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2016年9月30日 (金)

スペイン紀行07 ラ・マンチャの風車

9/11(日) マドリッド二連泊して、長旅の疲れを癒やしつつたっぷりと観光した後、ラ・マンチャ地方へと南下しました。

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 07:39 朝目覚めて朝食前の集合時、5人組の張り切りレディたちの音頭取りでラジオ体操(リーダーはヨガ体操といっていましたが)が始まり、戸惑いながらも全員朝の体操をしたのでした。ヒマラヤトレッキングなどでは出発前のストレッチはよくあることですが、観光ツアーでこういうケースは初めてでした。グループの結束力がより強くなりました。

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 私たちを乗せたバスは、この日の最終目的地セビリアに向け、高速道路を快走しました。この日は約600kmくらいのバス移動でした。

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 とりあえずの目的地はスペイン中部のラ・マンチャ地方で、ラ・マンチャとは乾いた土地という意味だそうで、乾燥して樹木の少ない高原です。

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 スペインで意外だったのがトイレが少ないことでした。公衆トイレは皆無で、役所でもトイレのない所もあるとのことでした。高速道路にあるサービスエリアは貴重な存在で、2時間半くらい走ってトイレ休憩となりました。

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 ラ・マンチャ地方は、セルバンテスの「ドン・キホーテ」の舞台になりました。高速道路沿いにドン・キホーテが立っていました。

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 遠くから見ると突如として牛が出てきて、闘牛の何かかなと思っていましたら、牛の黒い看板で闘牛とは関係ないそうです。スペインの主要な道路脇に点在していて、「オズボーンの雄牛」といわれ、シェリー酒からワインまで手がけている「オズボーン社」の広告とのこと。高さ14mもあるそうです。

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 古い街並みに入りました。両脇に土壁の家が並んでいました。またまたタイムスリップしたような雰囲気でした。

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 古い街並みを抜けると、前方の高台に風車が見えてきました。

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 バスは風車の高台に向かって緩やかな坂を上って行きました。眼下には、褐色の大地に白い壁が目立つ街並みが広がっていました。

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 羽根というか翼というか、を休めている風車が目の前に現れました。

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 高台には5基の風車がありました。この風車は、かつては粉ひきに使われていたものですが、現在は「ドン・キホーテ」の舞台になったことから観光用に保存されています。

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 風車の羽根は木を組み合わせたものです。これが風に煽られて回転したらかなり迫力があると思われ、これに立ち向かったドン・キホーテは勇者でもあり、ちょっと滑稽でもあります。ドン・キホーテを描いたセルバンテスの「ラ・マンチャの男」は、ブロードウェイでも日本でもロングランを続けました。何者かにひたむきに立ち向かう姿が感動を呼んだということでしょうか。

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 5人組レディと一人参加のHitomiさんはどこへ行っても賑やかでした。5人組は、大手化粧品会社営業部門の仕事仲間とか、道理で。

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 風車の一つは店舗になっていました。

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 狭い店内には観光客、ほとんど女性で一杯でした。

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 店内に階段があり、上ってゆくと木製の歯車があり、風車が回るメカニズムがわかりました。

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 この辺りは標高700m、乾燥し夏は40℃にもなることがあり、冬は-20℃にもなるという厳しい気候の地域です。

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 強烈な太陽が降り注いでいて、目を開けていられないくらいでした。

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 ドン・キホーテが、怪物と間違えたのも肯けるようでした。強い日射しにも冬の寒風にもめげず立ちつくす風車は、健気でもあります。

 

厳しい気候と褐色の乾いた大地、広大な平原に白壁の町や村が点在していて、スペイン中部独特の光景を見ることができました。

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2016年9月28日 (水)

スペイン紀行06 生ハム事情

9/10(土) 古都トレド観光の後、再びマドリッドへと戻りました。

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 待っていたバスに乗ってマドリッドへの帰路につきました。トレドの周辺はとても丁寧に環境整備されていて、おとぎの国のようであり、この辺りを散策するだけでも楽しそうでした。

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 バスは城門をくぐり、タイムスリップから抜け出ました。

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 道の所々にはプチホテルが散在していました。マドリッドではスリなどに気を付けて下さいと何回も注意されましたが、都心を離れたローカルなところではその心配もなさそうで、個人旅行でこんな所を泊まり歩きするのもいいかもしれません。

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 スペインには緑がとても多いことが意外でしたし、その緑が抜けるような青空を背景によく映えていました。

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 スペインの国土は日本の1.5倍、スペインの人口(4,677万人)は日本の人口(1.273億人)の1/2から1/3ですので人口密度はまばらです。高速を走っていて緑も多いのですが、北海道の原野のような景色が延々と続いていたりもしました。こういう広々とした景色を見ていると気持ちまで広くなったような気がしました。

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 トレドからマドリッドまでは75km、ほぼ1時間でマドリッド市内に戻りました。真っ正面に現れた建物は古さと近代的なものがうまく調和したような、スペインを象徴するようでもありました。時間は18:56と夕方ですが、まだまだ暑かった昼間の余韻を残しているようでした。

 

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 予定通り19:00に予約をしていたレストランへと向かいました。レストランとは思えないような入口でした。

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 店内に入るとすぐに絵画のようなポスターが目につきました。ピカソやダリの絵のようなスペインタッチとでもいうのでしょうか、気分は少しずつスペインムードになってきました。

