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2015年6月28日 (日)

丹沢山 ダイエット登山

6/13(土)、北欧から帰ってほぼ2週間、まったく運動もしないで何となく過ごしてしまいました。その間健康診断に行きましたら体重は3kg、ウェストは4cm増で、我が身のことながら唖然としてしまいました。振り返って見れば、北欧旅でなんだかんだと食事に文句を言いながら結構食べてしまったようでした。付け焼き刃かもしれませんが、ダイエット登山に出かけました。

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 05:36 4時に起床してビジターハウスに5時半に着きました。この時期は梅雨時ですので好天気は期待していませんでしたが、空はどんよりとしていました。身支度を調え、6時登山開始。

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 朝靄に濡れた青葉は優しげで、山道の湿った柔らかい土を踏みしめて、久しぶりの山歩きの感触を楽しみました。空気も湿り気を帯びていましたが、ゆっくりゆっくり歩ける喜びを身体も感じ始め、運動不足の身体が次第々々にほぐされてゆきました。ヒマラヤやヨーロッパトレッキングなどから帰ってくると、身近に緑があって日本の山もいいなあと思ったものでした。

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 高度が上がるにつれて靄が深くなりました。この山は何度も登っていますので何の不安もなく、この幻想的な雰囲気はいかにも山に登っているという感じがして、ちょっと修験者のような気分にもなれてよかったのです。北欧の豊かな自然も見てきましたが、日本の自然も素晴らしいと思います。

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 これから本格的な夏山登山のシーズンに入りますので、山小屋で必要とされる物資を担ぎ上げる荷揚げの人たち。ご苦労様です。

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 08:19 この時間帯はまだ人は少ないのですが、それでも週末とあってボチボチ登山者を見かけ、追い越したり追い越されたり、それぞれペースを崩さないで登っていくのでした。

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 丹沢山系の塔ノ岳(1,491m)へのこのルートは「バカ尾根」といわれるバカのように長い尾根が延々と続きます。尾根ですので、好天気で強い夏の陽射しを遮ることができず、夏の時期は早朝登山かこの日のように曇り空の方が登りやすいのです。

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 ツツジは丹沢山の名物なのですが、もうその時期は終わったようで、唯一鮮やかな色を見せてくれました。そろそろ疲れを感じる頃、写真を撮りながら一休みしました。

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 晴れていれば、山の彼方には富士山が端麗な姿を見せてくれるのですが、この日は異常なほどの勢いで湧いてくる雲に遮られていました。先日出かけた北欧も自然が豊かでしたが、日本の国土の約7割は森林で、先進国の中では日本は森林大国なのです。世界の森林率をみると、フィンランド9位、スエーデン13位、日本15位、ノルウェー103位、デンマーク132位となっていて、人口の多さや経済活動の大きさからすると日本の森林率は飛び抜けています。

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 バカ尾根を乗り越え、頂上への最後のステップ、さすがに疲れました。標高は1,491mと決して高い山ではないのですが、標高差1,400mを一気に登りますので富士登山のトレーニング場としてうってつけといわれています。

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 09:18 頂上に着きました。背景には富士山の代わりに相変わらず沸き立つ雲でした。久しぶりの登山でかなり疲れましたが、山頂に立つとやはり気分は爽快でした。写真で見る限りかなりダイエットできたかなあと自賛したのですが。

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 山頂で朝食と昼食を兼ねた食事をとりました。メニューは好物のお稲荷さんとメロン、ミカンです。とてもとても美味しくいただきました。

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 下山にかかるとバカ尾根を続々と登ってくる人たち、汗びっしょりでハーハーいいながら必死の形相をしていました。

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 ゼーゼーいいながら汗を絞り出したのに、躊躇しましたが食べちゃいました。ここの〈ソフトはとても美味しいのです。まあ疲れ切って、汗をかいた後ですから尚更美味しく感じるのですが。

 

間もなく富士山の山開き(7/1)となります。ここ10年くらいは毎年登ってきましたし、数年前には年に何回も登った時期もありましたが、ここ数年は1回だけとなっています。この日のダイエット登山は富士登山トレーニングも兼ねていて、さて今年はどうなるかです。山開きの7/1から富士スバルラインのマイカー規制がかかる7/10の間のウィークデイで、天候・体調・気力の三拍子揃ったときという厳しい条件があり、例年通り今年も山開き直後の7/27/3を予定しているのですが・・・。

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2015年6月26日 (金)

北欧旅日記 帰国

5/30(土)、コペンハーゲンの中心部を早朝散歩した後、ホテルを出発して空港へ向かい、帰国の途につきました。

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 10:42 ホテルからバスに乗り、コペンハーゲンの飛行場に向かいました。バスの中で、ツアーコンダクターのYukariさんから挨拶がありました。成田まで一緒ですが、こういう形でのスピーチの機会はこの時しかないために早めの挨拶となりました。35名という大人数を引き連れて、細かいことでも嫌な顔しないで(当たり前ではありますが)一生懸命でした。またツアー仲間の皆さんも、大人数なのでお互いに迷惑をかけてはいけないという心構えがあったようです。

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 11:12 空港は混んでいました。出発時間は13:20でしたからかなり余裕があったはずなのでしたが、搭乗手続きに思いがけなく時間がかかってしまいました。何をモタモタしているんだろうと思ったりもしました。

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 11:55 ようやく搭乗手続きがすんで、昼食も食べなければならないし、手持ちの現地通貨も使い切りたいし、しかし時間も迫っているのでのんびりと買い物もできないという状況となり、ようやく搭乗口に辿り着きました。

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 13:19 私たちはコペンハーゲン13:20発ヘルシンキ行AY0666便に乗りました。なんとか昼食のサンドイッチとコニャック、チョコレートを購入して現地通貨を使い切りました。席について早々、コニャックの封を切りました。結局ヘルシンキに着く前に飲みきっていい気持ちになってしまいました。

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 13:32 機体は動き出したのですが、なかなか離陸しませんでした。青空の下、白い雲が綿菓子のように浮かんでいました。この日の早朝散歩で危険な目に遭ったことがトラウマのように蘇ってきました。

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 13:39 離陸して間もなく眼下には深い碧を湛えた北欧の海が広がっていました。多分もう見ることがない北欧の海と空でした。

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 フィンランドのヘルシンキまで1時間半のフライトでしたが、CAはテキパキと動き回っていました。

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 16:31(フィンランド時間:日本との時差6時間) 5/22(金)の午後降り立ったヘルシンキ空港で成田行きにトランジットでした。出発は17:15、搭乗口にはかなりの人が集まっていました。

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 17:15 私たちはヘルシンキ17:15発成田行きAY0073便に搭乗しました。来るとき成田から乗ったのとほぼ同じような機体で、比較的ゆったりしていました。

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 17:20 CAは日本人が多く、気のせいかやはり優しく感じ、長時間フライトですのでホッとしました。やはり 大和撫子(ナデシコジャパンも) はいいですね。

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 19:27 夕食後のデザートがでました。この後機内は暗くなり機内泊の時間となりました。

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 08:54(日本時間) 9時間40分の夜間飛行で、無事に成田に着きました。適量のアルコールと誘眠剤を飲んだのですが今回はほとんど眠れませんでした。かといって長時間フライトや不眠による疲れも感じませんでした。

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 11:01 成田から乗ったリムジンがレインボーブリッジやベイブリッジを通過すると、非日常モードから日常モードへとスイッチがシフトされました。

 

同行したAさんからはツアーの雰囲気がよくわかる写真をたくさんいただきました。人数が多いツアーでしたのでいちいちブログのことをお話しして了解を得るのが面倒で、手抜きをしたわけですが、このブログのことをAさんに話したところ一肌脱いでいただきました。道中いろいろ話したり帰国してからもメールのやりとりをしているのですが、共通の趣味嗜好が多く、また大変な情報通で、貴重な情報をたくさんいただき感謝です。

 

カミさんが言い出した北欧の旅、本当に行ってよかったと帰国してからもいまだに思い出話に花が咲いています。お供のつもりの私も4ヵ国を回って楽しい思い出とともにいろいろ考えさせられました。Aさん、YukikoさんSakiさんの母娘さんをはじめいい方達とも知り合うことができて感謝しています。

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2015年6月25日 (木)

北欧旅日記 コペンハーゲン・早朝散歩

5/30(土)、ツアー9日目は日本へ向けての帰国の日となりました。

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 06:03 ホテルの窓から、気持ちのいい風景が広がっていました。この日の出発はゆっくりでしたので気分はのんびりでした。

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 出発がゆっくりでしたので、ホテルから見た素晴らしい景色と昨日行ってみようと思っていて行けなかったチボリ公園辺りを散歩することにしました。カミさんはホテルでのんびりしているというので一人で出かけることにしました。

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 07:14 何はともあれ朝食でした。食べ物については、いろいろ文句を言いながらも食べてしまったようで、帰国してからの健康診断で体重は3kg、ウェストが4cm増となっていました。

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 08:00 先ず、ホテルから見えた湖沿いの道を反時計回りに歩いてみました。ジョッギングしている人の姿をよく見かけました。この時期、選挙運動期間中で、デンマークでは車による遊説は禁止されていて、集会かポスターによる運動とのことで、こんな所にも選挙ポスターが貼ってありました。

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 水際の道と緑と、そしてその近くにはビジネス街があり、日本でいえば皇居の周りから日比谷公園のような印象でした。

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 この日は土曜日でしたし、走っている車の数も少なく、ビジネス街もひっそりとしていました。観光スポットでもない何気ない街の光景が好きです。後々、コペンハーゲンってどんな街だったろうと思い出すこともできます。

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 街から離れて、運河に囲まれた浮島のような場所に入ると水鳥たちも散歩をしていました。かなり近づいても逃げませんでした。

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 泊まっているホテルが運河越しに見える所へと廻ってきました。このホテルが目印になりましたので、迷う心配がなく安心して歩くことができました。

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 あちこちに張り巡らされたような散歩道には必ず走っている人がいました。共通しているのは、目線を合わせてもアイコンタクトすることも黙礼するでもなく、ひたすら真っ直ぐ前を見て必死になって走っていて、ストイックな感じさえしました。

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 08:37 大きな運河のほとりに出ました。ここもまたひっそりとしていました。

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 大きな通りに出て、チボリ公園に向かって歩きました。ここでもポスターがあちこちに貼ってありました。

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 北欧4ヵ国、どこでも街中の自転車が目立ちました。自転車専用道路が設けられている道も多く見られました。自転車専用道路では自転車はかなりのスピードで走っていますし、もし撥ねられても歩行者の方が悪いということになるので注意してくださいと、現地ガイドさんには何回も注意されました。

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 チボリ公園の中のジェットコースターが見えました。チボリ公園は世界的に有名な子ども向け遊園地で遊戯施設や売店、レストランがあります。

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 ディズニーランドができる前は世界最大規模だったそうです。開園は11:00と朝ゆっくりだそうです。昨日は母娘さん達と夕食後に行こうかとか話していたのですが、結局ホテルの食事も遅くなりましたので諦めました。

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 08:49 昨晩は22:00からここでロックコンサートがあったそうです。チボリ公園の入場料は68DKR1,300円くらい)にコンサート代が確か2,000円くらい上乗せされるとのことでした。

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 どこへ何をしに行くのか、若者のグループが歩いていました。女性も170cm以上の長身の人ばかりでした。オランダ人が世界で一番背が高い(平均身長181.7cm)のですが、デンマーク人の平均身長も181.6cmと二番目に高いそうです。スウェーデン4位、ノルウェー5位、フィンランド8位と、北欧の人は背が高いのですが、何故でしょうか、理由は世界的にわからないそうです。私たち日本人は170cmで世界29位だそうです。余談でした。

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 チボリ公園からホテルへ歩いた道を振り返って見ると、まるで中世のお城のような市庁舎の建物が見え、空中に吊らされた街灯が鈴なりになっていました。

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 09:09 ホテルに近づいて、正面玄関へは回り込まなければいけませんでしたので、近道をしようと庭を横切りましたらレストランの前に出てしまいました。ガラス越しにYukikoさんとSakiさんの母娘さんが朝食をとっていました。目が合うと、にっこり微笑んで、本当に楽しそうでした。

 思えば、出発の時、成田で出国審査も終えてホッとしたとき落とし物をしてしまいました。それをYukikoさんが拾ってくれたのですが、その時はまだ同じツアーの人だとは思いませんでした。ツアーでは隣同士の部屋(多分申し込み順)になることが多く、何かと縁がありました。娘さんのSakiさんとの、時には漫才のようなやりとりは一服の清涼剤だったのですが、お二人とも音楽家で、いつかライブやあるいはTVなどで再会できたらいいなあと思っています。Yukikoさんにはその成田で落とし物を拾っていただいたこと、Sakiさんには素晴らしい写真を送っていただいたことに感謝です。

 

一時間ちょっとの早朝散歩でしたが、コペンハーゲンのいい思い出になりました。ところが、決してしてはいけないことをしてしまって大いに反省しています。運河近くの路を歩いていて、雰囲気のある場所に出たところ、一見柔和な印象の若者が身振りで写真を撮るならいい場所があると行って先に歩き出し、ついうっかりと数メートルついて行ったところ、その先の路地の陰からもう一人同じような若者が出てきて道が塞がれました。何とかすり抜けてピンチを脱出しました。かなり危機的状況でした。そういえば、デンマークに上陸して最初の観光スポット「人魚姫」の像に行ったとき、貴重品はバスの中に置いておいてくださいとのアナウンスがあり、エッと思いました。普通は貴重品はもって出かけてくださいといわれるのですが、それだけリスクにさらされるということでした。デンマーク(北欧全般)は治安がいいといわれてますが、海外で安全なところはないと肝に銘じました。

 

 

 

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2015年6月24日 (水)

北欧旅日記 コペンハーゲン・お城巡り

5/29(金)、世界で初めての歩行者天国を散策した後、名城といわれるフレデリクスボー城と世界遺産のクロンボー城に行きました。

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 15:23 運河クルーズや歩行者天国を歩いた後、私たちは再びバスに乗ってフレデリクスボー城へと向かいました。通りには自転車部隊が。この人たちは勤めを終えて帰宅を急ぐ人たちとのこと。ノルウェーでは、自転車用のヘルメットをかぶった人が多かったのですが、デンマークではまちまちでした。

