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2016年1月28日 (木)

ヒマラヤ友達 再会

ヒマラヤで出会ったマドンナさんはこのブログにも度々ご登場していただきました。201210月に日本橋で飲んで以来ご無沙汰していましたが、3年ぶりに再会となりました。

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 2011.4 出逢いはネパール・カトマンズでした。私はカミさんと二人で初めてのヒマラヤに出かけました。個人旅行で初ヒマラヤでしたので不安でしたが、たまたま手配を依頼したツアー会社(ヒマラヤ観光開発:ヒマ観)のヒマラヤ遠征チームと一緒になり、ヒマラヤ遠征隊の猛者連の中での紅一点がマドンナさんでした。マドンナさんとカミさんは女同士でカトマンズ市内でのショッピングを楽しみましたが、次の日にはお別れとなりました。この時から5年近くの歳月が流れました。

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 2011.4 出逢いはネパール・カトマンズでした。私はカミさんと二人で初めてのヒマラヤに出かけました。個人旅行で初ヒマラヤでしたので不安でしたが、たまたま手配を依頼したツアー会社(ヒマラヤ観光開発:ヒマ観)のヒマラヤ遠征チームと一緒になり、ヒマラヤ遠征隊の猛者連の中での紅一点がマドンナさんでした。マドンナさんとカミさんは女同士でカトマンズ市内でのショッピングを楽しみましたが、次の日にはお別れとなりました。この時から5年近くの歳月が流れました。

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 2011.4 帰路は、エベレスト街道馬上トレッキングという体験もしたとか。

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 201211月にカラパタール(5,545m)を目指した帰り道、マドンナさんの真似をしたわけではないのですが、私もエベレスト街道馬上トレッキングをしてみました。以前乗馬を習ったことがあり、慣れてくると馬方さんも手綱を手放して、勝手に歩かせてくれました。景色をゆとりを持って眺めることもでき、往路と同じ景色も目線が違うためにまた異なる景色にも見えました。

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 2011.4に初めてのヒマラヤにトライした半年後にマドンナさんはネパール留学をしてしまいました。ネパールに移住するとともに、カラパタール(5545m)に挑戦し、途中子供たちに折り紙を教えたりしていたそうです。(同行した鈴木さん撮影)

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 201110月にネパールに移住したマドンナさんは、足の利を生かしてカラパタール(5,545m)、トロンパス(5,416m)、ゴーキョ(5,360m)とヒマラヤを歩き回りました。現地から時々送っていただく画像から私はとても刺激を受け、徐々にヒマラヤにはまり込んでいきました。エベレストを背景に立つマドンナさん。

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 ラウンドアンナプルナというトレッキングは、日本から出かけますと全行程25日間という長丁場です。ハイライトはマナスル(8,163m)、アンナプルナ群やガンガブルナ(7,455m)を眼前に眺めることができること、トロンパス(5,416m)を越えて更に荒涼とした風景を眺めることができることなどです。この時のマドンナさんはガイドと二人きりで挑戦したとのこと。(2011.12

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 マドンナさんに勧められ、私も翌年(2012年)の3月に同じトロンパス(5,416m)を越えました。

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 時々、留学生活の写真を送っていただいたりもしました。マドンナさんが部屋を借りている大家さんのご家族の結婚式に招かれたとのことです。日ネ親善大使のようでもあり、その後のネパール支援ボランティアに繋がりました。

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 2012.4.2 マドンナさんの後を追うように(追っかけではありません)25日間のラウンドアンナプルナを歩き終え、無事にカトマンズに戻りました。カトマンズで久しぶりに留学中のマドンナさんと再会し、ビールで乾杯。その後は赤ワインのボトルを空けて、この店に入ったのが16:00、気が付けばすっかり日がくれて20:00近くにもなってしまいました。登山だけではなく、お酒もいけるのです。

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 すっかり盛り上がって、気がついたら夜も遅く、あたりも真っ暗になってしまい、私の一人歩きは危険だということでホテルまで送ってもらいました(情けないです)。マドンナさんはもちろんタクシーで無事に帰宅しました。(4/2 ヤク・アンド・イエティ:雪男ホテル前で)

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 2012.10.2 ネパールで乾杯してから半年後、マドンナさんが日本に一時帰国しましたので東京で再会となりました。いつものことながらとりあえず乾杯して秋のヒマラヤ行きの打合せをしたのですが、残念ながら日程やガイドやポーターの手配など調整がつかず断念しました。結局、登山やトレッキングでの同行は実現できず、山仲間というより飲み友になりました。

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 そして更にほぼ3年ぶりの再会となりました。今回は、マドンナさんは3ヶ月間ネパールにボランティア活動で出かけていて帰国したばかりでした。

 

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 二人ともかなりいける口ですので、結局一升近く飲んでしま、気がついたら23時近く、5時間も飲んでしまいました。

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 2015/4に発生したネパール地震では、現地は大変な被害を受けました。マドンナさんはその前からネパールの子供たちの教育環境整備(Everest English Schoolという小・中・高の私立学校)のボランティア活動をしていました。地震により子供たちの教育環境も大きな影響を受けたということもあり、私の大学ゼミ仲間たちで義援金をカンパしたりしてささやかな支援をしました。今回は校長先生からのお礼を携えて帰国しました。確かに、校長先生からのクリスマスカードや手紙をいただきました。

 

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 さらに校長先生がデザインしたTシャツ、カレンダー、生徒さんたちの手紙などもいただきました。ほんのささやかな支援に対しての心のこもったお礼に恐縮してしまいました。

 

