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2014年10月30日 (木)

沖縄物語 島唄二 ネーネーズ第二部

10/16(木)、午後7時に始まったライブハウス居酒屋「島唄」での「ネーネーズ」の第一部はほぼ1時間位で終わりました。「ネーネーズ」のライブにのせられ、8時半から始まる第二部も聴くことにしました。

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 そして始まった第二部、ステージに登場した「ネーネーズ」はお色直しをしてきていて、その衣装は第一ステージの時のような派手さはないのですが、美しい単色で、これはこれでまた趣のあるものでした。

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 自己紹介や個人的なことをおもしろおかしく話してくれたのですが、ボーッとしていて、名前も覚えることができませんでした。唄はもちろんですが、トークも面白く楽しませてくれました。

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 こちらは新人さんとのこと、唄と表情も素敵でしたが、三板(さんば)のシンプルなリズムがとてもマッチしていました。

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 第一部は立て続けにたくさんの唄を聴かせてくれましたが、第二部はトークや私たち観客との掛け合いなどで楽しませてくれました。来年は大阪、名古屋、東京(2回)公演があるとか。大阪から来ていた観客が “公演見に行くよ!” と声をかけていたりしていて、東京の公演は既にチケットが完売とのこと。

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 唯一名前を覚えた「上原渚」さんのソロは、艶のある声の一方ちょっとドスがきいているようでもあり、大人の魅力がありました。

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 こちらの新人さんは、若々しく張りのある声で、それぞれいいものでした。

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 この「島唄」のライブは3軒目で、どのステージでも必ず唄われるたが夏川りみの「なだ そう そう」でした。それぞれの歌い手の味が出ていて、また観客もそれを楽しみにしていて、この曲が多くの人に支持されていることがわかりました。まあ沖縄の唄ではありますが、島唄といえるのかどうか難しいことはわかりません。まあ沖縄の雰囲気が感じられればそれでいいのです。

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 ステージの合間に、「ネーネーズ」のメンバーが二手に分かれてお客さんへのサービスとして各テーブルを廻っていました。こちらのお二人は共に石垣島出身でカミさんと話が弾んでいました。以前にも書きましたが娘が石垣島に嫁ぎ、それが縁で石垣島には何回か行きましたので、石垣島には親近感を抱いています。

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 私は、勇気を出して、両手に花の写真を撮らせてもらいました。カミさんは渋々とシャッターを押してくれました。この日は第三ステージまであり、第三ステージは10時からで終わるのが11時過ぎになるということでしたので、お名残惜しくも退散することにしました。ステージの度に衣装も出し物も違うということで、それも楽しみでもあったのですが。

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 ライブハウス「島唄」で島唄ライブを堪能した翌日は、那覇空港から早朝便で戻りました。見送ってくれたシーサー(雄)に別れを告げて、たくさんの楽しい思い出を残して沖縄を後にしました。

 

沖縄本島のビーチドライブと島唄ライブという目的を持って出かけた沖縄旅、その目的を十分果たすことができた充実した3泊4日でした。特に島唄ライブは3件のはしごで、それぞれの唄い手さんたちの持ち味それぞれを楽しませてもらいました。最後の「ネーネーズ」は唄も表情も衣装も素敵でした。カミさんには “追っかけになるんじゃないのぉ” とからかわれましたが、まさか! 「ネーネーズ」の島唄はどちらかというとポピュラーというか若い女性向きで、一方ではベテランの男性による渋い島唄も聴いてみたいものです。

 

もう一度行きたい「居酒屋」や気になる「居酒屋」も何軒か発見し、特に「古酒」の魅力を再発見でしたのは収穫でした。また格安チケット(飛行機+ホテル)が手に入ったら、古酒と島唄ライブのはしごに出かけてみたいものです。やはり、島唄も古酒も沖縄で味わってこそと感じました。

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2014年10月28日 (火)

沖縄物語 島唄二 ネーネーズ第一部

10/16(木)の午後、ホテルでノンビリとした後活動を開始しました。「漁師の家」で古酒を堪能してすっかり気分がよくなって今回の旅の目的である島唄ライブを聴きに「島唄」という店に行きました。前日の「波照間」や「ちぬまん」に続いて3軒目でした。

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 島唄ライブハウス(居酒屋)「島唄」の開場時間6時から、6時半頃入店して席に案内され、ライブが始まるまで一杯やりながら待つことにしました。古酒の香りを嗅いだり舌に転がしたりとテイスティングの真似事などしてみました。

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 「島唄」に来る前に「漁師の家」で食事は済ませてきましたので、肴は島らっきょう、もずく、豆腐ようの強力三点セットにしました。

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 7時にライブの第一ステージが始まりました。いきなり華やかな4人の女性が登場して、この日の出演は「ネーネーズ」とか。

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 「ネーネーズ」とは、沖縄言葉で「お姉さん達」という意味だそうで、このグループの名前は聞いたことがあるようなないような。

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 島唄独特のオクターブの伸びのある、高い、艶のある声が響いてきて、島唄ワールドに引き込まれてしまいました。

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 歌声もハーモニーも素晴らしく、きちんとオーディションを勝ち抜いてきただけの実力が感じ取れ、また曲の合間のトークも楽しいものでした。

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 正面をしっかりと見据えて、瞬きもせず唄い踊る姿は気高く、最初見たとき感じたミーハー的美形のグループではないことがよくわかり、いつの間にか真剣に聴き入ってしまいました。

 

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 禁煙席で予約してありましたので、ステージの真ん前に陣取る形になり、さまざまな表情も目を楽しませてくれました。

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振り付けは、頭はあまり動かさず、手が微妙に変化して手の表情が豊かでした。バリ島やタイの踊りに共通するような印象を受けました。

 

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 歌唱力や手の舞いもいいのでしょうが、島唄はやはり三線の響きと唄とのアンサンブルが最高です。

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 曲の合間に4人の自己紹介があり、名前も名乗ってくれたのですが、覚えられたのは「上原渚」さんだけ。芸名か本名かはわかりませんでしたが、リーダー格のようで、他の3人より少しだけ風格があり、姐御的に思えました。

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 舞台向かって一番左に位置していた彼女は、私たちの席からは最も遠く、それでも一番初々しく、新人のようでした。「ネーネーズ」は、メンバーが結婚などで卒業するとその都度新メンバーが入りというような説明がありました。

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第一ステージの最後は、観客と一体となって誰でも知っている曲を一緒になって唄い踊るというものでした。ステージの真ん前にいかにも追っかけおじさんという男性が何人か(それぞれ一人なのですが、テーブルにはマイボトルがありました)いましたが、以外にも女性が多く、楽しそうに一緒になって踊っていました。よく見かけるこの踊り(振り付け)のコツは、 “頭より少し高いところにある戸を開け閉めする要領で” という説明があり、なるほどサマになりました。

 

あっという間に第一ステージが終わりました。古酒で痺れていた頭が「ネーネーズ」のオクターブの高い声を間近に聴いてさらに痺れてしまいました。

 

料金はライブチャージが2000円で、入れ替えなしということでしたので8時半からの第二部も聴くことにしました。

 

沖縄には島唄ライブハウス(居酒屋)がたくさんあります。素人的推測ですが、出演者などの顔ぶれから「島唄」が本命だろうと思いました。ここには日によって出演者が異なるようで、このひは「ネーネーズ」でした。

 

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2014年10月27日 (月)

沖縄物語 漁師の家の古酒

10/16(木)、首里城観光をした後ブラブラと国際通りを歩いて昼食を食べ、ゆっくりとホテルに戻り、昼寝したりノンビリとして、夜の部に備えました。

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 夕方近く向かった先は、首里城観光の後ホテルへと戻る道すがら見かけた、看板がとても気になっていた店でした。開店がPM3:33ということ、開店からPM7:33までは生ビールが200円ということ、今日も朝から大将漁へ出る!などなど。

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 夕方5時過ぎに入った店は、「海人(うみんちゅ)居酒屋 一郎屋」でした。入口はいたってシンプルで、漁師の家という佇まいでした。