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 15:28 私たちのバスも帰宅ラッシュの渋滞に巻き込まれました。デンマークもまた他の北欧の国々と同じようにワークシェアで労働時間は短く、大体15:00には仕事は終わります。

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渋滞を抜けて郊外へと出ました。中心部以外はどこでも車は少なく快適に走りました。

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 16:06 一帯が緑に囲まれた中にお城の尖塔が現れました。青空に突き出す尖塔もいいものですが、どんよりとした雲の下に見えるお城も古城の雰囲気でいいものです。

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 1600年代の初めに建てられたこの「フレデリクスボー城」は、お城というより宮殿です。現在は国立歴史博物館となっています。スカンディナビアで最も大きなルネサンス様式の宮殿といわれています。大雑把にいって、この建造物は日本の江戸城とほぼ同じ時期に建てられたもの。比較のしようはありませんが、しばし黙考でした。

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 宮殿は主に公式行事に使用されるようになり、中にある教会では戴冠式などが行われたそうです。

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 (同行したAさん撮影) 展示されている絵画の数だけでも膨大なものでした。これらを画いた画家のエネルギーも凄いのですが、画かせた方の執念も凄いものです。

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 壁や柱にはたくさんの勲章が飾られていました。ここを訪れたVIPの方々の勲章があり、中に菊のご紋の周りに「AKIHITO(明仁)」と刻まれたものがありました。今上天皇(平成天皇)がここを訪れた時のものだそうです。日本の皇室は世界最古の歴史を持っていて、デンマーク皇室は2番目に古いそうですので、親交の歴史は長いようです。

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 王女の衣装も展示されていました。

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 17:49 「フレデリクスボー城」の重厚な建物と展示物を見て、ちょっとグッタリしながらもこの日二つめのお城見物に向かいました。バスは、やがておとぎの国への入り口のような雰囲気の場所に出ました。

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 18:03 コペンハーゲンから30kmの海沿いにある二つめのお城は「クロンボー城」といって1400年代に建築されたもので、2000年に世界遺産に登録されました。

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 シェイクスピアの有名な戯曲「ハムレット」の舞台として有名ですが、シェイクスピアはここを訪れたことはないそうです。毎年夏には中庭で「ハムレット」が上演されるそうです。

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 (同行したAさん撮影) 夕刻のこの時間帯、他に人影もなくひっそりとして「ハムレット」の雰囲気のはずでしたが、日本からの団体客で賑やかになりました。度々、Aさんからいただいた写真(できるだけ人物が特定されないものに限定しているつもりですが)を使わせていただいています。観光スポットだけの画像ですとツアーの雰囲気がわかりませんが、人物が写っているとその場の雰囲気がわかります。Aさんありがとうございます。

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 この「クロンボー城」は、バルト海に面した海岸線にあって、わずか幅7kmの海峡を挟んでスウェーデンと対峙しています。ちょうど沖合を私たちが一泊クルージングで乗船した客船が新しいお客を乗せてノルウェーのオスロへ向けて引き返していました。この日の朝、この船からこのお城を見て、夕方お城から船を見ているということになりました。

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 (同行したSakiさん撮影) お城見物を終えたとき、YukikoさんとSakiさんの母娘さんはバスに乗らずに別行動をとりました。「クロンボー城」と同じ敷地内にあるこの庭園を見に行ったとのことで、素晴らしい写真を送っていただきました。母娘さんたちは、この近くの駅から鉄道を利用してホテルで合流することになっています。私も時々ツアーで別行動をとらせていただくことがありますが、海外では勇気がいります。

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 19:06 お城巡りを終えて、バスは今晩宿泊のホテルに向かって市内に入りました。

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 二つのお城を観たせいか、市内の現代的なビルを目にするとタイムスリップから抜け出したような印象でした。

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 19:25 ホテルにチェックインしました。

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 最後の晩餐となりました。私たちが食事を始めてしばらくしてから、別行動をとったYukikoさんとSakiさんの母娘さんが無事合流しました。皆さんホッとして、拍手が起こっていました。大人数のツアーでしたが和気藹々としたツアー仲間達でした。

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 長~い長~い一日が終わり、日本から持ち込んだウィスキーと冷酒を飲みながら、窓からの景色を眺めながら、なんとなくしながら眠りにつきました。

 

ノルウェーからデンマークに上陸して、人魚姫、運河クルーズ、二つのお城、おとぎの国デンマークを濃密に楽しみました。それにしても、お城であり宮殿であり、現在は国立歴史博物館となっている「フレデリクスボー城」は圧倒的な存在感をもっていました。そして日本の王室とデンマーク王室の近しさを知りました。デンマーク王室は大衆から支持されていて、またゴシップもいろいろあったこと、それがまた大衆の話題にもなって盛り上がるということも知りました。

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2015年6月23日 (火)

北欧旅日記 デンマーク・歩行者天国

5/29(金)、約1時間の運河クルーズの後、さらにコペンハーゲン観光が続きました。

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 (同行したAさん撮影) Aさんとは、冗談を言いながらも訪れた場所についての感想を言い合ったり、気が置けない旅の相棒のような感じになっていましたが、こんなに写真を撮っていただいたとは。必要に応じてカミさんに写真を撮ってもらうことがあるのですが、どうしてもよそ行きの顔になります。一方、Aさんの写真に写る自分の姿は良きにつけ悪しきにつけ無防備です。もうちょっと楽しそうな顔ができないものでしょうか。

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 13:06 コペンハーゲン観光で誰もが訪れるといわれる歩行者天国の「ストロイエ」の広場。私たちもここで1時間ほどの自由散策をしました。

 

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 この「ストロイエ」は、世界初の歩行者天国だそうです。ちょっと上を見るとここも街灯は通りの真ん中の上にぶらさがっていました。一度、夜暗くなったときに(かなり遅くならないと暗くならないとは思いますが)見たかった。

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 イクメンパパが幼児を連れて休んでいました。この国では、育児費や教育費の心配がないからいいですね。その分、夫婦で一生懸命働いて高い税金を払っているのですが。

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 今まで見たこともない楽器を演奏しているおじさんがいました。大きなフタ付き鍋のようなものを手のひらで叩くと、実に哀愁のこもった音楽が流れ出しました。そのメロディからジプシー(ロマ)が頭に浮かんだのですが、そういえばここまでの北欧の観光地ではその姿は見かけませんでした。北欧の気象条件は流浪の民には厳しいということなのでしょうか、それとも私たちが出会わなかっただけなのか。

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 これも大道芸の一つなのでしょうか。単に座っているだけなのですが、お尻を支えるものが何もありませんでした。道行く人(私たち夫婦も)は不思議そうに見ていました。これは多分、衣装(かぶり物)と台座が一体になっているのだろうという結論に達したのですが。

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 この二枚の写真は使用前・使用後のようなものです。仮に衣装の中に支えるものが入っているとしても、座っている姿勢を力学的に見ると後ろにひっくり返るはずで不思議です。カミさんはきっと背筋だとかが強いのだろうと言っていましたが、私は全く納得できず、帰国した今でも頭を悩ませています。どなたか秘密がわかったら教えてほしいものです。

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 カプセル型ジューススタンド。このタイプは初めて見ました。

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 この通りには、ロイヤルコペンハーゲンやルイヴィトンなどのブランド店も軒を連ねていますが、入りやすそうな店もたくさんありました。

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 ちょっと路地に入ると修復中の古い建物がありました。安易には建て替えないということが居心地のいい街をつくっていくのかもしれません。

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 ロイヤルコペンハーゲンの店に入ってみました。王室御用達窯として有名で、日本人の人気が高いことでも知られています。日本でも買えますが、ツアー仲間でもここで買うことを楽しみにしてきた方もいらっしゃいました。失敗したなあと思ったのは、デンマークが本社の「レゴブロック」の店舗があり、時間を見て入ろうと思っていたのに入り損なったこと。

 

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 ここにもセブンイレブンがあり、立地条件がいいこともあって繁盛しているようでした。ノルウェー・オスロ中央駅でも見かけたのですが、かつて世界一の店舗数を誇った米国セブンイレブンは現在はセブン&アイ・ホールディングスの傘下に入っていますので、ここコペンハーゲンのセブンイレブンも日系企業ということができます。

 

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 広場やオープンスペースにはたくさんの人たちが寛いでいました。ショッピングや観光などハッキリとした目的を持っている私たちは、集合時間を気にしながらですので周りから見たらゆとりは感じられないだろうとは思うのですが、特に目的もなくなんとなくここに集まっている人たちは、お互いにゆとりが感じられ、何をしなくてもここにいることが楽しんだろうなあと思われました。

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 道ばたで、支えるものがないのに空中に(足は大地についていますが)座っていた大道芸人の秘密はまだ解明できていません。 (画像は2013.9 チベット・ネパール国境にて)2013年9月にチベットに行ったとき、ネパールの国境へと私たちは小型のマイクロバスで向かいました。狭い一本の山道(大型トレーラー2台は通れません)には大型トレーラーが続々と国境に向かって列をつくっていました。その先には当然のことながら検問所があり、トレーラーはそこから引き返すことになっているのですが、Uターンするようなスペースもなく2台のトレーラーは通れませんので、トレーラー同士はすれ違うことはできませんでした。にも関わらずトレーラーは続々と国境に向かっていて、どうやって引き返しているのかいまだに謎です。現地ガイドさんに聞いてもわかりませんでした。チベット国境とデンマークの二つの謎、世界には不思議なことがいろいろあるものです。

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2015年6月22日 (月)

北欧旅日記 デンマーク・メルヘン

5/29(金)の朝、クルージングでデンマークに上陸した後、コペンハーゲンの市内観光に出かけました。

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 10:28 先ず向かったのは「人魚姫」の像でした。シンガポールのマーライオン、ベルギー・ブリュッセルの小便小僧とともに「世界三大がっかり」といわれる「人魚姫」ですが、今やこれを見なければデンマーク観光は始まらないというくらいメジャーになっています。中国のことわざに 嘘も百回言えば真実になるというのがありますが、 がっかりも観光客が集まれば名所になる といったとところでしょうか。この人魚姫は、盗難に遭ったり、破壊されたりという災難に遭いましたがその度に話題になって有名になってきました。

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 デンマークといえば おとぎの国 というイメージを持っていましたが、この景色を見たときなるほどと思いました。もし自分に絵心があれば画きたくなるのでしょうが。

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 ここは「ゲフィオンの泉」という観光スポットで、泉が名所なのですが、教会と橋、とても落ち着ける景色で、こんな所をのんびりと散歩できたらいいでしょうね。

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 コペンハーゲンは海辺の街で、運河の街でもあります。岸壁に何気なく係留された帆船、その傍をベビーカーを押して散歩する女性。日本も周りを海に囲まれている海洋国ですがこういう風景はあまり見られません。日本であれば帆船の周りにはロープが張られていて近づくことができないのが当たり前の風景です。

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 11:07 「アマリエンボー宮殿」の衛兵。ツーショットのお相手として女性から大人気ですが、ここでは50cmだか1mだかそれ以上近づいてはいけないとか、いくつかのルールがあるそうです。デンマーク人も背の高い人が多く、衛兵の条件として身長1.8m以上とか。

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 コペンハーゲン市(自治市)はデンマークの首都で、世界的に名が知られている市でもあり、北欧のローマといわれていますが、人口は52万人で杉並区(55万人)と同じくらい、全国で最も人口が多い世田谷区は90万人ですから以外に小さい都市なのです。このくらいの規模が都市としては適正規模なのかもしれません。日本の首都東京都の人口が1330万人ですから、東京がいかに巨大都市かわかります。

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 メインストリートから外れた街並、そこには暮らしがありそうですし、そんな光景を見るのが好きです。自転車に乗りながらスマホを操作しているお姉さん、どこの国でも見られる光景でした。今まで訪ねた北欧の国々と同じようにデンマークでも電柱はなく、道路の真ん中の空中に電灯は吊らされていました。電柱がないと街並みはすっきりと見えます。

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 コペンハーゲン市を取り囲むように開かれた運河、その運河沿いに街並みができていました。運河クルーズの船着き場の近くに、多分地元の人たちが運河を眺めて寛いでいました。ここはニューハウンといい、あの童話作家のアンデルセンが愛した港です。

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 11:41 「アマリエンボー宮殿」からブラブラと歩いて、コペンハーゲン観光の定番、運河クルーズの乗り場までやってきました。クルーズ船は自由席でしたのでそれぞれ乗り込むと、運河の両脇の街並みがまた違った風景に見えました。

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 クルーズ船は観光客であっという間に満杯になりました。船長は若い男性で、かなり緊張しているようで、船長の力量の最大の見せ場となっている90度カーブを曲がりきれず(ベテラン船長は曲がれるとのこと)女性スタッフのサポートを受けていたのがご愛敬でした。

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 (同行したSaki撮影) Sakiさんから素晴らしい写真を送っていただきました。運河から見上げた街並みはおとぎの国を巡っているような、童心に還ったような気分でした。運河にはいくつかの橋が架かっていて、水面からの高さがクルーズ船に乗っている観光客の頭にぶつかりそうになるくらい低いものがあり、たまたま私の前の席に座っていたYukikoママさんが娘のSakiさんの頭を無理に押さえつけたりしてはしゃいでいました。まあそれくらい童心に還ったということでしょうか。はしゃぎながらこんな素晴らしい写真を撮っていたとは。

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 クルーズ船は、街中の運河を抜けて外洋にも出ました。港には大型客船が停泊していて、現地ガイドさんの説明によるとこの日も5隻くらいの客船が入港するとか。1隻あたりの観光客は1000人以上なので、5隻も入港すると市内は観光客で一杯になるそうです。客船が停泊している背景には超高層ビルは見当たらず、コンテナ荷揚げの大型クレーンも見当たらず、煉瓦色の建物がとてもマッチしていました。

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 外洋に出て、「人魚姫」の像近くを通りました。相変わらず観光客が集まっていました。この像を観なければデンマーク観光とはいえないのかもしれません。

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 クルーズ船は再び運河に入りました。おばさんが手を振っている柵の前にポスターがペタペタと貼ってありますが、これは選挙ポスターです。この国の選挙は、遊説カーは一切禁止ですが、ポスターはどこにでも貼っていいそうです。