マドンナさんは、今回のミッションを終えて、雪深い旭川に戻ります。ヒマラヤで出会って5年が経ち、こうしてネパールや日本で時々酒を酌み交わし、山仲間というより飲み友になっていますが、いつかマドンナさんの案内でネパールの学校に行ってみたいと思いますし、機会があれば一緒にヒマラヤを歩いてみたいとも思います。とても嬉しかったのが、エベレスト登頂という夢を失っていなかったこと、マドンナさんをエベレストに登頂させる会 の後援会長をお引き受けするという夢が消えていないことでした。またいつ会えるかわかりませんが、再会が楽しみです。

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2016年1月22日 (金)

パタゴニア ゆったり大縦断

1/19(火)に今回のツアーの説明会があり主催会社(西遊旅行社)に行ってきました。なんと参加者は私一人でした。わかったことは、参加者は総勢11人、二組のご夫婦と私のような一人参加が男性4人、女性3人ということで男性6人、女性5人、添乗員(女性)を加えた総勢は12人で男女同数とのこと。

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 西遊旅行社のパタゴニア方面のツアーは4コースあります。この案内に掲載されていない氷河トレッキングをメインとするコースを希望したのですが、一部の氷河で年齢制限があり、私はそれに引っかかりましたので諦め、どうせ行くなら 大縦断 がいいだろうと、「ゆったりパタゴニア大縦断 17日間」を選びました。

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 コースの概略説明があり、詳細な地図も渡されたのですが、何が何だかわかりませんでした。ただ、ハイキングの時間がかなりあり、最果ての大地を実際に歩くことができそうです。歩くコースは氷河の上もあるようですが、アップダウンはなく、トレッキングほど難易度は高くなさそうです。

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 ツアーのポイントについて説明があり、久しぶりに少人数でノンビリできそうですが、詳細スケジュールを見るとかなり広範囲に移動したりする日もあり、時差もちょうど12時間と昼夜逆転となりますので体調管理が大事です。体調管理についてはどんな旅でも当たり前ではありますが。

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本格的なトレッキングは年齢制限のため諦めましたが、Bコースですのでそこそこパタゴニアの風の大地と氷河を体感できそうです。

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 Bコースでは、パイネでの絶景が楽しみです。ただ、雨もかなり降るようで、雨が降れば見晴らしが悪くなりますが、自然が相手ですからこればかりは仕方がありません。

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 絶景ポイントがいくつかあるようで、そういう景観を見ながら歩くのは楽しいのですが、詳細な地図を見るとトイレがない所が多いために青空トイレになるとのこと。ヒマラヤやパキスタンの山奥、チベットなどの秘境・辺境では当たり前のことです。

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 Bコースでは、年齢制限なく氷河トレッキングができるのですが、簡易アイゼンを着用します。簡易アイゼンは丹沢山など手近な山でも雪がある時はよく使いますのであまり心配ではありません。むしろ温度差の方が心配で、首都ブエノスアイレスでは日中30℃くらいになりますが、氷河トレッキングなど氷河のあるところではかなり低くなりそうです。昨年11月に行ったマチュピチュでの経験がある程度は参考になりそうです。

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 世界の最果ての郵便局 から日本に向けて出した手紙は地球を半周するわけで、無事届くかどうかです。それよりもそこでどんな人が働いているのかはとても興味があります。

 

最近のツアーの傾向では女性が多いのですが、パタゴニアのような辺境ではほとんど男性ばかりではないかと思っていました。ところが添乗員も入れると男女同数でちょっとビックリしました。トイレットペーパー持参の青空トイレですが、木陰や岩陰がありそうですし、あまり人がいそうな場所ではありませんので、女性の皆さんも大丈夫なのでしょう。

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 (画像は2013.9.21 チベット高原) 思い出すのは標高5,000mのチベット高原です。素晴らしい青空と地平線で、地球の屋根に立っているような感じでしたが、ここはトイレがなく豪快な青空トイレでした。しかし他にも観光客が来ていましたので、女性の皆さんは大変で、傘を手にかなり遠くまで遠征していました。秘境・辺境では折りたたみ傘は必需品なのです。

楽しみではあるのですが、出発日が近づくにつれて様々な不安が頭をもたげてくるのはいつものことです。説明会に参加するのはスケジュールの詳細を聞いたり、不安を少しでも解消するのが目的です。もう一つはどんな人たちと一緒なのかを知りたいということもあります。比較的気楽なツアーでは、どんな人が一緒かというのはあまり気にならないのですが、少人数のアドベンチャー的なツアーでは助け合ったりするようなケースもありますので気になります。残念ながら説明会に出席したのは私一人だけでしたので、中東ドバイでの合流(成田出発は5人、添乗員と関西出発組6人)が楽しみです。

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2016年1月20日 (水)

パタゴニア 風の大地と氷河

正月気分も温泉気分も抜け、2/3に出発のパタゴニアへの旅も残り2週間のカウントダウンとなってきました。

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(西遊旅行社提供) 何故パタゴニアなのかとよく聞かれます。パタゴニアがどの辺りにあるか知っている人は遠くて大変だねと言います。たしかに遠いのです。昨年11月に行った同じ南米のペルーよりさらに南下したところ、いってみれば南の果てです。 世界の最果ての郵便局 なんかもあり、実際に行くことになっています。飛行機に乗っている時間が片道30時間と聞いて尻込みはしたのですが。

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 (西遊旅行社提供) 何故パタゴニアなのかという問に対しては自分でもハッキリとした解答がないのです。ヒマラヤに4回行って、ヒマラヤ詣ではもういいかなと思った頃から漠然とはしていましたが、何となくの憧れが芽生えたような気がします。自分のイメージとしては、パタゴニアといえば 風の大地 といわれる 荒涼とした最果ての地 というもので、何でそんなところに決して安くはない費用と時間をかけていくのかわからないといわれますが、そんなところだからこそ、その地を踏んでみたいということでしょうか。