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 早速オーダーしたのは「刺身盛り」でした。残念だったのは、大将が釣りに行ったのですが海が荒れていて漁に出られなかったこと、その結果釣りたての魚が食べられなかったこと、それでも出された刺身は旨かったのです。刺身のつまに「海ぶどう」が添えられていたのも嬉しかったのです。

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 想定外で何よりも嬉しかったのが「古酒」が充実していたことです。泡盛の古酒は、コニャックやブランデーのようであり、値段も半端ではありません。20年もの、43度の古酒(720ml)の値段が25,000円でした。古酒とは、簡単にいえば泡盛を年月をかけて熟成させたものです。

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 沖縄県酒造業組合では、古酒について厳密に定義しています。3年以上寝かせた泡盛が全量の50%を超えていれば古酒といってよいといえます。そして “10年ものというように年数を表示してあるものは全量が100%その年数は確実に熟成されているということです。古酒リストでみると、10年古酒はグラス700円、一合1300円などとなっていました。

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 ウイスキーやブランデーなどの洋酒にも20年、30年クラスの古酒はあり、これらは原則として樽に貯蔵され、樽からの香りなどの成分をもらって熟成します。そのために樽から瓶に移したとたん熟成はストップします。一方、古酒は泡盛の成分そのものが熟成しますので、甕や瓶に入れたままでもその年数分熟成していきます。まあ難しい話はともかくとして、まろやかな古酒を堪能できたことは思いがけない歓びでした。

 

もし沖縄再訪の機会があったら是非訪れたい店がまた一軒増えました。普段泡盛などは口にできないカミさんも、古酒は美味しいといって一口、二口いってしまいましたがそれ以上は危険です。本土の沖縄料理の居酒屋で古酒をオーダーしたとき、飲み過ぎると腰を抜かすので二杯までといわれたことがありました。

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2014年10月26日 (日)

沖縄物語 首里城

10/16(木)は3日目で、この日も全くフリーでしたので、ノンビリと朝寝して、ゆっくりと朝食を食べて、沖縄観光の定番の首里城に行ってみることにしました。レンタカーは使い放題のプランでしたが、都市部ではかえって何かと面倒でしたので昨日返却してしまいました。

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 一夜明けて、ホテルの窓から港を見下ろすと久米島行きのフェリーへの車と荷物の積み込みが始まっていました。他の小型の船も出航に準備を始め、港は活気づいていました。私たちも活動を開始しました。

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 首里城までは距離が6km位で歩いたら1時間半くらいかかりそうで、時間はたっぷりありますので歩きたかったのですが、カミさんが嫌がりましたし、乗ったことのないモノレールにも乗ってみたいと思っていましたのでモノレールに乗りました。

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 沖縄本島のモノレールというのはあまりイメージできず、どんなものかなという興味はありました。首里城と飛行場の間の交通渋滞ルートを走っていますので、多分かなりの渋滞の解消にはなっているものと思われました。街並みを俯瞰しながら、車の流れを下に見て走るのはあまりできない体験でしたので結構面白く、またノンビリと移動することができました。

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 ホテルからモノレールの駅まで歩いて10分、首里城駅までの乗車時間は15分、駅から首里城の守礼門までは歩いて10分で着きました。まだ朝が早く観光客の姿はあまり見えませんでした。

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 首里城観光は数十年ぶりでした。その時も沖縄衣装のレンタルがあり、守礼門の前で写真撮影するという光景が見られ、いまだにその伝統?が続いていました。沖縄衣装はとても華やかに見えました。

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 シーサーは、沖縄地方でみられる伝説の獣の象で、魔除けの意味を持っています。通常は阿吽(雌雄一対)で置かれています。このシーサーは門の前の右側に置かれて口を開けていますので “阿(雄)” で、福を招き入れるそうです。

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 沖縄は、かつて1429年から1879年の450年間「琉球王国」でした。2000年に首里城跡が世界遺産に登録されましたが、復元された建物は登録されていません。首里城は、琉球王国の名残をとどめ、今でも沖縄文化の象徴です。蒼い空と本殿の朱色が鮮やかなコントラストになっていました。

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 本殿などの建物の中には琉球王国の時代の品々が置かれていました。展示されていた歴史を読むと、琉球王国は1429年から1879年の450年間続き、1600年前後には中国(明や清)と活発な交易を行い、中国人の多くが琉球王国に帰化し国をリードしたとのことで、中国から大きな影響を受けていたことがわかりました。

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 首里城は那覇市や那覇港を見下ろす高台にあり、気持ちのいい風が吹いていました。琉球王国当時もきっと同じように蒼い空があって気持ちのいい風が吹いていたんだろうなぁと思いを馳せました。

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 首里城観光の後、再び首里城駅からモノレールに乗って牧志駅で降り、国際通りの牧志公設市場に向かいました。

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 トロピカルフルーツが並んでいて、先月行ったベトナムとほとんど同じような品揃えでした。カラフルですし、姿形も面白く、見ているだけで楽しくなりました。結局何も買わずすみませんでした。

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 昼食は沖縄で絶対食べたいと思っていた石垣牛のステーキにしました。場所はステーキハウス88というチェーン店で、ジュージューと湯気を立てて出てきたステーキにかぶりつきました。

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 こちらのシーサーは、入口の左に置かれた “吽(雌)” です。口を閉じ(歯はむき出し)ていて、あらゆる災難を口に入れないといわれていますが、かつて雌(女性)は一度自分の口に入れたものは絶対に吐き出さないと聞いたことがあり、こちらの説の方がしっくりくるのですが。

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 国際通りや牧志公設市場をブラブラとして、結局好物の島らっきょう、伊江島の畑直送を買いました。私は他にティシャツを一枚買いました。

 

沖縄の歴史を調べたりTVでの歴史番組を見たりすると、かつて琉球王国の時代に明や清の国に援助を申し入れたにもかかわらずそれらの国はそのゆとりがなく、結局1609年に薩摩藩の侵攻を受けて日本に帰属したわけで、沖縄が中国領であったとしても不思議ではなく、首里城の資料を見てまわるとその感がさらに強くなりました。今更歴史の逆戻りはできないのですが、中国が尖閣や将来は沖縄も、こだわりをみせるのもわかるような気がしました。

 

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2014年10月24日 (金)

沖縄物語 居酒屋

10/15(水)、島唄ライブを聴きながら泡盛や古酒を飲んですっかりいい気持ちになってしまいました。国際通りをブラブラしながら、居酒屋の店先を覗いたりしながらホテルへと戻りました。

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 日が暮れた国際通り、平日ですので観光客も多くなく、それでも若い人がブラブラとウィンドウ・ショッピングを楽しんでいました。

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 お土産屋の店先には、甕に入った泡盛がズラリと並んでいました。かつてこれと同じような大きさの加盟利焼酎をいただいたことがあり、飲みきるのに1年くらいかかったことがありました。

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 島唄ライブは夜遅くまでやっていました。ここ「首里天楼」は本格的な沖縄料理と本格的な島唄&舞踏の店と聞いていましたので入ろうと思っていたのですが、出演予定者の写真を見たらなんと「波照間」に出ていた人と同じとわかりパスしました。ある程度人気のあるグループはかけもちしていることが初めてわかりました。

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 おばあの料理と島唄ライブの店といういたって庶民的な店もありましたが、おばあの料理を食べてみたいような みたくないようなで、カミさんと協議の末パスしました。

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 なかなかワイルドな感じがする垂れ幕につられて2階に上がると、店員が何人かいるのですがお客が誰もいませんでした。いつライブが始まるかわからず、始まっても観客が私たち2人だけという恐ろしい事態も想定されましたのここもパスしました。

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 この店も気になっていました。じっくりと泡盛、特に古酒を味わわせてくれそうな雰囲気がしましたが、既に酒が回っていい気持ちになっている状態では、本来の古酒の良さが味わえないのではないかと思え、次回の楽しみにとっておくことにしました。

 