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 12:28 ちょうど昼時でした。近くにつとめているサラリーマンがサンドウィッチなどを片手に運河に腰掛け昼食をとっていたとか。現地ガイドの説明によると、職場での昼休みは30分くらいで、しかも外食は高いのでパンやサンドウィッチなどで質素にすませるのがデンマーク流とか。ドイツでは、消費税にいろいろなルールがあり、店内で食べると税金がつき、テイクアウトではかからないというルールがあり、それと同じかもしれません。

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 運河の上に設けられた板張りの簡易レストランでは、年配のグループが集まって和気あいあいと会食していました。運河にはさまざまな人が集まって、賑わって、楽しんでいました。この国も高福祉・高負担の国で幸福大国ともいわれていて、老後の心配はないようです。

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 この水辺の光景、いいですね。

 

1時間の運河クルーズは、おとぎの国体験海上版といったところでしょうか。このクルーズでは近代的な建物やデザインに凝った建物も観ましたが、いくらデザインに凝っても歴史を刻み大事に保存されている建物にはかなわないということを実感しました。

 

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2015年6月21日 (日)

北欧旅日記 クルージング・デンマーク上陸

5/29(金)、ツアー8日目は4ヵ国目となるデンマークに上陸しました。

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 05:51 夜中時々わずかな揺れを感じながら、その揺れを子守唄代わりに気持ちよく寝て、気持ちよく目覚めました。ちょっと顔を出した太陽は雲に包まれ、朝陽がわずかに雲間から漏れていました。

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 夕食はツアー参加者全員で揃ってレストランに出かけましたが、朝食は各自自由でした。レストランは既にかなりの人が席に着いていました。きっと、皆さん同じように朝早く目覚めたようです。

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 朝食メニューは、今までのホテルとほぼ同じようなもので、いつものように美味しく食べました。

 

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 07:52 右舷にはデンマークのお城が見えました。このお城を観光に行くとはこの時には知りませんでした。

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 ほぼ同じ時間、左舷のスウェーデン側には客船が2隻停泊していました。この辺りの海路は狭く、右側がデンマーク、左側がスウェーデンとなっていました。

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 08:02若いファミリーは、スナックの前のコーナーで食事をとっていました。ここには子供用の玩具が置いてありました。

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 08:17 コペンハーゲンへの到着時間は09:45ですのでまだ時間はたっぷりありましたので上甲板に出てみました。風はあまりないようでしたが、船のスピードが巻き起こす勢いは随分感じました。

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 船尾の方に移動すると、海面が白く泡立ち航跡ができていました。かなりのスピードで進んでいることがわかりました。

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 09:08 到着時間に近くなり、多くの人が部屋から通路に出てきました。

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 09:34 到着直前、一カ所しかない出口に乗客が殺到し混雑しました。

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 出口近くに私たちが乗った船のポスターが貼ってありました。ポスターで見ると、2,000人も乗れる船には見えませんが、実際の船内はかなり広いように感じました。

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 船内から車が出てきましたので、車も乗船していたようです。あるいは預けた私たちのスーツケースが搬出されているのかもしれません。

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 出口では、ゆるキャラというかマスコットが出迎えていて、子どもが通りかかると抱きしめていました。

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 (同行したAさん撮影) デンマークへの上陸は入国でもありますが、ノルウェーもデンマークも同じEU圏内ですので入国審査はありませんでした。もう当たり前の感覚になりました。

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 私たちは、下船後コンテナブースまでスーツケースを受け取りに行き、待っていたバスに乗り込みました。

 

17時間の一泊クルージング航路ですので、部屋の広さも設備もそれなりでしたが、初めての豪華客船でのクルージングは快適でした。カミさんとよく地中海やエーゲ海などの海外クルージングの話をするのですが、退屈するのではないかとかドレスコードは窮屈だとかネガティブになりがちした。今回一泊だけではありましたが体験した結果、長期航海はやはり退屈するだろうし、ドレスコードも嫌だし、食事も飽きるだろうし、私のように飲むことしか能がないとアルコール代(飛鳥では有料)が高くつくだろうということが実感できました。せいぜい上陸時のオプショナルツアーがあっても一週間が限度かなというのが結論でした。

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2015年6月20日 (土)

北欧旅日記 クルージング・乗船

5/28(木)、オスロ市内の観光を終え、デンマーク・コペンハーゲンへ向けてのクルージングとなりました。

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 クルージングの航路は、オスロを16:30に出発し、スウェーデンを左舷に眺めながらデンマーク・コペンハーゲンに向けて南下し、コペンハーゲンには翌日の09:45に到着するという17時間の航海でした。

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 15:09 クルージングの出発港に着いて、最初に行ったのがスーツケースなどの大きな荷物をコンテナに預けることでした。飛行機の場合の預け荷物と同じことですが、このクルージングでは自分で確かにコンテナに積み込むことでした。一泊分の必要なものを詰め込んだ手荷物だけで乗船ということになりました。

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 15:14 荷物を預けた後、事前にチケット購入されていましたのでルームキーを受け取り、搭乗に向かうためにチェックインしました。一泊とはいえ、初めての本格的なクルージングでしたので、ワクワクしました。

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 15:21 乗船開始しました。この航路には、何隻かの客船が就航していますが、うっかりしていて具体的な船名を確認することを忘れていました。

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 船内図を見ると11層であることがわかりました。この航路に就航している船の定員は2,000人前後で、船によっては500台の車を積めるものもあるそうです。例えば、日本で最大の「飛鳥Ⅱ」(総トン数5万gt)は乗客定員872名、乗組員470名で12層です。ただ「飛鳥Ⅱ」の場合は、船室が広く、諸設備がたくさんあり、サービス要員もたくさん乗船しているようですので一概に比較できませんが、まあこの船もほぼ同規模と考えていいかもしれません。数年前「飛鳥Ⅱ」で世界一周を申し込んだことがあり船内見学もしたのですが、直後に航路が変更(地中海航路からアフリカ航路に変更)になり断念したことがありましたので、このクルージングは豪華客船による初めての航海ということになりました。

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 7階にあるサービスカウンター前が私たちの集合場所となりました。ここでは、ここまで手元に残ったフィンランド、スウェーデン、ノルウェーの現地通貨(たいした金額ではありませんが)を全てこれから行くデンマークの通貨に両替もしてくれました。

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 各フロアーの間にはエレベーターと階段があり、また中央には下のフロアーの様子を見ることもできるちょっとした吹き抜けになっていて、圧迫感がなく開放的なイメージでした。

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 15:26 7階に全員集合して、各自割り当てられた部屋へと移動しました。私たちは9階でしたのでエレベーターではなく階段で移動しました。母娘さんとはまた隣同士の部屋となりました。ここまでとてもスムースな乗船でした。

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 私たちはシーウェイズクラスというエコノミークラスで、各フロアーの右舷と左舷に同じような通路があり、そしてその通路を挟んで左右にも部屋がありました。

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 室内には、左右2段ベッドになっていて定員4人ですが、上段のベッドは折りたたまれていました。シャワールーム、洗面台、トイレもありました。「飛鳥」と比べるとかなり狭く感じましたが、一泊航路ですので2人で寝泊まりするには十分でした。しかしこの広さではスーツケースを持ち込むのは無理です。

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 15:30 私の部屋は、右舷の海側でした。オスロの港は雨に濡れて、ひっそりとしていました。出航(16:30)までまだ1時間もあり余裕でした。私はといえば、港の景色を眺めながら日本から持ち込んで、船内にも持ち込んだ冷酒で、無事の航海を祈って一人乾杯しました。

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 前夜宿泊したホテルの目の前にあったオペラハウスが見えました。オペラハウスは、氷河が海に滑り落ちる様子をイメージしたとのことで、なるほどです。

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 15:58 まだ出航前というのに、プールというにはあまりにも可愛い円形の浴槽に浸かっているファミリーがいました。きっと私たちと同じようにこのクルージングを楽しみにしていて、徹底的に楽しもうということでしょうね。

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16:40 ドラマチックな銅鑼がなるでもなく、汽笛がなるでもなく(聞こえなかったのかも)、船は滑るように出発しました。豊かな自然のノルウェー、強い印象が残ったオスロ市が遠ざかりました。

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 8階部分には売店やサロン、ゲームコーナーなどがありました。船室にじっとしていられない子どもや大人で賑わっていました。

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 18:45 食事の時間となりました。多分、クルージングで最も楽しい時間だと思います。レストランはほぼ満席でした。この時は、右隣に同行したAさんと乾杯し、ツーショットともなったのですが、シャイなAさんはブログには登場したくないということでしたので、Aさんの部分はカットさせていただきました。

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 メニューは豊富で満足。久しぶりのデザートもありました。

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 19:36 食後、Aさんの奥さんやうちのカミさん達と別れ、Aさんとバーへと移動しました。バーでは先客が、海を眺めながらグラスを傾けていました。

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 Aさんはウィスキーの水割り、私はオンザロックで乾杯。ここではAさんは左手にいるのですが、それはさておき、Aさんとはスウェーデンのノーベルミュージアム辺りから親しく口をきくようになり、冗談も言い合うようになりました。愉快な旅の友になっていただきました。

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 21:31 再び船室に戻り、沈みつつある夕陽を眺めながら眠りにつきました。

 

この航路は、スウェーデン領土に沿って南下し、地図で見る限りは外洋ではなく内海を航海しているようです。そのために比較的揺れは少なかったのですが、時々縦波とか横波とかがわかるくらいには揺れました。その心地よい揺れに身を任せ、熟睡しました。

 

 

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2015年6月19日 (金)

北欧旅日記 ノルウェー・オスロ市 アナ雪の城

5/28(木)、オスロ市内のフログネル公園を見学した後、さらに観光を続けました。

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 この日の観光の目玉は、国立美術館で「ムンクの叫び」を直接自分の目で見ることでした。国立美術館は想像よりかなり規模の小さな建物で、入場料が無料でした。ムンクの絵があるのにです。

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 館内には、ムンクの生い立ちや作品などを中心に、同年代の様々な作品が展示されていました。ムンクの部屋以外は撮影はokでした。参考になったのはムンクの生い立ちで、境遇の変化によって作風が異なり、結果「叫び」に至ったことが現地ガイドさんの説明でよくわかりました。

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 (絵ハガキより転写) 「ムンクの叫び」は、最初に見たときには異様に感じました。何故世界的に評価されるのかもわかりませんでした(今でも)。例えばレンブラントやゴッホの作品などは何となくわかるのですが、「叫び」の評判は謎ですが、2012年のニューヨークのサザビーズのオークションで約96億円という史上最高の値がついたということで、それも謎です。何はともあれ、世界的な名画を目にすることができて大満足でした。それにしてもこの絵が展示されている部屋には番人が一人手持ちぶさたの様子で立っているだけで、緩やかな警備が驚きでした。

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 次に向かったのはオスロ市庁舎でした。ノーベル平和賞授与式が行われることで有名ですので観光スポットの一つになっています。

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 ノーベル平和賞の授与式はここで行われています。ノーベル賞は、ノーベルの遺言に基づくものですが、なぜ平和賞の授与式だけがノルウェーで行われるようになったのかはわからないそうです。後世、ノルウェーの首都オスロは歴史に翻弄され、苦難の歴史を歩んだために、平和のありがたさを訴えるためではないかともいわれています。

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 オスロ市庁舎の観光をすませ、自由時間となりました。私たちはYukikoさん、Sakiさん母娘さん達と行動を共にすることにして、先ず王宮方向に向かいました。この王宮への道はメインストリートとなっていて、「カール・ヨハン通り」と呼ばれています。

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 次に、世界的にヒットしたアニメ「アナと雪の女王」のお城のイメージのもととなった「アーケシュフース城」へと向かいました。私は「アナと雪の女王」を観ていませんが、唯一Sakiさんが見たようで、母親のYukikoさんと友達同士のような話しぶりでストーリーの話をしているのが印象的でした。

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 ちょうど衛兵が歩哨していました。ここアーケシュフース城は現在でも軍事領域で午後9時までは一般公開されています。かつてはここで戦闘が行われ、第二次世界大戦ではナチスドイツに占拠され、死刑の執行なども行われたとのこと。

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 カール・ヨハン通り沿いにあるグランド・ホテルは、オスロを代表する最高級ホテルで、毎年1210日に開催されるノーベル賞授与式の受賞者が宿泊するホテルとしても知られています。

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 自由行動の時間に、ここで優雅にお茶をしたツアー仲間のご婦人グループの方もいらっしゃいました。きっとリッチな気分だったんでしょうね。

 

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 オスロ市は人口が急増しているため環境保護には特に力を入れているそうで、トヨタや日産の電気自動車が頑張っていました。ノルウェーは税金も物価も高く、自家用車の税金は200%にもなるケースがありますが、反面環境に優しいエコカーにはかなりの優遇措置がとられているとのことでした。

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 一緒に「アナ雪の城」見物にいったグループで記念写真。雨のオスロ市もいい思い出になりました。

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 ここでドライバーのローリーさんとお別れしました。ツアー3日目からこの日7日目までの5日間、フィヨルド沿いの細い道を私たちを運んでくれました。その間、予定していたルートが崖崩れで通行止めというアクシデントがありましたが、動じずに予定通りの日程を消化してくれました。きっとシーズン突入の北欧観光で忙しく、あの国定景勝道路を走っていることと思います。

 

これで5日間のノルウェー観光が終わりました。素晴らしい自然と文化に触れました。知らないことがたくさんあることも知りました。水深1000m、内陸部への切れ込み200kmのフィヨルドを削り取った自然の凄さ、アニメ映画「アナ雪」のイメージはノルウェーの自然がベースになっていること、ノーベル平和賞のこと、フログネル公園のことなどなど。

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2015年6月18日 (木)

北欧旅日記 ノルウェー・オスロ市フログネル公園

5/28(木)、ツアー7日目はオスロ市内を観光しました。

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 この日はオスロ市内観光の後、クルーズ船に乗ってデンマークへと向かうことになっていましたので、朝食をしっかり食べて、一日の行動に備えました。

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 07:28 この日の出発は09:00でしたので、時間はたっぷりありましたのでホテル周辺を散策しました。チラホラと自転車出勤する姿が見られました。皆さん、しっかりとヘルメットを被っていましたし、ファッションもきまっていました。