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 JCB「ゴールド」誌より転載・以下同じ) パタゴニアへの憧れが芽生え、少しずつ大きくなるにつれ様々な情報が入ってきました。 その遠さから馴染みが薄い国かもしれないが、訪れる者を夢中にさせる魅力が詰まっている。・・・一度見たら忘れられないような鮮烈な景観が随所に広がっている。・・・地球の迫力を前進で感じて、しばし没我の境に浸ってほしい。 と書かれていて、少しずつ期待は高まっています。

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 パタゴニアといえば風の大地というイメージが強かったのですが、一般的には氷河イメージの方が強いようです。氷河トレッキングがツアーの大きな目玉になっています。たしかに、風の大地体験ではあまり魅力はないかもしれません。

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 パタゴニアはアルゼンチンとチリの国境にまたがっていますが、大部分はアルゼンチン領です。その首都ブエノスアイレスは 南米のパリ といわれているところです。ツアーですのでどこまで地元の人が行く食堂や居酒屋に行けるかわかりませんが、同じ南米のペルーに続いての南米紀行は楽しみです。

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 最近はワインがチリとともに注目されています。肉料理も美味いとか。

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アルゼンチンといえばタンゴ、タンゴは生の迫力を味わってみたいのですが、これも秘境ツアーをウリにしている会社のツアーですので無理そうです。

 

見所、感じ所は 強烈な風が吹きまくる荒涼の地、氷河が大きな音をたてて崩れ落ちる最果ての地 だけではないようで、それも楽しみです。

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2016年1月13日 (水)

みちのく秘湯巡り 温泉比べ

1/573日間、「みちのく秘湯巡り」というツアーで3ヶ所の秘湯といわれる温泉に入りました。よくどうだったのと聞かれることがあり、自分でもつらつらと、どうだったんだろうと考えたりもします。そもそも 秘湯 とは・・・。秘境・辺境の地にあるといことはすぐに思い浮かびますが、他にも秘湯たる所以はあるのだろうと推測はつきます。前置きはともかく 利き酒(いつも酔いが回ってくるとわからなくなるのですが) のように、3ヶ所の温泉を振り返って比較してみました。

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 一つめの「青荷温泉・ランプの宿」は、ランプ生活と雪景色の中の温泉ということで趣がありました。温泉ソムリエではありませんので、泉質云々についてはわかりませんが、温泉の温度は自分にとっては適温で入り心地がよく、檜造りの湯船や格子の窓なども居心地のいいもので、結局5回入浴しました。温泉そのものは3ヶ所の中では最も良かったと思います。ランプ生活は一日くらいはいいと思いますが、夜は読書もできず、連泊は退屈してしまうかもしれません。山奥の谷底の宿という立地条件とランプの宿ということで秘境度は十分。冬場のこの時期は空いていましたが、繁忙期には予約が取りにくく、その分風情がなくなるかもしれません。

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 二つめの「黄金崎・不老不し温泉」は、日本海に面した混浴露天風呂がTVの旅番組などでよく紹介されています。露天風呂も内湯も同じで、泉質は塩化物泉で色は茶褐色。かなり塩気が強く、ここでも露天風呂と内風呂で5回入りましたが、最後は肌が痒くなりました。露天風呂は温度が低く、日本海の風が強く、体がなかなか温まらずに内風呂に駆け込むということもありました。立地は日本海に面した国道や五能線が傍を走っているためにアクセスは良く、秘境度は高くはないのですが、入浴時間が日の出から日の入りまで、日本海が荒れていると露天風呂が波を被るため入浴禁止となる、日本海に沈む夕陽を見ることができるなど、ネイチャー度は十分です。アクセスが良いために、バイクや自動車で来る日帰り入浴客が多そうで、話の種に一度入ればいいかなと思いました。

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 三つめは「乳頭温泉・鶴の湯」で、日帰り入浴のため混浴露天風呂と内湯と2回入りました。泉質の異なる4つの温泉があり、色は全て乳白色でした。露天風呂で温まらない体を内湯で温めました。乳頭山の麓に点在する温泉の一つで最も古く1600年代から続くということ、宿場の陣屋のような佇まいなどで秘境度はまあまあです。近くに行った時には立ち寄ってもいいと思いました。

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 昨年の同じ時期に青森の「酸ヶ湯温泉」で初めての混浴体験をしました。「酸ヶ湯温泉」では、 暖簾をくぐると “混浴マナーにご協力ください” という注意事項があり、浴槽の中央に目に見えない国境線がありました。秘湯といわれる温泉や人気の温泉には混浴がつきもののように思えます。今回は、不老ふ死温泉と鶴の湯で混浴露天風呂に入りましたが、バスタオルの着用について以外は特に注意事項はありませんでした。

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 (画像はインターネットから転載) 不老不し温泉は、混浴露天風呂に入らないと入ったことにならないくらいメジャーになっています。今回は訪れる人も少なく、バスタオルの着用が可であり、温泉の色も茶褐色に濁っていますので、夕陽ビューの時間帯を避けて早朝などの空いている時間帯なら若い女性でも安心のようで、ツアー参加の若い女性や添乗員のRieさんでも入れました。

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 (画像はインターネットから転載) 鶴の湯も、折角ここに来たのだから混浴露天風呂に入らなければ意味がないでしょうという雰囲気があり、わがツアー仲間の女性陣(若い女性と添乗員のRieさんはパス)も、バスタオルの着用が不可のためカルガモのように頭だけを水面に出して入ってきました。他にヤングファミリーのママさんや娘さんも入っていました。一定のルールやマナーを守れば、混浴は当たり前の時代になっているようでもありました。

