« 2014年8月 | トップページ | 2014年10月 »

2014年9月29日 (月)

室堂・立山へ

9/30(火)から10/3(金)まで、1年で一番楽しみにしている室堂・立山三連泊に出かけます。

06dsc01114_21
 (画像2012.9.25撮影)

 

今や室堂・立山は、私にとっての理想郷となっています。毎年秋には出かけたいと思っているのですが、昨年はこの時期チベットに行っていましたので、2年ぶりとなります。

 

宿泊は「みくりが池温泉」に三連泊します。例年、4月に入ると個室を予約しますので、ちょうど紅葉の時期かどうかというのはその時になって見なければわかりません。「みくりが池温泉」をベースに、天気が良ければ立山に登ったり、剱岳を見に行ったり、周辺を歩き回ったり、天気が悪かったら温泉三昧でもいいのです。

 

おりしも御嶽山が噴火して大きな被害がもたらされていて、「みくりが池温泉」のすぐ脇にある「地獄谷」は大丈夫だろうかと心配してくれる人もいます。ありがたいことですが、旅にはリスクはつきもので、飛行機に乗っていても何をしていてもリスクはあります。リスクが大きいほど、無事に帰ってきたときの喜びと寿命をいただいたという気持ちは大きく、どうせ貰った命なのだからもっと面白いところへ行ってみようと、懲りずにまたどこかへ出かけてしまうということの繰り返しのような気がします。

| | コメント (0)

2014年9月24日 (水)

丹沢登山5 青空

9/23(火)、天気がよくなりそうでしたので急に思い立ち、今年の5月に登って以来5回目となる丹沢登山に出かけました。

01dsc07690
 夜が明けかかる時間のビジターセンターはひっそりとしていました。 5:30 7月に富士山に登って以来2ヶ月ぶりとなる山登りのスタートを切りました。

02dsc07693
 いつもなら起き出したばかりの06:02 朝陽が樹林の間から差し込んでくる中を歩くのは久しぶりで、身体は汗ばんできて清々しい空気が細胞の隅々までゆきわたるようでした。

03dsc07701
 樹々たちはまだ十分にみずみずしい緑をたたえていました。後1~2ヶ月もすれば紅く染まるのも楽しみです。

04dsc07711
 急登が始まる岩場なのですが、樹々たちがのびのびと育ち、岩を覆い隠していました。この辺りにくると、なまっていた脚の筋肉が悲鳴をあげ始めました。気持ちが焦るばかりで脚が思うように上がらず、疲労度が加速度的に増していきました。

05dsc07718
 連なっている山脈は遠くにいくほど霞んでいて、その先にあるはずの富士山は肉眼ではうっすらと確認できるのですが、カメラでは捉えることはできませんでした。

  

06dsc07723
 09:19 厳しかった急登もここで終わり、 “着いたあぁ~”という子供たちの歓声が聞こえていました。

07dsc07725
 「塔の岳(1491m)」山頂に着きました。標高差1200mの急登はさすがにこたえました。青空が広がっているのに、背景にあるはずの富士山には霞がかかって隠れていました。

08dsc07728
 ほぼ一緒のペースで登ってきたヤンママさんと小2の母子連れ、小2息子さん丹沢登山は3回目とのこと。この日は祭日でしたので子供連れのファミリーを多く見かけました。家族で登山というのも絆を深めるでしょうし、微笑ましくていいものですね。

09dsc07730
 久しぶりに見る青空でした。丹沢登山の楽しみは富士山とこの青空です。

10dsc07737
 久しぶりの登山は上りよりも下りにこたえました。おっかなびっくり足を踏み出しながらそれでも眼下の光景を楽しみながらの下山でした。

11dsc07741
 下山途中に見かけた桔梗系の花でした。ここ数年丹沢に登っているのですが、この花を見かけたのは初めてでした。

12dsc07746
 下山して〆はいつものソフトでした。ビジターセンターのこのソフトは濃厚でとても美味しく、この日も疲れをいやしてくれました。

 

久しぶりの登山は筋肉は悲鳴をあげ、思うように脚が上がりませんでした。日頃のトレーニングの必要性を実感しました。しかし久しぶりの青空を眺めながらの登山は気分がスカッとしましたし、9/30から4日間出かける室堂・立山のいいトレーニングになりました。

| | コメント (0)

2014年9月22日 (月)

ベトナム 帰国

9/6(金)の午後、帰国の途につきました。4日間のツアー、実質的には2日間のツアーでした。

01dsc07644
 ホテルを11時に出発し、ホーチミンシティの飛行場までは15分であっという間につきました。往路でここへ着いた時は未明でしたので空港の様子はまったくわかりませんでした。飛行場の造りは羽田空港によく似ている印象でした。

02dsc07652
 搭乗手続きはスムースに進みました。目についたのが若い人が多いことでした。

03dsc07653
 税関による出国審査もスムーズで、東南アジアで見かけるダレた感じとかは全くなく、勤勉でキビキビとしていました。

04dsc07655
 手続きも全て済んで、まだ少し時間がありましたので軽く昼食をとりました。短期間ツアーでしたし、飛行時間も6時間くらいですので海外旅行に来ているという感じはあまりしなくて、ちょっと出張できたというような感じでした。

05dsc07656
 これから搭乗する飛行機を見るともなく見てしまうのはいつもの癖です。見たからといってどうということはないのですが、何となく見て納得してしまうのです。

06dsc07661
 出発予定は13:55、今年出かけたトルコやニュージーランドに比べると搭乗口のスタッフも若く、素人っぽい印象でした。

07dsc07662
 搭乗すると機内は満席でした。最近はどの飛行機に乗っても座席はゆったりとしていてしかも綺麗ですので快適に感じます。

08dsc07664
 16:30頃、少し早めの夕食が出てきました。メニューはごく普通のものでしたが、お米がとても美味しく感じました。ベトナムでのチャーハンは細長いタイ米の割にはまあまあでしたが、やはり粘りけのある日本のお米は美味しく感じました。

09dsc07669
 搭乗機はほぼ予定より30分早く21:30に羽田空港に着陸し、税関も空いていましたし、持参したキャリーバッグは機内に持ち込みましたので、22時前にリムジンバスに乗り込むことができました。

10dsc07676
 リムジンバスは横浜着ではなくて最寄り駅でしたので、23時前に帰宅してしまいました。

 