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 ホテルの窓から見えていたオペラハウス、近づくうちに知らず知らずに上へ上へと誘導され、屋上のようなところに出てしまいました。

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屋上を一周しながら自然とまた地上に戻るという構造になっていました。ついつい足を踏み入れてしまう世界でした。

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 オペラハウスの一階部分は前面ガラス張りになっていて、舞台で使う衣装や小道具などあらゆるものの制作現場を見ることができるようになっていました。まだ朝早いために制作スタッフはまだ出勤していないようでした。

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 オスロ市は港に面していて、古い港町でもあります。ここはもうフィヨルドではありませんが水深は深いとのことで、この日も別の船着き場には大型客船が入港していました。

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 オスロは、現在はノルウェーの首都であり、北欧でも有数の都市ですが、デンマークに支配されたり過去3回その名が消滅したことがあり、また何度か大災害にも見舞われたそうです。1600年代に大火があり、その後この都市が再建されたそうです。その頃からの歴史が刻み込まれた建物は、そのまま今日まで生き続けています。

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 ノルウェーの国土は日本とほぼ同じ(熊本県分くらい広い)ですが、人口は508万人(2013年)と日本の人口(1億2千7百万人)に比べると遙かに少ないのです。最近は人口のオスロ中心部への流入が急増しているとはいえ、街並みはとてもゆったりしているように見えました。

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 09:29 フログネル公園にやってきました。緑が生き生きとしていてとても鮮やかでした。

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 このフログネル公園はノーマークでしたが印象に残った観光スポットでした。この公園は、オスロ市がノルウェーの彫刻家ヴィーゲランにアトリエ・邸宅を提供し、全ての制作費も市が負担する代わりにヴィーゲランは全ての作品を講演に提供するという前代未聞の契約によって実現したとのこと。

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 生と死という一大テーマ、人生の縮図を表現した193体の彫刻は見るものに何かを訴えかけてきました。これらの彫刻を構成する老若男女は600以上にもなるとのことでした。

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 生と死というテーマで、どうしても老いや死に目が向きがちで重い気持ちになっていたのですが、この公園が散歩コースなのかあるいは見学か(見学としたらちょっと早すぎるのでは)、どこの国でも賑やかな子どもたちの姿を見てホッとしました。

 

いつもの癖で、トレッキングなど多少なりとも身体的トラブルが予想される場合は別として、ツアーなど気楽な旅では事前の学習はほとんどしませんので、現地でなるほどと思うことが多いのですが、今回はそのなるほどが多すぎて反省しきりです。現在のノルウェーは一人あたりGDPが世界No2というくらいの事前知識がありませんでしたが、オスロ市が苦難の道を歩いてきたことなど、知っていればもっと見方が異なっていたかもしれません。

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2015年6月17日 (水)

北欧旅日記 ノルウェー・オスロ中央駅

5/27(水)、ロムという町で教会を見物し、昼食をとった後、ひたすらオスロへと南下を続けました。

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 17:06 途中イケアの店舗か工場かを見かけました。もともと北欧家具は人気がありましたので、イケアも日本に進出して以来認知度も販売実績かなり向上してきています。イケアのこのような店舗か工場は何回見かけました。ガイドさんの説明によると、北欧では冬が長く家に閉じこもる時間も長いために家具などにお金をかけるとのことで、反面光熱費などが高いためにあまり調理はしないし食費にはお金をかけないとのことでした。

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 18:17 オスロ市内に近づくとあちこちでの工事が目につきました。今、オスロ市内では建設ラッシュの時期でした。

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 19:12 オスロ市内の中心部に入りました。オスロ中央駅もこの日宿泊するホテルもこの中心部にありました。この画像には写っていませんが、この周辺では建設用の大型クレーンがいくつも目につきました。

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 19:20 この日宿泊する「トーン オペラ」というホテルにチェックインしました。ホテルの名の通り、ホテルの目の前にオペラハウスがあり、多分オペラハウスの公演を見るために宿泊する人も多いと思われました。オスロ中央駅にも隣接していて、この数日間山の中というか奥深いフィヨルドに面したホテルの宿泊が続きましたので、いきなり都会のホテルに迷い込んだ感じでした。

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 21:31 (同行したAさん撮影)夕食後、ツアーコンダクターのYukariさんを先頭にオセロ中央駅の見学に出かけました。オセロ中央駅はホテルのすぐ隣ですから皆で一緒に行くこともないのですが、何となくの団体行動でした。

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 オスロ中央駅の駅舎はモダンな造りでした。北欧もヨーロッパも基本的には改札口はありませんので、駅舎からもうすぐ目の前にプラットホームになっていたりします。

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 中央コンコース、この先にスーパーがありました。多くの人が行き交うターミナルの雰囲気が好きです。多くの人の人生がここで交差しているのでしょうし、そういう人の流れをボーッと見ていると、自分は旅に出ているんだという実感もわいてくるのです。

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 北欧のあちこちで見かけたセブンイレブンはここにもありました。もっともセブンイレブンはアメリカ発祥のチェーン店で世界一の数を誇っていて、北欧にも進出しているということです。日本でもセブン&アイ・ホールディングスの持ち株会社が展開していて、馴染みがありますので懐かしく感じ、駅にも親しみを感じました。

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 中央コンコースから各プラットホームへの通路は、いかにも北欧デザインで洗練された印象でした。未来空間への入り口のようにも思えました。

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 各ホームには列車が並んでいて、ここからノルウェー全土(国土面積は日本とほぼ同じで、熊本県程度の広さ分ノルウェーの方が広い)に向けて列車は出発していて、いわば日本の東京駅のようなものです。

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 21:53 ホテルの目に前にはオペラハウスがあり、とても斬新な印象でした。

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 こちらは同時刻の駅前の広場。そろそろ夜の10時というのに空はまだ明るく、季節が進んで本格的な白夜になると夜はほんの2~3時間になります。

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 (同行したSakiさん撮影) 時刻ははっきりしませんが、あちこちには明かりが灯り、オセロの夜はまだまだこれからのようです。私はといえば、多分ホテルで暮れそうで暮れない夜景を眺め、ウィースキーを舐めて眠りについていたかもしれません。

 

10日間のツアーの6日目が終わり、ノルウェーの自然探訪から首都オスロに移動し、残すところ4日となりました。ここまでフィンランド、スウェーデン、ノルウェーと3ヵ国見てきました。それぞれの都市や自然などたくさんのものを見たり感じたり、息つく間もない間に時間が経ちました。

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2015年6月16日 (火)

北欧旅日記 ノルウェー・オスロへ ロムの町で

5/27(水)、ツアー6日目はノルウェーの首都オスロを目指して南下しました。

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 スカンディナヴィア半島を北上した私たちは、今度は一気にオスロへと南下する450km、8時間30分の長距離移動のスタートを切りました。

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 06:22 フィヨルドに面したホテルで心地よく睡眠をとり、一夜明けてカーテンを開けるといつの間にか目の前に巨大客船が浮かんでいました。

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 07:21 さあ今日はどんな景色を見ることができるかと意気込んだのですが、予定していたルートが崖崩れで通行止めとなり、途中までフェリーで引き返すということになりました。二回目の通行止めによる予定変更でした。

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 08:01 8時発のフェリーに乗りました。昨晩遅い時間にフェリーで着いて、再びフェリーで遠ざかるホテルを眺めているこの状況、あっけにとられるようでした。

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 昨日乗ったのと同じ航路でしたので、ツアーの多くの皆さんは出港早々客室で寛ぎ、これから始まる長距離ドライブに供えていました。

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 朝明けて姿を現せた巨大客船の傍を通ると、何人かの乗客がこちらを見ていました。私たちも翌日は大型客船でノルウェーからデンマークに移動しますので、それが楽しみでした。

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 フェリーを下りてバスに乗り換え、長距離ドライブが始まりました。何カ所かのオートキャンプ場があり、中にはレースのカーテンなどを取り付けた本格的なリビング風のテント小屋もありました。

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 10:28 バスは次第に高度を上げ山道に入りました。雨雲とも霧ともつかない白い塊が低く垂れ込めてきました。

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 10:51 バスの心地よい揺れにウトウトとまどろんで目を開けると、一面の銀世界でした。旅も折り返し点となり、帰国という二文字が意識されたのはこの頃からでした。

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 11:11 トイレ休憩を兼ねたポッリの滝見物を兼ねて小休止しました。レストランなどのトイレは無料でしたが、ホテルやお土産屋のトイレなどは有料というケースも多かったのです。料金は5~10ノルウェークローネですので90円~180円ということになります。

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 滝ということでしたが、私たち日本人の感覚からいうと渓流です。このような渓流があちこちに流れていて、地球規模での水不足が叫ばれていますが、この国は大丈夫だろうなとか思ったりもしました。

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 12:14 ロムという町にある木造教会の見物と休憩をとりました。この教会はスターブ教会といわれるもので、外観が板張りになっています。内部には貴重な絵画や美術品が展示されていることで、興味がある人は中に入っていきました(有料)。私は、今年は随分教会を見ましたのでパスして周辺を散歩しました。

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 13:58 同じロムという町で昼食となりました。

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 私たち一行36名が店内に入ると、ほとんど席は埋まりました。

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 メニューは白身魚(タラ)でした。魚料理ということで白ワインをオーダーしたのですが、価格は70クローネでしたので日本円で1,260円ということになりやはり北欧の物価は高いという印象でした。

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 昼食後、出発まで少し時間がありましたので近くにあった幼稚園を覗いてみました。ちょうど学童の下校時間なのか小学生くらいの子ども達にも会いました。自転車に乗っている子はきちんと自転車用のヘルメットを被っていました。また幼稚園では幼児達が活発に動き回っていました。

 

オスロへの途中で見かけた学童や幼児達。ノルウェーの一人あたりGDPは世界で2番目(日本は27位)で高福祉・高負担の国として知られていて(海底油田があり資源に恵まれています)、育児費や教育費は無料と聞いていましたので、GDPの高さの秘密や育児・教育の実態を知りたかったのですが、残念ながらその機会はなく(ツアーですから当然だと思いますが)、暖かい陽射しの下ノビノビと動き回っている幼児や学童を目にしただけでした。

 

 

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2015年6月15日 (月)

北欧旅日記 ノルウェー・フィヨルドクルーズ

5/26(火)、ブリスクダール氷河観光を終え、この日の最終目的地ゲイランゲルを目指しました。

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 17:27 当初予定していた道が崖崩れで通行止めとなり、フェリーを利用して何とか氷河見物のバギーカーに間に合ったのですが、この先90mの道のりとフィヨルドクルーズが待っていました。ドライバーのローリーさんの腕次第ということになり、運転席に置かれたこの国の魔除けグッズに無事の運転をお願いしました。

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 17:44バスは時々高台に上り、街を見下ろすこともできました。氷河に削り取られた平らな場所は人々が集まり、船着き場となり、リゾート地として、観光の拠点として街が形成されたようです。海辺に面していると同時に、渓谷から流れた渓流も街の近くに流れ込み、水源となっています。

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 18:15 ヘッレシルトという町からフェリーに乗ってゲイルランゲルへ向かうためにフェリーに乗りました。18:30発のフェリーがこちらに向かってきました。

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 18:31 私たちはバスから降りて歩いて乗船し、車は自家用車から乗船し、大型バスは最後となりました。一見それほど大きくないように見えたフェリーですが、かなりの数の車が乗り込みました。

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 出港直前、カモメか海猫か、船尾の国旗のポールにとまりました。風見鶏でしょうか、目立ちたがり屋でした。

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 ほとんどの車と乗客の乗り込みが終了し、船のエンジン音が大きくなりました。船首側のデッキに出ると、雨模様の上に風が強く、とても寒そうでしたので誰もいませんでした。

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 船尾の方には風が当たらないため何人かの人が遠ざかる景色を眺めていました。

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 船内の客室は想像以上に広く快適でした。

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 遠くに大型客船がフィヨルドの先に進んでいきました。水深が千m近くあるからこその景観です。この地形は、氷河が削り取ったもので、海底が隆起したヒマラヤも凄いのですが、切り立った山肌とその先の深海を削り出した氷河の力も凄いものです。地底には膨大なエネルギーのマグマが蠢いているとのこと、地球は何という惑星なのでしょうか。

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 時々、スピーカーからの説明があり、日本語の説明もありました。この切り立った絶壁の一部に台地があり、かつては農場があったとの説明がありましたが、その場所は確認できませんでした。それにしてもこんな厳しそうな環境の中でも生活している人がいたとは、人間も凄いものです。

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 19:31 景観を見たり、感心したりしているうちにゲイランゲルという町が見えてきました。画像の左下の白い建物が私たちが宿泊するホテルとのことでした。

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 19:45 ツアーコンダクターのYukariさんがチェックイン手続きをしていました。35人分ですから大変でした。

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 20:20 割り当てられた部屋に落ち着き、遅めの夕食となりました。基本的には夕食はズーッとバイキングで、メニューもほとんど同じでしたが、ここではフランス料理の高級食材といわれるザリガニがありました。味はいまいちでした。

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 21:23 夕食をすませ、部屋に落ち着きました。もう9時過ぎなのですが、辺りは明るく、時計を見てもうこんな時間かと驚くことが多いのですが、だんだん慣れてきました。景色を眺めながら寝酒に日本から持ち込んだ冷酒で一杯やって、カーテンをしっかりと閉めて眠りにつきました。

 

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 (同行したAさん撮影) 予定していたルートが交通止めだったため2回もフェリーに乗ったり、氷河観光でバギーカーに乗ったり、長い一日でしたが、この日も元気でした。

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2015年6月14日 (日)

北欧旅日記 ノルウェー・国定景勝道路

5/26(火)、ツアー5日目は国が定めた美しい景色を楽しめる「国定景勝道路」をドライブしました。

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 この日の行程をツアーコンダクターのYukariさんからいただいたマップで見ると、南(下の方)から北上してゲイランゲルという町まで行くとのことでした。そのルートは、フィヨルドがとても複雑に入り組んでいて結局正確には把握できませんでした。(Yukariさんすみません)

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 09:17 この日は「国定景勝道路」を走るということでとても楽しみでした。バスのシートは、前の方は指定席になっていてツアーコンダクターのYukariさんが決めることになっていました。この日は私が最前列に指定されたのですが、フロントガラスが特殊構造でダッシュボードの反射光が邪魔となりました。したがってこの日のフロントからの画像には微妙な影(背後霊ではありません)が写っています。バスは、同じような大型バスと行き会ったら通れないような細い道を、巨大な岩山の間を縫って走りました。