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大衆的な雰囲気の「じんじん」は、酔った勢いで入ってもいいかなと思ったのですがカミさんが嫌がりました。

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 国際通りのちょうど真ん中辺りにある「牧志公設市場」の通りには、観光客がチラホラと。

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 「八重山」とは、石垣島、小浜島や西表島、波照間島、与那国島など10の島嶼群を意味する言葉です。娘が嫁いだ石垣島をはじめとしてこれらの島はダイビングで潜ったことがあり、あるいは魅力的な島が多く、「八重山」という言葉には好イメージを抱いていますので、ここも次回の楽しみにしました。

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 土産物屋の店先で多く見かけた “後ろ向きワンちゃん” の背中のメッセージについつい目がいってしまいました。

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 国際通りからブラブラと歩いて、すっかり酔いが回ってホテルに戻りました。窓の外にはすっかり夜の帳が下りた港が見え、停泊している船も出航する気配はなく、眠りにつこうとしていました。

 

島唄ライブを聴いた後の見るだけの居酒屋巡り、魅力的な雰囲気を持つ店も何軒かあり、しかし一晩で入れる店には限りがあり、身も胃袋も一つキリですから、次回の楽しみがたくさんできました。

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2014年10月23日 (木)

沖縄物語 島唄一

10/15(水)は、とても長い一日でした。残波岬を出発してビーチ沿いを走って、「沖縄美ら海水族館」でイルカショーを見て古宇利島で昼食を食べ、さらに北上した後、Uターン的に高速道路を使って那覇市に戻りました。今回の旅の目的の一つは「島唄ライブ」でありましたので、早速国際通りへと繰り出しました。

 

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 最も目をつけていたのが「波照間」という沖縄地料理と「島唄ライブ」をウリにしている居酒屋でした。今まで何回か来ていた国際通りでいつも気になっていた店でしたので、今回初めて入りました。

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 「島唄ライブ」は、どこでも食事とライブがセットになっていましたので、ライブが始まる前にビールや泡盛と料理で先ずノドを潤し、腹を満たしました。沖縄料理は豚肉料理や海藻類などいろいろですが、注文はやはり刺身や好物の島らっきょうに偏ってしまいました。

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 究極の組み合わせは、泡盛の古酒と豆腐ようと島らっきょうでした。ここで食べた豆腐ようと島らっきょうはなかなかいけました。

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 そうこうしているうちに18:30になり「島唄ライブ」が始まりました。三線(さんせん)の男性と太鼓と沖縄風カスタネット(三板・さんば)の女性二人の3人ライブでした。楽器はシンプルでありながらそれぞれが存在感があり、特に三線の響きには心が揺さぶられました。

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 島唄の魅力は、女性の艶のある高音の伸びと独特の節回しです。ほどよく効いてきた古酒の酔いも相まって、陶然となりました。

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 三線、太鼓、三板の響きと島唄の伸びのある音声、そして沖縄の舞いで、第一ステージの30分間はあっという間に終わってしまいました。ここはライブのチャージは無料でしかも最後の第三ステージまでいてもいいのですが、「島唄ライブ」を楽しめるのはこの日と翌日の二日間しかありませんので、はしごのために河岸を変えました。

 

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 居酒屋「波照間」と同じくらい気になっていた店が隣にある「ちぬまん」という居酒屋でした。この店先を目にしてしまったら素通りすることはできませんでした。

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 とはいえ、一軒目の「波照間」でかなり飲み食いしましたので、ここでは「車エビ」の刺身をオーダーしました。

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 ここ居酒屋「ちぬまん」もライブのチャージはなく、時間になると「島唄ライブ」:がはじまりました。ここの出演者は若い男女で、三線や唄も「波照間」のライブに比べると若さ丸出しで、お世辞にも上手いとは言えませんでしたが、ノリはよく、こういうライブもあるのかなと思いました。

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 店内は若い人が多く、ライブが始まると手拍子やかけ声で盛り上がりました。泡盛を飲みながらライブを聴いて、一緒に楽しむこういうスタイルもいいものです。

 

念願の「島唄ライブ」を楽しみました。原点は、かつて沖縄の座間味島でダイビングをしていた時、日が暮れかかる砂浜で泡盛を飲んでいた時、どこからか聞こえてきた三線の響きと島唄にすっかり魅せられました。それから数年後、何の縁か娘が石垣島に嫁ぎ(今は婿と一緒に港北ニュータウンで整骨院開業)、石垣島で行われた披露宴に当然のことながら出席し、そこで余興で聴いた生の島唄にすっかりはまってしまいました。その後、何回かツアーで沖縄に出かけても「島唄ライブ」を聴く時間がありませんでした。今回その念願が叶いました。

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2014年10月22日 (水)

沖縄物語 美ら海水族館

10/15(水)、残波岬や真栄田岬から沖縄海岸国定公園のビーチ沿いに走って、「沖縄美ら海水族館」に着きました。

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 「沖縄美ら海水族館」は沖縄観光の目玉になっていますので、ツアーの観光バスがたくさん集まっていて、入口はひっそりとしていましたが、館内はツアー客もたくさんいました。聞こえてくる言葉は中国語ばかりでした。

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 このエリアは、沖縄県の本土復帰記念事業として1975年に開催された「沖縄国際海洋博覧会」のために開発されました。海洋博は、道路や交通網の整備などが図られた反面、入場者数は450万人の目標に対して349万人と少なく期待された経済効果は得られず、逆に海洋汚染などをもたらしたりもしました。

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 まあ経緯はどうであれ、ダイビングから遠ざかって10年にもなりますので、海底を覗けることは条件反射的に嬉しくなりました。

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 この水族館のウリは、ジンベイザメなどが泳ぐ大水槽です。ダイビングで海底散歩する人は少なく、そういう点からいえば水族館は誰もが海底の様子を見ることができますので、やはり観光の目玉にはなるようです。

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 ダイバーに人気のあるオニイトマキエイ、通称マンタもまるでグライダーがゆったりと空中を滑空するように泳いでいました。何故ダイバーに人気があるかというと、他の魚たちとはまったく異なる泳ぎ方、泳ぐというより飛んでいるように見え、潜水中にマンタの群れに出会うと、航空機隊が飛来してくるように見え、自分も無重力状態で一緒に宇宙遊泳している感覚を味わうことができるからなのです。

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 この水族館の超目玉のジンベイザメは、このサイズでも小さい方で、大きいジンベイザメは飼育できないために海に戻してしまったそうです。

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 どこの水族館でも人気があるイルカショー、カミさんも絶対見たいと言っていたイルカショーの時間になると会場にはたくさんの観客が集まっていました。

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 孫を連れて何回か横浜(八景島)の水族館に行き、イルカショーも見ましたのでもういいかなと思っていたのですが、何回見てもたしかにイルカは賢いと思えるのです。インストラクターの、口を開けなさいという指示に従っていつまでも口を開けているイルカに、あちこちから “可愛い^^” という歓声があがっていました。

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 突如始まった数メートルの水上ウオーク、会場はどよめきに包まれました。どのように教えたのでしょうか。

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 イルカショーをもっと見たいというカミさんを説得して途中で切り上げ、古宇利島を目ざして古宇利大橋を渡りました。

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 古宇利オーシャンタワーという展望塔に上ると、海の色はエメラルドグリーンに染まっていました。

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 ちょうど昼時で、売り物の本格的ナポリピッツァを食べました。ナポリのような景色とピッツァとくればワインがほしいところですが、カミさんは運転したくないというし、カミさんの運転では安心できませんのでワインは我慢しました。

 

日本には水族館はあちこちにあり、それぞれ趣向を凝らしていますので、特に「沖縄美ら海水族館」が素晴らしいという印象はありませんでした。それでも海底は異次元の世界ですから、特に中国人達は楽しんでいるようでした。

 

自分にとっては、ここのエリアは沖縄博のイメージが強く、沖縄の本土復興を国をあげて(当時通産官僚だった堺屋太一氏が総合プロデューサー)盛り上げようとした宴の後の寂しさや後遺症がトラウマのように蘇り、エメラルドグリーンの鮮やかな海の色はかえって寂しくも感じるのでした。イルカショーにはしゃいでいるカミさんが羨ましくもありました。

