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2017年7月24日 (月)

丹沢登山紀7月 8回目

まだまだ梅雨明けの気配はなく、蒸し暑い中でしたが雨の心配はなさそうでしたので今年8回目の丹沢登山に出かけました。

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 小田急線渋沢駅06:48発の始発バスに乗って登山口の大倉に着きました。青空が覗いているのですが、雲の動きは速く、天気は不安定でした。何よりこの日の最高気温は33℃、湿度は80%で蒸し暑く山頂まで登れるかどうか不安でした。

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 07:10に出発してほぼ1時間経過して、濃い緑の道は目に優しいのですが、湿度が重く肌にまとわりつき汗ビッショリとなりました。

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 ヤビツ峠から丹沢(塔ノ岳)に向かう稜線は見えるものの、その上には分厚い雲が覆っていました。

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 稜線が見える正反対の方向には富士山が見えていました。7/1の富士山の山開きは暴風雨だったようですが、それでも山頂に向かった人がいたようです。山開きに富士山に登ったことも何回かありましたが、遠い昔のようです。

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 08:55 途中にある「堀山の家」からも富士山を眺めることができます。天気予報からは富士山を見ることができないと思っていましたが、この時点ではまだその姿を拝むことができました。

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 ここまでいくつかの難所を越えてきて、次の難所が控えている小高い山はすっかり霧に包まれていました。

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 09:40 出発して2時間半、とりあえずの目標の花立山荘に着きました。蒸し暑い中、ここまで頑張ってきたもののかなりバテていました。頂上まで行こうか、ここから下山してしまおうかと随分迷い、とりあえず山頂に向かったのですが、足が重く下山でかなり苦労することが目に見えていましたので途中で引き返しました。

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 私はこの難所を下り始めたのですが、蒸し暑く雲がますます厚くなっている山頂へ向かう人が喘ぎ喘ぎ登ってきました。なんだか下山してしまうことが後ろめたくもありました。

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 足や膝に負担がこないようにゆっくりと下りました。7月に入り高山植物の季節になり、丹沢でも見頃の花が咲いていました。

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 12:00 大倉の登山口に戻りました。公園にはよく手入れされた花壇があり、ラベンダーが見頃でした。

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 ビジターセンターの向こうの空は雲が激しく動き回っていました。

 

花立山荘から折り返すコースは、散歩コースと考えるとこれはこれでなかなかいいものです。花立山荘までの道だけでもかなり厳しく登り応えがあります。ここでの折り返しはちょうどお昼頃になりますので、帰りのバスか電車の中でビールを飲みながら弁当を食べることができ、クーラーの効いた車内で涼みながら帰宅することができます。天候も体調も良いときは山頂まで行くことにして、体調が不十分の時は花立山荘で折り返すのもいいかもしれません。

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2017年7月23日 (日)

ベトナム大縦断を終えて 三都物語

4/23(日)~29(土)の7日間の「よくばりベトナム大縦断」を終えて、2回目のベトナムということもあり、いろいろ考えたり気がついたことがあります。前回は20149/3(水)~6(土)の4日間「てんこもりベトナム4日間」という激安ツアーでホーチミンシティのみ訪れました。

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 ベトナムは中国と国境を接していて、南北に細長い国です。スケールは違いますが南米のチリとよく似た形をしています。今回の「ベトナム大縦断」ではその細長い国土を1週間かけて成田→ホーチミン→フエ→ハノイ→成田と北上する旅でした。3つの都市を巡る旅で、3つの都市がどのように違うのかとても興味がありました。

 

[ホーチミン(旧サイゴン)]

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最初に訪れたのはホーチミンシティ(以降ホーチミン)で、統一会堂はホーチミンでの代表的な観光スポットになっています。かつて南北に別れて争ったベトナム戦争では、ここサイゴン(ホーチミンの旧都市名)が南ベトナム政府の中心地であり、この旧宮殿が南ベトナム政府の拠点でもありました。

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 ベトナムではどこへ行っても同じように見られる光景ですが、特にホーチミンの路上はとても面白く、歩道にも車道にも、荷車やバイクに荷台に商品を積んだ物売りがあちこちに。かと思えば路上で宴会のような食事が行われていたり、ベトナムの日常生活が路上で展開されています。お祭りのようでとても活気があるのです。

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 サイゴン(ホーチミンの旧都市名)のシャンゼリゼともいわれるドンコイ通り、日本でいえば銀座通りでしょうか。現在はホーチミンと呼ばれていますが、かつてのサイゴンという名前は独特の響きをもっていました。都会的でもありながら下町風でもあり、それでいてどことなくおしゃれです。ホテルやレストランなどはサイゴンと名のつく建物が多く、いまだにサイゴンという名前に愛着が持たれているようです。

