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2016年9月26日 (月)

スペイン紀行05 トレド散策

9/10(土) ツアー2日目の午後は、オプショナルツアーの古都トレド観光に出かけました。世界遺産の中世の町ということで、どんな町か大体想像がつきましたし、自由行動という選択肢もあったのですがあえて出かけました。

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 トレドは “スペインに1日しかいられないのならトレドに行けと” といわれている町です。イタリア・ナポリの “ナポリを見てから死ね” という言葉もあり、かなり昔、実際にナポリ湾を見てああこんなものかと思ったこともありますが、それは実際に見なければわからないことです。

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 画像は20145月にトルコのフドゥルルックという中世の町を訪れたときのものです。

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 こちらは20152月に訪れたモロッコのメディナ(旧市街)を訪れたときのものです。予期したとおりトルコでもモロッコでも、ここスペインでも中世の町はどことなく似たような景観であることがわかりました。

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 スペインの首都マドリッドから南に71kmのトレドは、1561年に首都がマドリッドに移るまで、政治や経済の中心として栄え、当時の面影を残すところから “16世紀で歩みを止めた街」とも称されています。日本でいえば京都のような街でしょうか。

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 トレドは、三方をタホ川という川に囲まれていて、トレドは岩場要塞のようでもあったようです。ここで見るタホ川は静かな細い川でしかありませんが、イベリア半島中央部を流れていて大西洋に注いでいる河川で、全長はイベリア半島最長の大河とのこと。

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 トレドの街を背景に写真タイムとなり、一人きりの写真は寂しかろうと、私と同様1人参加の川崎の主婦Fumikoさんとツーショットとなりました。キャラは、とても明るく楽しい人でグループのアイドルとなり、おかげで全体の雰囲気も明るくなり、笑いが絶えませんでした。

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 街中を散策しました。モロッコのメディナ(旧市街)などと異なり、単に古いだけではなく首都の面影を残していました。

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 街中の路地はそれぞれ趣があって美しく、トルコやモロッコの旧市街に比べると都市の匂いが感じられました。画家のエル・グレコが活躍した町としても有名です。

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 トレド名物となっている「マサパン」は街並みのあちこちで売っていました。昔、修道院で作っていた歴史あるお菓子だそうで、材料はアーモンドの粉末と砂糖(蜂蜜)を固めたお饅頭のようなものです。

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 土曜日の午後とあって、観光客の姿が増えてきました。

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 トレドの街中を散策しながら大聖堂(カテドラル)を訪れました。1226年に建設に着手されて完成したのは1493年という恐ろしく手間のかかった古い教会です。22の礼拝堂があり、塔の高さは92m

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 この大聖堂は、世界で4番目の大聖堂でスペイン・カトリックの総本山です。1番はバチカンのサン・ピエトロ寺院、2番目はロンドンのセントポール大聖堂、3番はセビリアのカテドラルです。歴史の重みと全く古さを感じさせないしっかりした建物です。

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 この聖体顕示台は、200kgもの金、銀、宝石などで細工され、トレドの祭日には担ぎ出され、街中を練り歩くそうです。かつては太陽の沈まぬ国といわれたスペイン、そのカトリックの総本山である大聖堂ですが、ここに収められている金銀財宝は、インカ帝国など南米の多くの国から集められたものかもしれず、強い者勝ちの時代の象徴のようにも見えました。

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 高さ30mの主祭壇(中央礼拝堂)には、新約聖書の各場面が描かれています。鉄柵で囲まれているため近づくことはできませんでした。

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 鉄柵越しに見ていると、使われている金がピカピカして目がチカチカしてきました。

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 主祭壇の中央にはキリスト誕生の場面が描かれています。

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 聖歌隊席の上部には、立派なパイプオルガンがあります。金色に美しく装飾されていて、可愛らしい天使たちがちりばめられています。何とも豪華なものです。

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 聖具室が美術館になっていて、トレドで活躍したエル・グレコの作品が展示されています。キリストが十字架に架けられる直前の姿を描いた「キリストの聖衣剥奪」をはじめ、キリストと十二使徒を描いた一連の作品なども展示されています。

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 祭壇の上部の明かりとりの天井から光が差し込んで大理石でできた天使が舞うようにも見えるといわれているのですが、私には天国への入口のように見えました。

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 大聖堂カテドラルの絢爛豪華な世界と暑さにちょっと疲れ気味でした。岐阜から参加の父娘さんとソフトクリームをいただきました。ツアーの皆さん、一癖も二癖もありそうな人とか、賑やかな人とか、強面の人とかいろいろだったのですが、2日目ともなるとすっかり打ち解けてきました。

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 トレドは小高い丘に築かれていて、エスカレーターが何層にもわたって設置されていました。見学を終えて、修学旅行のような気分で、みんなで仲良く帰路につきました。

 

トレドの大聖堂カテドラルは名画や彫刻、財宝の宝庫で絶対に見逃せないといわれているのですが、確かに一見の価値がありました。しかし宗教施設なのにそこまで豪華にする必要があるのかなとも思えましたし、まるで宝物館のようでもありました。

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