆さんについて行けるかどうか、5,000mを越えることができるか、さまざまな不安がありますが、一方ではどんな景色を見ることができるかという期待もあります。それでは行ってまいります。

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2012年10月29日 (月)

ヒマラヤ準備 参加者12人

今回のツアーの参加者は総勢12人と多く、トレッキングツアーの場合の適正規模は6~8人といわれますからちょっと多いかなと思いますが、賑やかなのもいいかなと思っています。高橋隊長は大変で、今から苦労が察しられます。更に12人中女性が7人だそうで、賑やかを通り越して騒がしいかも・・・。しかし安くはない費用を払って3週間もヒマラヤに出かける人たちはどんな方々なのでしょうか。

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今年の3月、ラウンドアンナプルナ(25日間)を歩いていた時、ヨーロッパアルプストレッキングのツール・ド・モンブランで一緒だった岩下さん(ホテル・エベレスト・ビュー建設に携わった棟梁の奥様)とタサンビレッジで再会しました。岩下さん達は「歩かないでヒマラヤへ」というツアーに参加していて、ガイドの丸山さんをはじめご一行様達は全員女性でした。(3/22タサンビレッジにて)

先日送られてきた名簿によると、12人の内訳はご夫婦が2組、他に女性5人、男性3人で、私と相部屋になる方は関西空港から出発ですので、タイのバンコクで合流となりそうです。

消費が低迷しているこんなご時世に、12人のツアーは結構な話です。ご夫妻で参加となりますと100万円くらいかかります。費用の多くは飛行機代やネパールの外貨獲得(ネパールならOK)に消えるとはいえ、ツアー会社のヒマ観さんは潤いますし、新たに登山ウェア(私も一着新調)や道具、カメラなどを買った人もいればそれだけ消費が増え、日本経済は循環します。まあそんなことを考えながらも次第に緊張感と不安感が募りつつあります。

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2012年10月27日 (土)

ヒマラヤ準備 健康診断

昨年の秋、初めて5,000mを越えるトレッキングのために受けた高地診断で肺気腫が発見され、その時はヒマラヤ行きをあきらめたのですが、今春の「ラウンド・アンナプルナ完全周遊 25日間」(3/154/8)ではトロンパス(5,416m)を越えることができました。通院している横浜市大病院の主治医や日本登山医学会の堀井先生には多くの助言をいただきました。

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特に堀井先生には今日まで折に触れてアドバイをいただいており、次のようなレポートもいただきました。:日本登山医学会第32回学術集会(6/1617福岡開催)において、「一見健康そうに見えるものの検診にて高所ツアーが危険と判断された6例について」というタイトルで私の事例を含めて6例についての発表が行われ、今まで千数百件のうち0.86%の人が危険度が高いと判定されたそうです。

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引き続き堀井先生のレポートから:7/6に、登山者検診ネットワークの定例会が行われ改めて私のケースについて意見交換が行われたそうです。いくつかの指摘をいただき、日常手軽に出来る検査などは自身で行ったのですが、最も気になった指摘が「肺高血圧の有無の確認」でした。肺の血圧があるとは知りませんでしたので、横浜市大病院の主治医(呼吸器)に相談の結果、循環器の専門医の診断を受けることになりました。紹介状を書いて頂き、「心エコー」と「エルゴメーター」という検査を受け、特に問題なしという結果が出て一安心でした。堀井先生からは11/1からのトレッキングでは、体調に異変を感じた場合すぐに下山できる体制(個人ポーターの雇用)をとるようにというアドバイスをいただきました。

10/22(月)に肺高血圧診断の結果を持って主治医の診断を受け、自己責任ということでヒマラヤ行きに目をつぶって頂くことになりました。その際、少しでも心肺の負担を少なくするクスリや身体装着品を処方して頂きました。無茶を承知の我が儘をサポートしてくださる堀井先生や主治医の先生に感謝しています。

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(画像は3/13撮影)三浦雄一郎・豪太さん親子が運営している“ミウラベース”の低酸素室でトレーニングを行えばいよいよ準備が整います。10/30には、4,000m4,500m10/31には5,000m5,500mの低酸素トレーニングを行います。来年エベレストに挑戦する三浦雄一郎さんもここでトレーニングを行っています。

周りを心配させ、自身も生きたくない病院に行ったり検査を受けたりしているわけですが、ヒマラヤに行かなければそんな面倒もなくなることは百も承知です。多少のリスクを覚悟でヒマラヤ~高地でなくても素晴らしいところはたくさんあります~に行くことは、もちろんその魅力に惹かれているからということもできますが、自分の心肺がどこまで機能するかということは一生ついて回る問題であり、もう一度高地で試してみたいという意味合いもあります。二度が三度になりという可能性もありますが・・・。

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2012年10月25日 (木)

富士山 お中道・大沢崩れ

今日10/25(木)、富士山と黄葉・紅葉を見ようとお中道の大沢崩れに行ってきました。

                                                                                                      

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お中道は、前回御庭から富士登山河口湖口五合目まで歩きました。今回は御庭から大沢崩れまでのコースを歩きました。往復2時間くらいかと思っていたのですが3時間かかりました。

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冨士スバルラインは、ちょうど紅葉が見頃でした。八合目くらいまで冠雪した富士山を眺めることができました。

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スバルラインから、更に白く大きく聳える富士山の姿を見ることができました。

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スバルラインの終点・五合目の少し手前の御庭駐車場に車を置いて、すぐに黄葉に染まった急登が始まりました。急な登りは10分くらいのもので、ここを乗り切れば後はなだらかな道になりました。

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進行方向右手には頂上に雪を被った南アルプスが見えました。

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見晴らしのいい道をしばらく歩くと「大沢崩れ」への標識があります。ここさえ間違わなければ後は一本道です。

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雑木林を抜けると「仏石流し」という傾斜面の道に出、富士山が顔をのぞかせていました。