 

鶴の湯では、欧米の男性も入っていていました。彼らの目には混浴は一体どのように映るのか。野蛮なのか大らかなのか、多分大らかという人が多いのではないかと思うのですが。実際昨年から引き続いて3回の体験では、なかなか和やかな雰囲気で、同性同士でも裸の付き合いといわれるくらいですから、異性間でもそれに近い雰囲気となるようで、ツアーが東京駅で解散の時、ある女性が 私たち混浴仲間だから と言って大笑いとなり、和やかに散会しました。混浴も含めて、施設やサービス、雰囲気など日本の温泉は「温泉文化」といってもいいかもしれません。温泉はいいものです。

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2016年1月12日 (火)

みちのく秘湯巡り05 乳頭温泉・鶴の湯

1/7 ツアーの最終日は、三つめの秘湯「乳頭温泉・鶴の湯」に立ち寄ってから帰路につきました。

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最終日の行程は、「黄金崎・不老不し温泉」から日本海沿いに南下し、秋田市内から田沢湖方面の内陸部に入り、「乳頭温泉」で入浴してから、盛岡駅でバスを降り、新幹線で帰京するというちょっとハードなスケジュールでした。

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 日付が1/6から1/7に変わった朝、「不老ふ死温泉」の部屋の窓からの景色は、どんよりとした雲の下で白い波頭を見せている日本海でした。海辺の露天風呂には強い風が吹き付けていてとても寒かったのでした。

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 チェックアウトのためにフロントロビーに下りてゆくと、特産物が並べられていました。どれもこれも魅力的だったのですが、今回はここまでお土産や地元の特産物を随分買い込みましたのでパスしました。

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専用バスが出発して間もなく前方に白神山地が見えました。ユネスコ世界遺産に登録された当初は、多くの人が訪れたそうですが、最近は当時の1/10とのこと。寂しいことですが、世界遺産は観光のためではなく自然や遺跡を遺産として残すということですから元の姿に戻ったということでしょうか。

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 バスは、日本海の荒波を右に見て黙々と南下しました。想像していた冬の日本海にしてはそれほど荒々しくない海をボンヤリと眺め、今年はどんな年になるんだろうかとか、いろいろなことが温泉でふやけた頭に浮かんできました。

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 大変なのは現地ガイドさんでした。長距離移動でしたので、大きな船を漕いでいる人もいる中タイミングをはかってマイクを握ったり置いたり、それでもかなりの時間マイクを握って、様々な話題を提供してくれました。

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 秋田市内から内陸部に入ると山の景色となり、雪の量も少しずつ増えてきました。

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 12:37 駒ヶ岳グランドホテルに着きました。ここで昼食をとり、「乳頭温泉」行きのシャトルバスに乗り換えました。

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 昼食のメニューは きりたんぽ定食 で、少し身体が温まりました。

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 「乳頭温泉」へは、シャトルバスに乗り換え、雪道を走りました。「乳頭温泉」は正確には乳頭温泉郷といい、乳糖山麓に点在する七湯の総称です。私たちが向かったのは乳頭温泉郷の「鶴の湯」でした。

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 13:35 「乳頭温泉・鶴の湯」に着きました。入口には関所のような門があり、その先の建物は宿泊所や休憩所になっていました。

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 「鶴の湯」には、混浴露天風呂を中心に女性露天風呂、黒湯、白湯、中ノ湯などの内湯がありました。

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 渓流沿いによしずが張られていて、その内側が混浴露天風呂になっていました。温泉の色は乳白色というか濃いめのミルク色でした。深さは腰の下と膝の中間くらいで、立って歩くとスッポンポン状態となります。男性だけの時は、立って移動していましたが、ツアーの女性軍が入ってくるとしゃがんで移動ということになりました。ここではバスタオルの使用が禁止されていましたので、女性軍も入ってくる時は集団で首だけを水面に出して移動してきました。男性も女性もカルガモ状態でした。ツアーの女性軍56人(添乗員のRieさんやカミさんはパス)もカルガモみたいに行進してきました。他にヤングファミリーの5人家族(ご夫婦と一男一女と赤ちゃん)も入ってきました。欧米の男性も3人。

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 混浴露天風呂以外の内湯も比較的近い場所にありましたので、湯巡りができました。

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  内湯の浴室はどこも同じようなつくりで、それ程広くはありませんがよく温まることができました。

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 この「二号館」は休憩所で、中にはストーブや自動販売機などがあり、ツアー一行はここに集合しました。

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 「鶴の湯」の駐車場がある広場は除雪された雪が積まれていました。かなりの雪の量に見えましたが、それでも今年は積雪の量が少ないとのこと。

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 たっぷりと温泉で温まって、渓谷の雪景色を眺めつつ、ウトウトしつつ一路盛岡駅へと向かいました。

 

盛岡駅から18:40発の「やまびこ56号」に乗り、東京駅には22:00に到着しました。

 

3日間の秘湯巡りで、延べ12回温泉に浸かりました。おかげで身体は温まり、随分免疫力が高まったような気がしていましたが、そろそろその効果も消えつつあり、寒さが身にしみるようになっている昨今です。それでも新年早々の温泉巡りは年末年始の疲れを癒やしてくれました。

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2016年1月11日 (月)

みちのく秘湯巡り04 黄金崎・不老不し温泉

1/6 「みちのく三大秘湯巡り」ツアーの2日目は、「ストーブ列車」に乗って終点の金木駅で下車した後、太宰治の生家「斜陽館」を見学した後、五能線で「黄金崎・不老ふ死温泉」へと向かいました。

