回想ヒマラヤⅢ22 タトパニ(1,190m)
3/31(土) トレッキング14日目、温泉の村タトパニまでカリガンダキ河に沿って更に下り続けました。
数ヶ月前、車で走った同じ道をこの日も砂埃の洗礼を浴びながら黙々と歩きました。
車道はカリガンダキ河に沿って延々と続いていて、先を見るのが嫌になりました。
時々は車が通らない村の道を歩くこともできました。延々と続く下り道で一見楽そうですが、どうしてもペースが速くなり、油断すると膝を痛めそうでした。
温泉の村タトパニの入口が見えてきました。かなり先に行っているはずのポーターのマンシンさんに追いつきました。ポーターさんは凄い荷物を背負っているのでした。
ロッジにはお昼に着いてしまい、すっかりリラックスモードでした。
ロッジは緑に囲まれていて、2階の部屋には樹木や草の香りと涼しい風が吹き込んできて、何ともいえず快適でした。
鈴木さんはあまりに気持ちが良さそうで、荷物をほどくこともなく寝入ってしまいました。ここは標高が1,200mですから昼寝をしても高山病の心配はありませんでした。
ここに宿泊している欧米人達もリゾート気分を満喫しているようでした。
ここは温泉保養地で、幹線道路沿いですので物資が豊富で、食材も豊富で、今までに比べて格段に美味しく感じました。ビールが飲めるようになり幸せでした。
現金なもので、食事が美味しいと自然と顔もほころびました。ガイドさん達は私たちの食事が終わるまでは食事しないのですが、食べきれない食事を一緒に食べてもらったり、長い旅路ですっかり打ち解けていました。
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