 

 

 

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2014年10月21日 (火)

沖縄物語 ビーチドライブ

10/15(水)、残波岬から海を左に見てさらに海岸沿いの道を走りました。

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途中いくつか通過した街並みは、まったく村そのものという所と、小都市的によく整備された街並みもあり、どういう生活をしているのだろうかとかどういう仕事をしているのだろうかとかタウンウオッチングしているような面白さがありました。

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そしていかにも南国的ムードの景観も現れ、気持ちが解放されていきました。

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開けた遠浅の海岸は、干潮の時期なのかどこまでも歩いて行けそうでした。青空の下、雲がまるで歩きながら踊っているようで面白く、この日の最終目的地は那覇市と決めている以外は何も決まっていない気楽な旅でしたので、ここでもまた車を止めて時間を潰してしまいました。

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いくつかのリゾートビーチを抱える恩納村に入りました。

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両脇にサトウキビ畑なのか何の畑なのか、あるいは草地にまばらな木立がたっているのどかな風景の中、よく整備された道をレンタカーは快走しました。カミさんは助手席でカメラを構えてリクエストに応じてシャッターを押してくれましたが、ノンビリと寛げないとブーたれていましたが。

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景色のよいビーチに出会うと、車を止めて、久しぶりの潮の香や波の音、気持ちのいい風を楽しみました。この辺りは沖縄海岸国定公園で、万座ビーチがあり、沖縄有数のリゾート地となっています。

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さすがに沖縄で日射しは強く、エメラルドグリーンの海と遠くに見える波頭、水平線のかなたの白い雲、モルディヴのような雰囲気でした。

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道は海岸沿いを真っ直ぐに延びていて、車も少なく、快適なドライブでした。20代か30代の頃、一度沖縄本島を一周したことがあり、当時と比べると道路が素晴らしく整備され、おそらく米軍基地迷惑税が投下されたんだろうなあなど、つまらないことを考えてしまいました。

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カミさんが、「沖縄美ら海水族館」のイルカショーを見たいと言い出し、ここでゆっくりすることにしました。

 那覇を出発し、残波岬で1泊し、海岸沿いを走り続けました。途中嘉手納あたりは素通りしましたが、数十年前に嘉手納米軍基地で見た戦闘機が発着するときの爆音のすごさに衝撃を覚えたことを思い出しながら、能天気にドライブしていることにちょっとした後ろめたさも感じてしまいました。

 

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2014年10月20日 (月)

沖縄物語 真栄田岬

10/15(水)は、残波岬から海外沿いの道を北上しました。どこまで行けるかわかりませんが、時間が許す限り走ってみました。

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 残波岬のホテルで、一夜明けると海も空もまだ目覚めていないようで眠い目をこすっているように霞んでいました。

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 空は少しずつ明るさを増してきて空気も爽やかに感じるほどで、街並みも明るく南国ムードが感じられ、レンタカーにもだいぶ慣れてきて、快適に走りました。

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残波岬からの道は、期待通り海外沿いの道で、まるで岬巡りのようでした。

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 海の風景は次から次へと変わり、そうかといって運転しながらですのでじっくり楽しむことはできず、時々車を止めては潮の香りを深く吸い込みました。よほど強い波が当たったのかカッパドキアのミニチュアのような形の岩がありました。

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 真栄田岬という表示がありましたので細い道を入っていくと、今までの遠浅の海から岩礁地帯の海に出ました。

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 白波がたっている場所は、多分ごくごく小さなラグーンが形成されているところだろうと思われました。ここも風が強くあたり、低木が斜めになっていたり、強い波にあちこち岩礁が削られていました。

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 波に削られた岩とその上に生育した草木や低木の間を歩道が作られていて、軽いテクテクを楽しむことができました。テレビも新聞も見ないでこういう所を歩いていると、世の中に忘れられてようでもあり、世を捨てたようでもあり、まあどちらでもいいかとノンビリした気持ちになれました。

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 ここ前栄田岬は、 “青の洞窟” という有名なダイビングスポットがあります。ダイビング器材を背負ってここの階段を下り、海中に入ってゆくビーチエントリー(ボートから入る場合はボートエントリー)で、この日は強風のためにダイビング中止のようでした。

 

残波岬からの海岸沿いの道は、久しぶりに海を間近に感じられるルートで、何回も車を止めては景色を楽しんだためになかなか前に進めませんでした。しかし、それがフリープランのいいところです。

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2014年10月18日 (土)

沖縄物語 残波岬

10/14(火)から4日間、沖縄に出かけました。目的は、沖縄本島をじっくりと廻ってみたかったことと、好きな「島唄」のライブを聴くことでした。

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 10/11(金)からの折角の三連休も台風19号が日本列島を直撃したために、出発日の10/14の羽田空港は台風の余波でダイヤが乱れ、どの便も満席状態で混み合っていました。

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 沖縄からの機体が到着遅れで出発も遅れ、それでもフライトは順調で、那覇空港には16時近くに着きました。台風が過ぎ去った後、沖縄の空はなんとか青空が顔を出していました。

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 今回利用したのは、飛行機代+ホテル3泊+レンタカー=33,800円という激安プランでした。那覇空港でレンタカーを借り、残波岬へと向かいました。

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 今回のフリープランでは何カ所かのホテルを選べましたので、1泊目は沖縄残波岬ロイヤルホテルを選びました。

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 大きなホテルで、館内にはたくさんのショップがあり、まるで小さな商店街のようで、シーサー教室では子供たちが真剣な表情でシーサーをつくっていて、出来栄えはなかなかのものでした。

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 本土より気温は高いせいか、とてもビールが美味しく感じられました。銘柄はもちろんオリオンビールで、どういうわけかこれがとても美味しいのです。

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 料理の種類は、沖縄料理、和食、中華料理など何でもあったのですが、沖縄料理はこの先嫌というほどお目にかかれると思われ、リゾートっぽくフレンチにしました。これが期待以上に美味だったのです。ワインも安い割にはとても美味しく、リゾートホテルのレベルが高く嬉しくなりました。

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 お昼頃羽田を発ち、那覇空港からレンタカーで残波岬のホテルにチェックインし、普段食べ慣れないフレンチを美味しく食べ、リゾート気分が盛り上がってきましたので、岬に点在するホテルの灯りや夜の海を眺めながら、久しぶりにバーで仕上げとしました。

 

沖縄本島には、昔は離島ダイビングの経由地として、最近は離島ツアーのやはり経由地として通り過ぎるくらいで、じっくりと巡ったことはありませんでした。今回はできるだけ海沿いの道を走ってみたいと思い、そのベースとして残波岬を選びました。

 

夏休みでもないのに若い子供連れのファミリーが多く、ヤングパパ達が小さな子を温泉に入れたり何かと面倒をみている姿を多く見かけ、 “イクメンパパ” が多いのに感心しました。

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2014年10月13日 (月)

室堂・立山周遊 別天地

秋の時期の恒例となった「室堂・立山歩き」は、自分にとっては一年で最も楽しみにしているテクテクです。今年は9/3010/3の4日間の滞在で、そこに身を置いているだけで幸せになれる別天地なのです。 

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 室堂平は、立山連峰に囲まれた台地ですので、周辺の山に登れば素晴らしい景色を眺めることができ、気象状況や体調、気分によってどの山に登るか、どのコースを歩くか選択肢がたくさんあります。3泊4日では足りないくらいです。

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 手軽に登れる室堂山や浄土山でも晴れていれば槍ヶ岳や奥穂高岳へと続く豪快な景観を見ることができ、ちょっと頑張って立山縦走すれば剱岳を間近に見ることができ、大日岳に向かえば日本海に浮かぶように見える白山を目にすることもできます。