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 食事のテーブルはそれぞれ自由でしたが、自然と飲み友とは一緒となりました。アルコールが、ビールもグラスワインも大体3ユーロ(350円くらい)と安いことがわかり、白ワインをシェアしました。

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 前菜はオーソドックスなレタスとトマトで、シンプルでありながら美味しかったです。

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 メインはサーモンでした。最初はスペインとサーモンがイメージ的に結びつかなかったのですが、それはともかくとても美味しかったのでした。ツアー全体を通じてベスト2の味でした。

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 20:51 ホテルに戻りました。連泊したホテルはコンドミニアムのうえに、何棟かのホテル棟がプールを囲んでいて、都心にもかかわらず広い敷地でした。

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 20:52 スーパーへ買い物に行くことになり、21:00に集合ということになりました。まだツアー2日目なのですが、グループは既にかなり打ち解けていました。真ん中でこちらを見ている添乗員の橋本さんは、維新の会を立ち上げた橋下(はしもと)さんにそっくりで、声もしゃべり方もそっくりでした。その事をいうと、迷惑そうでした。

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 夜の9時だというのにスーパーにはたくさんの人たちが出かけていました。スペインでは夕食は10時頃ということでしたので、夜はまだまだこれからのようでした。

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 キッズコーナーにはヤングママさん達が子どもを連れて集まっていました。日本ではちょっと考えられません。

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 買い物客も多く、これからの夕食の食材を物色しているようでした。

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 野菜や魚などの食材も豊富なのですが、一番目を引いたのが生ハムでした。生ハムとプロシュートとの違いもわからないのですが、生ハムは私の大好物で嬉しくなりました。

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 添乗員の橋本さんが生ハムに詳しく、イベリコ豚のものが最高ですがそれにも美味しいものとそうでないものがあるなどいろいろ教えていただきました。

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 また橋本さんからは生ハムブロック(プロシュート)をカットするのに、機械でカットしたものは美味しくなく、職人が手でカットした方が美味しいということも教えていただきました。この時、一切れでもカットしてもらえばよかったと、ブログを書きながら後悔しているところです。

 

スペイン人が最も好きな食べ物が生ハムとか。私も最も好きなのですが、スペインで生ハムがそれ程の存在感をもっているとは思いませんでした。スペインに急に親近感がわいてきました。国外持ち出し禁止ですがこの先どこでも買えるということでしたので、お土産に買って帰ることに決めました。

 

 

 

 

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2016年9月26日 (月)

スペイン紀行05 トレド散策

9/10(土) ツアー2日目の午後は、オプショナルツアーの古都トレド観光に出かけました。世界遺産の中世の町ということで、どんな町か大体想像がつきましたし、自由行動という選択肢もあったのですがあえて出かけました。

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 トレドは “スペインに1日しかいられないのならトレドに行けと” といわれている町です。イタリア・ナポリの “ナポリを見てから死ね” という言葉もあり、かなり昔、実際にナポリ湾を見てああこんなものかと思ったこともありますが、それは実際に見なければわからないことです。

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 画像は20145月にトルコのフドゥルルックという中世の町を訪れたときのものです。

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 こちらは20152月に訪れたモロッコのメディナ(旧市街)を訪れたときのものです。予期したとおりトルコでもモロッコでも、ここスペインでも中世の町はどことなく似たような景観であることがわかりました。

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 スペインの首都マドリッドから南に71kmのトレドは、1561年に首都がマドリッドに移るまで、政治や経済の中心として栄え、当時の面影を残すところから “16世紀で歩みを止めた街」とも称されています。日本でいえば京都のような街でしょうか。

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 トレドは、三方をタホ川という川に囲まれていて、トレドは岩場要塞のようでもあったようです。ここで見るタホ川は静かな細い川でしかありませんが、イベリア半島中央部を流れていて大西洋に注いでいる河川で、全長はイベリア半島最長の大河とのこと。

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 トレドの街を背景に写真タイムとなり、一人きりの写真は寂しかろうと、私と同様1人参加の川崎の主婦Fumikoさんとツーショットとなりました。キャラは、とても明るく楽しい人でグループのアイドルとなり、おかげで全体の雰囲気も明るくなり、笑いが絶えませんでした。

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 街中を散策しました。モロッコのメディナ(旧市街)などと異なり、単に古いだけではなく首都の面影を残していました。

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 街中の路地はそれぞれ趣があって美しく、トルコやモロッコの旧市街に比べると都市の匂いが感じられました。画家のエル・グレコが活躍した町としても有名です。

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 トレド名物となっている「マサパン」は街並みのあちこちで売っていました。昔、修道院で作っていた歴史あるお菓子だそうで、材料はアーモンドの粉末と砂糖(蜂蜜)を固めたお饅頭のようなものです。

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 土曜日の午後とあって、観光客の姿が増えてきました。

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 トレドの街中を散策しながら大聖堂(カテドラル)を訪れました。1226年に建設に着手されて完成したのは1493年という恐ろしく手間のかかった古い教会です。22の礼拝堂があり、塔の高さは92m

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 この大聖堂は、世界で4番目の大聖堂でスペイン・カトリックの総本山です。1番はバチカンのサン・ピエトロ寺院、2番目はロンドンのセントポール大聖堂、3番はセビリアのカテドラルです。歴史の重みと全く古さを感じさせないしっかりした建物です。

