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2016年12月26日 (月)

往く年来る年Ⅱ

2月 パタゴニア②

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 2/9(火) この日の宿泊先のホテルへはゴムボートで川を遡りました。秘境探検的な雰囲気でした。

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 ここはパイネ国立公園の中心地で、パイネのホテルには3連泊し、ここから氷河見物に行ったりハイキングへとでかけました。贅沢なリゾートライフでした。

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 部屋からもベランダからもパイネ山群の刻々と変わる光景を見ることができ、空の色や雲の動きを見ているだけで飽きませんでした。しかし、風が強過ぎて数分しかベランダには出ていられませんでした。

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 2/10(水) かなり強い向かい風の中、グレイ湖クルージングへと出かけました。出航して30分も経たないうちに、大きな氷河がゆったりと流れていて、その先には白くキラキラと光っている氷河が見えました。

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 船は、氷河に近づいたところで減速しましたので風当たりも大分弱く感じました。

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 遠くからはのっぺりとした一枚岩のように見えたのですが、あちこちに割れ目があり、一枚岩でありませんでした。所々に崩落して、流氷となる寸前の姿も見られました。

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  午前中見た圧倒的な迫力のグレイ氷河、感動が覚めやらないままにパイネの爪へと向かいました。夢に描いていたパタゴニアの大地と風の道が続き、立っていられないほどの風の道をズンズンと歩きました。前方右手に “パイネの爪” が見えてきました。

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 湖の畔、無風地帯のような所で一休みしました。強風の中頑張ったねとバンザイ!記念写真を撮りました。

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 パタゴニアは風と氷河の大地といわれていますが、氷河のおかげなのか、豊かな水にも恵まれた大地です。ホテルから出かけるときに毎日見た景観、最も好きな景色でした。

 

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 2/11(木) 湖畔ハイキングに出かけた山の中で、バスはガクンと揺れて急停止しました。見事なパンクで、それもダブルで。二本のタイヤが一度にパンクするという滅多にないトラブルが発生しました。まさかパタゴニアの山奥でパンクするとは、スペアタイヤはないし、ピンチでした。

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 ホテルに戻って、自分の部屋で一風呂浴びて、ベッドにひっくり返って、パイネ山群にかかる雲の動きを見ているのが最高でした。

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 2/13(土) フィッツロイを間近に見ようとハイキングに出かけたのですが、天気があまり良くなく、予想通りフィッツロイは雲の中、気勢が上がらないまま下山しましたが、気持ちは美味しいビールに向かって気もそぞろだったのです。探していたてづくりビールの醸造所がようやく見つかりました。いかに、もこだわっていますという顎髭のおじさんがニッコリと微笑んで写真撮ってイイヨと言ってくれました。

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 先ずはお目当ての出来たててづくり生ビールで乾杯、幸せそうな顔をしています。この店は、飲んべえのS氏が仕入れてきた情報によるもので、パタゴニアに何年も通っている情報通が是非にと勧めてくれたそうです。持つべきものは情報通の友です。

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二杯目は、他のテーブルの人が飲んでいた黒ビールを指さしてオーダーしました。ウエイトレスさんも、はち切れそうな笑顔で、こちらもハッピーな気分になりました。

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 2/14(日) ツアー12日目は、氷河クルーズと氷河トレッキングの予定でした。氷河クルーズのベースとなっているビエドマ湖へと向かいました。途中、フィッツロイが目の前に、ビーグル号航海の時の船長の名前から付けられ、名峰と謳われていて、アウトドアブランド・パタゴニアのロゴマークのモチーフにもなっています。

 

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 このビエマド氷河は、長さ70km、表面積100km2、氷河全面の高さ50m、末端の幅は2kmで、パタゴニアで一番規模の大きな氷河で、この一部を歩くだけで道に迷いそうでした。

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 強い風によって削り取られた山肌の土によって表面が黒くなった氷河です。それでもブルーの色が浮き出ていて、美しい景色なのですが、進むにしても、ましてや近づいたら危ない道です。

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 私たちは、 エェッー! といいながらも、すっかりアドベンチャー気分になって入って行きました。中は、透明感のあるキラキラしたブルーの壁一面で、神秘的なのですが、足下には冷たい水が流れていて、壁もツルツルで手掛かりがなく滑りやすく、バランスをとるのが難しく、短い距離でしたがビッショリと汗をかいてしまいました。

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 山肌の土が少ないところで、ガイドさんが綺麗な氷を分けてくれましたので、持参したウィスキーでオンザロックを。氷がプチプチと音を立て、スッキリとした飲み口でした。

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 2/15(月) ツアー13日目、湖畔のプチホテルをベースに氷河見物に出かけました。今回のツアーで最後の観光スポットです。氷壁の近くを遊覧船が浮かんでいました。お昼になり、気温が上昇したために崩落の頻度が高くなりました。近くで落ちる瞬間を見たり、轟音を聞いたりしたらさぞかし迫力があることでしょう。

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 2/16(火) ツアー14日目、ブエノスアイレスでの夜、希望者にはオプションでタンゴショーがありました。本場のタンゴをライブで見たいと思っていましたので参加しました。ライブショーが始まりました。最初に登場したのがバンドネオン奏者の二人。バンドネオンはタンゴには欠かせない楽器で、現在この楽器を奏ける人は世界的にも少なく、日本ではほんの数人だそうです。

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 目の前で展開される華麗なステップとタンゴのメロディーに、あっという間にタンゴの世界に引き込まれてしまいました。

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 タンゴ発祥の地ボカ地区のカミニート地区。街角の小さな舞台でタンゴを踊っていました。劇場で見るタンゴとはまた異なった趣がありました。

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 2/17(水) ブエノスアイレスで最後の観光をした後、リオデジャネイロ経由でドバイへ、ドバイから成田へと地球の反対側への長いフライトが始まりました。 現地時間20:23  搭乗する飛行機は往路と同じエミレーツ航空でした。先ず、ブエノスアイレスからリオデジャネイロまで3時間、リオで2時間の機内待機、リオからドバイまでが14時間のフライトでした。19時間飛行機の中に居ることになりました。ドバイから成田までは9時間25分で、ブエノスアイレスからドバイまでの19時間に比べれば楽なものでした。疲れはあまり感じていませんでした。

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 今回のルートは、成田からドバイを経由してアフリカ大陸と大西洋を越えてアルゼンチン・ブエノスアイレスまで30時間という長距離移動でした。添乗員さんの話では、世界一距離の長いフライトとのことでした。昨年の11月に南米ペルー・マチュピチュに行った時は成田からサンフランシスコとロスを経由してペルー・リマまで19時間のフライトでした。昨年は東に向かい、今年は西に向かってともに地球の反対側に到達しましたので、往復では地球を2周したことになりました。

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