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 いつも宿泊する「みくりが池温泉」の「雲上の湯」は日本一高所にあるということで有名で、自分にとっては温質が肌に合っているようで、山歩きの後の筋肉痛や疲れを癒やしてくれますし、何回入っても湯あたりをしません。たとえ悪天候でこの山小屋に閉じ込められてもこの温泉があれば、湯治をすることもできます。この温泉はすぐ近くで白い噴煙を上げている「地獄谷温泉」からひいているもので、カミさんは御嶽山の惨状を目にして来年は行かないといっているのが頭痛の種です。

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 「みくりが池温泉」の料理は、山小屋ではあり得ないようなメニューで、さらにオプションとして富山湾で獲れる海の幸を味わうことも、ワインや地酒をキープすることもできます。

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 この山小屋のテラスから、天候のコンディションがよければ、ビールを飲みながらこんな景色を眺めることもできます。

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 テラスからも部屋(個室側)からも夕陽を眺めて一日を締めくくることもできます。

 

10/3に帰宅してからもう10日も経っていますが、もう室堂・立山が恋しくなっています。気が向いたら山を歩いて、温泉に入って、ビールを飲んで、お酒を飲んで、美味しいものを食べて、こんな場所は日本中のどこにもないように思えます。地下トンネルのような立山黒部アルペンルートを抜けると別天地が待っているのです。

 

早くも、来年もと思っているのですが、カミさんは地獄谷の噴煙が気になるようです。体力が続く限り一人でも行ってみようと思っています。一人では個室予約はできませんので、相部屋でもいいし、相部屋ですと料金も安くなりますので長期滞在も可能になります。もし地獄谷が暴発したら、それは運命・・・。

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室堂・立山周遊 帰宅

10/3(金)、3泊4日の室堂・立山歩きも帰る日となりました。

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 前日の夜半から降り出した風雨は、深夜から早朝にかけて益々激しくなりました。強い風と濃い霧の中、室堂駅始発のトロリーバスに乗ろうとみくりが池温泉を出発しました。

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 立山黒部アルペンルートの長野側は、ほとんどの行程が地下ルートですので風雨は心配ないのですが、唯一大観峰~黒部平間はロープウェイで強風のための運行が心配されました。しかし、このロープウェイは立山連峰と後立山連峰が風よけになっている斜面に敷設されているためどんな強風でも、台風が来ても大丈夫とのことで、時刻表通り運行されていました。おかげで、雨にしっとりと濡れた紅葉を見ることができました。

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 ロープウェイで黒部平に着き、ケーブルカーに乗り換えて黒部湖駅に向かいました。立山黒部アルペンルートの長野側は、ほとんどが日本アルプスの土手っ腹をくり抜いたとてつもない地下トンネルなのです。

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 黒部ダムに着くと雨は上がっていて、これから室堂方向へと向かう観光客が続々と歩いてきました。先ほど出発した室堂平の濃霧と強風の景色を思い出し、天候が回復して室堂の素晴らしい景色を見ることができるといいのにと思ってしまいました。

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 黒部ダムの脇を歩いて、最後の乗り物「関電トンネルトロリーバス」の黒部ダム駅に向かう道も地下道です。ここにトロリーバスが走り出してから今年で50周年だそうです。

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 地下道の壁には黒部ダム建設当時の写真が展示されていました。蛍光灯が灯る地下道を歩きながら何枚かのパネルを見ていると50年前にタイムスリップしたような気分になりました。

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 「関電トンネルトロリーバス」の黒部ダム駅の駅長さんはお話好きでした。バスの出発を待っている間いろいろな話をしてくれました。地下の職場はバスの発着時間帯以外はひっそりとしていますので、きっと人恋しさもあるのではないかと思ったりもしました。

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 「関電トンネルトロリーバス」に乗って扇沢駅に着き、地下から地上に出るとタイムスリップから抜け出たようでした。

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 3日前に出発した扇沢ターミナルも濃い霧に包まれていました。この日から天候不順の日が続きました。

 

市営駐車場(無料)に駐めておいたマイカーで、中央高速~圏央道~東名高速を走り、お昼過ぎに自宅に戻りました。行ってしまえばあっという間の4日間、楽しい4日間でした。

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2014年10月12日 (日)

室堂・立山周遊 山小屋の食事

山小屋の食事というのは、カレーやシチューなどが定番となっていますが、最近は「槍ヶ岳ヒュッテ」のように料理に凝っているところも増えているようです。「みくりが池温泉」の食事はさらに先を行っていて、それが可能なのは富山側から海の幸を、長野側から山の幸を運搬できるルートがあるからだと思われます。

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 1泊目の夕食です。

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 アルコールは、生ビールやかんびーるをはじめ、日本酒やワインも充実しています。例年、白ワインと「本醸造原酒 立山曼荼羅」という地酒をキープしているのですが、今年は酒量が落ちているために地酒だけにしました。他に、オプションの料理もオーダーでき、カミさんが気に入ったのは生ビールと白えびの唐揚げの組み合わせでした。

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 2泊目の夕食です。カミさんは自分が食事の支度をしない上げ膳・下げ膳だけでも満足していました。

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 朝食はバイキング形式ですが、こちらも日替わりメニューで、最も気に入ったのが湯豆腐でした。梅干しは蜂蜜漬けで甘酸っぱく、2粒も3粒もゲットする人がいて、私もつられました。

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 今回も3連泊しましたので、3泊目は特別食となりました。何人かは同じように連泊する人がいて、6連泊の人もいました。食事はどうなるのか興味があったのですが、一人客で日本酒をキープしていて、話好きそうな人だったので聞くのを思いとどまりました。

 

以前、夕食で尾瀬の山小屋の経営者家族と隣り合わせたことがあり、料理に感心していました。しかし、ここは他の山小屋とは食材の運搬ルートが決定的に異なりますので、真似をしようとしてもなかなか難しいと思います。

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室堂・立山周遊 みくりが池温泉

ここ数年秋の恒例行事となった室堂・立山周遊、その大きな目的は「みくりが池温泉」に泊まると言っても過言ではありません。

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 みくりが池温泉は長野と富山を結ぶ立山黒部アルペンルートの頂点駅「室堂」から歩いて15分くらいのところにあります。室堂周辺には、ホテル立山や日本最古の山小屋といわれる立山室堂山荘、雷鳥荘、雷鳥沢ヒュッテなどがあり、それらに比べて決して大きくもないのですが、多分最も人気の山小屋ではないかと思います。

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 みくりが池温泉は、その名の通り「みくりが池」の畔にあり、晴れていれば「逆さ立山」が見える「みくりが池」のほとりにありますので、観光客が必ず訪れるスポットです。そしてそこにはみくりが池温泉のテラスがありますので、観光客は一休みしたり、生ビールを飲んだり、名物のソフトクリームを食べたりしますので、いつも賑わっています。

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 人気の山小屋ですので、今の時期はほぼ予約で一杯で、チェックインする人や「雲上の温泉」に日帰り入浴する人たちで、フロントもいつも賑わっています。

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 朝食、昼食、夕食ともこの食堂で食事をします。夕食は17:30からと19:00からの二交代制です。チェックイン(12時頃)前に着いた時や日帰り入浴の時は、大きなリュックなどはこの食堂の片隅に荷物を置いて、散歩に出かけたり入浴したりします。

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 食堂の脇にある喫茶室です。天候が悪くてテラスが使えないときなどはこの喫茶室で軽食をとったりお茶したりできます。ここでの軽食のお勧めは “生ビール&ハーフピザのセットです。

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 今回宿泊した206号室は、テラスや地獄谷や夕陽を眺めることができる部屋でした。

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 6畳一間と押し入れがある個室でした。3連泊の間中布団の上げ下げは自分で行い、スタッフが部屋に入ることはありませんので、滞在中散らかし放題にしておいてもOKです。気温が下がると窓の下の温泉からひいたヒーターが作動してくれますので、夜間でも快適に寝ることができます。

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 部屋からは、温泉の元になっている、白い硫黄を吹き上げている地獄谷を真下に見ることができます。窓を開けると風向きによっては硫黄の匂いが流れ込んでくるのが難点です。爆発・噴火したらその時は運命です。