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 津軽鉄道の金木駅からは私たちの専用バスで「斜陽館」や「津軽三味線会館」がある場所へと移動しました。レストランで、昼食のツアー定食をいただきました。青森名物の せんべい汁 でした。

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 太宰治の生家「斜陽館」へは何回か訪れたことがありました。「斜陽館」は、太宰治の父親が、明治40年に当時のお金で約4万円の大金をかけて造られました。宅地約680坪の豪邸です。

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 一階部分は278坪で11室あります。長い廊下が続いています。

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 二階は116坪で8室あり、中には立派な応接室もあります。太宰は、この家を この父はひどく大きい家を建てたものだ。風情も何もないただ大きいのである と書いています。

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 やはり一番面白いのは、太宰個人のモノや作品や写真等を展示してある土蔵のような部屋で、残念ながら撮影禁止となっています。この豪邸は戦後になって人手に渡り、昭和25年から旅館「斜陽館」として旧金木町の観光名所となりましたが、平成8年に旧金木町が買い取りました。

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 「斜陽館」とは道を挟んだ敷地に「津軽三味線会館」がありました。歌手の三橋美智也は津軽三味線の名手だったとか、館内に写真とともに説明がありました。

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 ここでは「津軽三味線全日本金木大会」が開催され、全国から名手が集まってその技を競っています。

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 ラッキーなことに、ちょうど13:00からライブが始まるということでしたので500円の入場料を払って聴きました。20分という短い時間でしたが、バチを激しく叩きつける生の音に聞き入りました。目をつむって聴けば雪がこんこんと降りしきる様が目に浮かんできました。昨年の星野リゾート「青森屋」でのライブに続いての鑑賞でした。

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 「津軽三味線会館」がある敷地は駐車場にもなっていて、敷地の片隅には除雪された雪が積み上げられていて、少ないとはいえそれなりに雪はありました。

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 津軽三味線のライブを聴いた後、専用バスで五能線の鰺ヶ沢駅へと向かいました。途中、前方を走っている除雪車に追いつきました。除雪車のスピードは遅いのですが、原則追い越してはいけないそうで、しばらく我慢の走行となりました。

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一面の銀世界、ここも地吹雪が体験できるそうで、こういう景色をボンヤリと見ているだけでもいいです。

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 五能線の鰺ヶ沢駅に到着しました。鰺ヶ沢といえば、大相撲の「舞の海」の出身地として有名ですが、津軽藩発祥の地でもあります。

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 列車は既に入線していました。五能線は、秋田県能代市の東能代駅と青森県南津軽郡の川部駅の区間147.2kmを結んでいます。しかし私たちが乗車した電車は鰺ヶ沢駅~深浦区間を走りました。

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 途中駅のホームには 雪かき七つ道具 が置いてあり、雪国ならではです。

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 五能線は日本海側の景勝地を走る列車として人気があり、また自動車道も並行して走っています。以前車を運転している時に出会ったことがありましたが、今回は初めて電車から車や日本海を眺めることになりました。

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 雲の切れ目から降り注ぐ光は、旧約聖書から由来して「天使の梯子」と呼ばれていて、まさに日本海の荒海にその梯子がかかっていました。

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 日本海に沿って走っているこの路線には千畳敷などの景勝地もあり、日本海を眺めながらの楽しい列車の旅人なりました。

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 湾曲しながら半島のように突き出た岬の先に黄金崎があります。五能線は強風の時には運休になりますので心配していたのですが、この日は比較的穏やかでした。

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 15:55にこの電車の終着の深浦駅に着きました。深浦駅は五能線の要衝駅ですが、一日の平均乗客数は85人(2014年)で、早朝と夜間は無人駅となります。「黄金崎・不老不し温泉」の入浴時間は日の出から日の入り(16:30頃)までとのことでしたので、時間が気になっていました。

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 16:15に到着し、何とか「不老ふ死温泉」の入浴時間に間に合いました。

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 宿にチェックインして、取るものも取りあえず温泉へと向かいました。「不老ふ死温泉」は、ホテルの建物から100mくらい先の日本海に突き出るようにありました。

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入浴時間は日の出から日の入りまでという時間的な制約とともに、日本海の海が荒れていない時という制約もあり、この日は幸いそれ程海は荒れていませんでした。露天風呂は岩の向こうにありました。

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 この「不老ふ死温泉」は混浴ですが、海に面して右側に女性専用の露天風呂があり、男性専用のはなくて混浴となっていました。私たち男性が気持ちよく温泉に浸かって暫くしてからカミさんを除く6人の女性軍団がドヤドヤキャーキャー言いながら(但し、バスタオル着用)入ってきましたので、私たちは温泉の片隅に身を寄せ合いました。

 

「不老ふ死温泉」は、旅番組などでもよく紹介されていますので、女性の皆さんはこの混浴に入らないとここへ来た意味がないと思っていたようでした。そもそも秘境巡りというツアーに参加するということですから、混浴は覚悟の上だったようです。添乗員のRieさんまで混浴にトライするとは思っていませんでした。私にとっては昨年の酸ヶ湯温泉以来2回目の混浴体験となりました。それにしても温泉の温度は低く、日本海からの風は冷たく、混浴で落ち着いては入れませんでしたので、寒かった。

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2016年1月10日 (日)

みちのく秘湯巡り03 ストーブ列車

1/6 「みちのく三大秘湯巡り」ツアーの2日目は「黄金崎・不老不し温泉」が最終目的地でした。

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 08:00 たっぷりと温泉に浸かった「青荷温泉・ランプの宿」のスタッフに見送られて次の目的地へと出発しました。こちらの若いスタッフは黒石市から通っていて、通勤時間は30分くらいだそうで、23日泊まりがけの勤務を何人かのスタッフで交代しているそうです。