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おおむね歩きやすい林間の道なのですが、何ヶ所かの沢が崩れた後や一ヵ所の鎖場や岩場もありました。

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大沢休憩所に「大沢崩れ」の石碑がありました。ここまでの道も黄葉・紅葉が見事でしたが、ここはとりわけ見応えがありました。

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大沢崩れの石碑がある場所から少し下ると、谷が更に深くえぐられたように崩れていて通行止めになっていてここから先は一歩も前に進むことはできませんでした。凄まじい勢いで土砂が崩れた後が生々しい傷跡のようで、痛ましい感じがしました。冨士の麓をグルッと巡るお中道はここで途切れています。

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目の前でヘリが、深く崩れた谷を修復していました。おそらく流れ落ちる土砂を食い止めようとしているのだと思いますが、気の遠くなるような作業です。

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再び御庭に戻る道は雲上の散歩道でもありました。

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間近で見る富士山はここから頂上まで真っ直ぐに登れそうな気がしました。

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石畳で整備された道を進めば五合目に向かいます。

3時間の緩やかなアップダウンの道はいい運動になりましたし、黄葉・紅葉に彩られた雑木林は今年初めての紅葉狩りを楽しませてくれました。何より、間近に富士山を見ることができ気分がスッキリしました。

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2012年10月23日 (火)

ヒマラヤ準備 カラパタール

11月のヒマラヤ行きは、結局マドンナさんとのスリーパス越えをあきらめ、「エベレスト大展望 カラパタール登頂20日間」というヒマ観さんのツアーに参加することにしました。

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このツアーの最大の特色は、エベレストを間近に見ることができるということで、そのためにカラパタール(5,545m)まで上るということです。

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ヒマラヤでも代表的なトレッキングコースであるエベレスト街道を歩くツアーで、今までホテル・エベレスト・ビューまでは最初のヒマラヤ行きで体験していますので、その先の景観がどうなっているかを見ることができ楽しみです。

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ツアー会社から配布された「装備品リスト」に基づいて持っていくものを揃えるとかなりの量になりました。最もかさばるのが防寒着で、防寒対策としてホカロンのような防寒グッズも必要です。他に梅干し、お茶漬けのもと、チョコなどの嗜好品、風邪薬などのクスリ、細かなものまで入れると膨大な量になります。この荷物を旅行用バッグに何とか詰め込み、現地に着くとツアー会社から貸与されるダッフルバッグに詰め替え、それをポーターさんやヤクに運んでもらいます。またその日一日の行動に必要なもの、例えば飲物や着替えなどはリュックに詰めて自分で背負って歩くことになります。

今回で4回目のヒマラヤツアーになります。今まで3回は、1回目カミさんと2人、2回目札幌の医師ご夫妻と3人、3回目鈴木さんと大阪のオッちゃんとの3人旅(25日間)で、いわば個人旅行レベルのためコックさんが帯同せず食事はロッジで出されるものでした。メニューは限定されますし、贅沢に慣れた口と胃には特に長期間ツアーは辛いものがあり、持参したカップヌードルや味噌汁などで何とか口と胃をごまかしました。今回はコックさん帯同ですので、嗜好品はあまり持っていく必要がなくて助かりますし、食べること自体が楽しみにもなりそうです。

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2012年10月21日 (日)

丹沢・塔ノ岳 リベンジ

10/20(土)、もう今月中は山に登らないでじっとしていようと思っていたのですが、夏に酷暑のために途中リタイアした丹沢・塔ノ岳に出かけてしまいました。リベンジと題するほど大げさなものではありませんが、ヒマラヤ行きまで10日、カウントダウンとなりましたので、トレッキングでの呼吸とリズムをイメージしての予行練習としました。

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駐車場を6:00に出発、空には厚い雲とその下に朝焼けが見えました。雲はなかなか動き出しそうになく、見晴らしのいい景色は期待できそうもないとあきらめました。

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週末のためか、若い人が多くスイスイと追い抜かれました。トレーニング登山であればある程度無理をしてもピッチを上げるのですが、高地での呼吸と足のリズムをイメージしてできるだけゆっくり、ゆっくりとはやる気持ちを抑えることを心がけました。

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分岐での道を聞かれ、写真撮影の了解をとったら気をつけしてくれました。礼儀正しいお嬢さんでした。熊除けの鈴をリュックにつけて、細身の身体でスイスイとミズスマシのような足取りで先行し、いつの間にかその鈴の音も遠ざかって聞こえなくなりました。

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澄んでヒヤリとしてる空気を胸一杯吸い込み、身体は熱を帯びてきて汗ばんできました。とても気持ちのいい瞬間でした。

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塔ノ岳に登る大倉尾根は誰が名付けたか“バカ尾根”と言われています。バカみたいにひたすら木と石の階段を登るからだそうです。このバカ尾根を乗り越えるとやがて青空がぱっとひろがり、私の最も好きな瞬間なのですが、残念ながら雲に邪魔されました。

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頂上に着きますと冷たい霧が吹き上げてきて、冬山のような寒さで山小屋に飛び込み、カップヌードルで暖をとりました。

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登ってきたバカ尾根を下りますと、苦しそうに息を切らせながらそれでもそれを楽しむように登山者が登ってきました。

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登山口の近くまで下山してきた時ちょうどお昼近くでしたので昼食にしました。疲れがたまった時などたまに食欲がなくなることがあるのですが、今回は山小屋でカップヌードルを食べたにもかかわらず食欲旺盛でした。

ヒマラヤトレッキングの予行練習というイメージで、いくら時間がかかってもいいから息を切らさないような、苦しくならないような呼吸法とゆっくりペースを心がけました。その結果、登りの標準コースタイム3時間30分に対して3時間20分と10分も短縮されていて、前回のリタイアが嘘のように楽に登れました。無理をしないで自分のペースを守ることがいかに大事かがわかりました。この日は、10人の日本人ご一行様がマドンナさん主催のヒマラヤトレッキングに旅立った日でもありました。