今まで出かけた海外旅行の中では一番短期間のツアーでした。しかも目玉的な観光スポットもなく、世界遺産のような所に行くわけでもなく、ホーチミンシティのみの滞在でした。ベトナムの空気に触れたいと思っていたのですが、大統領官邸やクチトンネルなどベトナム戦争の戦跡を見ることになり、改めてこの国の歴史や戦史をふり返ることになりました。

Photo
 旅行の目的をしいていえばタウンウオッチングができればいいと思っていたのですが、バスの車窓からあるいは通りをブラブラと歩いてみて、この国の人々の暮らしぶりも(ほんの一部ですが)見ることができました。まるで動物の大群のようなオートバイ(HONDAが圧倒的なシェア)の群れ、ちょっとした路上の隙間で商売している人々、その路上で食事をとる人々などでした。その国に行ったとき絵はがきを見るのも楽しみなのですが、今回最も気に入ったのがこの画像でした。ベトナムの強さは女性の強さにあるような気がしました。細い身体のどこに強靱さが蓄えられているのだろうかとも思ってしまいました。クチトンネルでティーを振る舞ってくれた女性兵士は最も強く印象に残りました。

 

折しも南シナ海で中国と衝突しているこの国の人々は、温厚ですが十分したたかで抜け目がなく、辛抱強いように見えました。街は喧噪に満ちてる割には清潔であり、国としての統制もとれているようでもあり、こういう国とは喧嘩したくないなあと思いました。

| | コメント (0)

2014年9月20日 (土)

ベトナム ストリートウオッチング

9/6(金)、ツアー最後の日となりました。お昼のフライドでしたので午前中は自由時間でしたので、ホテルの近くを散歩しました。

01dsc07601
 通りに出るとすぐに飲み物を売っている露店がありました。リヤカーの上に商品の飲料を載せて、パラソルと椅子をセットしていました。ほとんど道を占拠状態でしたが、営業許可とか保健所の認可とか必要なのか聞き忘れました。

02dsc07602
 若い女性達が美味しそうに何か食べていました。目の前は道路で、バイクがビュンビュン飛ばしているのですが、全然気にしている様子もなくおしゃべりに夢中でした。この通りも露店とバイクでほとんど塞がれている状態でした。気がつくと歩行者はほとんど見かけず、大抵の人はバイクでこの露店に乗り付けたようです。

03dsc07604
 なるほど、気がつけば露店はほとんどが道路に向いていて、バイクのためのミニドライブインなのかもしれません。

 

04dsc07607

05dsc07625
 街角のあちこちで見かけたのが赤と黄色が目立つお菓子屋でした。これは中国由来の「月餅」を売る店で、お世話になった人や親しい人に月餅を贈るという日本でいえば「お中元」のような風習があって、毎年中秋節(今年は9/19)が近づくとこの店が出現するそうです。

06dsc07612
 都心部では、ごくごくまれにしか見かけなかった自転車でした。

07dsc07615
 ガソリンスタンドで並んでいるのはバイクばかりでした。リッター当たり120円位でしたから、ベトナムの平均賃金や物価水準から考えるとかなり高いようです。それでもバイクなしでは生活できない国ですので、仕方ないようです。

08dsc07620
 交差点での信号待ちシーンはいつどこで見てもオートバイレースのようであり、面白く見飽きませんでした。

09dsc07617
 歩道をのんびり歩いていたらバイクが突進してきてビックリしました。この時、目の前に1台のバイクが急停車し、どうしたのだろうと立ち止まったら、 “お前は日本人か中国人か” と聞かれ “日本人だ” と答えると握手を求められ、親指を立てて走り去って行きました。もし中国人だったら殴られていたのかも・・・。一見温厚そうなこの国の人は心には強いものを秘めているのだなあと思いました。

10dsc07622

11dsc07623
 目の前を走る四人乗りのファミリー、もう当たり前のような見慣れた光景になってしまいました。バイクは軽自動車と同じくらいの役割を果たしています。家族一心同体、一蓮托生。

 

今回の初ベトナムは、何となくベトナムの空気を吸ってみたかったというのが最も大きな目的でした。ハロン湾や世界遺産など有名な観光スポットは他にありますし、政治の中心地はハノイ(ホーチミンシティとは1600km離れています)ですが、最も大きな都市で経済の中心地のホーチミンシティを見てみたい、ベトナムを感じてみたいという目的は果たせたように思えます。タウンウオッチングは観光スポットよりはるかに面白かったのです。

| | コメント (0)

2014年9月19日 (金)

ベトナム サイゴンスペシャル

9/5(金)、自由行動でのオプションで「クチトンネル」に行った後、小型のツアーバスに乗ってホーチミンシティのローカルな普通の街を案内してもらいました。

01dsc07477
 ごく普通の通りは、日本の旧東海道や中山道の宿場町のような雰囲気でした。相変わらずバイクが目立ちますが、サイゴン笠を被った女性が自転車に乗っている姿はとてものどかに感じました。

02dsc07476
 どこでも最も目につくのが食堂で、どの時間帯でも必ずお客がいて何かを食べていることでした。

03dsc07550
 何の肉か得体は知れないのですが、美味しそうな匂いが漂ってきて、火を通しているのだから大丈夫だろうと考えていたのですが、カミさんに強硬に反対されてしまいました。

04dsc07485
 いつ売れるのか、何が売れるのかわかりませんが、ノンビリと店番をしている姿は、一頃の日本の雑貨屋で見かけたような風景でした。

05dsc07484
 かと思えば、おしゃれなケーキ屋もあり、新旧のライフスタイルが違和感なく同居していました。時間があればいくらでもノンビリとタウンウオッチングできそうでした。

06dsc07413
 あるお土産屋に入ったときのトイレはとても清潔でした。何カ所かのトイレに入りましたが、大抵男性用のトイレに仕切りがあり、中国の全方位開放型とはえらい違いでした。ベトナムは発展途上国といわれていますが、民度はとても高いように思えました。

06dsc07480
 ちょっと都心部に近くなると、子供向けや若い女性向けのカラフルな店が目につくようになりました。また国民の7割が30歳以下と若い国ですからブライダル関係の店もたくさん多く見かけました。