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 09:27 国が景勝地と定めた通りの素晴らしい景観が次から次へと現れました。

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 10:01景色を楽しんでいたのですが、いきなり通行止めとなりました。崖崩れで通れないということで騒然となったのですが、ドライバーのローリーさんは慣れたもので同じ道を引き返してフェリーで進むことになりました。フェリー乗り場に戻るとあまり待つことなくフェリーがやってきました。舳先には大型バスが見えました。

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 10:17 私たちはバスごとフェリーに乗り込みました。他にも何台かの乗用車なども乗り込んできて、対岸へと向かいました。

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 10:27 あっという間に船着き場に着き、そこにはトラックやバスや乗用車が待っていました。考えてみれば当たり前ですが、フィヨルドではフェリーが手軽な足になっていました。

 

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 バスは再び景勝道路を走りました。通行止めの道を引き返してフェリーを利用したのですが、それでも順調にいっても1時間くらいの遅れはさけられないとのことでした。しかし私たちは素晴らしい景色を見ながらでしたのであまり気になりませんでした。

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 青空、白い雲、雪山、緑の野原、鏡のような水面と、自然を楽しむあらゆる自然が揃ったこのルートにはオートキャンプ場やバンガローなどがあちこち目につきました。頻繁に目についたのが屋根の上の雑草でした。ドライバーのローリーさんに聞いてみると、 “わからない” の一言でした。

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 14:19 (同行したAさん撮影)この日の観光の目玉は「ブリクスダール氷河見物」でした。氷河に近づくにはバギーカーに乗らなければならず、その予約をしてありました。通行止めの影響による遅れが心配だったのですが、滑り込みセーフで、早速バギーカーに乗り込みました。防寒対策をしっかりとしてくださいと言われていましたので、氷原を走るのかと思いきや、遊園地モードで、それはそれではしゃぎました。

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 パラパラと歩いている人を見かけましたので、こんな道歩けるのではと思ったのですが、バギーカーは知らないうちに高度を上げていて、歩くのはとても無理そうでした。

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 やがて氷河が見えてきました。勝手に想像していた氷河とは異なって、かなりスケールが小さなものでした。

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 バギーカーを降りて、氷河と氷河湖の近くまで歩きました。温暖化の影響でしょうか、氷河は随分と退化しているようでした。氷河の先端まで歩いてみたのですが、手前には危険防止の柵があって(当然の措置でしょうか)、近づくことも氷河に手を触れることもできませんでした。この日のここまで、雄大な景観を見てきましたので、こじんまりとした氷河にちょっと拍子抜けでした。

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 (同行したAさん撮影) 再びバギーカーで元の場所に戻り、出発前の一時の寛ぎ。何がおかしいのか記憶がないのです。

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 15:20 寛いでいるとき、突如天から大きな音が降ってきて目の前で氷河が崩落しました。驚いたのは、真下にキャンプ場がありましたが誰もそのことに驚きも騒ぎもしなかったことでした。よくあることなのかもしれません。このようにして氷河は退化していくのでしょうね。

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 16:43 バスは北上を続け、山の中やフィヨルド沿いの道を走りました。そしてまたもや現れた大型客船、見慣れた光景となりました。

 

景勝道路はノルウェーの自然の美しさを全て見せてくれたようなルートでした。できたら、いいシーズンにキャンピングカーでドライブしたいものですが、心配なのは道の狭さで、大型観光バスが行き交うとどちらかが待避するか待避場所までバックするかで、実際そのような場面に何回も遭遇しました。この状態で観光シーズンの最盛期になったとしたら大変だろうなあと思いました。もう一つ、トイレの数が少ないことも気になりましたが、まあ毎年繰り返されていることでしょうから、何とかなっているんだろうとは思いましたが。

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2015年6月13日 (土)

北欧旅日記 ノルウェー・バレストランド

5/25(月)の夕方、ソグネフィヨルドのウオーターフロントに建つホテルにチェックインし、夕食までの時間、バレストランドの街を散策しました。

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 ここバレストランドはリゾート地で、小さなホテルを含めて11ものホテルがあるそうです。その中でも18世紀に建てられたという「クビクネスホテル」は、人気のホテルとのこと。

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 こんなところでゆっくりと休暇をとって2、3日のんびりできたらいいですね。実際そのようにしている欧米人を何人も見かけました。

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 ホテルから5分も歩くと「聖オラフ英国国教会」という有名な教会がありました。こちらから眺めると円錐形の建物と2本の尖塔が特徴でした。

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 教会の表側からの眺めは全く異なった教会に見えました。

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 教会の中に入ってみると、身体に優しそうな木の温もりが伝わってくるようでした。天井の梁は、バイキング時代の木造船の船底を組み立てる技術が使われているようでした。今年は五島列島の教会といい、教会を見る機会が多いのですが、この教会も記憶に残る教会でした。

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 対岸にはリゾート地とみられる集落がありました。ここバレストランドには定期連絡船の船着き場があり、フィヨルド交通の要衝になっているようです。

 

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 ホテルに戻って中を見て歩くと、ラウンジも広く、貴族の館を改装したのではないかとも思ったのですが。

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 このホテルの宿泊部分は別棟風になっていて、比較的高い階に泊まりましたので、ホテルの屋根越しにフィヨルドを眺めることができました。とても景色はいいのですが、残念だったのはベッドの幅が狭かったこと。しかし帰国してから調べてみるとこのホテルに限らず、ノルウェーのホテルのベッドの幅は狭いとのことでした。

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 夕食はなかなかのものでした。前日の食事もメニュー豊富で味もよかったのですが、ここではサーモンをはじめ魚介類のメニューも豊富でした。

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 ストーンクラブ?のツメやエビは、茹で方によってはもっと美味しく食べられるのにと贅沢なことを思ったりしました。

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 盛り過ぎに注意して、ビールやワインとともにゆっくりと味わいました。

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 06:23 日付が変わった夜明けのフィヨルド。前日見た青空の下のフィヨルドもいいのですが、雲が低く垂れ込め、フィヨルドの先がぼんやりかすんでいて、海面も静まりかえっているこの景色も幻想的で素晴らしかったです。

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 07:02体調を崩すこともなく、朝食も美味しくいただきました。

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 07:28 この日の出発は09:00と比較的ゆっくりでしたので、散歩に出ました。海沿いから見たホテル。バレストランドの散策はとてものんびりして、前日の渓谷ホテル滞在に続いて北欧の自然を満喫しました。

 

今回のツアーでは、北欧の料理特に魚介類を期待していたのですが、渓谷ホテルでの夕食やベルゲンのフィッシュマーケットでの昼食、ここバレストランドでの夕食で、ようやく美味しいものに出会えました。特に、フィッシュマーケットでのサーモンの燻製とバレストランドの燻製タラのスライスは今回のツアーを通じて、1位、2位でした。

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2015年6月12日 (金)

北欧旅日記 ノルウェー・フィヨルド遊覧

5/25(月)、フィヨルド観光の玄関口の一つであるヴォス駅からベルゲン鉄道とフロム鉄道を乗り次いでフロム駅に到着しました。昼食後、フロム観光に出発しました。

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 渓谷ホテルで別れたバスは、私たちが列車旅を楽しんでいる間に陸路を走ってフロム駅で待っていました。

 

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 私たちはバスに乗って展望台へと向かいました。展望台から見たフィヨルドはクネクネとうねった入江を形成していて、とても海とは思えないほど静かでした。フィヨルドは氷河が気の遠くなるような歳月をかけて海底を削り取ったもので水深は1,000mにも達するとのことです。フィヨルドは空から眺めると素晴らしいといわれています。

 

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 (同行したSakiさん撮影)ほぼ同じ展望台からの景色の画像をSakiさんから送っていただきました。傾斜地に見える白いものは羊です。この時期、羊は出産ラッシュの時期で、産まれたばかりの幼い羊が母羊に寄り添う姿はとても可愛く、バスの車窓から子羊を見てはSakiさんは、 可愛い! を連発していました。他の方からいただいた画像は、同じ景色を見ても目線が違っていて新鮮で、のんびりと草を食む羊の親子とその先の静かなフィヨルド、春のフィヨルドの雰囲気が伝わってくる画像です。カラーがとてもきれいです。

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 展望台からフィヨルドの景観を楽しんだ後、若い現地ガイドさんとミニミニハイキングに出かけました。いくつかの小高い山々が連なっている中、久しぶりのハイキングで脚の運動をしました。

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 上って行くと積雪があって、滑らないようにソロリソロリと慎重に歩きました。時間にして往復30分くらいのものでしたが、ノルウェーの山の中、地に足をつけて歩いたといういい思い出ができました。

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 ハイキングの後は遊覧船に乗るためにフロムの港に戻りました。港にはなかなかシャープな遊覧船が待機していました。

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 15:11 乗船を開始しました。かなりの数の観光客が乗り込み、私たちもツアーコンダクターのYukariさんに続いて乗船しました。

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 15:30出航予定でしたが、フロム鉄道の列車の到着が遅れたとかで30分遅れで出港しました。まるで出発の遅れを取り戻すように遊覧船はスピードを上げ、フロム駅舎や周辺のホテルなどの街並みがグングンと遠くなりました。

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 クルージング中の大型客船と行き交いました。山頂が冠雪した山を背景にゆっくりと航行する大型船は異様に思え、しばらくはとても珍しい光景に思えました。

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 水深の深さも半端ではないのですが、フィヨルドの長さも最長200kmも内陸部に切れ込んでいるとか。水面は海とは思えないほど静かでしたが、潮の満ち干はどうなっているのでしょうか。日本の近海でよく見かける潮の満ち干によって海面にできる筋はここでも見られるのでしょうか。

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 クネクネと続く入江では次々に景色が変わりました。山の裾近くの傾斜地に建物が貼り付いたような集落が現れたりもしました。あまり生活感を感じない集落は、別荘やペンションなどが集まったリゾート地のように見えました。

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 風はなく陽も射してきて、気持ちのいい遊覧となりました。観光客の皆さんもデッキに出てきて、フィヨルドの景観を楽しんでいました。

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 この航路はフロムを出発地点として、いくつかの波止場に止まっては乗客を降ろし、乗客を乗せる連絡船でした。

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 16:48 私たちはバレストランドという波止場で下船しました。連絡船は、私たちを下ろして新しい乗客を乗せるとあっという間に出港しました。バレストランドで降りた観光客は思い思いの方向に散っていきました。

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私たちは、波止場から5分、ソグネフィヨルドの目に前に建つ「クビクネスホテル」に投宿しました。フロムで別れた私たちのスーツケースを積んだバスは、フェリーでここパレスとランドに向かったとのことでしたが、フェリーが遅れたためにまだ到着はしていませんでした。

 

フィヨルドクルーズはニュージーランドで一度体験しましたが、ノルウェーのフィヨルドの規模は桁違いでした。湖のような水面に浮かぶ大型客船は停泊しているようにしか見えないのですが、しばらくすると向きや位置を変えていて、ようやく動いていることがわかりました。水深が1,000mと深いためにどんな大型客船でも内陸部に奥深く入って来れるわけで、大地を削ってフィヨルドをつくってしまった氷河の力は想像を絶しています。

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2015年6月11日 (木)

北欧旅日記 ノルウェー・列車旅

ツアー4日目(5/25)は、北欧で乗れると思わなかった列車旅を経験しました。

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 08:14 お名残惜しかった渓谷ホテルともお別れとなり、次の目的地へと出発しました。前夜からの霧は晴れずさすがに寒く、皆さん防寒具を着ていました。

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 09:16 ヴォス駅は、世界4大フィヨルドの一つソグネフィヨルド観光の拠点駅となっています。観光地の駅らしく瀟洒なホテルのようでした。駅の上の空は濃い霧が立ちこめていました。10:01発の鉄道に乗る予定でしたので時間はたっぷりありました。

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 09:52 プラットホーム側から見た駅舎の上の空にはいつの間にか薄い青空が顔を見せていました。

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 どこでも目についたノルウェーのマスコットキャラ、魔除けの効果があるとか。

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 母親のYukikoさんと娘のSakiさん、ツアー仲間の間では親子か姉妹かという話題で盛り上がりました。母親のYukikoさんはプロのジャズピアニストとのこと。このお二人は、音楽家ということで共通しているせいか、とても仲がいい一卵性親子! 今回のツアーは、この母娘さんの他は8人の一人参加(女性6名、男性2名)と3人グループ(女性2人、男性1名)、女性2人グループ、そして残りは夫婦参加の計35名で、圧倒的に女性が多かったのでした。

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 09:54 ベルゲン鉄道のミュルダール行きの列車が入線してきました。

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 目的地のミュルダールまでは約50分ほどの距離で、列車はゆっくりと走り、窓の外には墨絵のような銀世界が広がっていました。

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 10:55 ミュルダール駅でベルゲン鉄道の列車を降り、ここからはフロム鉄道に乗り換えて終着フロム駅へと向かいました。ミュルダール駅を取り囲むように立つ山々には雪が残っていました。多少寒かったのですが、あまり待つこともなく10:58発の列車が入線してきました。

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 ミュルダール~フロム間は標高差860mと世界有数の傾斜度ですので、列車はゆっくりと走りました。トンネルを抜けたところで、観光停車してくれました。

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 停車した駅の前には滝が流れ落ちていました。

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 滝を見ていると、その傍に赤い衣装の女性が両手を広げて飛んでいるような、踊るような動作を繰り返していて、滝から離れた場所にももう一人、妖精とのことでした。この妖精は、現れるか現れないかは気分次第とのことでしたので、この日は気分がよかったようです。フロム鉄道もサービス精神旺盛です。しかし黒部のトロッコ列車で妖精が出てきたら日本ではどんな反応が出るのでしょうか。来日観光客は喜ぶでしょうが、山の神は何というか。

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 ミュルダール~フロム間は標高差860mと世界有数の傾斜度をもっていて、列車はゆっくりゆっくりと景色を楽しませてくれるように走り、トンネルもいくつかくぐりました。ヨーロッパでよく走っている山岳列車です。

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 11:37 終着のフロム駅に近づくと傾斜も緩やかになり、チラホラと山小屋風の建物も見え、景色も高原のような雰囲気になってきました。