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 部屋はテラスに面していますので、人間ウオッチングができてこれが結構面白いのです。最近は、中国や韓国からの観光客も増え、思いもかけない行動を目にすることもあります。この時は、ちょうど夕陽が沈もうとしていて、皆さんカメラを構えていました。夕陽は部屋からも見ることができました。

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 2階部分が宿泊部屋となっています。通路の右側が相部屋、左が個室となっています。個室には鍵がついていて、またスリッパはドアの外に脱いで置いておくことになっています。相部屋に入りきらないリュックは通路に置いておく人もいました。

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 許可をとって相部屋を撮影させてもらいました。2段ベッドの4人部屋でした。このタイプの他に12人部屋もあります。

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 洗面所は広く、清潔で、ドライヤーもあります。

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 洗面所にある水道は立山の美味しい水がひかれていて、冷水だけではなく温水も出ます。

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 トイレの数は十分で、ウォシュレットです。通路の反対側にもあり、また独立した女性用トイレもありますのでほとんど行列ができることはありません。

 

まるで「みくりが池温泉」のまわし者のようになってしまいましたが、果たしてここは山小屋と言っていいのかどうかわからないのですが、まあ難しいことはともかく気に入っています。「楽天」や「じゃらん」などでインターネット予約もできますが、4月の営業開始と同時に直接電話して9月下旬から10月上旬の予約をします。

 

料金は、一人一泊(2食)料金は13,500円(二人で27,000円)でした。4人定員のデラックス相部屋は10,000円前後、12人定員の相部屋は9,100円です。施設が快適で、温泉に自由に入れて、食事も美味しく、立山をはじめ山歩きの選択肢がたくさんあるベースと考えれば安いものだと思っています。

 

 

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2014年10月11日 (土)

室堂・立山周遊 浄土山

9/2(水)の朝、みくりが池を7時に出発して室堂山まで歩いた後カミさんは下山し、私は一人で浄土山(2668m)登山に向かいました。

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 室堂山からみくりが池温泉に戻る途中に浄土山登山口があり、その登山口はワイルドな印象でした。

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 浄土山をちょっと登ると、薬師岳方向につながる山脈が見え、もっと若かったら歩いてみたいなあと思ってしまったほど魅力的な尾根が続いていました。実際に歩いたら素晴らしい景観を見ることができそうでした。

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 登り始めは、岩が低い灌木や草に覆われていて傾斜が急な割には歩きやすかったのですが、上の方を見ると大きな岩が待ち構えているようでした。

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 岩場に出るとところどころに赤い矢印があったりして、それほどわかりにくくはなかったのですが、ちょっとスリリングな岩登り感覚でした。上空は真っ青で、気分は爽快でした。

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 山頂にでると、城塞跡のような石が積んであったりケルンがあったり、上空には白い雲が渦を巻いていたり、人影も見えず、まさに浄土の世界に足を踏み入れたような不思議な景色でした。

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 先ほど、室堂山の展望台から見えた槍ヶ岳には激しく気流がぶつかり、まるで噴煙のような雲ができていました。山の天気はあっという間に変わるという現象が目の前に展開されていました。

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 先ほど、室堂山の展望台から見えた槍ヶ岳には激しく気流がぶつかり、まるで噴煙のような雲ができていました。山の天気はあっという間に変わるという現象が目の前に展開されていました。

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 浄土山は、一ノ越を挟んで立山(雄山)に対面していますので、一ノ越小屋からの登山道も見下ろすことができるのです。

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 一ノ越まで下りてくると、これから立山(雄山)に登ろうという人たちがしっかりとヘルメットを被り、しっかりとした装備を装着していました。立山は多くの人が気軽に登っていきますが、これほどしっかりと身支度して登る人は珍しく、御嶽山の事例が他山の石となっているのかもしれません。

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 立山登山は諦め、一ノ越から室堂へと下ることにしました。逆に室堂方向から上がって来る人たちも結構いて、室堂から一ノ越までも長い登りが続き、なかなかいい運動になります。

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 室堂に下るのと歩を合わせるように、雲も一緒に下りてきたように低く垂れこめてしまいました。立山登山に向かった人や縦走に向かった人たちはこの雲の中、かなり視界は不良になっているはずで心配になりました。

 

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 お昼頃にみくりが池温泉に戻り、温泉で汗を流し、悪天候でテラスは寒いため食堂で昼食をとりました。ビールを飲んだり、極楽気分でした。

 

2日目、3日目とも早朝にスタートしてお昼前後には宿泊先に戻り、温泉に入って汗を流し、その後は何もしないでノンビリとしました。この何もしない、ナマケモノのような時間が最も贅沢に感じました。しかししかし、みくりが池温泉ではテレビもラジオも一切シャットアウトしていましたので、御嶽山が悲惨な状況になっていることは帰宅して知りました。はしゃいでいる場合ではなかったのですが・・・。まあ明日は我が身ということもあります・・・。

 

 

 

 

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2014年10月10日 (金)

室堂・立山周遊 室堂山

山歩きの3日目(9/2(木))は、比較的低い山をノンビリ歩くことにしました。先ず室堂山(2668m)に向かいました。

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 朝7時にみくりが池温泉を出発しました。この時期の山の天気はお昼頃には崩れやすいので、朝はできるだけ早く行動開始するのが山歩きの鉄則です。真っ正面に見える山は浄土山(2831m)で、室堂山の次に登る予定です。

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 室堂ターミナルには「立山玉殿の湧水」があり、立山の冷たい水がこんこんと湧き出ています。山歩きの前にここに立ち寄り、冷たい湧水をペットボトルに詰めて気を引き締めました。

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 室堂ターミナルからの道を真っ直ぐ行けば一ノ越・立山(雄山)方向です。ここを右に曲がって、室堂山と浄土山に登って一ノ越に下ってここへ戻ってくるというのがこの日の予定コースでした。

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 目の前の浄土山と室堂山はほぼ同じ方向にあります。ダラダラクネクネとした不揃いの石段の道が続きました。天気は快晴で雲一つなく青空でしたが、天気予報ではお昼頃から崩れるということでした。

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 不揃いの石段は天空へと届くような感じで続いていました。青空に刷毛で白い絵の具をなぞったような薄い雲が湧いてきていました。

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 室堂山の展望台への道は、左手に浄土山を仰ぎ見ながらの道で、浄土山の山頂には朝陽が当たっているようでした。

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 若者が私たちを追い越していきました。聞けば、室堂山~浄土山~立山(雄山)を登るということで、羨ましい元気さでした。ついつい、もう少し若かったらなあ!と思ってしまいました。

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 カミさんはいつものように、周りの景色を楽しみながら、全くのマイペースでした。私は雲が出てきていて北アルプスの展望が台無しになることが心配でしたので先を急ぎました。

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 室堂山の展望台から槍ヶ岳や奥穂高岳など北アルプスの主峰を見ることができましたが、薄い膜を張ったように靄がかかってるようでした。

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 後からカミさんが追いついてきましたのでシャッターを押してもらいました。抜けるような青空の下にはかなりの雲が湧いてきていました。

 

室堂山への登りは、登山というよりも軽い山歩きといった風情で比較的手軽です。その割にはそこからの展望は素晴らしく、北アルプスや南アルプスなど広角的な景観を楽しめます。天候状況によって展望が楽しめそうなときには、思い立ってからあまり時間を変えずに登ることができ、こういう選択肢がたくさんあるのも室堂・立山の魅力です。

 

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2014年10月 9日 (木)

室堂・立山周遊 雷鳥坂

9/1(水)の午前中に剱御前小屋に着いて、剱岳を見た後、立山(雄山)方向への縦走は諦め、雷鳥沢キャンプ場方向へと戻ることにしました。

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 剱御前小屋までの登りは新室堂乗越へのルートでしたが、帰りは雷鳥坂を下ることにしました。キャンプ場をとりかこむようにして連なる山脈を見ながらの下山は、豪快な景観を見ながらの下山で口笛でも吹きたくなるほど快適でした。

