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2016年10月13日 (木)

スペイン紀行16 フラメンコ

9/12(月) ミハスからグラナダに到着し、ホテルに落ち着いて夕食後オプションのフラメンコを見に出かけました。

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 ホテルのロビーに21:00に集合し、車に乗って別のホテルの入口に到着しました。そこから日の暮れた夜道を歩き始めました。

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 さすがに夜の9時を過ぎると辺りは暗く、旧市街のような細い路地を歩きました。フラメンコ鑑賞はオプションで、私を含めて7人くらいが参加しました。

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 しばらく歩くと、公園のような広場に出てそこでは多くの人たちが夕涼みしながら食事をしたりお酒を飲んだりしていました。

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 広場のような所を通り過ぎると、ボーッとライトアップされた建物が闇の中に浮かんでいました。アルハンブラ宮殿の夜景でした。とても得したような気分になりました。

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 さらに歩いて行くと建物が建ち並ぶ角地を取り囲むようにして人だかりがしていました。フラメンコの路上ライブでした。

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 ギターの音と手拍子と歌声に合わせて、情熱的な踊りが展開されていました。初めての本場のフラメンコでした。激しい女性の動きと激しく地面を叩きつけるステップ、哀切のあるギターの音色が夕闇に響いていました。ジプシーという言葉が浮かんできて、これほど相応しいシーンはないかもしれないと思ったりもしました。

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 フラメンコショーの開始時間は22:00からでしたのであまりゆっくりと道草を食っているわけにはいきませんので、現地ガイドと添乗員さんの後について歩いて行きました。この道の先には何があるのだろうとワクワクするような路地でした。

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 21:50 会場に着きました。ショーの開始10分前でした。

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 会場の片隅にバーがありました。ワンドリンク付きということでしたのでシャンパンをオーダーしました。今年2月にパタゴニアに行ったとき、アルゼンチンで見たタンゴショーの時はワンドリンク付きでしたが、実際には飲み放題でした。ここではキッチリとワンドリンクでした。

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 舞台は、洞窟ようなトンネルのような先にありました。紫がかったライトの先にあり、別の世界への入口のような、アラビアンナイトのような妖しいムードでした。

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 このオプショナルツアーには、5人組張り切りレディのうち、リーダーのYumikoさんともう一人が参加していました。

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 ショーが始まり、舞台にフルメンバーが揃いました。

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 ギターと手拍子に合わせて歌と踊りが始まりました。こちらを睨みすえるような挑戦するような厳しい表情が印象的でした。ジプシーが辿ってきた厳しい道のりを表現しているようでもありました。

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 フラメンコはスペイン南部のアンダルシア地方に伝わる芸能で、歌、踊り、ギターの伴奏が一体になっています。フラメンコの歴史と発展にはヒターノ(スペインジプシー)が重要な役割を果たしています。

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 歌は歌、踊りは踊り、ギターはギター、それぞれが独立したものでもあるとのことで、ギターのソロもありました。

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 フラメンコは18世紀頃発生したものといわれていますが、不明な点も多いといわれています。それはおそらく、社会の底辺で流れてきたヒターノ(スペインジプシー)の歴史的背景によるものとも思われ、目の前で展開されている激しい踊りを見ていると、悲しく響いてくるものがありました。

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 男性も踊るとは思いませんでした。激しく舞台を踏みならすタップダンスが主体の踊りで、その音の大きさは怒りを発散させているようでもありました。

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 23:09 1時間あまりのショーが終わりました。シンプルだったのですが、激しく響くものがあり、また何故だか悲しく切ないものでもありました。

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 ショーの会場を出て、誰も歩いていない夜道を歩いて戻りました。衝撃的なショーの後、とても不思議な感覚にとらわれる石造りの道を歩いていると、夢の中を歩いているような気持ちになりました。

 

トルコやモロッコでのベリーダンス、アルゼンチンでのタンゴ、スペインでのフラメンコ、それぞれ比較しようのないものですが、フラメンコには土や汗のにおいがするようでした。舞台で展開される踊りや歌よりも、歴史や演じている踊り手やギタリストの人生を考えてしまいました。

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