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 定刻の11:50にフロム駅に着くと、目の前にはどでかいクルージング用の客船が立ち塞がるように停泊していてびっくりしました。プラットホームにはこの列車に乗り込もうという観光客がたくさん集まっていました。

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 不思議なものを見るような気分で巨大客船を横目に駅近くのレストランへと向かいました。

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 昼食メニューはサーモンでした。期待したのですが、鮭缶の方が美味しかったかも。

 

北欧ツアーで最初で最後の列車旅は、景観を楽しむことができました。それにしても、山の中のような風景の中に巨大な船が待機している光景は異様でした。フィヨルドは長いものですと内陸部に200kmくらいまで切れ込んでいるとか、フィヨルドの懐の深さを実感しました。

 

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2015年6月10日 (水)

北欧旅日記 ノルウェー・渓谷ホテル

5/24(日)、午前中のベルゲン観光をすませ、いよいよスカンディナヴィア半島の西側を北上し、フィヨルド観光が始まりました。

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 ノルウェーは、スカンディナヴィア半島西岸に位置していて、南北の長い国で、その特徴はたくさんのフィヨルドをもっていることです。ツアーコンダクターのYukariさんから渡されたフィヨルドマップ(複雑で混乱しました!Yukariさんすみません)をみるとそのフィヨルドがいかに内陸に複雑に食い込んでいるかがわかりました。この日は、ベルゲンからスタルヘイムまで北上する工程でした。

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 15:12 雨のベルゲンを出発した私たちを乗せたバスは、次第に山間部に入りましたが、窓の外にはいつも海なのか湖なのか川なのか、水がありました。その水が至るところから流れ出していて、滝となって吹き出していました。これはスタインダールの滝といわれるもので、ここで小休止しました。

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 近づいてみると思いのほか水量は多く、勢いも凄まじいものでした。この滝の裏側に遊歩道が通っていて、滝の流れを裏側から眺めることができました。滝を見ていつも思うのですが、間近で見ると迫力があってなかなかのものなのですが、写真に撮るとその臨場感が伝わらないことです。もちろん自分の腕前が下手だからからですが。

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 滝の裏側への遊歩道は展望台のような役割を果たしていて、一望すると村の美しいこと。

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 ベルゲンはフィヨルドの入り口ともいわれている街で、ベルゲンから北上する道は、ハダンゲルフィヨルドというフィヨルド沿いのルートで、時々内陸部に食い込んでいる海が姿を現しました。

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 山の中のような光景を見ながらボーッとしていると突如として湾が現れ、汽船が浮かんでいたりすると不思議な感覚にとらわれました。

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 北上しているせいか湾の向こうには白い丘陵が現れ、景観が様々に変化して、次にどんな景観が目の前に現れるのか楽しいバスドライブでした。

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 17:21 途中、翌日鉄道に乗る予定のヴォス駅近くに立ち寄りました。そこにはヴォス教会という石でできた教会があり、第二次世界大戦でドイツ軍の攻撃を唯一免れた教会とか。

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 バスは海沿いを走ったり、山道を走ったり、ドライバー(ローリー)さんは箱庭のような景色の中の細い一本道を鮮やかな運転で私たちを楽しませてくれました。

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 またまた現れた比較的大きな滝はツヴィンデの滝、この水を一杯飲むと寿命が何年か延びるとか。皆さん、ペットボトル片手に水際に急ぎ、私も後に続きました。この日見た二つめの大きな滝でしたが、日本の滝は高いところから落下するものが多く、そのために滝に打たれる滝行などもできるのですが、こちらの滝は吹き出すとか溢れ出すというイメージでした。

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 滝から流れ出た水は滔々として川となり、水辺では何台かのキャンピングカーが休息していました。フィヨルドへのこのルートを走っていて、たくさんのキャンピングカーを見ましたしオートキャンプ場も見ました。朝晩はまだかなり寒く感じましたが、これからの本格的キャンプシーズンの到来が待ち遠しいのでしょうね。

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 18:45 山道や海沿いの道を走って、スタルハイムという地域の渓谷ホテルに到着しました。小高い山の麓に抱かれた、瀟洒なホテルで、既に何台かの大型観光バスが駐車していました。

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 ホテルの中庭側に廻ると、ホテルの全景を見ることができました。緑の芝生が気持ちよく、比較的低層で横に伸びた建物は環境に配慮したものと思われ、落ち着いた雰囲気でした。

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 中庭の芝生の間の舗装路を進むとその先には、太古の時代に氷河が削り取った渓谷を見下ろすことができました。氷河はかなり鋭く山裾を削り取ったようで、渓谷の両側にはこれまた鋭い山肌が駆け上がっていて、ミニミニ・マチュピチュ(行ったことはありませんが)のようでもありました。

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 部屋からは芝生の中庭と渓谷から切り立った山々を見ることができました。

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 落ち着いたロビーや暖炉の部屋などがあり、ゆったりとしていて、飾り物ではなく実際に寛げるスペースがあり、一泊ではもったいないなあ、連泊したいなあと思いました。

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 レストランでは夕食(バイキング)の準備もしっかりとできているようでした。この日は(多分連日)、到着したときは何組かの私たち同様のツアー客でロビーもごった返していて、夕食時もこのレストランは満杯状態でした。空腹と混雑で我を忘れ、夕食メニューを写真に撮ることをスッカリわすれていました。味付けが多少塩分が強いかなと思いましたが、メニューも豊富で美味しくいただきました。

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 部屋から眺めた景色。ホテルと対峙するように聳えている峰には斑のような雪が積もっていて、渓谷から立ち上る霧が刻々と雪の模様を変えていました。連泊して、こんな景色を見ながらグラスを傾け、のんびり過ごせたら最高です。

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 夕食は写真を撮り損ねましたので、朝食はしっかりとシャッターを押しました。レバーのパテは美味しかったです。

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 (同行したYukikoさん撮影) 母親のYukikoさんから画像いただきました。前日、フィッシュマーケットの同じテントで食事していた母親のYukikoさんと娘のSakiさんは唯一母娘参加でした。Sakiさんは、ボーカルを中心とした音楽活動をしていて、写真のように(本当に楽しそう)ノリのいいキャラでした。比較的年代層が高いツアー仲間の中で最年少で、ツアーを明るく盛り上げてくれました。

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 その名の通りの「渓谷ホテル」は、深い山の中、渓谷から立ち上る霧に包まれて幻想的な雰囲気でした。エベレストを見るためにヒマラヤに建てられた「ホテル・エベレスト・ビュー(標高3880m)」、世界7位の高峰ダウラギリ(8,167m)を眺めるためにネパール奥地に建てられた「タサンビレッジ」、ニュージーランドのマウント・クックを見るためのThe Hermitage Hotel」など、名ホテル・山小屋はいくつかあり、この渓谷ホテルも環境も設備も雰囲気も同様素晴らしいものでした。いつも思うのですが、こういうところでは連泊して何をするでもなくのんびりとできたら最高なのですが。

 

ツアーに参加した場合、ツアーの様子をご紹介するために参加者の皆さんに被写体になっていただいたり、あるいは意識しなくても風景の中に写ってしまうこともありますので、皆さんにはブログ掲載の了解をいただくのですが、今回のツアーは35人という大人数でしたので、了解をいただくのが大変なため一切了解をいただかなかったのですが、YukikoさんとSakiさんは、部屋割りで隣り合わせの機会が多かったりして、口を聞く機会が多く自然と親しくなり、冗談を言い合ったりして、唯一ブログ掲載の了解を得ました。

 

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2015年6月 9日 (火)

北欧旅日記 ノルウェー・フィッシュマーケット

ツアー3日目(5/24)のお昼、ノルウェーのベルゲン市内観光は自由行動となりました。

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 ベルゲンはかつて干しダラで栄え、その積み出し港となった波止場はハンザ商人のブリッゲン地区とともに世界遺産に登録されました。密度の濃い冷たい雨が吹き付けるこの荒涼感は、旅情を感じさせてくれました。

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 自由時間の中には各自昼食も含まれていましたので、お目当ての魚テント村に向かいました。波止場の一角に張られたテントには海風が吹き付け寒々しく、客足も閑散としていました。それでも店の若いお兄ちゃん達の片言日本語の、呼び込みの元気な声が聞こえてきました。

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 日本の函館など、港町観光地と同じようにカニやエビが並べられていました。

 

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 カキや車エビやテナガエビ風のエビなど、ここではそのままでもあるいは好きなように調理してもらって食べることができるのですが、何しろ物価は高く、手持ちの現地通貨を頭の中で計算しながらの品定めとなりました。

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 やはり最も関心があったのがサーモンでした。

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 結局懐具合と相談してチョイスしたのは、私がサーモンのカミさんは何とかエビのオープンサンドでした。ここで食べたサーモンが北欧ツアーで食べたものの中では最も美味しかったのでした。値段も手頃でした。

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 テントの隙間からは海からの冷たい風が吹き込んできていたのですが、やはりビールがなくては。多少寒い思いはしましたが、北欧の味を味わうには最高の舞台でした。惜しむらくはもう少し現地通貨が手持ちにあったらなあということでした。

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 隣に座った二人組と何となくの会釈と会話で、お二人は韓国からの個人旅行とか。現地通貨をたっぷり持っているようすで、豪勢な食事をしていました。

 

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魚テント村の先には情報センターがあり、中に入るとテント村よりスケールの大きな海鮮市場でした。ここでも好きな魚介類を好きな調理方法で食べることができました。目をひいたのが黒い塊状のもの、たぶん鯨だと思うのですがちょっとトライしてみたかった。またタラもトライすればよかったと後で悔やみました。

 

ノルウェー最初の観光地となったベルゲンは港町で、冷たい雨と風の洗礼を受けましたが、豊富な魚介類を見ることができ、ワイルドな感覚でサーモンを味わうことができました。結局このとき食べたサーモンがツアーでは最も美味しく、昨年トルコを旅したときやはり自由時間に街中で食べたシシケバブが一番美味しかったのと同じでした。旅の醍醐味は自由な時間と行動と思うのですが、ツアーではそれは無い物ねだりであることは百も承知です。

 

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2015年6月 8日 (月)

北欧旅日記 ストックホルム~ベルゲン

ツアー3日目(5/24)は、スウェーデンからノルウェーへと移動しました。早くも3ヵ国目の観光となりました。

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 07:27 スウェーデンでこれぞといった美味しい食べものに出会えず、心残りのままストックホルム空港へと出発しました。しかし緑と青と景色は素晴らしく、スウェーデン最後の思い出としました。

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 08:10 搭乗手続きは比較的ゆったりとできました。毎日飛行機に乗っていて、これで3回目でしたので落ち着いたものでした。何より出入国審査がないだけでも気が楽でした。

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 09:30に定刻通り離陸して15分後、眼下にはスウェーデンの青い水面と緑の大地が広がっていました。たった一日の滞在で慌ただしい観光でしたが、日本と同じ王室を持つ国、美しい街並みと建造物、ノーベル賞の国、旧市街に集う人々、美味しくなかった料理(食い物の恨みは恐ろしい)など、たくさんの思い出ができました。

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 11:06 1時間20分のフライトで10:50にノルウェー・ベルゲンの空港に着きました。ノルウェーは3ヵ国目で、各国とも通貨が異なりますので両替に頭を悩ませていたのですが、自動両替機がありとても重宝しました。

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 11:11 ノルウェー第二の都市ベルゲンンにもたくさんの飛行機が乗り入れていますので、空港内は活気に満ちあふれていました。

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 スーツケースを受け取りに行ったターンテーブルには白いギターが置かれていました。ノルウェーといえば村上春樹の「ノルウェーの森」が連想されるのですが、ノルウェーを代表する音楽(例えばビートルズの曲とか?)ゆかりのものなのか、単なるPRなのかわからないままにスーツケースを受け取りました。

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 空港を出るとここでも大型バスが待機していてくれました。ノルウェーの滞在は5日間と長く、大変お世話になりました。

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 12:15 空港から1時間も走らずにベルゲン市内に到着しました。美しい街並みは雨に煙っていました。これはこれで趣がありました。空中には道の両側から張られたロープに電灯がぶら下がっていて、フィンランドやスウェーデンと同じようにノルウェーにも電信柱がありませんでした。

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 フィンランドやスウェーデンでは気温が1520℃くらいで北欧とは思えない暖かさだったのですが、ノルウェー初日のこの日(5/24)は本来の気候(日本の1、2月)に戻ったようでした。ベルゲンに到着してすぐに自由行動となりましたので、この街の景観を見ようとケーブルカー乗り場に向かいました。石畳の緩やかな上りの道は、雨に濡れてしっとりとしていて、とてもいい雰囲気でした。

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 雨が降っていて景色が見えないかもしれないと思ったのですが、それはそれでいいかと標高320mのフロイエン山の展望台に向かうケーブルカーに乗りました。ここでもイクメンのお兄さんが幼児を大事そうに抱いていました。

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 展望台からは雨と霧にかすんだベルゲン市内を見下ろすことができました。風が強く、かなり寒くなりましたので早々に下山しました。

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 ベルゲンには各地から商人や職工達が集まってきたためハンザ同盟の拠点となり、ブリッゲン地区の旧市街を形成しました。このブリッゲンや波止場は1979年に世界遺産となりました。

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 現在はレストランやお土産物屋など観光客相手の店舗となっている店の間の路地を入ってゆくと古い店舗がそのまま残されていました。この地に住み着いたハンザ商人達は、ノルウェー海の海産物「干しダラ」を独占的に取り扱い、莫大な富を築きました。

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 ドイツのハンザ商人達によって建てられた商館などが立ち並ぶブリッゲン地区は、独特の美しい街並みを形成していて、世界遺産に認定されたことも相まって、観光スポットとなっています。

 

今回のツアーでは4ヵ国を廻りましたが、フィンランド、スウェーデン、デンマークでの滞在は各一日で、残りはノルウェー観光という行程でした。そのノルウェー観光の初日は氷雨といっていいような冷たい雨が降っていました。しかし落ち着いた佇まいの美しい街並みにはこの雨こそ相応しく、もっとたくさんの自由時間があればカフェでガラス越しに雨を眺めたり、ワイングラスを傾けたりできたら最高でした。

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2015年6月 7日 (日)