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 専用バスまでは往路と同じくシャトルバスで送ってもらいました。往路では日が暮れていてどんな道かわからなかったのですが、雪深い山奥の道は運転が大変そうでしたが慣れたものでした。専用の除雪車を2台持っていて、大雪の時には除雪に5時間くらいかかることもあるそうですが、今年は23時間ですんでいるそうです。

 

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 専用バスに乗り換えて、添乗員のRieさんからこの日の行程表が配られ説明がありました。とりあえずは、五所川原市へ向かい「立佞武多の館」に寄ってから「ストーブ列車」に乗車するという予定でした。

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 10:20 「立佞武多(たちねぶた)の館」に到着しました。ここ五所川原市には何回か来ているのですが、「立佞武多の館」に入館するのは初めてでした。立佞武多の高さは約23m、重さ19トンというビル6階分の高さのものをどうやってこの建物から外に出すのかというのも興味がありました。

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 立佞武多を建物から搬出するのも大変そうでしたが、制作も大変そうでした。

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 立佞武多の高さに合わせてエレベーターとらせん状の通路が設けられていて、ここでは立佞武多搬出の仕組みがわかるようになっていました。立佞武多のこの館からの出陣は大きな見物(みもの)の一つとなっています。

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 高さ23mの立佞武多を上から眺める機会はなかなかありません。上から眺めると、かなりの迫力で、この巨大山車が街中を練り歩く様はかなり勇壮なものと思われました。一昨年(2014年)の夏、青森市のねぶた祭りは見に行ったのですが、ここでの立佞武多祭には来たことがありません。

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 立佞武多祭のビデオを見た後、スタッフの説明などがありました。青森市のねぶた祭りに比べると知名度が低いことや観光客の数が少ないことを残念がっていましたが、こればかりは 継続は力なり と、気持ちで応援することしかできないことが申し訳ないような。

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 「立佞武多の館」の見学を終えて、隣接する「海産物産館」に寄りました。新鮮な魚介類が並んでいました。

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 新鮮な刺身もすぐ食べられるように並べられていましたので、この後の「ストーブ列車」の酒の肴を買いました。醤油とワサビとお箸を付けてもらって。

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 「立佞武多の館」からバスで数分の距離にストーブ列車の発着駅「津軽五所川原駅」がありました。

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 津軽鉄道では、「ストーブ列車」以外に「鈴虫列車」や「風鈴列車」も運行しているようで、何とか廃線にならないように一生懸命努力している様子が伺われました。

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 「ストーブ列車」用のスルメや日本酒のセットが売られていましたので、「ストーブ酒」だけ購入しました。

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 11:20発の「ストーブ列車」が待機していました。

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 列車が発車すると同時に車内販売が始まりました。スルメや日本酒の他にどら焼きなども売っていました。

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 皆さん、折角だからということでスルメなど買っていました。私たちの席は、人数分の団体席としてロープが張られていました。

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 私は、「海産物産館」で買った刺身と津軽五所川原駅で買った日本酒で早速チビリチビリと始めました。

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 日本酒は「ストーブ酒」、刺身はイカとホタテでしめて300円。イカもホタテも本当に美味かった。こういう食材が食べられるということだけを考えれば、この地方に住む人は幸せといえますが・・・。

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 車掌さんが時々ストーブの様子を見に来て、石炭を補給したり、いくつかの仕事を兼務していますので結構忙しそうでした。

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 途中駅、トンガリ帽子のこんな可愛い駅もありました。

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 元気溌剌の車内ガイドさんが、冗談を言っては笑わせてくれました。

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 窓の外は、一面真っ白の世界で、場所によっては地吹雪体験ができる場所もあるそうです。

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 車内は、私たち団体客と一般客との間をロープで仕切られていました。一般席は半分くらいの乗車率だったように見えました。

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 「ストーブ列車」の終着駅は金木駅で、金木出身の太宰治の小説「走れメロス」に因んだ「メロス号」が停車していました。

 

「ストーブ列車」は、五所川原市と金木町の間を45分で走っていますので、スルメを焼いたり酒を飲んだり、社内ガイドさんの冗談で笑っているうちにあっという間に終点でした。「立佞武多の館」でも若いスタッフが一生懸命でしたし、最北の私鉄である「津軽鉄道」でも若いスタッフが活躍していました。町おこしにつながり、町に活気が出てくればいいなあ、頑張れ!とエールを送りたくなりました。

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2016年1月 9日 (土)

みちのく秘湯巡り02 ランプの宿

1/5 「みちのく三大秘湯巡り」ツアーの最初の秘湯、青荷温泉・ランプの宿での宿泊となりました。

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 シャトルバスで辿り着いたランプの宿、電気の光がなくランプだけの世界で、戸惑ったものの少し目が慣れてくるとそれなりに明るく感じ始めました。玄関にはストーブがあり、右手にはフロントがあり、その先の真っ直ぐな廊下の両脇に部屋がありました。

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 目は慣れたと思ったものの、指定された部屋に入るとランプが一つと石油ストーブだけで、暗いなあというのが第一印象でした。荷物の整理は小物は見えにくく、持参したヘッドランプが威力を発揮してくれました。読書は無理でテレビも電話もなく携帯は圏外でしたから、夕食後は温泉に行く以外はまったくすることがなくなりました。寝る時は石油ストーブは消してランプはつけっ放しでしたがしたが、光が柔らかくまったく睡眠の邪魔にはなりませんでした。

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 夕食会場に入ると、スタッフから料理の説明がありました。ご飯と味噌汁はセルフサービスになっていました。