07dsc07555
 夕食の時間になると多くの人がレストランに向かい、そして店先にはバイクがビッシリと駐車されていました。

08dsc07560
 私たちは、ベトナム風中華料理の店に連れて行ってもらいました。なんと嬉しいことに「サイゴンスペシャル」の瓶がありました。前日は同ブランドの缶ビールでしたが、よく冷えた瓶ビールはとても美味しかったのでした。

09dsc07562
 ベトナム風中華という料理は、中華料理と比べると味付けがよりサッパリしているという印象でした。そしてこれも嬉しかったのですが、エビの殻はむいてくれましたし、料理は取り分けてくれたりとサービス満点でした。

10dsc07563
 デザートも小豆がよく冷えていて、シャーベット風のアイスクリームも美味しく、ベトナムでの食事にはとても満足しました。

11dsc07577
 夜の10時半というのに幼い子を乗せた3人乗りのバイク、多分家族だと思うのですが、食事でもしてきたのでしょうか、ホーチミンシティの人たちは夜型人間が多いようでした。

12dsc07580
 デートも路上の食事処で、きっと食後はバイクで夕涼みということになるのでしょうし、日本でも最近は、渋谷や新宿辺りでは夜遊びは同じようなものです。

 

観光スポットでもない普通の街を見て歩くのはとても面白く、短期間の観光でしたが、ベトナムがとても身近に感じました。

| | コメント (0)

2014年9月17日 (水)

ベトナム クチトンネル

9/5(金)の午後、ホーチミンシティで昼食をとった後は自由行動で、オプショナルツアーとして「ショッピング」と「クチトンネル」があり、ショッピングはまったく興味がありませんでしたので「クチトンネル」を選びました。

01dsc07535
 「クチトンネル」は、市中心部からかなり離れた場所にあり、道は次第次第に細くなり、ローカル色豊かとなりました。どんな田舎へ行ってもバイクが重要な交通手段となっていました。

02dsc07543
 道端には質素なそれでいて居心地よさそうな小さな店があり、何人かの客がお茶したり食事をしたりしていました。どの時間帯でも食べ物屋には人がいて、おそらくベトナムの人は自宅の厨房には入らないのかもしれません。

03dsc07504
 途中、延々と続くゴムの樹の林がありました。ここはゴムの一大産地で、中国がその大きな輸出先とのこと。最近の南シナ海への中国の進出とそれに反発したベトナムとの紛争の結果、ゴムの輸出は激減して大きな打撃を被っているとのことでした。

04dsc07508
 「クチ」に着いて最初に案内されたのがベトナムの農家でした。この茅葺き屋根の農家は何軒かあり、そのうちの一つに案内されました。

05dsc07510
 茅葺き屋根の農家の中は広く、説明パネルやスクリーンがセットされていました。そこでこのツアーのガイドのハウさんが「クチ」のことを説明してくれ、その後15分くらいベトナム戦争の記録映画が放映されました。「クチ」はベトナム戦争で北ベトナム側の司令部が置かれた重要な拠点でした。米軍の空爆が激しくなる中、ここ「クチ」には司令部を含めて全ての機能が地下トンネルの中に移されたとのこと。ガイドのハウさんは日本に何回も来たことがあり、日本語はペラペラでした。

 

06dsc07516
 一通りの説明を受けた後、クチエリアを廻りました。想像したより深くないジャングルでしたが、ベトコンによってたくさんの地雷が仕掛けられ、一方米軍の空爆によって焼け野原になった地域であり、直前に見た記録映画や「地獄の黙示録」のようなベトナム戦争映画のシーンが思い出され、思い気分となりました。

 

07dsc07514_2
 

08dsc07513_2
 実際の地下壕跡の入口は枯れ葉でカモフラージュされていて、地下壕への出入りを若者が実演して見せてくれました。ここは軍の施設ですので、この若者は軍人(多分新兵)で、お客が来る度に何回も実演しているようで、それが終わるとつまらなそうな顔をしていたのが印象的でした。

09dsc07522
 途中何カ所か、北ベトナム軍の兵士やベトコンがテントの下で作戦会議を開いている様子を再現した人形が展示されていました。兵士達の人形はかなり精巧にできていて、リアル過ぎて今にも動き出すのではないかと思われるほどでいた。

10dsc07524
 途中何カ所か、北ベトナム軍の兵士やベトコンがテントの下で作戦会議を開いている様子を再現した人形が展示されていました。兵士達の人形はかなり精巧にできていて、リアル過ぎて今にも動き出すのではないかと思われるほどでいた。

11dsc07532
 見学コースの最後のポイント辺りで、お茶を出してくれる女性がいました。彼女も軍人で、スリムな体型と身のこなしは “くノ一” が連想されました。撮影の許可を求めると微笑んでくれた彼女の笑顔は、すっかり重くなってしまった気分を和らげてくれました。

 

施設の中には、敵兵を殺戮する武器や仕掛けが多く展示されていましたが、「地獄の黙示録」のシーンが思い出され、とてもカメラを向ける気分にはなれませんでした。

 

途中通ったゴムの樹の林は、ベトナムと中国との関係を考えさせてくれました。同じ共産主義の国でありながら、カンボジアポル・ポト政権の援助を理由として、中国軍はベトナム領に侵攻し両国は1979年に戦闘状態になりました。その結果、ベトナム戦争で実戦経験を持つベトナム軍によって中国軍は多大な損害を受け、1ヶ月足らずで撤退しました。

 

たった1、2日ベトナムの一都市に滞在しただけですが、ベトナム人の抜け目のなさやしたたかさ、知恵深さ、勤勉さなどを目にして、この国には敵わないかもと思いました。南シナ海への中国の進出とベトナムの反抗、ベトナムを侮るとベトナム戦争のアメリカのようにひどい目に遭うかも。

| | コメント (0)

2014年9月16日 (火)

ベトナム 市場

9/5(金)、サイゴン陥落の象徴的な舞台となった大統領官邸を訪れた後、市場に向かいました。

01dsc07435

市場に着いたお昼頃、空に厚い雲の層が広がったと思いましたら土砂降りとなりました。スコールでした。ベトナムのこの時期は雨期にもかかわらず、多少雲があったものの雨に降られることがありませんでした。地面にあたった雨粒が跳ね上がるす様子は小さな生き物が跳ねているようでしたし、数十メートル先が見えなくなるほどで、なるほどアジアのスコールは凄いと思いましたが、ガイドさんにいわせるとまだまだとのことでした。