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2012年10月19日 (金)

ヒマラヤ準備 マドンナさん

11月になるとヒマラヤはベストシーズンに入りますのでどこかに行きたいと思っていました。

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当初予定していたコースは、「スリーパス越えと三大ピーク登頂30日間」というヒマラヤ観光開発(以下ヒマ観)では最もハードなツアーです。夏に申し込んでいたのですが、残念ながら参加者が私の他に1人だけということで不催行となってしまいました。

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今年の春、鈴木さんと一緒にラウンドアンナプルナ(25日間)を歩いた時に、カトマンズでマドンナさんと再会しました。残念ながら鈴木さんは体調不良で外出できず、二人でとりあえず乾杯しました。その時機会があれば秋のヒマラヤ行きで一緒しようという話が出ていました。

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すっかり盛り上がって、気がついたら夜も遅く、あたりも真っ暗になってしまい、私の一人歩きは危険だということでホテルまで送ってもらいました(情けないです)。マドンナさんはもちろんタクシーで無事に帰宅しました。(4/2 ヤク・アンド・イエティ:雪男ホテル前で)

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先日マドンナさんが日本に一時帰国しましたので、4/2以来半年ぶりの再会となりました。いつものことながらとりあえず乾杯して、秋のヒマラヤ行きの打合せをしました。マドンナさんは単独で「スリーパス越え」に行く予定でしたので、それでは二人で行こうということになったのですが、私の方のガイドとポーターの手配がつかず結局私は「スリーパス越え」は断念することにしました。二人で出かけた場合、もしどちらかが体調を壊したりトラブルにあった時それぞれが単独で行動できるようにそれぞれがガイドとポーターを雇う必要があり、マドンナさんは既に手配済みでした。一方私はヒマ観さんに手配を依頼したところ既にヒマラヤではガイドやポーターの最繁忙期に入っていて、信頼できるガイドとポーターは無理ということになりました。現地の代理店などに手配の依頼も可能ですし更にコストも安くできるのですが、私の場合は心肺に爆弾を抱えているようなものですので、かなり信頼できる代理店でなければ不安であり、コースも難関ですので無理をしないことにしました。(10/2 日本橋にて ヒマ観の高橋さんにも声をかけたのですが、残念ながら用事があり、ここでも二人きりの乾杯となりました)

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またまた話が盛り上がり、マドンナさんがエベレストに挑戦する時には~最低800万円くらいはかかりそうですので~資金集めのお手伝いをすること、ベースキャンプで応援すること、11月の再会を約束してお別れしました。マドンナさんは、10/8(月)に長身で素敵な年下の男性が待っているネパールへと戻っていきました。

今月マドンナさんの知り合いのグループ(10人)が日本から大挙してヒマラヤトレッキングに向かい、マドンナさんはホスト役として一緒にホテル・エベレス・ビューに行き、11月からはスリーパス越えに挑戦となかなか忙しそうです。お互い元気で再会したいものです。

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2012年10月17日 (水)

大山詣で 鹿見物

今日(10/17)は、少し時間ができましたので足慣らしに丹沢に行きたいと思ったのですが、お昼頃から天気がくずれるという予報でしたので大山に登りました。

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6:20に登山口となる駐車場に到着し、上空を見ると異様な雲が浮かんでいました。

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少しは秋の気配は感じられるかなと思っていたのですが、まったくその気配はありませんでした。ここ大山の紅葉は早くても1ヶ月後とのことでした。

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7合目あたりにさしかかりますと鹿の母子が並んでいて逃げようともしませんでした。今日登り始めてすぐの男坂でオス鹿を見かけましたのでこれで2回目でした。

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頂上に着きますとやはりここにも鹿が物欲しそうな顔をしていました。これで3回目の鹿との出会いで、余程餌に飢えているということでしょうか。日本中で鹿が増えすぎ、その被害が報告されていて何らかの対策をとらなければと言われています。その通りだと思うのですが、つぶらな瞳を目にすると躊躇するものがあります。知床では、鹿を牧場に誘導し、その隣に鹿肉の工場があったことを思い出しました。

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大山では登山鉄道が運行されていて、その駅構内には皇太子殿下の登山ルートが貼り出されていました。駐車場まで車で来て、女坂を経由して山頂に登り、下山は日向薬師という地点に向かったのとのことで、このルートはお迎えの車があるかバスを利用しないと無理です。

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何回も大山に登っているのですが、登山鉄道に乗るのは初めてでした。下山で膝に負担がかかるのを避けるために乗ってみました。6分間(450円)の乗車体験でした。

ヒマラヤ観光開発の高橋さんから、トレッキングか近づくと張り切って山に登って足を痛めたりしないように気をつけて下さい、せいぜい里山歩きくらいにしておいて下さいと釘を刺されています。ここ数日、一日おきに歩いたせいか今日の登山は楽で、時間もいつもより10分くらい早く登頂できましたが、出かける前の山歩きはこれを最後にしようと思っています。

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2012年10月15日 (月)

鎌倉アルプス 買い出しツアー

10/15(月)、仕事のヤマ場も越え、ヒマラヤの準備も少しずつ進んでいて、朝起きて空を見れば青空が見えましたので出かけてしまいました。

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日帰りツアーの広告を見ていましたら、「紅葉に染まる鎌倉アルプスハイキング」という案内がありました。紅葉は12月に入ってからでまだ早いのですが、“鎌倉アルプス”???に惹かれて出かけました。

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横浜駅からJRで北鎌倉へ出、8:30円覚寺を通り過ぎ建長寺に着きました。とにかく大きな伽藍で空気は澄んでいて深閑としていて気持ちが引き締まりました。