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 この聖体顕示台は、200kgもの金、銀、宝石などで細工され、トレドの祭日には担ぎ出され、街中を練り歩くそうです。かつては太陽の沈まぬ国といわれたスペイン、そのカトリックの総本山である大聖堂ですが、ここに収められている金銀財宝は、インカ帝国など南米の多くの国から集められたものかもしれず、強い者勝ちの時代の象徴のようにも見えました。

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 高さ30mの主祭壇(中央礼拝堂)には、新約聖書の各場面が描かれています。鉄柵で囲まれているため近づくことはできませんでした。

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 鉄柵越しに見ていると、使われている金がピカピカして目がチカチカしてきました。

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 主祭壇の中央にはキリスト誕生の場面が描かれています。

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 聖歌隊席の上部には、立派なパイプオルガンがあります。金色に美しく装飾されていて、可愛らしい天使たちがちりばめられています。何とも豪華なものです。

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 聖具室が美術館になっていて、トレドで活躍したエル・グレコの作品が展示されています。キリストが十字架に架けられる直前の姿を描いた「キリストの聖衣剥奪」をはじめ、キリストと十二使徒を描いた一連の作品なども展示されています。

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 祭壇の上部の明かりとりの天井から光が差し込んで大理石でできた天使が舞うようにも見えるといわれているのですが、私には天国への入口のように見えました。

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 大聖堂カテドラルの絢爛豪華な世界と暑さにちょっと疲れ気味でした。岐阜から参加の父娘さんとソフトクリームをいただきました。ツアーの皆さん、一癖も二癖もありそうな人とか、賑やかな人とか、強面の人とかいろいろだったのですが、2日目ともなるとすっかり打ち解けてきました。

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 トレドは小高い丘に築かれていて、エスカレーターが何層にもわたって設置されていました。見学を終えて、修学旅行のような気分で、みんなで仲良く帰路につきました。

 

トレドの大聖堂カテドラルは名画や彫刻、財宝の宝庫で絶対に見逃せないといわれているのですが、確かに一見の価値がありました。しかし宗教施設なのにそこまで豪華にする必要があるのかなとも思えましたし、まるで宝物館のようでもありました。

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2016年9月24日 (土)

スペイン紀行04 マドリッド・タパス料理

9/10(土) ツアー2日目は、午前中スペイン広場やプラド美術館観光などびっしりとした日程でした。午前中の観光後、初めてスペイン料理の昼食をいただきました。

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 プラド美術館のすぐ横には「サン・ヘレニモ・エル・レアル教会」という長い名前の教会がありました。歴史は古く1501年に建てられ、マドリッドで唯一残るゴシック様式の教会です。プラド美術館鑑賞後の自由時間に時間がありましたので入ってみることにしました。

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 ガイドブックにも載っていなくて日本人もあまり訪れることがないそうですが、内部は荘厳で歴史を感じさせました。午前中はミサが行われ、土曜の午後は結婚式の予約で一杯で、結婚式場としても人気があるそうです。天井の構造は、長崎五島列島にたくさんある教会の天井と同じような構造でした。

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 この日はちょうど土曜日で、結婚式が行われるようで、教会への階段の中央にはバージンロードの赤い絨毯が敷かれていて、鮮やかな色彩の衣装で装った関係者が集まってきて、華やかな雰囲気に包まれました。

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 通りには地元の皆さんが寛いでいました。ドイツやフランスなどの欧米の国々はテロの危険があるということで観光客が激減していて、逆にスペインに訪れている人が増えているとのことです。ノンビリと寛いでいる人々を見ていると、この国はいい国なんだなあと思いました。

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 バスに乗ってレストランまで移動しました。見える景色は、「はとバス」に乗って日比谷通りや銀座通りなど、都内見物するような感覚でした。

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 レストランに到着し、適当に座りました。毎回、席はその都度自由でしたので、何となく気の合いそうな人と同じテーブルにつくことになりました。そして最初にビールやワインなどのオーダーを行いました。

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 ごく自然に、羽田からの飛行機で隣り合わせて飲み友となったN氏と同じテーブルに着いて、乾杯ということになりました。

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 メニューは、スペイン名物の「タパス」、いわば小皿料理です。この日は、トマト、生ハム、イカフライ、クリームコロッケなどが出ました。早速、好物の生ハムを味わうことができました。甘さを抑えたデザートもいけました。旅が始まったばかりでしたので、アルコールは遠慮してビールだけにしましたが、ワインも飲めばよかったと思いました。

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 食事を終えてバスを待っている間、オープンテラスでは家族連れが食事をとっている姿も見られました。

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 アコーデオンを奏でる流しのおじさん、日本ではさしずめ夜の酒場でギターを抱えてという所でしょうが、ここはスペイン。

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 今回のツアーは、移動はほとんどバスによるバスツアーで走行距離は2,000kmになるとのこと、青森から鹿児島までの距離だそうです。食後はオプショナルツアーの「トレド」観光に参加しました。

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 大都会のマドリッドから景色はみるみるうちに変わって、地方独特の土の匂いがするような懐かしい風景となりました。

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 「トレド」に近づくと中世の雰囲気となりました。

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 「トレド」の街に入ると小高い丘の上に築かれた城塞のような景色が現れ、気分は少しずつタイムスリップするようでした。

 

初めて食べた「タパス」は、とても馴染みのあるものでした。小皿料理のメニューは多彩で、メニューに合わせたアルコールを楽しめるところでしたが、旅が始まったばかりで、手持ちの現地通貨が足りなくなったら困りますので、ほどほどにしました。後々わかったことですが、フランスやドイツやスイス、北欧の国などに比べてアルコール代が安かったのでした。もっと飲んでもよかったのでした。