02dsc07438_2
 私たちは雨に濡れる直前に市場に入ってしまいました。観光客と思われるのは私たち(総勢45人)くらいで、他は地元の人のようでそれにしては大変な人出でした。

03dsc07439
 細い辻が毛細血管のようにあちこち延びていましたので、道迷いにならないように大変な気を遣いました。

04dsc07441
 野菜やフルーツは種類も多く色鮮やかで、熱帯地方ならではでした。全て生ものですので、果たして売れるのだろうかとか売れ残ったらどうするのだろうかとか思ってしまいました。

05dsc07450
 ちょうどお昼時でしたのでフードコーナーでは地元の人たちが美味しそうに食事していました。こんなところで食事できたらいいのですが、ツアーではこの後に食事が用意されていますので断念しました。

06dsc07465
 市場の見学をすませて表に出るとスコールは小雨に変わっていました。その雨の中、雨具をマントのように翻してバイクが走り回っていました。どこに隠していたのかと思うほどあざやかなウルトラマン風の変身で、さすがバイク大国です。

07dsc07467
 昼食をとりました。ベトナムで最もポピュラーなビール「333」だけしか飲んでいなかったのですが、他に「SAIGON SPECIAL」というのもお勧めといわれ試してみました。コクがあっていける味でした。何より嬉しかったのはどこで飲んでもビールがよく冷えていることで、トルコのヌルッたいビールとはえらい違いでした。

08dsc07469

09dsc07470
 メニューは定番の春巻きや生春巻きでした。今までのレストランでの食事には必ずニンジンを花びら風に型取ったものが添えられていて、冷えたビールといい、飾り野菜といい、おもてなしの気持ちが伝わってきました。

10dsc07472
 メインディッシュはフォーで、これも美味しくいただきました。どの料理も味は薄めでサッパリとしていて胃に優しく、食も、ベトナムが若い女性に人気がある理由の一つでもあるかもしれません。

11dsc07474
 私たちが食事をした店はきちんとしたレストランでしたが、隣は地元の食堂で、この路上クッキングもとても美味しそうでした。これもベトナムの魅力の一つであるかもしれません。何を調理しているのか見て歩くだけで楽しそうでした。

 

この日に訪れた市場は想像以上でした。思い出すのはトルコのバザールで、トルコのそれは路地の道幅が広く整然としていて店舗も観光客相手風で “バザール” というこちらの勝手なイメージにはほど遠かったのですが、ホーチミンシティの市場は路地は細く、店は狭く、しかし生活の匂いがして騒然・猥雑であり、魅力的でした。

| | コメント (0)

2014年9月15日 (月)

ベトナム サイゴン陥落

9/5(金)、ホテルに落ち着きぐっすりと寝て、朝ゆっくりの出発で市内観光に出かけました。

00dsc07385
 朝9時過ぎの市内の通勤ラッシュです。相変わらずのバイクラッシュでした。

01dsc07389
 もう当たり前になった3人乗り、さすがに一番前に座っている幼児はネットのようなもので顔を覆われ、帽子を被って排気ガス対策?をしっかりとしていました。

02dsc07399
 最初に訪れたのは大統領官邸(現在は統一会堂)でした。ベトナム戦争の終了を告げるサイゴン陥落(1975/4)の舞台となったところです。

03dsc07412

04dsc07398
 官邸正面に真っ直ぐに延びる通りをベトナム人民軍の戦車が侵攻してきて官邸を包囲し、1960年から15年も続いたベトナム戦争は終わりを告げました。ベトナム戦争は学生時代、学園紛争の一つのテーマでもあり、青春時代の一つの出来事でもありましたので、まるで劇場で映画を見るかのようにサイゴン陥落のシーンをライブで見て、衝撃を受けたことを思い出しました。

05dsc07402
 官邸前の小さな池に紫色のハスが咲いていました。紫色のハスを見るのは初めてで、仏教では泥水の中で生まれ美しい花を咲かせる蓮ハスの姿は仏の智慧や慈悲を象徴とされていて、花言葉は「清らかな心」や「神聖」となっています。また、よい行いをした者は死後に極楽浄土に往生し、同じハスの花の上に身を託し生まれ変わるという思想があり、「一蓮托生」という言葉の語源になっているそうです。

06dsc07405
 官邸内の行動ではベトナム民主共和国の初代主席のホー・チ・ミンの胸像と右に国旗、左に共産党旗が掲げられていました。ホー・チ・ミンは、ベトナムの革命家で植民地時代からベトナム戦争までベトナム革命を指導し、親しみをこめて「ホーおじさん」とも呼ばれ、いつも貧しい人の味方でした。

07dsc07406
官邸にはこの大統領執務室をはじめ100以上の部屋があります。

08dsc07408
 屋上には、大統領などがここを脱出されたときに使用されたのと同型のヘリコプターが展示されていて、脱出シーンもとても鮮明に覚えています。

09dsc07414
 現地ガイドのアンさん。 “昔は私もアオザイを着られたのに、結婚してから着られなくなりました” と言って、恥ずかしそうにカメラに収まってくれました。とても庶民的で飾らない人で、ベトナム人の考え方や暮らし向きをたくさん話してくれました。アンさんが所属する現地ツアー会社は日本人が経営しているとか。

10dsc07423
 官邸の次に訪れたのが前日夜景を見に行った「中央郵便局」でした。国営にもかかわらず、24時間営業をしたりお土産品を売っていたり、またいくつかの小売店がテナントとして入っていたりと、売り上げアップにあの手この手の努力をしています。国も人々も、少しでも稼ごうという意欲があるようで、またまた共産主義の国なのにと思ってしまいました。

11dsc07419
 私たちのバスに新婚のカップルが乗り込もうとしていましたので、バスを間違えているとビックリしたのですが、実はレンタル衣装で新婚旅行に出かけるシーンを撮影したかったとのことで、またまたビックリ。

12dsc07427
 中央郵便局前の広場では、日本人3人組がアオザイなどを着ていました。聞けば、郵便局がレンタル衣装の有料サービスをしていて、それを利用したとのこと。皆さんスリムで、アオザイを着られて満足そうで、これもベトナム旅行の楽しみの一つのようでした。

 