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「半僧房大権現」への道とそこからの道はしばらく急傾斜の山道が続き、大山の男坂のような印象を受けたのですが、それほど長くはなく間もなく緩やかなアップダウンの道となりました。それでも汗びっしょりとなりました。

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初めて歩く道はこの先どんなふうになっているのか、どんな景色が見えるのかワクワクしました。

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とても静かで、どこからか読経の声のような、鐘のような響きや音が聞こえ、山道の様相も高野山大峯奥駆道のような雰囲気が感じられ、修験者と行き交うのではないかという期待もあり、修行僧になったような気分でもありました。しかしグループで歩く人たちの嬌声や甲高い声が響いたら雰囲気は台無しになるとも思われました。

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大平山の山頂を過ぎて天園峠あたりに出ると鎌倉の街や江ノ島方向を遠望することができました。

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天園峠の茶屋を過ぎると分岐があり、左へ行けば春は水仙、晩秋には紅葉で有名な名刹瑞泉寺に向かうポピュラーな道のようです。今回は名前が面白そうでしたので「獅子舞の谷」方向に向かいました。

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獅子舞の谷は、“獅子の形の奇岩が点在する”とありましたが、気がつきませんでした。かなりひっそりとしていて、誰にも出会わず、道に迷わないようにと思ったため、景色をゆっくりと楽しむゆとりがなかったようでした。

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8:30に北鎌倉を出発してほぼ2時間弱で「鎌倉宮」に着き、更に10分ほどで「鎌倉八幡宮」に着きました。かなり以前に初詣に訪れて以来久しぶりでしたので、お参りしてゆくことにしました。

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本殿手前の拝殿で手を合わせ、目を上げると神主さん達の祭列が目に飛び込んできました。慌ててカメラを構えましたので右肩上がりになってしまいました。

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何かいいことあるかなあぁ~~~。

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2010.3.10に強風のため樹齢1000年といわれる“大銀杏“が倒れてから2年半になりました。2011.3.11の1年前のできごとでした。何かの予兆だったのでしょうか。 大いちょう ガンバレ!!

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鎌倉八幡宮から鎌倉駅までの道をブラブラと観光気分で歩いていましたら「腸詰屋」がありました。箱根の旧街道歩きでは芦の湖畔店でハム・ソーセージやサラミなどを土産によく買いました。懐かしく味も恋しくついついソーセージとサラミを買ってしまいました。

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鎌倉駅から横浜駅に出、ちょうど昼前でしたので昼食を食べた後デパ地下の魚屋をのぞき、夕食の食材を買いました。

建長寺脇から山道に入ってお坊さん気分に浸ったのも束の間、食欲にそそられ買い出しツアーとなってしまいました。今回の道はゆっくり歩けば2時間半くらいと思われ、巳の日に出かけるルート~自宅から戸塚まで歩きJRで北鎌倉に出て「銭洗弁財天」に向かう~と組み合わせると5~6時間くらいの散策ルートになります。12月の紅葉シーズンが楽しみです。

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2012年10月12日 (金)

いざ北鎌倉 花街道

昨日(10/11)、巳の日で天気もよく仕事も一段落つきましたので北鎌倉の銭洗弁財天に行きました。

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自宅を8時に出発してほぼ30分くらいの所に曹洞宗の観音禅寺があり、必ずここでお参りをすることにしています。どっしりとした凛としたお寺で伽藍の風格が気に入っています。

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戸塚駅までの2時間くらいの行程の8割は住宅街の間を縫って流れる川に沿って歩く道です。道端には野の花が咲いていてさながら花街道(ちょっと大げさかも)といった趣でした。花の命は短くて・・・とは言われますが、花の種類は異なっても花という命は確実に引き継がれ、時期が来れば必ず花咲かせています。ここにも東北地方復興支援ソング“花は咲く”が聞こえてくるようでした。この道は季節によっては桜街道あるいは紫陽花街道ともなる遊歩道です。

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戸塚駅からはJR

で北鎌倉駅

に出、円覚寺や駈け込み寺といわれる東慶寺を過ぎて浄智寺の山門脇の道をやがて源氏山ハイキングコースへと向かいます。北鎌倉駅からは古都の寺社巡りといった趣になります。

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源氏山ハイキングコースは、北鎌倉から源氏山公園まで30分くらいのちょっとした山歩き気分が味わえる道です。雑木林の間からこもれる費が気持ちよく感じられました。

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源氏山公園の手前には文章(もんじょう)博士と言われる日野俊基を祀った葛原岡神社がひっそりと佇んでいます。この近くには日野俊基のお墓もあり、それぞれ手を合わせます。一神教の人から見たらお寺でも神社でもどこでも手を合わせるこんな姿が信じられないと思いますが、日本人なら誰でも自然に頭を垂れ手を合わせるのではないでしょうか。

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巳の日には銭洗弁財天の入口の提灯に灯りが点ります。ここでは狭い境内にある7ヵ所の社や仏像に手を合わせます。平日でも多くの人が銭を洗いに来ていて、多くの人が銭(お札)を洗うと増えると信じているようですが、真説は銭を清めてその銭をきれいに使うといいことがあるとのことです。私は最近は銭を洗ったことはありませんが。

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銭洗弁財天の境内に“こくに茶屋”という不思議なお茶屋があり、ここのご主人はお客でも平気で怒鳴ったり叱ったりする偏屈頑固オヤジですが、私を富士山に導いてくれた恩人でもありますので、挨拶に寄ります。またここには白蛇がいて、銭洗弁財天の宮司にいわせるとインチキだとか言っているようですが、生まれや素性は知りませんが、時々抱かせてもらったりして可愛いもので、えさ代(お布施)をおいてくるのもここに来る目的の一つになっています。更に占い師がいてこの方とも親しく、お客様がいない時にはご主人と占い師さんと雑談してくるのも楽しみの一つです。