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2016年9月22日 (木)

スペイン紀行03 マドリッド・プラド美術館

9/10(土) スペインの首都マドリッドのホテルに連泊して王宮やプラド美術館などの観光が始まりました。

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 マドリッド市内の中心部に王宮がありました。スペイン王の王宮なのですが、実際には国王や王族は住んでいません。王宮も見事でしたが、空の色も見事でした。これがスペインの空でしょうか。

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 晴れ上がった青空を背景に建っている王宮は壮大なものでした。昨年訪れたマチュピチュやパタゴニアの南米の国々は、スペインに侵略され財宝などをことごとく収奪されたのですが、その是非はともかく、持ち帰った財宝がこれらの建物に使われているかも知れないと思うと感慨深いものがあります。

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 スペイン広場や王宮のようなその国を代表するスポットは観光資源になっていて、建物の壮麗さとこの国の栄華を思いつつ、ため息をつきつつ写真を撮るのでした。

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 王宮前の広場には、石灰岩で作られた彫刻がたくさん残されていて、これは王宮の装飾のためにスペイン王に献上されたものです。

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 スペインのこの時期は残暑の時期で、強烈な陽が射すように降りかかってきていたのですが、湿度が低いせいか35℃くらいの気温でも日陰に入れば涼しく感じました。また濃い緑の庭園や木陰は涼しかったのでした。マドリッドは欧州の首都の中では緑地の面積が最も広いそうです。

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 王宮前の広場で辺りを見下ろしているフェリペ4世の騎馬像の前で、羽田からの飛行機で隣り合わせたNさんと記念写真を撮りました。N氏は大変な酒豪でいい飲み友になっていただきました。素晴らしい銀髪で、第一印象は司馬遼太郎に似ているなあということでした。男性とのツーショットは応じてくれる人が少ないのですが、N氏は快く応じていただきました。

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 日本でいえば皇居や日比谷通り、銀座通りのような場所にオープンカフェがあり、土曜の朝(09:48)からゆったりと寛いでいる人たちがいました。とてもいい光景でした。

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 ツアーでは恒例のお土産屋訪問。私たち男性にはほとんど興味がないのですが、女性のグループやご夫婦の皆さんはとても熱心で、結構いろいろ買っていました。バッグやアクセサリーなど種々雑多ものが売られていましたが、中でもフラメンコや闘牛士の陶器が目をひきました。

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 街をブラブラ歩いていると、いつの時代のものかわからないビルや教会が現れ、首都でありながら中世の街に迷い込んだような雰囲気でした。マドリッドでは歴史的な建物と近代的な建物が混在しているようでした。

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 10:37 週末の土曜日、お昼近くになるとボチボチと街に繰り出してくる人たちの姿が目につきました。スペイン人は散歩とおしゃべりがとても好きだそうです。

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 街角にとても不思議なアートが置かれていました。バイクが何かに乗り上げたような、人がその勢いで宙に浮いていました。事故の警告か、ニューアートなのか。何しろダリヤピカソの国ですから、何が置かれていてもおかしくはないのですが。

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 プラド美術館の近くにゴヤの銅像がありました。1800年代前後に活躍したスペイン最大の画家ともいわれています。ベラスケスと共に宮廷画家として重きをなしました。

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 ゴヤの代表的な作品といわれる「カルロス4世の家族」は、プラド美術館で実際に見ることができました。

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 プラド美術館の入口には入館の順番を待つ人が集まっていました。こちらは個人客の入場口で、私たちは別の団体客の入口から入りました。

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 私たちは裏口の団体予約入場口から入館しました。既に多くの人が入館していました。カメラ撮影はここまででした。

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 アンジェリコの「受胎告知」(館内は撮影禁止のためインターネットより転載:以下同じ)

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 ベラスケスの「プレダの開城」

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 ゴヤの「裸のマハ」

 

プラド美術館には膨大な絵画やデッサン画収められていました。絵画にはあまり興味がないのですが、わかりやすいガイドさんの説明で、画家の心理と表現された絵画のタッチなど面白く見ることができました。本物の画家は、本物の絵以上に本物っぽく画いていることや、見る角度によっては立体的に見えるなど、なる程と思ったこともたくさんあり充実した時間でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2016年9月20日 (火)

スペイン紀行02 マドリッド・スペイン広場

9/10(土) 羽田からミュンヘンに移動中に日付が変わりました。飛行機を乗り継いでミュンヘンからスペイン・マドリッドへと向かいました。

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 01:07(日本時間) ミュンヘンに着いてからの入国審査は厳戒態勢ともいえるくらいに厳しく、私は手荷物のリュックを開けさせられました。現地時間では18:07(-7時間の時差)と夕食の時間ですが、ミュンヘンのターミナルはひっそりとしていました。

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 ミュンヘンからスペインマドリッドへのトランジット時間は1時間ちょっとでした。あまり時間はありませんでしたので私たち一行は特に何をするということもなくボンヤリと空港の景色を眺めていました。

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 18:30(現地時間:以下同じ) マドリッドへのフライトは19:05発でしたので、待合室には乗客が揃っていました。子どもがはしゃぐとか大人が声高に話すとかいうことがなく、妙に静かな雰囲気でした。ドイツというお国柄なのでしょうか。

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 定刻に搭乗が始まりました。機内から空港を眺めると、建物のガラスに夕陽が反射していました。