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 雲の動きで陽が射したり陰ったり、その度に錦の絨毯が明るく輝いたり深い色に変わったりして、さまざまな角度から油絵を眺めているようでした。

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 急傾斜の雷鳥坂を登ってくる登山者もぽつりぽつりといて、目が合うと苦笑いを浮かべ、急登を苦しみながらも楽しんでいるようにも見えました。

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 急傾斜の沢を過ぎると比較的なだらかな河原のような場所に出ました。紅葉・黄葉を過ぎて冬支度をしているような植物は最後の輝きを発しているようでした。

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 雷鳥沢キャンプ場も随分近くなりました。ここまで来ると、登った後の急な下りで膝がちょっと笑い始めていました。

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目の前に聳える雷鳥荘への壁を登るために、雷鳥沢キャンプ場で休憩を兼ねて昼食にしました。

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 雷鳥荘への最後の登りは、ゆっくりゆっくり呼吸を整えて、一歩一歩カタツムリのようなペースで歩きました。

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 雷鳥荘までの急坂を登り終えると、次はみくりが池までアップダウンが待っていました。まるでジェットコースターのループがクネクネと続き、これも結構身体にこたえました。

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 ようやくみくりが池温泉に着きました。いつの間にか雲がなくなり青空が広がっていました。

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 部屋に戻り、温泉に入って汗を流し、先に戻っていたカミさんとソフトクリームのおやつを食べました。温泉とソフトクリームは登山の後の楽しみです。ここのソフトクリームは好評で、宿泊客以外の観光客が行列をつくることもあります。

 

立山(雄山)の縦走コースを歩くと、朝出発しても夕方に戻るくらいの時間がかかります。今回は途中で引き返し、温泉に入ってノンビリと時間を過ごすことにしました。ソフトクリームを食べながらノンビリと過ごす時間は至福の一時でした。

 

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2014年10月 8日 (水)

室堂・立山周遊 剱岳

9/1(水)、みくりが池温泉を出発し、雷鳥沢キャンプ場を経由して剱御前小屋を目指しましたが、カミさんは行けるところまで行って引き返すと言っていた通り途中で下山しましたので、私は一人登り続けました。

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 新室堂乗越という分岐点である稜線に出ると、日本海側に向かって雲海が広がっていました。剱岳に連なる山脈は、ある峰は険しく、ある峰はなだらかにその姿を見せていました。

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 新室堂乗越という分岐点から剱御前小屋までは、稜線歩きとなりますが、まだまだ険しい登りが続いていました。

 

 

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室堂平周辺は人気の高山植物チングルマの群生地で、花も人気ですが花が咲いた後の綿毛も人気で、あちこちに群生していました。

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 稜線歩きとはいえ、剱御前小屋までの登りは手強いものでした。こういう豪快な稜線歩きは他ではなかなか味わえないもので、天気も良好で山登りの醍醐味を味わうことができました。

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 目的の剱御前小屋が見えてきました。

  

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 ふり返ってみると登ってきたルートをはっきりと確認することができ増した。立山周辺の登山は、登りながらあるいは下りながらこのような大パノラマを楽しめることです。

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 登り始めたときに、遙か先に何人かのグループが先行しているのに気がついていました。随分ゆっくりしたペースだなあと思っていましたらNHKの百名山撮影隊で、所々で立ち止まって撮影しながらでしたので追いついてしまいました。先頭に登山家、次にカメラマン、音声さん、ディレクターの4人が、その後に3人の屈強な若手サポーターの総勢7名でした。

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 撮影が長引くので先に登ってくださいと促されましたので先行しようとしたとき、サポート隊の一人が写真を撮ってくれるということでしたのでお願いしました。

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 サポート隊の方に写真を撮ってもらうとき、槍ヶ岳が見えますよと言われふり返ると、立山(雄山)と浄土山の間に槍ヶ岳の尖塔が見えました。

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目指す方向と反対の方角に目を転ずると大日岳方向の稜線が見え、その背後にはかなりのスピードで雲が湧いてきていました。天気予報では午後から曇りとなっていましたので、先を急ぎました。

  

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 一方、立山(雄山)方向には雲一つありませんでした。前回はあちらからこちら側への稜線を歩き、稜線の両側には豪快な景観が広がっていたことを思い出しました。

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 剱御前((2776m)が、目の前に現れました。背後には日本海側からの気流によって、かなりの雲が湧いてきていました。

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 ようやく剱御前小屋に着きました。剱登山の最前線の山小屋の割には素っ気ないデザインに思われましたが、きっと豪雪や強風に備えてのものと思われました。

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 憧れの剱岳を目の前で見ることができました。前回辿った尾根を逆に剱御前小屋から立山(雄山)方向へと歩けばもっと素晴らしい剱岳の雄姿を見ることができるのですが、ここから引き返すことにしました。

 

剱御前小屋から引き返すか前回とは逆コースを縦走するか迷ったのですが、結局引き返すことにしました。天候の崩れも心配でしたが、以前ほどガツガツと登らなくても腹八分目、浮いた時間はできるだけノンビリと過ごしたいという怠け心が出てきたようでした。

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2014年10月 7日 (火)

室堂・立山周遊 カミさん

室堂に入って2日目の9/1(水)は、剱御前小屋を目標としました。前回は立山(雄山3996m)に登り、大汝山(3015m)、富士ノ折立(2999m)など3000mの稜線を縦走し、剱御前小屋から雷鳥沢キャンプ場へと下りましたので、今回は逆コースを辿ることにしました。

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 07:23にみくりが池温泉を出発しました。冷たく感じる朝の空気の中を、室堂平のアップダウンの道をトコトコと歩いて身体慣らし、足慣らしをしました。

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 みくりが池温泉から、雷鳥荘、雷鳥ヒュッテなどの脇を通ってゆくと雷鳥沢キャンプ場が遙か下の方に見えてきました。そこまでの急な坂を下って目前に聳える屏風のような急傾斜を登った先に剱御前小屋があります。帰りは同じ道を帰る予定ですので、その時の急登がとてもとても大変なのです。

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 雷鳥沢キャンプ場への道は長く続く石段の道で、帰りは疲れた足を引きずってまたこの石段を登らなければならず、富士登山の下山時に6合目から5合目までの辛い道と同じような苦しみを味わうことになります。

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 雷鳥沢キャンプ場まで下ってくるといくつかのテントが張ってあり、もうこの時期朝晩はかなり冷えると思うのですが、山男・山ガールにはそれも楽しみの一つのようでもあり、とても自分には真似できません。下ってきた道を見上げ、帰りの登を思うとうんざりしました。

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 雷鳥沢キャンプ場を横切って、いよいよ剱御前小屋への挑戦が始まりました。

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 山裾の道は鮮やかな紅葉で目を楽しませてくれましたが、これから始まる急登に身が引き締まる思いでした。

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 カミさんは今年初めての登山でしたので、ちょっとこのルートは厳しいかなと思い、行けるところまで行こうということになりました。頭上には青空が広がっていて気分は爽快なのでしたが・・・。

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 先行している登山者もゆっくりゆっくりとペースを崩さず着実に高度を稼いでいました。

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 カミさんも、時々チラチラと上を見ながらマイペースで登っていました。

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 桔梗系の高山植物が咲いていました。厳しい自然条件の中、陽に向かって力強く花を咲かせている姿は愛らしく感動的でした。

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 目標とする剱御前小屋とは反対の方向には大日岳へと向かうルートが延びていました。ここ室堂・立山の山登りの楽しみは、大展望を楽しみながら登山できることです。

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 着実に登っていたカミさんのペースがかなり落ちてきましたので、カミさんはここで下山してみくりが池温泉で合流することにしました。

 

室堂・立山は大体どこにいても携帯が通じますので、カミさんと別行動をとっても安心でした。後で聞いたところによると、カミさんはゆっくりと紅葉を楽しみながら、来た道をノンビリと引き返したとのことでした。

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2014年10月 6日 (月)