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源氏山ハイキングコースを北鎌倉駅近くまで戻るといつもお昼近くになりますので、好物の“アジとコハダの握り”(850円)を食べての帰宅となります。この日も久しぶりに好物のお寿司を味わって、JRとバスを乗り継いで1時に自宅に戻りました。

テクテクと歩く目的や大義名分がないと怠けてしまうと思い、北鎌倉へは巳の日(12日毎)に行くと決めたものの、仕事と重なったり雨(今年は多かった)だったりして、気がついたら紫陽花の時期も外しましたので、半年ぶりの“いざ北鎌倉”となりました。戸塚駅までの川沿いの遊歩道は花の道、北鎌倉からは古都巡りの趣があり、源氏山ハイキングコースはミニミニ山歩き気分にもなれ、変化に富んだなかなか楽しいコースなのです。

この道は寺社に参拝する機会の多いコースで、ふと“坊さんになりたい”という夢が頭をもたげてきます。仏像を彫りながら時には雲を追いかけて漂泊の旅に出たり~西行の真似は大変~いいなあと思いつつ、美酒や“アジとコハダの握り”も捨てがたいしと雑念が多すぎて一歩踏み出せません。カミさんに言わせると年中漂泊している今の状況とあまり変わらいないんじゃないと余計なことを言いますが、これは心構えというか気分の問題でなかなかわかってもらえません。

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2012年10月11日 (木)

大山詣で 空と雲

先月の末に室堂・立山に出かけて10日も経ちましたので、108(月)足慣らしに大山に出かけました。

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大山詣でといわれた大山の参詣道はほとんどが石段と岩の2時間半の上りです。おまけにほとんどが樹林帯の中ですので、展望が望めるわけではなくあまり面白くない登山となりますが、足のトレーニングにはもってこいの山です。

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黙々と足元を見てのひたすらの上りですが、ところどころ視界が開けて青い空を見ることができます。

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遮るものがない展望では空は広く広がる一つの空ですが、大山では場所によって視界の開け方が異なりますので、それぞれ違った空間の空を見ることができます。まるで小学生が「空」というテーマで絵を描くように違った空を見ることができます。

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頂上手前の鳥居あたりから振り返りますと樹々の間から富士山が見えました。いつもは大きく見える富士山も大きな空の下では小さく霞んで見えました。雲に取り囲まれて心なしか肩身が狭そうでした。

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久しぶりの祭日の登山でしたので「奥の院」の扉が開いていました。

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眼下には湘南海岸や江ノ島も霞んで見えました。山頂からはスッキリと晴れていればみなとみらい地区のランドマークタワーや新名所となっているスカイツリーなども見えるそうですが、私は一度も見たことがありません。

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青い空に白い雲、これを見ているだけでもいいなあと思います。富士山や北アルプスなどメジャーな山もいいですが、身近なところの山もいいものです。山はどんな山でも見どころや楽しさがあります。

10日ぶりのたかだか標高1,272mの山ですが、翌日決まって足のふくらはぎが痛くなります。富士山や立山に登ってもふくらはぎが痛くなることはないのですが、大山の上り・下りがいかに急傾斜かということでその分トレーニングになるような気がします。但し気をつけませんと膝を痛めます。

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2012年10月10日 (水)

室堂・立山 ヒマラヤトレーニング

今年の夏は7~8月に富士山に4回登った後、9月に入って北海道ドライブと仕事のため、それ以上に天候に恵まれず山歩きがあまりできませんでした。11月に予定しているヒマラヤに向けて足慣らしをしたく、北アルプス・槍ヶ岳か立山に行きたいと思っていました。両山とも頂上に立ったことがなく今年は挑戦しようと決意し、楽しみながら山歩きができヒマラヤトレーニングにもなるということで、結局室堂・立山に決めました。

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今回の山歩きの行程は、1日目は5時に自宅を出発し、11時頃室堂に着きましたので、午後から浄土山登山をしました。2日目は念願の立山登山から剱御前小屋まで尾根を歩き、雷鳥沢を下り、雷鳥平から室堂へ上り返しました。3日目は午前中は奥大日岳手前まで歩き、午後は室堂山展望台まで歩き、2日半室堂・立山を一通り歩くことができました。

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黒部湖駅を経由して室堂駅に到着して地上に出ると先ず目に飛び込んでくるのが立山連峰の稜線でした。あの稜線はどうなっているのだろうか、稜線から見える光景はどんなだろうかといつも思っていて、いつか歩いてみたいとも思っていました。今回はその念願が叶いました。

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浄土山に登った時見た立山(雄山)への登山ルートと山頂から左へと走っている尾根は豪快で、ワクワクすると同時に不安も感じました。

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実際に歩いた稜線は、岩場やガレ場もありアップダウンもありました。視界を遮るものがなく、右手には剱岳、左手には室堂を見ながらの尾根歩きは豪快で、期待以上のものでした。

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憧れて見上げていた稜線に立ってみると、室堂は眼下に小さな箱庭のようであり、右前方には大日連山、真っ正面には富山湾にかぶさる雲海、左遠方には白山まで見ることができました。

今回初めて3泊4日と長めの日程にしたのは、悪天候の場合の予備日を考えたのですが、その天候にも恵まれ素晴らしい景色の連続で、立山縦走をはじめとしてかなり歩いたにもかかわらず疲れは感じず、多少疲れは感じてももう少し先へ、もう一歩上へと足を進めることができました。最も鍛えられたのが、立山縦走や大日連山歩きの最後の行程、雷鳥平からのきつい上りでした。疲れた足にむち打っての最後の上りは、ヒマラヤ(11/120)に向けての十分なトレーニングとなりました。

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2012年10月 9日 (火)