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 20:31 ミュンヘン空港を飛び立って1時間が経過して、窓の外には雲海が真っ赤に染まっていました。

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 22:13 スペインの首都マドリッドの空港に着きました。羽田を出発して16時間半の長旅でした。空港は24時間眠ることがなく、時間を忘れてしまいますがもう夜中に近い時間帯した。

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 羽田で預けた荷物が出てくるまでは油断ができません。特に、乗り継ぎ便があるときには荷物が出てこない、他の空港に行ってしまったとかいうことはしばしばあります。

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 総勢23人の荷物が揃い、ゾロゾロと出口へと移動しました。ようやく着いたという安堵感とどんな旅になるのかの期待感であまり疲れは感じませんでした。

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 22:42 空港の外にはバスが待っていて、先ずはホテルへ。

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 ホテルにチェックインし、自分の部屋に入って、ホッと一息つきました。救いだったのは、このホテルでの連泊でした。もし翌朝出発としますと荷物の整理とかいろいろしなくてはならず、シャワーを浴びる時間もなく睡眠時間も短くなるなど大変なことになるところでした。部屋のタイプがメゾネットタイプでゆったりとできました。

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 一夜明けて、この日の出発は08:30と比較的ゆったりでしたので、ゆっくりとバイキング形式の朝食をいただきました。

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 朝食後バスに乗って、最初の観光目的地スペイン広場へと向かいました。初めて踏んだスペインの地、どんな景色なのか興味津々でした。

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 どんな景色なのかと共に興味があるのがスペイン人はどんな人たちなのかでした。朝の散歩の2人連れ、女性の方はあくびをしながら歩いていました。スペインの人はとても夜が遅いそうです。

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 こちらは男性の2人組。

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 こちらは女性の2人連れ。

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 マドリッドはスペインの首都で、人口は350万人。バスから見た景色では、とりたててスペインというものではなく、他のEU諸国や北欧の都市と同じような大都会の雰囲気でした。

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 最初に訪れた観光地はスペイン広場でした。ドン・キホーテとサンチョ・パンザの像があり、その後ろには「ドン・キホーテ」の著者のセルバンテスが座っていました。スペイン広場といえば「ローマの休日」でお馴染みのローマのスペイン広場が有名ですが、一説によると近くにスペイン大使館があったからだそうですが・・・。

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 スペイン観光が始まりました。前夜は熟睡したもののまだ身体は起きていなくて、ボンヤリとした頭と顔になっていました。

 

首都の顔は大きなビル群とよく整備された通りなどどこも似たり寄ったりですが、それでも初めて訪れた国の空気を吸うことは楽しいものです。

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2016年9月18日 (日)

スペイン紀行01 ミュンヘンへ

9/9(金) 阪急交通社主催の「スペイン8日間」の旅が始まりました。参加者は5人の女性グループ、男性3人と女性1人の一人参加者が4人で、他は女性の2人連れや親子や夫婦など、総勢23名。男子8人、女性15人というグループでした。先ずは羽田の国際線でミュンヘンへと向かいました。

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 横浜駅からリムジンバスで羽田へと向かいました。みなとみらい地域から高速道路に乗ってベイブリッジを通過するルートはいつものアクセスでした。ヒマラヤや秘境へのトレッキングなどの時はかなり緊張するのですが、観光旅行の場合はその緊張感もなく、逆に盛り上がりに欠けます。しかしリムジンバスに揺られてベイブリッジを渡ると少しずつ気分は盛り上がってくるのはいつものことです。

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 羽田発の国際便が増えつつあり、国際線ターミナルでは搭乗前の一時を過ごす人たちで賑わっていました。

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 ツアー会社カウンターで受付をすませ、搭乗手続きのカウンターに向かいました。若い人たちの集団がいて、ドイツへ留学に行く学生さん達でした。

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 搭乗手続きと出国手続きをすませ搭乗口へと向かいました。私たちが乗り込む飛行機はドイツのルフトハンザ機でした。

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 12:35LH715便でミュンヘンへと向かいました。ミュンヘン着は17:40(現地時間)、日本時間では日付が変わる00:40ですので12時間の長距離フライトです。

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 搭乗時間が近づくにつれいよいよ出発という緊張感が高まり、どんな旅になるのか、どんな人たちと一緒なのかなど、期待と不安が交差するのでした。

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 搭乗が始まりました。ルフトハンザ機はかなり昔、ロマンティック街道やパリやローマに出かけた時に乗ったことがあるのですが、その時の印象は特に残っていません。

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 続々と乗客が乗ってきて、出発前のこの賑やかさで旅への期待が高まるのですが、一方では長距離フライトを覚悟するのでした。

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 私の席は最後尾の通路側でした。シートが国際線にしては狭いような印象でした。最後尾はトイレが近くていいかなあと思ったのですが、中央部の地下に集中(5室)していてなかなか合理的な配置でした。最後尾はブースに近く、お酒の追加オーダーには便利でした。

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 ミュンヘンまでの航路は、日本列島を北上し北海道沖からロシア領を経由するようでした。

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 13:32(日本時間:以下同じ) 羽田空港を離陸してから1時間後、食前酒が出ました。私は白ワインをチョイスしました。

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 15:07 昼食となりました。ルフトハンザの機内食チームが日本の味を準備したとのことで、前菜に巻き寿司が出ました。メインも含めて美味しかったでした。

