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2016年7月30日 (土)

ヒマラヤ回想 初エベレスト

2011.4.26 日程5日目、この旅の最大の目的“一目でも、チラッとでもいいから自分のこの目で世界一高い山を見てみたい”という夢が叶いました。

01
 早朝04:00に目覚めてしまいました。空には星と月が出ていました。05:00を過ぎる頃から空は白みはじめ、誰もいない展望室にいってみると、05:30エベレストが姿を見せてくれました。正面奥、二つのコブのように見える左側、手前の樹の真上がエベレスト(8,848m)、右側がローツェ(8,516m)です。

02
 表に出て、少し近づいてみました。この頂は、数億年前に海底から隆起し、長い年月をかけて風雨や氷雪、氷河によって削り取られたものです。地球は生きていて、地殻はいまだに動いています。19世紀半ばに英国インド測量局によって発見されてから、多くの登山家・冒険家が憧れ、頂を極め、命を落とし、それでも挑戦が続いています。

03
 ホテルのすぐ右手にはアマダブラム(6,812m)が覆い被さるように聳えていました。

04
 エベレスト展望台とは反対側のホテルの正面側にも出てみました。ヒマラヤの碧い空を背景に、タムセルク(6,623m)には陽が射していて、神々しいヒマラヤの夜明けでした。

05
 部屋からもエベレストを見ることができました。エベレストを頂点とするヒマラヤの山々と空と雲と朝陽が織りなす天空ショーを、黙って見つめていた30分間でした。神様、仏様に感謝しました。

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 冬の時期の標高4千メートル近くの高地ですから、室内もかなり寒いのではないかと覚悟していたのですが、強力な小型ヒーター、湯たんぽ、羽毛布団の三点セットでポカポカでした。ベッドの中からでもエベレストを見ることができ、とても贅沢なホテルであり、贅沢な部屋でした。

07
 エベレストを見た後、予定ではクンデピーク(4,200m)を目指したかったのですが、ガイドさんが「雲が出てくるので眺望は期待できない」といわれましたので、クムジュン村からクンデ村周遊のトレッキングに切り替えました。クムジュン村への下り坂をホテルに水を運んで上ってくる何人ものおばちゃんに出会いました。ホテルは美味しい飲み水を得、おばちゃん達には安定収入になっていのでしょう。思い返せば貴重な飲み水だったのです。

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 クムジュン村は、クンデピーク(4,200m)などの山に囲まれた盆地にありました。盆地といっても標高3,800mくらいはあります。この村にはかつて植村直己さんが滞在していたそうです。1970年春の日本山岳チームに加わってエベレストに登頂していますが、その前年の秋に偵察チームで来て、このシェルパの村一帯を駆け回ってトレーニングしていたそうです。

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 ひところのロッジの建設ラッシュは終わっているようです。家の屋根はグリーンで統一されていて、ガイドさん曰く“グリーンバレー”だそうです。敷地は石塀に囲まれていて、石塀の小道が四方八方に通じていました。一人で歩いたら迷子になりそうでした。

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 トレッカーもたくさん訪れているようで、目抜き通りでは民芸品や宝飾品などを売っている露店が出ていました。

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 町はずれのカフェ、ここで休息とお茶をしました。ティーや軽食を出す店で、地元の人達が一服するために集まっていました。

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 日本でいう“村の鎮守様”や“社”のようなものでしょうか。これも村々で見かけました。ヤクが歩いてのんびりした風景でした・こんな山里でのんびりと暮らすのもいいかもしれませんが、何しろ息苦しいのでした。

 

初めて目にしたエベレストはちょっと遠目でした。やはりもっと間近で見たいという思いが強くなりました。間近に見るには、エベレスト街道を何日も歩いて、標高5,000mを越えなければなりませんが、いつか行ってみたいと思いました。

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