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 ランプの真下は明るいのですがちょっと外れると光は届きませんでした。そうかといって、ヘッドランプをつけながら食べるのは味気なさそうでした。

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 夕食のメニューは地の魚と野菜が中心でしたが、イワナは今まで食べた中では一番美味しいと思えるくらいいい味でした。野菜や煮付けなどは暗くてどんなものか見当がつかないものもあり、恐る恐る口に運んだのでしたがこれも美味でした。食材は暗いところでは美味しそうに見えないのですが、どれもこれもビックリするくらい美味しかったのです。

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 夕食のメニューは地の魚と野菜が中心でしたが、イワナは今まで食べた中では一番美味しいと思えるくらいいい味でした。野菜や煮付けなどは暗くてどんなものか見当がつかないものもあり、恐る恐る口に運んだのでしたがこれも美味でした。食材は暗いところでは美味しそうに見えないのですが、どれもこれもビックリするくらい美味しかったのです。

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 要所要所に案内板があり、多少暗くても迷うことはないのですが、足下は暗いうえに凍結防止の水が自動的に撒かれていますのでうっかりすると濡れてしまいますので、ここでもヘッドランプや懐中電灯が活躍しました。

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 案内板の先にはランプが水先案内となっていました。

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 混浴露天風呂には最小限のランプしかなく、かなり暗い世界でした。

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 何ヵ所かの温泉に浸かり、ランプの明かりの中ぐっすり眠り、夜明けの明かりで目覚めました。

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 窓を開けるとそこには真っ白な世界がありました。布団の中で時々雪が落ちる音を夢うつつで聞きました。

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 朝食までの時間、散歩方々温泉巡りに出かけました。ここは「滝見の湯」。

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 浴槽は檜造りで、湯煙の先にはランプの明かりがあり、格子窓を通して雪景色をみることができました。至福の時間でした。この宿には、ほとんど全てガラスがはめ込まれた格子戸や格子窓で、大好き人間としてはそれだけで寛げました。

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 露天風呂は、渓流に架かった橋の先でした。その先には露天風呂や離れの棟がありました。

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 夜は僅かなランプだけで暗かった混浴露天風呂は朝の雪明かりで明るくなっていました。

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 温泉に浸かりながらの雪景色、この時期ならではでした。これも至福の時間。

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 敷地内のあちこちに露天風呂や棟があり、散歩道もありました。ただこの雪の時期は、ほとんどの散歩道は雪に埋まっていました。

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 宿の屋根には雪が積もり、つららも垂れ下がっていました。軒下には雪を溶かすための水路が掘られていました。雪やつららが落ちる音以外には何も聞こえないとても静かな温泉でした。

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 敷地の片隅にランプ小屋があり、ランプがズラリと並んでいました。

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 狭い駐車場には二台のシャトルバスが並んでいました。雪が積もった狭く急傾斜の難路を行き来しています。

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 朝食は、夕食の時と同じ会場でした。昨晩はかなり暗かったのですが、厚い雪雲の天気にもかかわらず朝の明るさと雪明かりでかなり明るく感じました。

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 朝食メニューは品数は多くなく、どちらかといえば質素でしたが滋味を感じ、美味しくいただきました。

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 添乗員のRieさんは、入社二年目とか。初っぱな東京駅で乗車ホームを間違えるという大ポカでしたが、そこは度胸と愛嬌で。その都度丁寧な資料を配布し、丁寧な説明をしてくれました。まさか、二つめの秘湯「黄金崎・不老ふ死温泉」(バスタオルの使用可)で混浴に挑戦する度胸まであるとは思いもよりませんでした。

 

一つめの秘湯「青荷温泉・ランプの宿」は、物珍しさはあり、しかしあまり期待はしていなかったのですが、雪景色の中の温泉の醍醐味を味わいました。繁忙時には予約が取り難いとのことでしたが、冬のこの時期の方がいいのではないかと思いました。電気も何もないと現地ガイドさんに脅かされたのですが、トイレはウオシュレットでしたし、なかなか快適でした。

 

 

 

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2016年1月 8日 (金)

みちのく秘湯巡り01 青荷温泉へ

1/573日間、「みちのく三大秘湯巡り」(旅物語)というツアーで秘湯といわれる温泉に出かけました。昨年も1月(1/13)に3日間の日程で、津軽三味線を聴きに青森に行きましたので2年続けての新年東北ツアーとなりました。

 

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 添乗員のRieさんが作成してくれた行程図、盛岡を起点としてグルッと反時計回りに十和田湖、ランプの宿として有名な青荷温泉、太宰治の生家(斜陽館)がある金木、日本海に面した黄金崎不老不し温泉、そして乳頭温泉を巡りました。かなり距離のあるコースでした。

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 東京駅06:45集合でしたので、朝食は新幹線の中で食べようと駅弁屋で物色しました。この時間、まだコンビニは開いていませんでしたので、かなりの人たちがあれやこれや豊富なメニューの駅弁を物色していました。昨今、駅弁はかなり進化していて、旅の大きな楽しみとなっています。

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 07:12 東京駅07:16発の「はやて111号」で盛岡へと向かいました。昨年はなんだかんだといいながら新幹線には随分乗りましたが、今年も新年早々にお世話になりました。

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 09:03 東京駅で買ったビールと駅弁で朝食をとっていると、間もなく仙台駅に到着しました。この杜の都に何回通ったことでしょう。東北新幹線の駅の中では特に思い入れのある駅ですし、懐かしい場所です。

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 09:31 仙台を過ぎて盛岡までの区間、雪はどのくらいあるのか興味があったのですが、田畑は収穫を終えた後の土色の大地でした。多分この区間は雪は積もらない区間なのでしょう。