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 シートに設置されているモニターではフライト情報が表示されていて、これがなかなかリアルで面白いのでした。まるで自分がパイロットになったみたいでした。各航空会社いろいろ工夫しているようで、さすがハイテクの国の飛行機です。

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 モニターの画面と窓からの実際の景色を眺めるというのも面白く、長時間のフライトでも退屈しなくてすみました。

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 16:12 ブースで食後酒にウイスキーをいただきました。実は、初対面の隣の席のNさん、旅が進むにつれて次第にわかってきたことですが、大変な酒飲みで、とてもいい飲み友となりました。

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 19:02 軽食にサケのおにぎりが出ました。白ワインと共にいただきました。

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 21:06 羽田空港を出発して8時間半が経過して、行程の2/3まで来ました。

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 21:44 モニターではヴォルガ川が表示されていました。ヴォルガ川は、ロシア連邦の西部を流れていて、欧州最長の大河です。聞いたことのある、しかし普通には行くことができない遙か遠くの場所の上空を飛んでいるんだと思うと楽しくなりました。

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 23:07 夕食が出ました。主食のメニューは焼ソーセージとマッシュポテトで、さすが本場ドイツのソーセージは美味しかったです。お酒は赤ワインをいただきました。

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 00:01 着陸30分前になり、機内にはホッとした空気が流れました。

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 00:40 定刻(現地時間17:40::時差は-7時間)にミュンヘン空港に着陸しました。国際空港にしてはちょっと寂しい雰囲気の空港でした。

 

12時間のフライトでしたが、酒を飲んで食事して、モニターでフライト情報を見たりしているうちに到着しました。アルコールは、隣の席のNさんとともにかなり飲みました。

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2016年9月 8日 (木)

スペインへ

「アルプス回想」を掲載中ですが、9/9(金)~9/16(金)の8日間スペインに行きます。ヨーロッパの他の国には何回か行ったことがあるのですが、スペインは初めてです。羽田発12:35のルフトハンザ機でミュンヘン経由でマドリッドに到着予定です。ミュンヘンまでのフライトは12時間とのこと。

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 スペインは、ヨーロッパ大陸の最も南西に位置していて、フランスとポルトガルに挟まれています。地中海を挟んでアルジェリアが対岸にあり、ジブラルタル海峡を挟んでモロッコとは目と鼻の先です。他の欧州の国々と比べると、地中海に面していてアフリカ大陸にも近く、エキゾチックな魅力に富んでいるような気がしま。

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 スペインというと先ずイメージされるのが、ガウディやピカソです。中世の地中海貿易で繁栄したバルセロナが偉大な芸術家を生み出したともいえます。フランスやドイツやイタリアなどの他の欧州の国々と比べてもスペインは何となく雰囲気が違いそうで楽しみです。

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 偉大な芸術家の作品やロマネスク美術から現代アートなども楽しみですが、地元の人たちが集うバルでスペインの酒と料理を味わうことができたらいいなあと思うのですが、ツアーですのでどこまで自由時間があるかわかりません。

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 バルで出される新鮮な食材を生かした小皿料理、タパスなど、ワインを飲みながらいただいたら最高なのですが。

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 地中海に面したバルセロナでは、海沿いのレストランでパエリアなどの魚介料理をこれもまた白ワインと共に潮風に吹かれながら食べられたらいいのですが、ツアーでは無理そうです。

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 食後のデザートには、世界中から選び出されたカカオを使っているというチョコレートも魅力的ではありますが。

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 ちょっと気分転換したい時に、世界中のちょっとした景色と印象を紹介している「旅の窓」という本を手にするのですが。

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旅に出て、名所でも旧跡でもないごく普通の街角で、思いがけない景色に出くわすことがあります。そんな体験もすることができたらいいなあと思います。

 

スペインをグルッと一周するツアーですから、スペインの代表的な観光地を見て回ることになると思いますし、あまり自由時間もなさそうですので、地元の街角の雰囲気や酒や料理を楽しむことは期待できそうにはありません。それでもこれを機会に個人的に出かけることになるかもしれず、どんな景色が見られるか楽しみです。

 

中継地ミュンヘンまでは12時間で、ちょっとウンザリするほど長いフライトですが、今年の春先に行ったパタゴニアへの20時間近くのフライトに比べれば何とかなるかなと思っています。帰国する頃(9/16)は残暑が少しでも和らいでくれればいいのですが。それでは行ってまいります。

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アルプス回想05 リゾート列車

私の膝の状態からみて、1日置きに待避できるといいのですが、これから3日間は山の中に入るため交通機関が一切使えないということで、私はカミさんとひとまずシャモニーに待避し2日後(6/29)にクールマイユールで合流することにして、ここで井本本隊の皆さんとは別行動をとることにしました。

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 トレッキング2日目はノートルダム・ゴルジュからボンノム小屋までの9.0kmの行程でした。

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 “マイティーチャー”と“Beeさん”とカミさん、3人娘?は、とにかく元気溌剌でしたが、私は膝の状態が思わしくなく、皆さんとは別れてシャモニーへと待避することにしました。以下の画像は井本さんからいただいた本隊の様子です。

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 この日最大の難所ボンノム峠を越えたバンザイでしょうか。おめでとうございます。

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 私とカミさんは本体とは離れてシャモニーへと移動しました。ホテルから最寄りの鉄道駅までは親切な運転手さんが、列車の時間(2時間に1本)に間に合わないといけないとばかり、細い山道をすっ飛ばしてくれた上、切符まで買ってくれました。