みくりが池ライフ

室堂のみくりが池温泉はとても気に入っている山小屋です。一般的にイメージする山小屋とは温泉や料理などちょっと異なるのですが、れっきとした山小屋です。

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1泊2食付きの一人当たりの料金は、個室13,650円、相部屋9,00011,000円前後で、北アルプスの代表的な山小屋涸沢ヒュッテや槍ヶ岳山荘の1泊2食付き9,000円に比べれば若干高めなことと個室が予約できるという点が異なるくらいですが、居心地はまるで違います。

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一日山歩きをした後温泉に入って汗を流し、表の展望デッキでビールを飲みながらのんびりと景色を見ながら身体の火照りと疲れを癒します。日が暮れたらもう一度温泉に入って7時からの夕食を食べて就寝し、朝は5時に起床し、6時から朝食、7時から山歩きに出発というのがパターンとなりました。

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みくりが池温泉は室堂散策路の要衝にあるため、展望デッキでのんびりしているといろいろな光景を目にすることもできます。この日は救命隊の皆さんが救助活動の訓練をしていました。

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展望デッキでのんびりしていると、救命隊の皆さんが勤務を終えてビールで乾杯していました。ここには剱岳や立山を登ってきた人たちが日帰り入浴に立ち寄ったり、いつも誰か居て賑わっていて、ぼんやりとそんな光景を見ているだけでも飽きません。

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ここでのお気に入りは何といっても日本一高い標高にあるといわれる“雲上の温泉”で、源泉はすぐ近くの地獄谷にあり、風向きによっては硫黄の匂いがします。今回私もカミさんもかなり山歩きしたのですが、ほとんど足が痛くならず温泉効果だったのではないかと思っています。ここに初めて泊まったお客さん達の多くが、湯治のつもりで来るだけでもいいと言っていました。私も延べ10回くらい入りました。

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展望デッキからは、立山や浄土山が天候や時間によって表情を変えてゆく姿を見ることができます。

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すぐ近くのみくりが池は、風が止んで日が暮れる寸前逆さ立山と浄土山も見ることができます。

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富山湾に沈む夕陽見物は、この展望デッキ最高の売りです。この日も雲海に沈む太陽と赤く染まった雲を見ることができました。

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陽が沈んでもう一度立山方向を振り返りますと、薄雲は薄紅色に染まり、立山の頂上には月がかかっていました。

みくりが池温泉の宣伝をするわけではありませんが、温泉と料理、最も重要な山歩きの拠点という三拍子揃っています。体調と天候によって、立山縦走、浄土山・室堂登山(五色ヶ原方向も可)、大日連山、室堂散策など選択肢がたくさんあります。最も手軽な室堂散策もアップダウンが多く足の運動にもなりますし、運がよければ雷鳥に会うこともできます。

今まで谷川岳(水上・谷川温泉)や磐梯山・安達太良山(東山温泉)には何回か行ったのですが、いい温泉旅館はあっても山歩きの選択肢が少なく、1泊2食付き酒代込みで15,000円以内という予算をオーバーしてしまいます。上高地でもそういう拠点があるといいのですが、横尾山荘や涸沢小屋・涸沢ヒュッテなども北アルプス登山が第一の目的の拠点で、個室はなく混雑がひどく寛ぐことができません。

ということで、現時点では何となく山歩きをしたいし、素晴らしい光景も見たいし、温泉に入って美味しく酒を飲んで美味しいものも食べたいという贅沢・我が儘に応えてくれるのがみくりが池温泉なのです。

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2012年10月 7日 (日)

みくりが池温泉 食事事情

みくりが池温泉には、3泊4日の3連泊お世話になりました。山小屋の割には食事が美味しく、今回もある程度期待していたのですが。

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三度の夕食では、先ずビールでノドの渇きを癒し、その後できれば日本酒かワインを飲みたいと思っていましたので~ここに泊まる大きな理由になっています~献立を検討した結果、1,500円の日本酒を頼みました。3日間キープしてくれるということでしたので、一日あたり500円ですからかなり安上がりで、“本格醸造酒立山曼荼羅”という名前も気に入りました。

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1泊目の献立は、サーモンのタタキとイカ刺し、ホタルイカの沖漬けなど日本酒にピッタリでした、他の山小屋ではとても味わえないもので、富山湾の海の幸がバスで運ばれてくるそうです。

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2泊目の献立は、鯛の松皮造りとマグロの造り、ホタテなどこれも日本酒にピッタリでした。二連泊の場合は郷土料理の代わりに土瓶蒸しという凝りようでした。この日は立山縦走ができましたので記念に馬刺しを追加オーダーしました。

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3泊目の献立は掲示板に書かれていませんでした。3連泊する人は少ないようで、もう一組(男性2人)だけいて、テーブルに案内されると、鯛と海老の刺身、ホッキ貝、合鴨、ローストビーフなどワインにも合いそうなメニューでしたが、キープしておいた日本酒でも美味しくいただきました。

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食事は17:30~と19:00~の二交代制で、私たちは3回とも19:00~からの時間帯を選択しました。夕方山歩きから戻ってすぐに温泉に入り、表の展望デッキでビールを飲みながら涼んだ後、夕食前にもう1回温泉に浸かって夕食をいただくというパータンで、このパターンは気に入りました。

今年で3回目の利用になったみくりが池温泉は、来るたびに食事はレベルアップし、今回初めてというもう一組の3連泊おじさん二人連れもここの温泉と食事がすっかり気に入ったようで、次回からは早めに個室(今回は予約できず相部屋とのこと)を予約すると言っていました。私は食べ過ぎたせいか3日間歩き続けたにもかかわらずズボンのベルトがきつくなってしまいました。

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室堂山展望台

9/27(水)の午前中は奥大日岳の手前まで歩き、室堂にお昼に戻り、昼食を済ませた後室堂山展望台まで行きました。今回最後の山歩きでした。

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室堂の一ノ越・立山方向と浄土山・室堂山の分岐を右方向に折れ、室堂山展望台に向かいました。