青春時代のベトナム戦争のシンボル的な場所を訪れて感慨にふけっている傍で、若者がアオザイを着て旅を楽しんでいる、時代を感じました。

| | コメント (0)

2014年9月14日 (日)

ベトナム サイゴンホテル

9/4(木)の夜、3日分くらいの時間の長さを感じた一日も終わり、ようやくホテルにチェックインすることとなりました。

01dsc07631
 ホテルの名前は「タン ソン ニャット サイゴン ホテル」という長い名前でした。覚えきれないので、私は勝手に「サイゴンホテル」と呼んでいました。場所はホーチミンシティの中心地にあって、近くには首相官邸や軍の施設があって、いわば一等地でした。

02dsc07629
 隣の敷地には、同じ系列の超高級コンドミニアムがあって、チリ一つ落ちていないのではないかと思えるほどきれいに掃除されていました。

03dsc07327

04dsc07331

05dsc07329
 ホテルの入口からロビーへと続くエントランスは飾り気がなくて重厚で、とても落ち着いた雰囲気でした。今回のツアーは激安ツアーですが、オプションとしてホテルのグレートッププランを選択しました。ホテルにいるだけで何もしなくても快適で居心地のいい時間を持ちたいと思っていたのですが、期待通りの雰囲気でした。また従業員の皆さんも国家公務員(国営)とは思えないほどアットホームでフレンドリーでした。

06dsc07381
 サイゴンホテルのレストランでは、朝食のビュッフェでしか利用しませんでしたが、夕食のブッフェも味わって見たいと思うほど美味しかったです。

07dsc07582
 どうしても味わいたかったのがベトナムを代表する「フォー」でした。フォーはいわば平打ちの米粉麺で、このホテルの朝食で食べることができました。いくつかの具を指定するとコックさんが茹でた麺の上にのせてくれました。

08dsc07584

09dsc07583
 カウンターには辛味や酸味の柑橘類や唐辛子類、さらに香草類なども好きなだけトッピングすることができました。特に香草は好きでしたので、嬉しいトッピングでした。

10dsc07585
 平打ち麺だけではなく普通の麺もありましたので、2杯目に挑戦してみました。スープは薄味ですが、鶏の出汁がよくきいていて美味しくいただきました。できたら夕暮れ時に屋台村のようなところで、フォーなどを食べたかったのですが、自由時間が無く、またあったとしてもガイドさんからは禁止されていましたので、このホテルで味わうことができてよかったのです。

11dsc07586
 いつもニコニコしてキビキビとして気を遣ってくれた公務員のウェイトレスさん。ベトナムの女性はスリムで腰高(足が長い)の人が多く、アオザイが似合います。おまけに気立てがよさそうでしたので、お嫁さんとしても人気があるそうです。

12dsc07324
 部屋も飾りたてるものがなくシンプルで、落ち着いた雰囲気でした。

13dsc07589
 部屋からの眺めはホーチミンシティを一望できました。2連泊して、1泊目はノンビリできませんでしたが2泊目はゆっくりできましたし、特に帰国日(9/6)の午前中は自由行動でしたので、ほとんどこの部屋で寛ぐことができました。

14dsc07600
 部屋から幹線道路を見下ろすことができました。信号が変わる度に繰りひろげられるオートバイレースを見ているだけでも飽きませんでしたし、横断歩道を渡る歩行者にはハラハラしながら見たりしました。

 

ベトナムは共産主義の国ですので、原則、土地は国有です。そして国内の企業や個人には借地権(転売可能)が与えられ、外資には利用権が与えられそうです。そして驚いたことにホテルやコンドミニアムも国営(軍)の経営ということで、共産主義の国というイメージが覆えられそうでした。

| | コメント (0)

2014年9月13日 (土)

ベトナム ディナークルーズ

ツアーの実質的な一日目(9/4)は、早朝にベトナムに着いてから長い長い一日で、おまけに早めの朝食と昼食の後何も食べることもなく、お腹が空いているのか空いていないかもわからない状態の中、ようやく夕食となりました。

01dsc07360
 夜9時過ぎに港に着き、ディナークルーズとなりました。クラッシックな船が待っていて、ベトナム気分と旅気分は高まってきました。

02dsc07364
 私たちが乗り込むと席は決まっていて、ほとんどが日本からのツアー客のようでした。テーブルに着くと、早速現地ガイドさんとウェイターがお酒のオーダーをとりに来ました。

03dsc07367

04dsc07371

05dsc07376

06dsc07377
 席についてしばらくすると船は何の前触れもなく静かに出航し、同時に料理が次から次へと運ばれてきました。ベトナム特有の春巻きや中華料理ともいえそうな料理がテーブルに並びました。味付けは薄めで、揚げ物は油が使われていますが、とても食べやすく美味しくもありました。お米は若干細長でしたがタイ米ほどではなく、その分パサパサ感はなく粘りけがあり食べやすくもありました。

07dsc07369
 このディナークルーズは湾内の夜景を見ながらの1時間くらいのもので、ビールを飲みながら食べながら時々夜景を見るといったもので、この光景は多分香港や横浜ベイエリアでも同じようなものかもしれません。それでもビルを縁取った煌めく電飾などを見ていると、長い一日の疲れが出てきたせいかなんとなく夢を見ているような気分にもなりました。

08dsc07375
 湾内には同じようなクルーズ船が何隻も停泊していて、ホーチミンシティ観光の大きな目玉になっているようでした。

09dsc07379
 食事も終わりお腹も満たされ、アルコールも適度にまわってきた頃、ライブが始まりました。曲名は「北国の春」など日本の曲ばかりでしたが、楽器があまり日本では見かけないもので、奏でるメロディーは哀切のあるアジア的なものでした。

 

長い長い一日がようやく終わりました。ベトナムを旅する目的は、例えば是非行きたいところとか見たいものとかはなく、強いていえばベトナムの空気を吸ってみたいという程度のものでした。あちこち長距離動いてたくさんの観光スポットを訪ねるより、1ヶ所にとどまってノンビリしたいと思っていましたので、ホーチミンシティのみ滞在のこのツアーはうってつけでした。

| | コメント (0)

2014年9月12日 (金)