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 ラッキーなことに、最寄り駅(SAINT GERVAIS LES)の鉄道は“モンブランエクスプレス”というリゾート列車でした。こんな列車に乗ってみたかったので得した気分でした。待避ルートとしてはいいかもしれません。

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 改札は、駅のホームやいたる所にある改札機で手軽にすることができました。これも運転手さんに教えてもらいました。カミさんと二人の個人旅行のようになりましたが、これはこれで楽しく最も印象に残った思い出となりました。

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 隣のボックス席には、登山姿の若いイケメンがいて、カミさんがチラチラ見ていました。一人でモンブランにアタックするのでしょうか、かなり緊張している様子でした。

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 車内は明るく、乗客も観光客が多く、華やいだ気分でした。

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 車窓も広く、車内からもモンブランやアルプスの山々をみることができました。

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 40分間の乗車でシャモニーの中心地にあるシャモニーモンブラン駅に到着しました。この駅からホテルまでは歩いて15分くらいで、11時にはホテルに着き、とりあえず安静状態に入りました。

 

井本本隊とは別れてカミさんとシャモニーへと待避しました。おかげで高原列車に乗って、アルプスの景観を楽しむことができました。たまには本隊と離れての別行動もいいものです。

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2016年9月 6日 (火)

アルプス回想04 トレッキングスタート

2011.6.26 ツアー3日目、シャモニーですっかり寛いで、ようやくトレッキングの出発となりました。ようやくトレッキングの開始です。トリコ峠を越え、ビオナッセイの氷河を眺めるミアージュで昼食をとり、コンタミンヌを目指す行程で歩行距離は8.5kmの予定です。

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 いよいよ出発です。ガイドは“Bernadette”さんと言いますが、舌を噛みそうなので“マイティチャー”が“Beeさん”と名付けました。“マイティーチャー”は英語はペラペラでしたのでガイドの“Beeさん”とはいい話し相手でもあり、また説明の通訳も買って出ていただきました。

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 吊り橋を渡って、山奥に入っていきました。

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 上りが続きました。雲一つない快晴はいいのですが、強い陽射しにまともに晒されたカミさんは熱射病気味でした。

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 久しぶりのウオーキングで、膝の心配はありましたが、気分よく歩けました。心地よい風が吹き抜ける大地での小休止。ヨーデルの一つも奏でたくなるような心地よさでした。

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 白い雪を頂く峰を見ながらのトラバースも快適でした。

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 昼食の目的地は近いよ! “Beeさん”を先頭に皆元気でしたが、熱射病気味のカミさんと膝に不安を抱える私ははるか後方をゆっくり歩きました。

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 昼食を食べる予定のミアージュが眼下に確認できました。あと一息の下りですが、これが長く1時間かかりました。

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 ミアージュからはビオナッセイの氷河を臨み、牛ものんびりと草を食べていて、牧歌的な休憩地でした。膝に違和感がでてきた私と熱射病気味のカミさんと“棟梁夫人”の3人は井本本隊より一足先にコンタミンヌに移動し、寛ぐことにしました。

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 コンタミンヌのホテルクリスティアニアは、絵に描いたようなアルプスの麓の山小屋風ホテルでした。

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 部屋も気恥ずかしくなるほど可愛いもので、カミさんは喜んでいましたが、私はヒマラヤのロッジとの大きなギャップに戸惑い気味でした。

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 部屋からの眺めも、いうことなしで、ビールを飲んだりしているうちにカミさんの熱射病も和らいだようでした。

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 棟梁夫人” とカミさんと3人で村を散策しました。アルプスの山を背景に教会があり、アルプスではこのような教会は大工が旅をしながら建造してゆくそうです。

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 思わぬ所に立派なエーデルワイスがありました。今回のトレッキング中たくさんの高山植物に出会いました。

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 コンタミンヌの街は、日本でいう里山とは全くイメージが異なるものでした。この村は夏はトレッキング、冬はスキーの拠点になっている小さなリゾート地です。

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 フランス、イタリアなどでは自転車が盛んで、将来の自転車野郎が一人前に、得意げに自転車を操っていました。

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 小腹が空きましたので、近くのスーパーでお気に入りのフランス?チェリーを仕入れてきました。

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 井本本隊も夕方、ホテルに到着しました。隣の部屋の井本さんも近くのスーパーでシャンパンを仕入れてきて嬉しそうでした。

 

トレッキングの一日目、絵に描いたような教会とアルプスの山々、絵に描いたような山小屋が現れ、おとぎの国を歩いているような気分になりました。ただ心配だったのが、私の膝の調子があまりよくないことでした。

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2016年9月 4日 (日)

アルプス回想03 シャモニー散策

2011.6.25 ツアー2日目、シャモニーに戻って朝市を覗いた後、シャモニーの街を散策しました。シャモニーは欧州最高峰のモンブラン山群の麓の街であり、世界有数のスキーと登山のリゾート地です。登山発祥の地でもあり、1924年に第1回冬季オリンピックが開催されたために冬季五輪発祥の地ともいわれています。この日は終日自由行動でしたので、昼食も各自自由にとることになっていました。

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モンブランの登山基地であり、冬はスキーのメッカとなるシャモニーは、世界有数のリゾート地ですので、ホテルもたくさんありました。

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建物の隙間からも、どこかしらの小高い山を見ることができ、アルプスの麓にいるというリゾート気分を味あわせてくれました。

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 なんといっても、欧州一のモンブランが目の前にありますので気分は最高です。朝から夜までその時々のモンブランの表情を楽しむことができました。