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浄土山と室堂山は途中までは同じ道で、浄土山が見下ろすようひときわ目立っていました。

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浄土山への登山口を過ぎると山道は少し緩やかになりました。

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昨年ここの展望台に初めて来て槍ヶ岳を目にした時非常に感動しましたので、今回も最後(翌日自宅戻り)にここから槍ヶ岳を見たいと思ってやってきました。昨年はジェットストリームのような雲が空を覆っていたのですが、今回は青一色でした。

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今回最後の山歩きの記念に、居合わせた人に写真を撮ってもらいました。3日間よく歩いて疲れましたが満足そうな顔をしています。

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室堂を見下ろしながら下山しました。今回この風景は立山からも浄土山からも奥大日岳からも何回も見た風景で、今年はこれが最後です。

もし元気だったら室堂展望台に行った後、もう1回浄土山に登りたいと思ったのですが、午前中に奥大日岳手前まで行ったためさすがに疲労を感じましたので、当初の予定通り展望台だけにしました。みくりが池温泉から展望台までは比較的簡単に行けますし、ここからの光景は、早朝や夕方あるいは冠雪の時に見たら素晴らしいだろうと思われる素晴らしいポイントです。

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2012年10月 6日 (土)

奥大日を目指して

9/27(水)、天気に恵まれましたので、3日目の午前中は奥大日岳方向から剱岳を見に、午後は室堂山展望台から槍ヶ岳を見に行きました。

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6時からの朝食を済ませ、7時にみくりが池温泉前を出発しました。カミさんは前日の立山縦走の疲れが残っているのでのんびり室堂散策したいということで、別行動となりました。

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室堂から雷鳥平に下る道はかなり長く続く下り坂です。帰りには必ず上らなければならない道でもあり、小一時間のこの坂は結構辛くもあります。その分足のトレーニングにはなりますが。空気はヒンヤリとピーンとはりつめていました。

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雷鳥平へと下った後、次は立山縦走路に続く尾根まで上りになります。最初は緩やかな上りで、その途中チングルマの綿毛を見つけました。花の盛りにはきっと素晴らしい光景が広がっていたことでしょう。

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稜線に向かって傾斜は少しずつきつくなりました。この日も素晴らしい青空が広がっていました。

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大日岳へと向かう道は尾根歩きでもあり、トラバースでもありました。前方には白山が雲海の上に浮かんでいました。

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室堂乗越を過ぎてアップダウンの尾根道を進みますと奥大日岳(2,606m)が右手に見え、その手前に名無しの山が立ち塞がっていました。名無し山の頂上まで行くことにしました。大日岳を越えていけば、その先に中大日岳(2,500m)、大日岳(2,498m)と大日三山が続いていて、日帰りでは無理そうです。高校時代の同窓の女性は、先日大日三山を制覇したとのことで凄い!

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奥大日岳への道は剱岳ビューコースでもあり、別山からとは別の角度から剱岳を眺めることができました。

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剱岳を見る角度が異なるたびにシャッターを押したくなりました。やはりパワーを感じる山です。

大日岳への道は尾根歩きで景観がよく、もっと先まで行きたかったのですが、午後からは室堂山に登る予定でしたのでほどほどの地点から引き返しました。雷鳥平へと下り、そこから室堂へ上り返し、みくりが池温泉に着いた時にはちょっと疲れました。

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2012年10月 5日 (金)

立山縦走 雷鳥平~室堂

剣御前小屋からは雷鳥沢へ下り、室堂に戻りました。

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剱御前小屋からの下りは、眼下に広がる雷鳥平や室堂の景観を楽しみながらの急傾斜下りでした。

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剱御前小屋からの稜線を歩いていけば大日三山方向に向かい、翌日この道は歩く予定でした。

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雷鳥平へ向かうこの道は雷鳥坂と言われ、上りには1時間50分、下りには1時間10分かかり、剱岳登山に向かう人はこの坂を登っていくわけで、なかなかタフなコースです。

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歩いてきた稜線や剱御前方向を眺めると、抜けるような碧空で、この好天に感謝しました。

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ようやく雷鳥沢キャンプ場がはっきりと見えてきました。

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雷鳥平から小一時間上り返すと、出発地点の室堂に戻りました。

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この日に登った立山(雄山)の頂上は夕陽に照らされ赤く焼け、頂上の上には月がかかっていました。

2年越しの願いだった立山縦走が終わって大きな満足感を味わうことができました。雄山登山から別山を越えるまではずっと不安でしたが、反面素晴らしい景観の連続で次第に不安も薄らぎ、剱岳を目の前にして感動は最高潮に達しました。雲一つない好天気に恵まれたこともラッキーでした。

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2012年10月 4日 (木)

立山縦走 剱御前小屋

別山という最大の難関を越えて、剱岳登山の前線基地ともいえる剱御前小屋を目指しました。

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別山を越えてさすがに疲れましたが、目の前に剱岳が現れ、気持ちは晴々でした。

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剱御前小屋への道は、大日三山の方に延びていて、その先には白波のような雲海が波打っていました。

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剱御前小屋への尾根道は、雄山から別山までの稜線と同じように小さなアップダウンが続いていました。

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目の前にどんと聳える剱岳は、どこからどのように登るのか、日本一登るのに難しい山と言われことも肯けました。岩の殿堂とも言われています。

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剱岳を眺めながら最後の登りにさしかかりました。

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剱御前小屋から先は下り道で、ようやく縦走も終わりに近づき一安心でした。

別山を超えて、縦走路の下山口でもあり剱岳登山の前線基地でもある剣御前小屋までの尾根歩きは、剱岳を見ながらの素晴らしいルートでした。剱岳の偉容が目の前に聳えていて、感動的な眺めでした。

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2012年10月 3日 (水)