ベトナム 夜景観賞

9/4(木)の夕方、ホーチミンシティの夜の探訪に出かけました。と言っても大したことではなく、ライトアップされた主要な建物を見に行っただけですが。

01dsc07339
 17:35 夕方の帰宅ラッシュ時間になると、再び名物のバイクが集結し始めました。私たちの乗っている大型観光バスはバイクに取り囲まれ状態になり、そんな中ドライバーは鼻歌を歌いながらバイクをあしらうようにハンドルを切っていました。

 

02dsc07338

03dsc07344
 目についたのが二人乗りは当たり前で、三人乗りでした。小さい子を前に抱え、父親は携帯をかけながらあるいは物を食べながら運転していて、父親の後ろに乗っている母親も安心しきっているようでした。聞けば、バイクの排気量、乗る子の年齢制限など複数人乗りのバイクは違法ではなくてちゃんとルールに則っているそうです。バイクは軽自動車並みの役割を果たしているようです。五人乗りまでOKとのこと。

04dsc07345
 不思議の国への入口のような幻想的な場所は、ベトナム名物というか伝統芸能というか「水上人形劇」の劇場への入口です。ここホーチミンシティとハノイにあるそうです。

05dsc07346
 「水上人形劇」は11世紀頃から伝承されているもので、劇場は100人くらいが座れる階段状の椅子席が並んでいて、ため池のような水面に舞台がしつらえてありました。簀の子の後ろに、腰まで水に浸かった操作者が隠れていて、竿を使って人間や動物や鳥などの人形を操るというもので、ストーリーそのものは他愛ないものですが、人形は激しく動き回り、不思議なものでした。そのからくりや操作方法は部外秘だそうです。

06dsc07347
 不思議な感じのする「水上人形劇」を見た後、時間は09:02と帰宅ラッシュも終わって、若者たちのデートタイムとなりました。バイクにはカップルの姿が多く見られるようになりました。ベトナムの夜は蒸し暑く、エアコンがない家がほとんどですので、涼を求めながら夜遅くまでバイクを走らせているとのことでした。

07dsc07349
 街角でよく見かけた居酒屋も大繁盛で、ここでも涼を求めながら酒やおしゃべりを楽しんでいて、できたらこういう所でぼんやりと周りを眺めながら時間を過ごせると旅情を感じることができて楽しいのですが、ツアーですのでそういう自由時間はありませんでした。

08dsc07352
 ライトアップされた中央郵便局を見に立ち寄りました。どこでも見られる風景ですが、国営の郵便局にもかかわらず24時間営業だそうです。

09dsc07357
 またすぐ近くには大教会がありました。これもどこでも見られる風景で、特に珍しくも何ともないのですが、ベトナムの7割が仏教徒で、2割がキリスト教徒だそうです。都市部では、フランス領時代の名残で教会が目につきましたが寺院はほとんど見ることはできませんでした。

 

早朝のメコン川と夕方の水上人形劇(30分くらい)を除けば、これといった観光地ではない市内を何となく巡ったこの日は、ほんの一部ですがごく普通のこの国の様子を知ることができ、興味深かったのです。

| | コメント (0)

2014年9月11日 (木)

ベトナム ホーチミンシティ

9/4(木)の早朝にベトナムに入国してからメコン川にでかけ、再びホーチミン市内に戻りました。

01dsc07268
 ホーチミン市内に入りダウンタウンへと向かいました。バイクの数が増えてきていて、信号が赤から青に変わるか変わらないかの瞬間にフライング的に飛び出すバイクに続いて、追いかけるようにバイクが走り出す様はまるでバイクレースを見ているようでとても面白かったのです。

02dsc07270
 何だろうこの集団はと思ってしまいました。時刻は10:36で、通勤ラッシュでもなさそうですし、大きな工場があるわけでもないし、デモでもないし、現地ガイドに聞いても普通の光景だそうです。ホーチミン市の人口は740万人でベトナムで最も大きな市です。ベトナム人の平均年齢は27歳で、人口の7割が30歳未満とのこと。

03dsc07285
 なんといっても、どこへ行ってもバイクが目につきました。これは歩道のはずですが、路駐のバイクに占拠されて歩行者はその間を縫うように歩いていました。

04dsc07290
 最近のベトナムは経済的に注目されています。低い人件費を求めて中国に進出した日系企業(欧米企業も)は、人件費高騰や何かと問題のある中国からベトナムにシフトする動きが加速しています。インフラや投資環境も整いつつあるようで、なるほど活気に溢れていました。現地ガイドが教えてくれた市内一の高層ビル(ビテクスコ・ファイナンシャルタワー)の高さは265.5m、地上68階建てでホーチミン市内は建築ラッシュだそうです。

05dsc07291

06dsc07293
 私たちはメコン川で早めに昼食をすませたのですが、ちょうどお昼時(12:02)となりました。路上では、露店でお弁当を買って食べる人たちで一杯でした。日本ではこういう光景は大抵お花見ですが、ここでは建設ラッシュのためか工事関係者が多いようで、しかも若い人が多いようでした。これだけ多くの人が食事をしている割には路上はきれいでした。

07dsc07300

08dsc07311
 乗用車の間をベトナム菅笠を被ったおばちゃん達が何かを売り歩いていました。ベトナムでは自家用車の税金が高く、そのために価格は日本の倍くらいするそうですし、駐車スペースがほとんどありませんので、自家用車の保有台数は極端に低いのです。街中で見かける乗用車はほとんどがタクシーで、そのかわりバイクの数は半端ないです。

09dsc07303
 この時間私たちはお土産物屋でのショッピングでした。私はまったく興味がありませんでしたので路上をブラブラしました。路上では、自転車で果物を積んでそのまま販売したり、路上で野菜を売ったりと誰もが一生懸命稼ごうとしているように見えました。

10dsc07305
 路上で店番をしている女性がこちらを見て笑っていました。愛想がいいなあと思っていましたら、足下に犬がじゃれつくような感覚があり、足元を見ると靴磨きのお兄ちゃんが私の汚い靴を磨いていました。そしていくらか寄こせといっているのでした。まったく油断も隙もありませんでした。

11dsc07315
 主な通りには赤い旗が下がっていました。中国で見た光景と同じで、手前の旗は共産党の旗、向こうの星のマークの旗は国旗です。改めて共産主義の国であることを実感しました。しかし街中の雰囲気は中国で感じたものとは全く異なるものでした。