室堂・立山周遊 弥陀ヶ原

9/30(火)のお昼前、室堂に着きました。山小屋でノンビリするには時間がたっぷりありましたので、周辺のどこかに行こうと相談の結果、弥陀ヶ原に行くことにしました。

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 「弥陀ヶ原」は、室堂から富山側にバスで15分下った場所にあり、富山側の交通手段は富山高原バスしかなく、バスに乗ると「天狗平」を経由して「弥陀ヶ原」で下車しました。

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 弥陀ヶ原を訪れるのは初めてでした。弥陀ヶ原はいくつかの周遊できるコースがあり、「弥陀ヶ原ホテル」がその拠点になっています。面白いのは、室堂からバスでここへ降りると同時に再び室堂に帰るバスの時間を予約することでした。

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 私たちは11時にここ弥陀ヶ原に着きましたので、2時間くらい散策することにして13:10発の帰りのバスを予約して、早速歩き始めました。

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 弥陀ヶ原はかなり広く、遊歩道の1時間コース、2時間コースがあり、その他に立山カルデラ展望コースなどもありました。私とカミさんは2時間コースを歩くことにしました。

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 「弥陀ヶ原ホテル」あたりを起点として、草原の中を木道がクネクネと延びていて、広々とした景色を楽しみながら楽しく歩くことができました。

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 カミさんは “ヨーロッパアルプスのトレッキングみたい!” と喜々として歩いていました。

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 ここ弥陀ヶ原あたりは室堂平よりやや標高が低く、真っ赤な紅葉と淡い紅葉と黄葉と緑がモザイク模様で広がっていました。これで青空があれば言うことはないのですが、期待していませんでしたので紅葉を見ることができただけでもラッキーでした。

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 まるで油絵の絵の具を塗り重ねたような色彩で、いくら見ていても見飽きませんでした。今年は何年かに1回の紅葉の当たり年だそうで、特に赤の色が鮮やかだそうです。

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 2時間周遊コースを歩いてもバスの予約時間まで時間もあり、ちょうど昼時でもありましたので、昼食にしました。ロープウェイの駅「大観峰」の売店で買った “バイガイのおにぎり” “白えびソーセージ” “おやき” と「弥陀ヶ原ホテル」で買ってきた缶ビールで豪勢なピクニックランチとなりました。

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 弥陀ヶ原のバス停近くには室堂方向に行く人、逆にと富山側に下る人たちが三々五々(全て予約が必要)集まってきていました。立派なカメラを持っている人たちを多く見かけ、聞いてみるとカメラマニア限定ツアーの人たちでした。

 

初めての阿弥陀が原、想像以上に楽しいコースでおまけにきれいな紅葉を見ることができ、かなり張り切って歩いた後ビールをグイグイ飲んでしまいました。室堂への帰りのバスに乗る頃後頭部に痛みを感じ始め、軽い高山病になってしまったようでした。標高は2000m近くと決して高くはないのですが、やはり空気は薄く、いきなりの激しい運動とアルコールにより酸欠状態になってしまったようで、初日からのはしゃぎ過ぎを反省しました。

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2014年10月 5日 (日)

室堂・立山周遊 室堂平

9/30(火)の早朝に自宅を出発し、長野県側から「立山黒部アルペンルート」を辿り、黒部平まで着きました。さらにルートは続き、最終目的地の室堂へと向かいました。

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 黒部平からロープウェイに乗って着いたのが大観峰でした。その名の通り、そこからは後立山連峰の山々を見ることができました。黒々とした山脈が続いていて、その上にはわずかに青空があるものの厚い雲がのしかかっていました。

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 中でも、店に尖塔を突き出しているような鹿島槍ヶ岳(2889m)はその姿や登山道の厳しさから人気がある山ですが、多くの人の命を奪ってきた山でもあります。

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 大観峰は西に立山連峰を東に後立山連峰を控えた中間に位置していて、その稜線は風向きや日の当たり具合からか見事に紅葉していました。

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 ロープウェイで大観峰まで来て、室堂までは立山トンネルトロリーバスに乗り換えました。乗り換えのための待ち時間が結構あり、売店で見つけたのが「バイガイのおにぎり」で新製品でした。美味しそうでしたので昼食用に買いました。

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 もうひとつ目についたのが「白えびソーセージ」で限定品とありましたのでこれも昼食用に買ってしまいました。いろいろと考えるものですね。

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 室堂への最後の乗り物立山トンネルトロリーバスの乗り場には待ちきれない人たちが行列をつくっていました。扇沢から室堂までは4つの乗り物に乗り、乗っている時間は40分ですが、黒部ダムでの徒歩や待ち時間を入れると1時間30分くらいかかります。

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 扇沢駅07:30発の始発で出発し09:00に室堂平に着きました。また来ました!という気持ちにさせてくれる懐かしの景観です。

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室堂平は立山連峰に囲まれた台地で、周遊できる道が八方につながっています。前回、前方に見える立山連峰の稜線を歩いた記憶が蘇ってきました。

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 宿泊する「みくりが池温泉」は室堂ターミナルから15分くらい歩いた高台にあります。ターミナルからここまでアップダウンとなっていて、標高が2450mあり、富士山五合目と同じくらいの空気の薄さですので慣れるまでは息苦しさを感じました。

 

2年ぶり4回目の室堂に着きました。自分の別荘に帰ってきたようで、「みくりが池温泉」に荷を置いてほっとしました。この日から4日間、世俗の諸々を忘れてノンビリしたいと思いました。

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2014年10月 4日 (土)

室堂・立山周遊 黒部平

9/30(火)から4日間、カミさんと二人予定通り黒部・立山へと出かけました。

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 朝3時に起床して4時に自宅を出発、東名高速~圏央道(開通したばかり)~中央高速と快適に走り、7時に扇沢駐車場に着きました。駐車場(市営・無料)はいつものようにほぼ満杯状態でした。

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 室堂へは「立山黒部アルペンルート」で、ここ扇沢駅からトロリーバスなどいくつかの乗り物を乗り継いでいきます。07:30発の始発に乗ろうという乗客が列を作っていました。

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 何台かのトロリーバスが待機していました。トロリーバスは送電線からバスの屋根に取り付けられた装置で電流を受けて走るもので、環境に配慮したもので現在は日本で走っているのはここだけだそうです。

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 扇沢からはトロリーバスで黒部湖駅へ、黒部湖の上空には厚い雲が覆っていてあまり天気は良くないようで、なんとなく気勢をそがれたような気分でした。

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 黒部ダムでは名物の大放水が行われていて、いつも思うのですが、山奥にとてつもないものをつくったものだと感心してしまいました。

 

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 黒部湖の大堤防に沿って15分くらい歩くとケーブルカー乗り場があり、ここから黒部平に向かいました。

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 黒部平へのケーブルカーは、自然景観保護と雪害防止のため全線地下を走る日本で唯一のもので、昭和44年に運行開始されました。標高差373m、距離800mを5分で走りますので大助かりです。もしここを歩いたら大変ですし観光客は誰も来ないと思います。

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 ケーブルカーの車内は大きなリュックを背負った人が目立ち、剱岳を目指す人たちのようでした。いつも剱を登る人には畏敬の念を抱いてしまいます。

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 黒部平駅からは1.7km先の大観峰駅へのロープが延びていて、その下に広がる錦秋の絨毯に目を奪われました。例年、宿泊先の「みくりが池温泉」の4月の営業開始と同時に予約をしますので、紅葉にあたるかどうかは自然任せです。

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 今年の紅葉は例年より時期が早く、暖気と寒気の差が激しくいために色が鮮やかだそうです。思わぬ自然からのプレゼントに大感激でしたし、青空も見えてきて気持ちがぐっと盛り上がりました。

 

長野県側からの「立山黒部アルペンルート」はほとんどが地下や山の下を走りますので、ケーブル駅で開放的な屋外に展開される自然を目にすると感激もひとしおです。乗り物を乗り継いで少しずつ高度が上がる度に、気持ちは世俗から離れてゆくのでした。

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