アルプス回想15 モンブラン小屋
トレッキング6日目の宿泊は、トリアン村のモンブラン小屋でした。翌日は最後のトレッキングとなり、シャモニーに戻りますので、最後の山小屋泊まりとなりました。
村で唯一のモンブラン小屋に17:00到着しました。“Beeさん”がチェックイン手続きをしている間、しばしのんびりしました。
部屋に荷物を放り込んでシャワーを浴びたら、とりあえずはここです。井本さん、“Beeさん”も姿を現し、ビール、赤ワインと定番コースとなりました。
山歩きの達人“マイティーチャー”と“棟梁夫人”は、早々に夕食前の一眠りに入ってしまいました。慣れたものでした。
夕食の19時には全員集合で、山小屋での最後の食事を今か今かと待っていました。
夕食後の一時、20:30というのにまだ明るく、井本さんと“Beeさん”の“ヤニ友”はタバコを煙ったり、コーヒーを飲んだり、Yさんはスケッチしたりして寛いでいました。
村の景色は、さぞかし穏やかな生活なんだろうと想像させるような、とても静かで気持ちが落ち着くものでした。
私たちも村を散歩しました。21:00だというのに、アルプスに夕陽が当たって輝いていました。眠るのがもったいないような夕暮れでした。
ホテルに戻ると、“マイティチャー”と“棟梁夫人”のお二人は仮眠後の食事ですっかり元気回復していました。
ホテルの入り口では井本隊長が美味しそうにタバコを煙っていました。膝のことでは随分心配をかけましたが、最後の山小屋の夜を迎えてきっとホッとしたことでしょう。
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