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 定刻の10:11盛岡駅に着きました。添乗員のRieさんの誘導で、私たちツアー一行(男性7名、女性11人、計18人)はゾロゾロとカルガモの行列のように後に続きました。この行列はちょっと気恥ずかしく、特に東京駅構内では知った顔に出くわすのではないかといつも気になります。

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 盛岡駅構内では、今が旬のリンゴがとても美味しそうでした。青森県だけではなく岩手県もリンゴが名産品となっています。

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 盛岡駅からは専用バスでの移動となりました。駅からは岩手山がドーンと鎮座している姿が見えたのですが、雪化粧はしていませんでしたし、前方の山にもその気配はありませんでした。

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 11:07 盛岡駅から東北自動車道に乗って暫く走ると、地肌にうっすら雪を纏った奥羽山脈の山脈(やまなみ)が見えてきました。

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 11:50 さらに時間の経過とともに、道端に積もっている雪は少し多くなり、舞い落ちてくる雪の量も多く、強くなってきました。

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 12:03 青森県内に入ると一面の雪が見られるようになりました。雪を期待するのは地元の人には申し訳ないと思いつつ、一面の銀世界にようやく冬の「みちのく」に来たという実感が湧いてきました。

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 雪は しんしんと という感じで降ってきて、 雪の降る街を という曲を思い出したりしていたのですが、やはり地元の人に申し訳ないなあと思っていたのですが、現地ガイドさんから 今年は例年の1/3の雪の量で、スキー場がオープンできなくて困っているし、夏の水不足が心配 と聞かされ、やはりそれなりの積雪は必要だということに納得がいきました。

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 12:51 十和田湖に到着し、ツアー定食の昼食となりました。

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 昼食後は自由行動で、十和田神社経由で湖畔に立つという「乙女の像」へと向かいました。

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 湖畔には雪が積もっていましたが、昨年訪れた時(1/15)には高く積もった雪で湖畔には近づけませんでしたので、やはり今年の雪は少ないようです。

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 「乙女の像」は、高村光太郎の最後の作品で、光太郎は 立つなら幾千年でも黙って立ってろ」と詩にも詠んでいるのですが・・・。勝手にスリムな少女に近い乙女を想像していたのですが、この冷たい雪が降りしきる中、多少は耐えられるように皮下脂肪もちょっと厚めにしたのかなとか思ったりもしました。

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 私たち以外誰もいない湖畔にはかなり冷たい雪が吹き付けてきて、防寒用の襟巻きを頭に被ってしまいました。気温は-4℃で、さすがに寒かった。きっと「乙女の像」は笑っていることと思いました。

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 14:42 奥入瀬渓流にも寄りました。この時期の水流は水門でコントロールされていて少ないそうです。私たち以外人影の見えない渓流の風情もいいものでした。

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 15:30 この日の最終的目的地「青荷温泉」に向かう途中の道は、雪の華ツリーの道で、この白一色の世界もいいものでした。

 

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 16:49 この時期の東北地方の日の入りは16:30くらいとのことで、あっという間に日が暮れて暗くなってきました。

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 16:55 黒石温泉郷の「青荷温泉」には観光バスの乗り入れはできず、「青荷温泉」のシャトルバスが待っていてくれ、乗り換えました。

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 17:25 細い山道を上ったり下ったりして、30分くらいで「青荷温泉」に到着しました。ここは ランプの宿 として有名で、電気もない、電話もない、テレビもない、ランプだけというだけあって、目的地の宿の前についてもランプがあるだけで真っ暗でした。

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 私たちは、ランプの明かりだけの世界に目を慣らしつつ、おっかなびっくり宿にチェックインしました。

 

昨年に続いてのこの時期のみちのくツアーで、確かに今年は雪の量が少なく、通りかかったスキー場のリストが空しく泊まっている姿はもの寂しく、夏場の水不足は今から人ごとではないような気がしました。ないないづくしのランプの宿と現地ガイドさんに散々脅かされましたので、最終のドライブインでは万一に備えて食糧などを買い込んだりしました。着いてみれば薄暗く、携帯も圏外となっていて、なるほど秘境というか陸の孤島状態でした。

 

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2016年1月 1日 (金)

明けましておめでとうございます

新しい年が始まりました。朝、お屠蘇を飲んで、雑煮を食べて、初詣に出かけました。

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最初は最も近いところにある熊野神社に参拝しました。

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次のお寺に行く途中、富士山が見えました。雲一つない青空ですが、気温の上昇につれて霞がかかってきました。昨年は立つことができなかったあの頂、今年はもっと無理そうですが、一年の健康を祈って手を合わせました。

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神社の次はお寺に参拝しました。多神教の日本人ならではです。最も近いお寺は「観音禅寺」という曹洞宗のお寺です。青い空と微妙な傾斜で反り返った伽藍の屋根の形がとても気に入っています。

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一年に一回のご開帳日には涅槃像を拝むことができます。とても穏やかなお顔をしています。この一年、穏やかな年であってほしいものです。

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三が日には境内にある鐘を撞くことができます。昨年の比叡山に続いて一回だけ撞きました。

神社とお寺に初詣をして、富士山にも手を合わせて新しい年が明けました。今年もあちこち出かけたいものです。先ず、温泉と雪見酒に、1/5から3日間東北の温泉巡りに。2/3~19の17日間、パタゴニアへ。8/28~9/6の10日間、アラスカへと考えています。南米大陸の南端と北米大陸の北西端に行ってみようと思っています。アラスカでは植村直己さんが眠っているデナリ(マッキンリー)を是非見てみたいと思っています。今年も元気でいられたらいいなあと思いつつ、あちこちで手を合わせました。

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