北欧旅日記 ストックホルム・ノーベルミュージアム

5/23(土)の午前中、ストックホルム市庁舎見学の後、旧市街地で昼食をとった後自由時間になり、旧市街地広場にあるノーベルミュージアムを見学して宿泊先のホテルへと向かいました。

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 ノーベル賞関係の情報などが展示されている「ノーベルミュージアム」の入り口では訪れた観光客が記念写真を撮っていました。

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 中に入ると、ノーベル賞受賞者の写真などが売られていました。2012年にiPS細胞研究でノーベル生理学・医学賞を受賞された山中教授の写真もありました。

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 ミュージアムを入って左手にカフェがありました。このカフェではノーベル賞晩餐会で出されたのと同じアイスクリームを食べることができるそうです。入り口にはいくつかの椅子が並べられていました。

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 椅子の中には、昨年受賞された赤崎、天野、中村3教授の顔写真のタグがつけられていました。

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 比較的若い日本人グループの人たちが椅子を持ち上げ、裏側に書かれた3人のサインを撮影していましたので私も便乗させてもらいました。彼らはボルボ日本支社のメンバーで、一週間の予定でボルボ本社での研修に来ているとか、やはり同じ日本人として彼らも誇りを感じているようでした。

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 ミュージアムの奥にはノーベル賞関連グッズの売店がありました。さんざん迷ってメダルチョコレートを買ってしまいました。10個入りのセットで日本円にして一枚200円で、多くの人が買っていてなかなか商売上手です。

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 ミュージアムから出てきて、何か御利益(神社やお寺ではあるまいし)があるかもしれないと、結局私も記念写真を撮りました。

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 14:51 一通りの観光をすませ、ホテルの近くのスーパーへ見学に出かけました。

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 この日は土曜日、夫婦仲良くの買い物が目立ちました。

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 このスーパーで目についたのが魚でした。鮭や鱈、牡蠣やオヒョウ、その他見たこともない魚が冷蔵ケースの中に並んでいました。

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 大きくて爪が大きいエビ、ロブスターでしょうか。それぞれ値札がついていて、ロブスター一匹が229スウェーデンクローネ(1クローネ=16円)ということは3,664円。

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 やはり最も関心があったのがサーモンでした。スモークサーモンが大好物ですので本場のサーモンはどんな味か、最近は北欧から輸入されているものも多くなりましたが、やはり本場で食べるサーモンはどんなものか楽しみにしてきました。

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 そのサーモン売場では、老夫婦が一枚一枚カットしてもらっていました。コックさんは丁寧にスライスし、一枚一枚サランラップのようなものを間に挟んで秤にかけ、老夫婦はもう一枚追加とか言っているようでした。私も一枚くらいカットしてもらおうと思ったのですが、この日はホテルでの夕食でしたのでその夕食を楽しみに我慢しました。

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 ホテルには比較的早い時間にチェックインし、疲れを癒やしながら夕食の時間を心待ちにしていました。

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 18:32 待ちに待った夕食の時間となりました。6時から食べられると聞いていたのですが、20分くらい遅れるとのことでじっと我慢し、とりあえずビールでもと思って注文したのですが、注文受付カウンターではスタッフが一人きりでお酒を頼むのに行列ができました。この小瓶は記憶が確かなら6065クローネくらいだったと思いますので千円前後。

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 食事が始まりましたが、なんとこの日は別のパーティがあるとかで、私たちはレストランの片隅に追いやられ、しかも料理もそちら優先のようで、私たちのバイキングメーニューは蒸したパサパサの鮭と得体がしれない上にジューシーさのかけらもないビーフと称するものでガックリしました。(同行したAさん撮影)

 

とても楽しみにしていたツアーで初めてのホテルの夕食は、史上最低・最悪のものでした。ホテルからものの3分も歩けば行けるスーパーでは、美味しそうなサーモンやハム・ソーセージなどの食材が唸るほどあるというのに。最近の国際料理コンテストでは北欧諸国が上位に入賞しており、食材が豊富なことからかなり期待していたのですが、昼食のミートボールといい嫌な予感が頭をよぎりました。

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2015年6月 6日 (土)

北欧旅日記 ストックホルム・旧市街散策

5/23(土)の朝、ストックホルム市庁舎でノーベル賞の晩餐会会場などの現場に立ち、ちょっと興奮した後、旧市街地への観光に向かいました。

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 10:08 市庁舎を見学した後でもまだ10時というこの時間、この日も長い観光の一日となりそうでした。早朝は青空が見えていましたが厚い雲が少しずつ増えてきていて、肌寒く感じましたので薄手のダウンジャケットを重ね着しました。

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 次の観光地旧市街に向かう道はイベントで通行止めになっていたとか、回り道させられた車で渋滞が起きていました。街はよく整備されているのですが、街中の道はほとんどが一車線ですのであっという間に渋滞が始まりました。

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 渋滞でバスはノロノロと動いていましたので、タウンウオッチングができました。ここストックホルムでもヘルシンキと同様子ども連れのファミリーを多く見かけました。

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 10:52 ようやく渋滞から抜け出して、景色がきれいな高台へと案内されました。ため息が出るほど美しい景色でした。街並みも海辺の景色も羨ましいほど美しく、カミさんとため息ばかりついていました。雲がかなり分厚くなっているのが気がかりでしたが。

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 湾内では、バイキングの末裔達がスナイパークラス(小型ヨットで1~2人乗り)のヨットがタッキング(船首を風上に向けて方向転換すること)の練習を繰り替えしていました。ヨットの醍醐味は風上に向かって帆走することで、風に向かってタッキングを繰り返すことによって目的地に到達できることです。操船の様子を見ているうちに、昔のレースを思い出し、つい力が入ってしまいました。

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 旧市街地にある王宮では、入り口に一人と庭にあるおもちゃのような大砲脇に一人と、二人の衛兵が微動だもしないで立っていました。多くの国では王宮は観光スポットになっていて、そこではきらびやかな制服の衛兵がいて大抵女性とのツーショットのお相手になっているようです。面白かったのは、写真を撮らせてもらったお礼を言っても瞬きもしない衛兵とわずかに目で応える衛兵、かなりニコリとする衛兵がいることです。

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 バスを降りて市街地を散策しました。ここスウェーデンの人は概して身長が高く、正しい姿勢で真っ直ぐ歩く人が多いように思えました。ネパールやベトナム、パキスタンやトルコなどアジアの国の人達は人懐っこく、すぐにアイコンタクトできるのですが、フィンランドでも感じたことですが、北欧の人はまるでこちらがそこにいないかのように(無視とか冷淡とかいうのではなく)こちらと視線を合わさず、真っ直ぐしか見ていないようでした。

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 旧市街地の中心となっている広場に面していくつかのオープンカフェがあり、たくさんの人が集まっていました。

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 12:40 昼食の時間となりツアー指定のレストランに入りました。メニューはミートボール、事前の勉強が足りずにミートボールが北欧の家庭料理だとは知りませんでした。味はといえば、何か物足りないなあという印象でした。脇にはこれもこちらでは主食といわれるマッシュポテトが添えられていて、それもボリューム満点に。

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 食後、旧市街地の自由時間となりブラブラと。この路地は最も細い路地とのことでした。モロッコのメディナ(旧市街地)の路地も同じように狭かったのですが、モロッコのメディナでは光は届かず薄暗く、傾きかけた建物は材木の切れ端で支えられていて怪しい雰囲気で、それはそれで魅力でもありましたが、さすがにここストックホルムでは建物はしっかりしていて、明るい雰囲気でした。

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 この日は土曜日とあって、旧市街のあちこちに市民が繰り出してきているようで、ここでもベビーカーが目立ちました。

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 高齢のご夫婦も、テーブルの上にはかなりのボリュームの料理が並んでいて、太陽の光の下、仲睦まじく食事していました。老後も安心して暮らせる高福祉(高負担は大変なのでしょうが)の一面でしょうか。

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 旧市街の路地をちょっと脚を延ばすと水辺に出ました。水が街に溶け込んでいて、水があると落ち着きます。

 

暗く長い冬が明けて、陽射しを求めて多くの市民が繰り出していました。面白かったのは、時々思い出したように雨が降るとオープンカフェにいた人たちはあっという間にどこかへ待避し、雨が止むとまた表に出てきて何事もなかったかのようにテーブルに向かっていることでした。

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2015年6月 5日 (金)

北欧旅日記 ストックホルム市庁舎

5/23(土)、フィンランドからあっという間にスウェーデンに移動し、ストックホルムの市内観光が始まりました。

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 09:27 朝08:00のフライトでスウェーデン・ストックホルムの飛行場に着き、面倒な入国審査もなくスーツを受け取って空港の外に出るとバスが待っていました。

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 スウェーデンもフィンランドと同じように美しい緑が目に鮮やかだったのですが、青い空と白い雲はちょっと北欧イメージと違うなあと勝手なことを思ったりもしました。

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 バスから眺めた街の景色はやはり整然としていて清潔感が溢れていました。

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 私たちが先ず向かったのはストックホルム市庁舎でした。海と湖を分ける運河の橋の袂にあるその建物は1900年代初頭に建設され、歴史を感じさせ、羨ましいほど威厳に満ちたものでした。

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 市庁舎の重厚なドアをくぐり中庭に入ると、いくつかのアーチ型の空間の先には湖がありました。

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 市庁舎の外庭は海に面していて、スウェーデン国旗が風になびいていました。この外庭から見る景色は美しく、この建物といいこのシチュエーションといい、日本にこんな庁舎はあるんだろうかと海を眺ながらボーッと考えていたようです。庁舎ではありませんが、東京駅が2014年に百周年を迎えましたので、ほぼ同時期の建物といえます。(同行したAさん撮影)

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 ノーベル賞の授賞式はストックホルムのコンサートホールで行われますが、ここ市庁舎ではノーベル賞の晩餐会とパーティが行われます。この大きな部屋は晩餐会が行われる「青の間」と呼ばれていて、スウェーデン王室および1,300人のゲストがここに集います。この日も多くの観光客が訪れていました。

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 晩餐会の会場から上を見上げるとパーティが行われる「黄金の間」の外観を望むことができました。

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 「青の間」から「黄金の間」へと続く階段、昨年は赤崎、天野、中村教授の3人が、それ以前も多くの日本人がこの階段を上ってパーティ会場に向かいました。余談ですが、2002年受賞(物理学賞)の小柴先生は高校の大先輩でした。

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 私たちも階段を上って2階に行くと「議場」がありました。市会議員は議員報酬だけで生活できる人と本業で生計を立てている人など様々とのことでした。

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 議場の天井の立派なこと。さすがバイキングの国だけあって木造船の船底を作る材料と技術がここに活かされていました。こんな議場ですとヤジも憚れるようでした。

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 議場の前の廊下の先、ノーベル賞のパーティ会場の前にスペースがあり、昨年は天野教授がここで国王のインタビューを受けたとのこと。

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 ノーベル賞受賞パーティが行われる「黄金の間」、今まで日本人の自然科学系受賞者は19人に上り、この数字はアメリカに次いで世界2位なのですが、ここでダンスを披露した日本人はあまりかほとんどかいらっしゃらないようで、残念のような・・・まあ日本人らしいというか。

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 黄金の間を出たところには晩餐会で使われた食器類が展示されていました。1,300人分の料理の配膳には時間がかかり、冷たいもの温かいものもぬるくなり味わいは今一とも。もっとも、昨年受賞された天野教授は中央に座った王妃の隣に座って話題になりましたが、料理を味わえたかどうか。

 

ノーベル賞受賞の晩餐会とパーティが行われるストックホルム市庁舎は、最も有名な観光スポットとなって世界中からたくさんの観光客が見学に訪れています。晩餐会会場の「青の間」とパーティ会場の「黄金の間」、そして二つの会場をつなぐ階段を目にして、多くの日本人がここに立ったことの凄さを実感し、誇りにも思いました。

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2015年6月 4日 (木)

北欧旅日記 ヘルシンキ~ストックホルム

ツアー2日目5/23(土)は、フィンランド・ヘルシンキからスウェーデン・ストックホルムへと移動しました。

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 05:53 スウェーデン・ストックホルムへの移動には飛行機を利用するために4時起床、5時朝食、05:40出発となりました。バスでホテルを出発した早朝のストックホルムの空気はヒンヤリとしていました。

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 前日は成田からこのヘルシンキ飛行場に着き、時差のためにたくさんの時間を使うことができたのはいいのですが、さすがに疲れが残っていて、早朝移動はちょっとハードでした。

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 06:29 空港内の大きなボードには欧州各都市へのフライトスケジュールがびっしりと並んでいて、ストックホルム空港がハブ空港となっていることがわかりました。早朝だというのに搭乗手続きをする人たちがたくさん集まっていました。

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 あちこちでよく目にした日本でもおなじみの「KIOSK」。欧米やロシアではキオスクとは仮設小屋のことで、一方の壁面がオープンになっている構造とのこと。キオスクと呼ばれるものの中には、イベントを紹介する無料パンフレットや地図などを配布する観光案内所やインターネット端末などを置いて情報提供している国もあります。日本では駅売店がキヨスクと呼ばれています。

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 私たちは、朝一生懸命早く起きて搭乗手続きの窓口に並んだのですが、窓口はなかなか開かないうえに開いたと思ったら遅々として作業は捗らずイライラしました。海外の多くの空港で見られる光景で、毎日こなしている業務なのに・・・どうしてと思ってしまうのは日本人だからでしょうか。

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 何とか搭乗手続きを終えて搭乗口に行くと、私たちが乗る機体がブースに横付けになっていました。この機体は、ブランドの「ユリメッコ」は描かれていないシンプルなものでした。

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 空港のショップがあるとついつい覗いてしまいます。その国の代表的な食材が並んでいたり、日本では目にすることないものがあり、楽しいのです。このチーズはこれで1,650円くらいでしょうか。

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 ハム・ソーセージ類は魅力的なのですが、EU圏内では移動できても日本へは持ち出せなく残念ながらいつも涙をのんでいます。

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 北欧では現在は夏休みのような時期(課外活動)とも聞きましたが、ファミリーでどこかへゆく姿が見られました。

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 ツアーコンダクターのYukariさん。総勢35名を一人で率いてとても大変だったと思いますが、いつも走り回っていて、また私たちのどんなリクエストにも丁寧に対応してくれました。帰国してから6/3からクロアチアへ行くとのことで、細い身体ですが気持ちはタフな人でした。

