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2017年4月20日 (木)

京都寛六会紀行 05 大河内山荘

4/5(水) 天龍寺から竹林の径を抜けて大河内山荘に入りました。

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 今まで何回となく歩いた嵯峨野ですが、大河内山荘に入ったことはありませんでした。個人旅行ですとつい先を急いでしまうためか、いつもパスしていたのです。

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 大河内山荘に入ってすぐにShimomura君が休憩しようといいました。入場料(千円)にはお茶と和菓子がセットになっていました。かなり歩きましたので、ちょっとお腹が空きノドも渇いていました。風景を愛でることもなく、お茶の作法を楽しむこともなく、貪るようにお茶を飲み和菓子を食べてしまいました。

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 今回の旅のプランナーでありツアーコンダクターでもあるOhta君でしたが、奥様の多大なサポートがあってのことであることが次第にわかってきました。絶妙なタイミングでOhta君をサポートしていて、日頃の内助の功がうかがえました。

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 いつもニコニコのおしどりご夫婦ですが。

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 頭の中には俳句が渦巻いているようで、ことある毎にペンを走らせて俳句を書き留めていました。

 

大河内山荘 映画人(びと)の栄華を偲ぶ花の山

 

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 この別荘を作った人の人生や想いに想像を馳せながら三々五々、思い思いに歩きました。ゆったりとした時間が流れていました。

 

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 大学時代ワンダーフォーゲル部で活躍して、ゼミ生一の健脚を誇るShimomura君もさすがに疲れが見えるようでした。早朝出発し、集合前に宇治の平等院観光をしてきましたので無理もありません。

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 京都市中や嵐山の賑やかさから離れた静かな山荘巡りは、これも京都観光の魅力の一つかもしれません。

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 この山荘のかつての所有者(大河内伝次郎)は、華やかな映画の世界で活躍する一方で、華やかであればある程、ひっそりとした侘びた世界を求めたのでしょうか。華やかな花見とは違った京都の一面に触れました。

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 この山荘は高台にあり、周りの山々を眺めることができました。ところどころモザイク模様のようにピンクがちりばめられていました。

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 山々に囲まれるように見えているのは「大悲閣千光寺」です。嵐山にかかる渡月橋から約1km上流にあります。角倉了以(すみのくらりょうい)という江戸時代の豪商が大堰川(桂川の上流)の開削工事で亡くなった人々を弔うために、嵯峨の千光寺を移転したものだそうです。この大悲閣は岩肌に建つ観音堂で、そこからは嵐山渓谷の絶景を眺めることができるそうです。

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 Ohta君からいただいた資料で、天龍寺と大河内山荘と千光寺(大悲閣)との位置関係がよくわかりました。

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 嵐山方向からさらに東に目を転じると・・・。 

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 京都市中とその向こうには大文字山を眺めることができました。

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 山荘を巡る順路の最後に小さな資料館があり、出演した映画のリストが展示されていましたが、の径大河内山荘は俳優の大河内伝次郎が34歳の時に自身で設計しこの山荘の造営を始めたとのこと。それは驚きでした。

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 伝次郎の映画出演料の大半を注ぎ込み64歳で亡くなるまで30年の歳月をかけて作り上げたとのこと。この山荘を作ることになった動機は、当時長期保存が難しかったフィルムに対して永遠に消えることのない美を追究することだったそうです。こんな映画人がいたとは勉強不足でした。

 

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 山荘巡りの最後の場所にさしかかる頃にはさすがに人影が少なくなりました。大河内伝次郎の資料館で、伝次郎の想いを知ってみるとどこまで伝次郎の想いを汲み上げることができたかは疑問でしたが一つ一つの景色がまた異なって見えるようでした。

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 大河内山荘で静かな京都の一面に触れ、竹林の径を嵐山駅方向に戻りました。この日はとてもよく歩いたような気がして歩数計を持っている人の平均値を推測すると1.5万~2万歩近く歩いたかもしれません。驚いたのはゼミ生もそうですがご夫人方がとてもお元気だったことです。

 

初めての大河内山荘見学でゆったりとした時間を過ごしました。今回はOhta君のプランによりホテルに戻る(夜の10時頃)までのスケジュールがしっかりと決まっていましたので、その時間配分に添ってゆっくりと古都の雰囲気を味わうことができました。

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