12dsc07319
 ベトナムの首都はハノイ(人口660万人)で、政治・文化の中心地といわれています。一方、ホーチミン市は人口(740万人)は最も多く経済の中心地といわれています。かつてはサイゴンといわれていたこの市は、ベトナム戦争の終結(ベトナム民主共和国建国)とともに初代主席のホーチミン氏の名前をとって 「ホーチミンシティ」いわれるようになりました。私にとっては南ベトナムの首都であった「サイゴン」という言葉の響きは「ミス・サイゴン」が連想されてエキゾチックでロマンティックでいいなあと思ってはいるのですが。

 

早朝素通りしたホーチミンシティの中心部に戻ってきて、ようやくベトナム気分になってきました。共産主義の国なのですがフレンドリーで明るく、雰囲気は同じ共産主義の中国とは対極的に感じました。誰もが必死になってというか隙があれば何とかして稼ごうという意欲が感じられ、一筋縄ではいかないしたたかさを感じました。

| | コメント (0)

2014年9月10日 (水)

ベトナム ジャングルクルーズ

羽田発の深夜便に乗って9/4(木)の早朝にベトナム・ホーチミン市に着いて、頭がぼんやりとしたままあれよあれよという間にメコン川に連れてこられ、小さな島(中州)に上陸しました。

01dsc07200
 メコン川の船着場から出た屋形船型クルーズ船は、 中州といわれるいくつかある小さな島の一つに着きました。

02dsc07209

03dsc07212
 小さな島に上陸すると熱帯のフルーツやバナナの花などがすぐ近くに見られて熱帯気分となりました。

04dsc07220
 この小さな島は養蜂が盛んで、島の中を通っている細い道の両側には蜂蜜をお湯で溶いてキンカンを搾って飲ませてくれる屋根付きオープンカフェがたくさんありました。私たちはそのうちの一軒のカフェに入って、おばちゃんがいれてくれた蜂蜜ティーを飲みました。

 

05dsc07223

05dsc07227
 カフェで寛いでいると、庭の片隅にいたお姉さんが大きな蛇を首に巻いて現れ、よくあるショートはいえ私たちは思わず一歩後ずさったのですが、ツアー仲間で最年少の浅田真央ちゃん似のお嬢さんが “可愛いぃ~” とか言って、蛇を首に巻いていました???

06dsc07231

06dsc07244
 島の中央を貫く細い一本道の両側にはお土産屋さんが並んでいて、どれもが安く、ショッピング目的の女性の皆さん達はたくさん買い込んでいました。

07dsc07242

07dsc07249
 この熱帯の島ではフルーツがたくさん採れるようで果樹園が多く、そこでは採れたてのフルーツを食べることができました。

08dsc07252
 果樹園でフルーツを頬張っていたところ、楽器の演奏とともに島の少女達の合唱が始まりました。何だろうと思って歌を聴いていましたら、その後に寄付を募るカゴが廻されてきて唖然としてしまいました。私たち日本人は人がいいというか気が弱いというか、リクエストもしていないのに仕方なくなにがしか寄付していました。

09dsc07255jk1

10dsc07256jk2

11dsc07260jk3
 そして最後にジャングルクルーズが始まりました。とはいっても、ジャングルとは名ばかりの林の中の水路を15分くらい小舟に乗って船着場に戻るだけのものでしたが、普段は体験できないアドベンチャーでそれなりに楽しめました。

12dsc07240

13dsc07261
 この異様な風貌の大魚は “エレファントフィッシュ” と言うそうで直訳すると “象魚” ということになります。その由来はひれをパタパタする姿が象が耳をパタパタする姿に似ているからということでした。メコン川にはたくさんいるそうで、早速テーブルに出てきました。この父娘さんは母親も含めて家族3人で参加のファミリーでした。私たちホテルグレードアッププラングループ総勢15人のうちこの父親と私が男性で、他の13人は女性という女性上位グループでした。 

14dsc07262
 サッカーボールのような球形の食べ物は米粉を油で揚げたもので、中は空洞になっていていわば円球クレープです。これを砕くと春巻きの皮のようになり、その皮で “エレファントフィッシュ” や香草を包んで食べるもので、味はなかなかいけました。この食事をしたのが09:40で、朝食は機内食でしたのでここでの食事は昼食ということになり、時間の感覚がすっかり狂ってしまいました。

15dsc07265
 ベトナムで最もポピュラーな “333” というビールは味はさっぱりしていて飲みやすく、料金は40,000ドンでした。ベトナム通貨のドンと円との交換レートは1円=200ドンですので、このビールは200円ということになり、レストランで飲むビールとしては日本や他の国の半値くらいで、ベトナムの物価は一概に安く感じました。多くのツアー仲間はベトナム通貨と円との換算に戸惑っていました。

 

ジャングルクルーズと銘打ったプログラムは、ふり返ってみれば小さな島に上陸して、蜂蜜を勧められたり、土産物を買わされたり、勝手コンサートの寄付だったりと、要するにお金を落としなさいというものであったと気がつきました。しかし、小さな島とはいえ7000人が住んでいて、誰もが必死になって稼ごうとしている根性は見上げたものでした。ベトナム人のしたたかさの一面を見たようでした。

| | コメント (2)

2014年9月 9日 (火)

ベトナム メコン川

9/3(水)23:25に羽田に集合し、すぐに日付が変わって9/4(木)01:25発のJAL079便でベトナム・ホーチミンへと旅立ちました。

01dsc07139
 何となくのベトナム行きで焦点が定まらないまま深夜便に乗り込みました。アルコールが身体にまわりおまけに真夜中で頭はぼんやりしていましたが、久しぶりに乗る日本の飛行機でしたので安心感があったのが救いでした。機内はほぼ満杯状態でした。

02dsc07140
 ウツラウツラしているうちに日本時間の05:28(ベトナム時間03:28)に朝食が出ました。メニューはビーフシチューでよくある機内食で、それほどの食欲は感じませんでしたが味は美味しく完食しました。

03dsc07141
 05:02(以降現地時間)にベトナム・ホーチミン空港に着陸しました。さすがに朝早く、空港は静まりかえっていました。

04dsc07142
 05:38 税関を通過して空港の表に出ると2台のバスが待っていました。空は明るくなってきて夜が明けつつありました。ここで私たちは現地ガイドと合流し、また初めてツアー一行の顔ぶれを確認しました。総勢40人で、私たちホテルグレードアップグループは15人で、2台のバスに分乗しました。