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 建物の壁に人が貼り付いているのかと思いましたら、リアルな絵が描かれていました。観光客を徹底的に楽しませるぞという心意気が感じられる街でした。

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 街中を練り走る電車には老若男女が楽しそうに乗っていました。これでアトラクションでもあればディズニーリゾートになります。

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 あちこちにテラスがあり、いろいろなメニューがありました。次は何を飲んで何を食べようかと考えながら歩くのも楽しみでした。もっともまったくフランス語のメニューがわかりませんでしたので、食べている人が何を食べているかを見て、見当をつけました。

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 シャモニーのメインストリートの中心街です。トレッキング姿で颯爽と歩く人、観光でブラブラ歩く人、歩いている人を見ている人、テラスで見ている人を見ながら歩いている人、面白い街でした。

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 午後3時になると一度お店はクローズします。夕方からまた賑わいを取り戻し、9時過ぎまで賑わいます。

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 私たち夫婦と早坂さんと“棟梁夫人”の4人で昼食をとりました。同行のご婦人は、なんとヒマラヤのホテル・エベレスト・ビュー建設の指揮を執った棟梁の奥方でしたので“棟梁夫人”と名付けました。“棟梁夫人”は、薬剤師でもあり、カミさんが最終日に体調を崩し、帰りの飛行機内で苦しんでいたときも適切なアドバイスで救っていただきました。また私が何回かヒマラヤに出かけた時には高山病対策の薬を調合していただき、さらにヒマラヤの山奥で再会するというオマケまでつきました。

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 メニューリストを見てもちんぷんかんぷんでしたので、ムール貝を中心にサラダやフルーツ、魚料理などを適当にオーダーしました。ムール貝は一人前でしたが、バケツ一杯出てきて4人でちょうどの量でした。

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 他のテーブルを見ると、体格のいい観光客でしょうか、大盛りサラダを中心に豪快に食べていました。私たちとは食べる量が23倍違いました。

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 ジャン・ギャバンばりの調子のいいおじさんにすっかりのせられ、ビールの後に白ワインを1杯、2杯とグラスを重ね、昼間からすっかりいい気持ちになってしまいました。

このシャモニーには、もともと4泊の予定でしたが、膝の様子をみてトレッキングを2日パスし、その分2泊余計に滞留しました。飲んで食べて、気が付いたら財布が底をついていました。何日居ても楽しめますが、物価は決して安くありませんので要注意でした。

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2016年9月 2日 (金)

アルプス回想02 足慣らしと朝市

2011.6.25 ツアー2日目、シャモニーのホテルで長いフライトの疲れを癒やし、朝食後足慣らしに近辺の村、ルトゥール村まで散策に出ました。ルトゥール村へ散歩した後、シャモニーに戻ると朝市が開かれていました。早速皆でキョロキョロしたり、食料を仕入れたりしました。

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 ルトゥール村へはバスで行き、帰りは30分くらい歩いて帰ることにしました。強い陽射しが射していましたが、湿気がなく爽やかでした。井本さんとカミさん。

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 フランスはおしゃれな国で、バス停一つをとってもセンスが感じられました。左から マイティーチャー 、私、早坂さん、棟梁夫人。

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 絵はがきのようなルトゥール村からのドリュの遠望です。アルプスの麓にきたという実感がわいてきました。教会の背景に山岳が見えるというこの構図はアルプスの代表的な景色です。

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 井本さんを中心に、徐々にツアー参加者も打ち解けてきました。ツアーでは初対面の人同士で最初はぎこちないのですが、行動を共にしているうちに気の合う人ともあまり合わない人とも仲間意識が芽生えてきます。

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 こんな静かな村で、ゆっくりと暮らすことができるのはきっと豊かな人生なんでしょうね。日本では大災害(東日本大震災)が起きていて、なかなか先が見通せない中、こちらの気持ちまでふっと和らぎました。

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 ルトゥール村からシャモニーへは足慣らしを兼ねてアルヴ川に沿ってブラブラと30分くらい歩いて戻りました。私にとっては久しぶりのウオーキングで、膝の調子を見ながらおっかなびっくりでした。

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 果物屋で売っていた“アメリカンチェリー?”は、粒が大きく甘くて食べ応えがありました。1kg5ユーロ(590円)でしたが最も好評な食べ物で、行く先々でこれがあると買い求めました。

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 大好きなハム・ソーセージがずらりと並んでいました。まだトレッキングで一歩も歩いていないのに、美味しそうなものばかりで参りました。

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 鶏の丸焼きが行儀よく並んで焼かれていました。タレの付いているものとついていないものがあり、どう違うか聞きたかったのですが、フランス語で聞くこともできずしばらくじっと見ていました。

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 乾燥フルーツやナッツ類で、これもビールやワインのお供や旅のお供によさそうでした。

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 オリーブやピクルスなど、料理のつけ合わせ用の食材。生唾が出てしまいました。

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 捌いた魚が綺麗に並んでいました。隅の方にムール貝や岩牡蠣も売っていましたので、滞在中にどこかのテラスで白ワインで食べてみたいと思いました。

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 ワインだか食後酒だか、他の地酒だかわからない酒を売っているおじいさんは、売るよりも飲む方が好きそうな感じでした。

 

シャモニーに着いた翌日、いきなり豊富な食材を見せられ、トレッキングを忘れてこれからの食生活の期待に胸を高鳴らせてしまいました。

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