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 機内に乗り込むとシートは左右3列ずつでした。フィンランド~スウェーデン間は国際線ですが、飛行時間は1時間で感覚的には国内線でした。あまり大きな機体ではありませんでしたので座席はすぐに満員になりました。

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 フィンランド飛行場ともこれでお別れです。管制塔の向こうの空はどんよりとして天候の崩れが心配でした。

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 雲の上に出てしまえばいつものブルーの世界で、機体も安定飛行に入って快適でした。

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 機体はあっという間に緑と水が広がる世界の上空にさしかかり着陸態勢に入りました。

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 ドリンクサービスの時間もなく、スウェーデン・アーランダ空港に到着しました。フィンランドからスウェーデンへの移動は国をまたいでのものですが、EU圏内ですので入国手続きがなく楽でした。

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 今回の北欧4ヶ国訪問は同じEU圏内ですので出・入力手続きがないのは楽でしたが、ユーロに参加しているのはフィンランドだけで、他のフィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマークはそれぞれの通貨でしたので、その国の通貨にいくら両替するのか大変でした。特に、余った通貨は円やドルに戻せませんでしたので頭を悩ませました。

 

前日からあれよあれよという間に2ヵ国目のスウェーデンに着きました。時差やなかなか暗くならない白夜に戸惑いながらも、これからの観光に期待が大きく疲れは感じませんでした。

 

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2015年6月 3日 (水)

北欧旅日記 ヘルシンキ市内・スーパー

5/22(金)、ツアー1日目の観光はまだまだ続きました。何しろ日本時間では夜中の12時でも、ヘルシンキではまだ夕方の6時で、ましてや白夜の時期に入りましたので街は明るく賑やかでした。

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 18:10 私たちを乗せたバスは移動を繰り返し、「ヘルシンキ大聖堂」に着きました。この大聖堂はヘルシンキ市街の中央に位置していていわばヘルシンキ位置の観光名所でありランドマークとなっています。

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 この大聖堂周辺は市民の憩いの場になっているようで、三人娘たちが写真を撮ったりしてはしゃいでいました。

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 こちらの大人三人組、二人はサングラスをかけて熱心に読書していました。燦々と陽を浴びて好きな読書に耽る、きっと至福の一時なのでしょうね。

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 客待ちのタクシーは、前の車がベンツでその後ろの車はBMW、さすが。

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 あちこちで目についたのが、ベビーカーに子どもを乗せて歩くヤングファミリーでした。

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 オープンカフェでも、ベビーカーを側に置いてお茶している家族が目につき、特にパパさんが子どもの面倒をよく見ているのが印象的でした。

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 もう一つ目についたのがあちこちにあったアイスクリーム売場でした。大の男が結構並んでいたりして、この国の人はアイスクリームが大好きとのことでした。

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 ホテルに行く途中に寄ったお土産物屋は、日本人スタッフが常駐しているムーミングッズのお店でした。ツアーの皆さんはお孫さん向けのお土産を買っていましたが、我が家の孫たちはムーミン世代よりかなり幼く、お土産は何も買いませんでした。

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 ホテルの近くに大きなスーパーマーケットがあり、この日の夕食は各自自由でしたので夕食の仕入れと見学のために入りました。

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 フルーツの種類が多いのが意外でした。聞けば多くは輸入品とのこと。フィンランドは経済優等生で豊かな国ですので世界中からいろいろなものが集まってくるようでした。

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 食品棚にはチーズやハム・ソーセージなどがたくさん並んでいて、同じEU圏内には酪農国もあるために食材は豊富でした。

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 アイスクリームの種類はいろいろありどれにするか迷ってしまうほどですが、トッピングの種類は半端ではありませんでした。

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 北欧は物価が高いと聞いていましたが実際に高く、日本の1.52倍くらいの印象でした。にもかかわらずレジには行列ができていてかなりの商品が買われていました。週末のまとめ買いということもあるかもしれませんが、一人あたりGDPは日本よりかなり高い国ですので消費は好調のようでした。

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 宿泊したホテルはヘルシンキしない中心部にドーンという感じで建っていました。ケネディ元アメリカ大統領も泊まったということですのできっと名門ホテルなのでしょう。

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 20:14 日本時間では夜中の02:24、スーパーで買ってきたビールとサラミソーセージとサンドイッチで夕食をとりました。しめて日本円で3千円くらいでした。(為替レートは140円/1ユーロ)

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 夕食も終わり、長い長い一日が終わり、さすがに疲れましたので寝ようと思って窓の外を見ると、オープンカフェにはたくさんの人がいて、夜は明るく、まだまだこれからといった雰囲気でした。夜21:13(日本時間03:13)というのに・・・。

 

成田を出発しての1日目は、二日分くらい動いた印象でした。このツアーは北欧4ヵ国を巡ることになっていて、ここフィンランドは最初の国で、まだ1ヵ国観ただけでしたが、うっすらと抱いていた北欧の印象に近く、特に長い冬が終わって輝きだした太陽の光を貪るように味わい、白夜を楽しんでいる姿は予想していたこととはいえ印象的でした。

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2015年6月 2日 (火)

北欧旅日記 ヘルシンキ市内・公園

5/22(金)のお昼近くに成田を出発して、10時間20分のフライトの後フィンランド・ヘルシンキに到着しました。-7時間の誤差がありますので現地時間では15時。

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 待機していたバスに乗車し、旅が始動しました。北欧の気候は日本の1~2月頃とのことでしたが、天気は快晴で青空が広がり気温は18℃と北欧イメージとはちょっと違っていました。第一印象は、車が通る舗装路以外は緑で、緑が多く美しいということでした。

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 街並みの印象は、清潔でよく整備されていてこれは想像通り。

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 自転車が多いのも目につき、これはヨーロッパでもよく目にした光景でした。ほとんどの人が自転車用のヘルメットを着用していて、マナーも洗練されているようでした。またどんなところでも近くに海(あるいは湖か?)などの水があり、 “森と湖の国 フィンランド” との形容そのままでした。

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 16:54 先ず訪れたのが「テンペリアウキオ教会」という一風変わった教会でした。普通教会といえば三角屋根や尖塔の先に十字架があるのですが、ここの屋根は岩でした。

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 入館は17:00まで、規則は絶対に曲げられないといわれ大慌てで閉門時間ぎりぎりに飛び込みました。内部はコンクリート打ちっ放しのような岩そのままで、いわば “岩窟教会” でした。氷河期から残る天然の岩をくり抜いて教会にしたものでした。トルコ・カッパドキアの洞窟ホテルのようなものでしょうか。

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 ここでは、さまざまなイベントが行われるとのことで、この日は聖歌隊のようなグループがリハーサルをしていました。結婚式なども行われるとのことでした。

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 岩窟教会の見物を終えて再びバスで移動しました。建物の色や高さがすっきりと統一され、路上駐車の車も整然としていました。

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 どの通りも路地も整然としていて、あっけにとられるほどでした。空中に、運動会の鈴割り競争で使うような小さなものが一定の間隔で浮かんでいました。これは街灯で、日本とは違って道のあちらとこちらをロープで張り渡して電灯をぶら下げたもので、そのために電信柱がなく街並みがとてもすっきりとして見えたのでした。

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 17:16 次に向かったのが「シベリウス公園」で、フィンランドを代表する孤高の作曲家「シベリウス」を記念した公園でした。芸術音痴な自分としては何とも表現できず、まあよくある銅像よりは何かを伝えようという意図は伝わってきました。

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 長年の仕事のせいか、観光スポットよりそこに集まる人や街中の人の表情の方に興味があり、この公園で “ワンちゃん散歩百態を見ることができ楽しくなりました。二つめの画像、お祖母ちゃんと孫娘が連れていたワンちゃんは画面の左下のもう一匹のワンちゃんが気になってしかたがない様子。四つめの画像は、強面お兄さんと目線が合ってしまってドキッとしてしまいました。顔は怖そうでもワンちゃんを散歩させているくらいですから気は優しいのでしょう。

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 とにかく緑がきれいでした。北欧といえば長く暗い冬がすぐ連想されますが、緑も春の到来を待ちかねていたようです。今回のツアーはシーズンの走りということで、最盛期の同じツアーの料金に比べて10万円くらい安いツアーでした。たしかに天候はまだ不安定でしたがこのような新緑を見ることができ、得した気分でした。

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 オープンカフェにも芝生にも、陽の当たるところに人々が集っていました。春を待ちかねたこの国の人たちの躍動する気持ちが伝わってくるようでした。概して北欧では労働時間が短く、午後3時頃には仕事は終わってしまいます。おまけにこの日は “花の金曜日” でした。

 

観光初日はヘルシンキ市内にある観光名所の岩窟教会と名作曲家の記念公園を観光しました。こういう観光スポットそのものも面白いのですが、そこに集う人の様子はもっと面白いのです。帰国してから思い出すのは、観光名所よりもその国で暮らす人々の表情で、あのとき散歩していたワンちゃんたちはあの公園で同じように散歩しているんだろうかとか。

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2015年6月 1日 (月)

北欧旅日記 成田~ヘルシンキ

5/223110日間の北欧の旅への出発の日となり、フィンランドのヘルシンキへと向かいました。フィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマークの4各国への旅が始まりました。

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 5/22(金)の08:30、成田空港第二ターミナルに集合しました。出発ゲートに掲げられた大きなボードには、成田から世界へ向けて出発するフライトが表示されていて、そのフライト数の多さにはいつもながら感心させられます。

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 いつも集合時間より早めに到着し、両替(今回は4ヵ国分ですので大変でした)をすませ朝食をとりました。いつもはにぎり寿司とビールのパターンなのですが、今回は好物のいなり寿司とビールにしました。いなり寿司は登山などでもよく持って行きます。

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 出発までの時間をつぶしながらブラブラしていて目につくのが航空会社クルーのユニフォームです。クルーはグループで同じユニフォームを着ていて目立ち、その色や着こなしからどの国の航空会社かを推測したり、お国柄が透けて見えたりもします。

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 もう一つ、2Fにはレストランやショップがたくさんあり、それらを覗いてみると今の流行を知ることもできます。秋葉原ファッションも来日外国人向けのもの。

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 こちらの「獺祭(だっさい)」は、今日本人が外国に行くときの土産で最も喜ばれるものといわれています。訪米した安倍首相とオバマ大統領の晩餐会で飲まれたもので以前からのブームに一挙に火がついたようでした。目の前で何人かのビジネスマンが買い求めていました。私も数週間前、近所の酒屋にオーダーしてようやく入手でき(1升瓶で3,800円)大事に飲んでいます。飲み口はすっきりと爽やかです。

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 全ての手続きを終えてのんびりとしました。会社のこと、仕事のこと、理事長を引き受けている訪問介護のNPOのこと、家族のことが頭の隅で渦巻いていました。

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 私たちが乗る飛行機は11:00AY0074便。フィンランドの首都で同国最大の都市ヘルシンキへと向かいました。

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 搭乗機はフィンランド航空機。機体には、フィンランドの国花スズランではなく「ユリメッコ」というブランドマークがペイントされていました。

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 定刻に搭乗が始まりました。フィンランド航空は初めての利用ですが、シンプルで比較的ゆったりしていました。私とカミさんのシートは最後列の左窓側でした。今回のツアーは35人参加という大部隊で、大体推測はつきましたが最終的にヘルシンキに着くまではどなたが仲間かはわかりませんでした。

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 シートベルトを締め、窓から外を眺めると滑走路に向かう機体がまるでカルガモの行列のように列をなしていて、ラッシュ時のようでした。この時には、頭の中を渦巻いていた仕事のことなどすっかりどこかへ飛んでしまいました。

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 やがて機体はふわりと浮き上がり、下には成田周辺の緑の大地が広がっていました。その後、期待が日本海へと機首を向けると遠くに富士山が望めたのですが、カメラでは捉えることはできませんでした。

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 どういう航路を飛ぶのか興味があり、モニターで見ていると2月にモロッコ(パリ経由)にいったときと同じロシア領上空を飛ぶようでした。

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 機体は日本海を越えてハバロスク上空に向かいました。左手にはウラジオストックやハルビン市があり、歴史的にいろいろなことがあった地域の上空を飛んでいることに、隔世の感がありました。

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 CA(客室乗務員)は、色白で大柄で、意志が強そうでいかにも北欧の人というイメージでした。

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 昼食はごく普通の機内食で、ビールを飲んだりワインを飲んだりしました。

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 17:03(日本時間) 飛行予定時間は10時間20分で、離陸してから6時間が経過して半分以上飛んだことになりました。

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 窓の外には今まで見たことがないような世界が広がっていました。雪原のような白の世界に河のような筋がうねっていました。

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 19:49(日本時間) 出発してから8時間49分、夕食が出ました。

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 20:14(日本時間) 窓の外は、白い世界から薄黒く見える大地と青い海の世界へと変わりました。

 

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 モニターは様々な角度から飛行ルートを示してくれ、時々窓の外の景色と合わせると3D画像を見ているようで退屈しませんでした。一方では、今この時点でも同じように飛んでいる飛行機は何千機にもあるいは何万機もあるはずで凄いことです。そして飛来している飛行機はどこかでモニターされているわけで、これを撃ち落とすのはいとも簡単なことなんだろうなあとつまらないことを思ったりもしました。

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 21:32(日本時間:現地時間は-7時間の時差があり14:32) ヘルシンキ飛行場に着陸しました。最近はヨーロッパへの拠点としてフィンランド航空とこの空港は利用度が高まっていて、たくさんのフィンランド航空機が羽を休めていました。

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 15:18(以降現地時間) セキュリティチェック、入国審査(ちょっとトラブルっぽいこともありましたが)、スーツケースを受け取り、無事にフィンランドの土を踏みました。空港の外では「ヨウコソ-YOUKOSO」と電光文字で歓迎のバスが待ってくれていました。いよいよ旅が始まりました。

 

10時間20分という長時間フライトを心配したのですが、本を読んだり、食事をしたり、酒を飲んだり、モニターと窓の外を見たりしているうちに目的地に着いてしまい、あまり疲れは感じませんでした。元気に旅行できそうで、順調な滑り出しでした。

 

 

 

 

 

 

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