  

05dsc07156
 05:57 初めて目にするベトナム・ホーチミン市の街角でした。街はまだ眠りから覚めていないようでしたが、それでもオートバイやタクシー、バスなどが動き始めていました。ホーチミン市の印象は、一見するとタイやネパールと同じようでした。

06dsc07158
 06:02ベトナムでは、食事は大体露店や食堂ですませることが多いと聞いていたとおり、あちこちで露店がオープンしていました。

07dsc07166
 06:17 最初の目的地はメコン川で、ホーチミン市内を通り抜け郊外へと向かいました。時間が経つにつれ、どこからか湧いてくるようにバイクの数が増えてきました。

08dsc07172
 06:28 高速道路に入りました。羽田を発ってあまり時間が経っていないうちにあれよあれよという間に身体だけがどんどん遠くに運ばれていくような不思議な感覚でした。

09dsc07174
 ハイウェイはどこまでも真っ直ぐに延びていて、バスはスピードをあげていて、まだ飛行機に乗っているような気分でした。

10dsc07176_2
 ハイウェイの両側は見事に田園が続いていて、この地では三毛作とのことで、既に刈り取りが終わった田圃も目につきました。畑仕事は人力が基本で、どうしても人手が足りないときには水牛をレンタルするとのことでした。

11dsc07184
 07:19 メコン川の船着場に着きました。メコン川は、標高5000mのチベット高原に源を発し、中国雲南省、ミヤンマー、ラオス、タイ、カンボジアを通りベトナムに達し、南シナ海に抜ける4600kmの国際河川です。水は泥色に濁っていました。

12dsc07188
 07:26 最初のプログラムは メコン川クルーズで、私たちのグループ15人はクルーズ船に乗り込みました。カミさんは勝手にニュージーランドのミルフォードサウンズでの大きなクルーズ船をイメージしていたようで、私たちが乗り込んで一杯になってしまった船を見て、これは屋形船だねとつぶやいていました。

13dsc07193
 港にはたくさんの屋形船クルーズ船とともに、多分長距離・長期間この大河を遡るであろう大型船も停泊していました。

14dsc07196
 さすがにメコン川は国際河川だけに河口も広く、長いブリッジがりょうがんをつないでいました。この時期ベトナムは雨期だそうですが、ブリッジの向こうには青空が見えました。

 

ツアー会社から送られてきた行程表をあまり見ないうちに、頭も半眠状態のまま羽田からベトナムへ、そしてホーチミン市内を通り抜けメコンの川面を漂泊している自分がおかしくなりました。

 

 

 

 

| | コメント (0)

2014年9月 8日 (月)

ベトナム 羽田国際線ターミナル

9/3(水)~6(土)の4日間、ベトナムに出かけました。「てんこもりベトナム4日間」という凄いタイトルの激安ツアーでした。てんこ盛りとは謳っていますが、実際にはホーチミン市内を2日間見てまわるというものでした。何故ベトナムなの?とよく聞かれるのですが、自分でもはて・・・?と首をかしげてしまういい加減状態でカミさんと二人で出かけました。

 

00

01

02

03
 集合は、羽田国際線ターミナル23:25という遅い時間でしたので、横浜市内の生け簀料理の居酒屋で夕食をとってから出発しました。ベトナムの食事は何となくいけそうな印象でしたが、それでも生ものは無理だろうと、思い残すことのないようにちょっと贅沢しました。

04dsc07077
 食事をとってお腹も落ち着き、成田でも羽田でも大抵利用しているYCATYokohama City Air Terminal)からリムジンバスで羽田へと向かいました。

05dsc07104
 羽田発の国際線を利用するのはこの新国際線ターミナルができて初めてでした。21時過ぎだというのに人が多くビックリしてしまいました。

06dsc07109
 「小江戸小路」という名の通り、江戸時代にタイムスリップしたような趣でした。

07dsc07103
 たくさんの店舗がありありとあらゆるジャンルの食事が食べられ、どこの店先にも人の行列ができていました。

08dsc07105
 小売店舗も数多くあって、大抵の商品はここで揃えることができそうでした。和風小物の店には私たち日本人でも日頃目にできないようなものが揃っていて、もし外国人にプレゼントするなら喜んでもらえそうなものがたくさんあり、いい暇つぶしになりました。

09dsc07120
 4Fの「小江戸小路」からさらに上階へと進むと「日本橋」がありました。 旅立ちは昔も今も日本橋という立て札になるほどと感心しました。

10dsc07126
 軽装の若者たちのグループが多く目につき、格安航空利用なのか気軽に海外に出かけられるようになっているようでした。

11dsc07115
 上階から眺めると搭乗手続きの人たちが並んでいて、深夜便の利用者が結構いるものだとここでも感心してしまいました。

12dsc07130
 22:48私たちも搭乗手続きをしました。添乗員なしの激安ツアーですし、ウェブチェックインで事前に座席指定を済ませていましたので、直接保安検査と出国審査に向かってもいいのですが、マイレージ登録や機内持ち込み荷物の重量検査のためにカウンターに並びました。

13dsc07132
 全ての審査を終えた搭乗ロビー、出発を待つ人たちがたくさんいて、旅人の期待感が醸し出す楽しげな雰囲気がただよっていて、搭乗スタッフも華やかさを添えていました。世界一贅沢といわれるエミレーツ航空の初めて見るスタッフ衣装はちょっと変わっていて、その衣装はサービスに差し障りがないのかと思っていました。それにしてもこれから夜を徹して勤務するスタッフの楽しそうなこと。

14dsc07125
 羽を休めている飛行機は、これからどこへ飛び立つのでしょうか。多くの人を乗せて、夜間飛行の旅に出ようとしている空港の夜景はいつ見てもロマンティックです。ジェットストリームのBGMとナレーションが聞こえてくるようでした。

 

新装なった羽田空港国際線ターミナルは、深夜まで賑やかで、深夜便を利用する人たちが多いのにビックリしました。羽田でさえこの状態ですから、成田や世界中の空港で同じような光景が繰り広げられているわけで、時差がありますので、結局世界中で24時間、膨大な数の人々が空中を移動しているということになり、凄いことです。

 

 




| | コメント (0)

« 2014年8月 | トップページ | 2014年10月 »