立山縦走 別山へ

大走りの分岐で多少躊躇したものの、折角ここまで来たのだからと縦走を続けることにしました。カミさんも心配したほど疲れた様子はなく、何より雲一つない青空に背中を押されました。

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次の目標は立山三山の一つ別山(2,874m)でした。目の前の瓦礫の山の先に高く構えているのが別山です。

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真砂乗越という瓦礫の山を越えると私の尾根歩きイメージに最もマッチした稜線が現れ、ずっと先には別山が待ちかまえていました。

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もうこれで終わりかと思っていたらまた瓦礫の山が現れ、その先には更に上りになっていて、まだまだ別山は先のようで、ぎらぎらと照りつける直射日光にノドの渇きを覚えました。

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この小山は別山ではなく、まだまだ先がありうんざりしながらも風は気持ちよく、左右に開かれた大展望に少しずつ気分も爽快になってきました。カミさんもゆっくりながらマイペースで歩いていて安心しました。

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ようやく目指す別山が目の前に姿を現してきました。

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左側を見れば室堂が小さく見え、奥大日岳の後には雲海が広がっていました。室堂からこの稜線を見上げた時、あの尾根から室堂を見下ろしてみたいと思った願いが叶いイメージ通りの景観でした。

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別山の麓まできました。あんな高い所まで登れるかなと不安になるくらいの急登に見えました。

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一歩一歩休まず足を上げていけば少しずつ高度は上がっていきました。あの頂を越えれば抜けるような碧空の下に憧れの剱岳が目の前に見えるはずで、それを思ったら元気が出ました。

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別山の頂上は瓦礫の広場でした。お昼前(11:45)に着くことができてホッとしました。

大走りから別山への尾根歩きは、変化に富んでいてコブが次から次へと現れてきて閉口しましたが、遮るものがなく次のコブまで続く稜線やそこからの展望は期待以上で、最大の難所を越えてカミさんも無事にここまでこられて本当によかった。

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2012年10月 2日 (火)

立山縦走 大走りへ

9/26(火)の9時過ぎに立山(雄山)山頂に登りホッとしたのも束の間、この先の縦走路がどうなっているのかがわからず、この日中に戻れるかなどの不安もありました。一つの方法はこの山頂からそのまま下山してしまうということも考えられましたが、まだ時間があるので大走りといわれる下山ルートの分岐点まで行くことにしました。

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行く先を見ると、想像していた縦走路とはあまりにも違う、険しそうなアップダウンの連続のようでかなり気分は怯みました。自分も不安でしたがカミさんが大丈夫かなという心配もありましたが、ともかく行ってみることにしました。

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見晴らしのいい快適な縦走路かなと思っていたのですが、瓦礫の上りで大変そうだなあとちょっとビビリました。

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立ち塞がるような岩場まで現れ、大変なことになったと後悔しましたが、ともかく前進しました。

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岩場を何とか越えて行く先を見ると、いくつもの岩の山や小山が連なっていていうんざりしました。

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最初はこんな筈ではなかったと文句を言っていたカミさんも仕方なく先に進んでいました。最近あまり山歩きはしていないので心配したのですが、まだ足取りはしっかりしていて安心しました。

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大汝山(3,015m)を越え、冨士ノ折立(2,999m)を通過しました。ここは標高ほぼ3,000mの稜線で剱岳(2,999m)と同じ標高の地点です。素晴らしい景色が広がっているのですが、景色を楽しむゆとりはありませんでした。

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冨士ノ折立を通過して大走りへの分岐に出ました。大走りといわれるルートは雷鳥平へ1時間20分で真っ直ぐ下山できるルートです。逆方向の上りは2時間30分かかるといわれていますのでかなりの急下りのようで、富士山の下山道や砂走りが連想されました。ここで下山するか更に縦走を続けるかの判断に迫られました。

登山地図でこの縦走路を見た時、今回歩いた反時計回りのルートと反対の時計回りのルートの時間があまり違わないので、富士山のお鉢巡り(剣が峰への登りを別にすれば)のように比較的歩きやすいルートを想像していたのですが、ここまでは岩場やガレ場、アップダウンなどの連続でかなり焦りました。実際ここから下山している人も何人かいましたが、ここで下山してしまってはもったいないし、カミさんも大丈夫と言ってくれましたので前に進むことにしました。

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2012年10月 1日 (月)

立山縦走 雄山山頂

立山についての定義はいろいろあります。広義の立山連峰といえば剱岳も含まれ、立山、別山(2,874m)、浄土山(2,831m)を立山三山ともいいます。立山の主峰は雄山(3,003m)で、立山のことをあえて雄山という人もいます。9/26(水)、何はともあれこの2年間見送っていた立山(雄山)登山に挑戦しました。できれば室堂を取り囲む立山連峰の尾根を縦走したいと思いました。

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早朝みくりが池温泉を出発し、一ノ越の登山口に着きました。山頂は空に突き出ていてなかなか手強そうでした。

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登り始めて間もなく下を見れば一ノ越山荘が直下に眺められました。降りるのは大変そうですのでもう引き返すことはできないと腹をくくりました。

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岩場は続き、ルートを示すペンキがかなり色あせていて分かりにくく、先行者の後に続きました。

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眼下に室堂が小さく見え、立山連峰につながる奥大日岳やその向こうには富山にかかる雲海まで見ることができました。

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ようやく頂上が手の届くようなところまで登りました。あと一息の登りです。

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やっと雄山山頂の神社に着き、ほっと一息でした。

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雄山山頂は更に登ったところにある社でした。

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カミさんは高いところは嫌だといってパスして、私一人山頂(3,003m)まで行きました。

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槍ヶ岳や北アルプス連峰が良く見えました。

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頭一つ抜きでて空中に浮いているように富士山も見え、存在感がありました。

ようやく立山(雄山)に登ることができホッとしたのですが、問題はこの先どうするかでした。

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