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 ホーチミンは20149月に訪れて2回目ですが、街角には人が集まり賑やかで、バイクはバイク同士の隙間がないほど密集している状況は変わってはいませんでした。

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 前回、ホーチミンを訪れたときはディナークルーズに参加しました。ディナークルーズは湾内の夜景を見ながら、ビールを飲みながら食べながら時々夜景を見るといったものです。この光景は多分香港や横浜ベイエリアでも同じようなものかもしれませんが、サイゴンらしい光景を楽しみました。

 

今回、最初に訪れたホーチミン(旧サイゴン)は、華やかであり退廃的であり、だからこそベトナム戦争で陥落したのかも知れませんが、それがまた魅力的でもあるのです。ホーチミンに住んでいる人の多くはホーチミンという都市名があまり好きではないように感じられました。

 

[フエ]

 

2つめに訪れたのは南北に延びたベトナムの中部に位置するフエでした。フエの人口は30万人くらいで、都市としては小さいのですが、19世紀から20世紀にかけてベトナムに存在していた阮朝の首都に定められていました。古都という言葉がピッタリするような都市をイメージしていました。

 

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 ホーチミンからの国内線でフライトが2時間遅れ、昼食の時間からは随分遅れましたが、宮廷料理のレストランに着きました古都のイメージそのもののレストランでした。

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 昼食後、フエ観光に出かけました。バスから眺めた由緒正しき謂われのありそうな建物、現地ガイドさんに聞く間もなく通り過ぎてしまいました。古いお寺のような建物がさりげなくあるのは古都フエならではかもしれません。京都に行けばどこにでもお寺があるように。実際にはお寺の数は奈良が一番多いそうですが。

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 訪れたのは阮朝王宮で、1802年~1945年まで続いた全13代皇帝からなる王朝の王宮でした。阮朝王朝はベトナム最後の王朝でした。フエはベトナム戦争の激戦地で多くの建造物が破壊されたそうですが、立派な城壁は残されていて当時の美しさが残されているとともに古城の風格もそのままでした。

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 フエ2日目に訪れたミーソン遺跡で、古代チャンパ王国の聖なる遺跡の前に現れたのは民族衣装の女性たちと民族楽器を抱えた男性たち。ミーソン遺跡を築いたといわれるチャンパ人(族)の末裔の人々で、現在はチャム族とよばれています。古代にタイムスリップしたようでした。

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 ミーソンから80km離れたホイアンの旧市街は、昭和レトロのような「三丁目の夕陽」を思い出させる懐かしい風景の町でした。

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 ベトナムといいますとのどかな農村風景というイメージで、特にフエは古都フエといわれていて、タップリと古都の雰囲気を味わい、また1時間ちょっとくらいのホイアンでは懐かしい感じがする旧市街を散策しました。フエとミーソンの中間に位置するダナンに入るとベトナム中部のイメージがガラッと変わりました。ダナンは南北に細長いベトナムの中部に位置する港町で、長く続く白いビーチと目の前に広がる青い海が魅力的で、近年ビーチリゾートして注目を浴びています。

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 ダナン市の中央を流れるハン川に架かるドラゴンブリッジは、全長666m、幅37.5m、全6車線で龍の形をしています。今やダナンのシンボルとなっています。

 

古都フエは思っていたイメージそのものでしたし、この日最初に観光したミーソン聖域では遙か昔の歴史や時間の流れを感じ、ホーソンの旧市街ではベトナムらしいローカルな風景を楽しみました。ところが、ダナン市内に入って一挙に現代にタイムスリップしました。世界遺産の町ホイアンとビーチリゾートの商業都市ダナン、これもまたベトナムの魅力です。

 

[ハノイ]

 

3つめに訪れたベトナムの首都ハノイは、どのような都市なのか最も興味がありました。

 

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ハノイに入り、両側に広がる街並みは雑然としていて、勝手にイメージしていた首都ハノイのイメージとは随分違っているように思えました。描いていたイメージは、政治の中心ですから東京の霞ヶ関あたりをイメージしていたのですが、どちらかというと下町的な雰囲気でした。

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 ハノイを拠点として、陸のハロンといわれるチャンアン観光へと向かい、手こぎボートのクルージングを楽しみました。

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 石灰岩の台地が造り出した奇岩とその合間を流れる水路、水によって浸食された洞窟、湿地の景観などがとてもうつくしいことから「陸のハロン湾」ともいわれています。私たちは手こぎボートで水面からしか景観を楽しめませんでしたが、上空から見ると(インターネットより転載)ベトナム一の絶景といわれていることも肯けました。

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 チャンアン観光の後ハロン湾で1泊し、ツアーの最大の目玉ハロン湾クルージングを楽しみました。あいにくの曇り空でしたが、青空のある景色よりも薄墨を流したような景観の方が雰囲気があるように感じました。一度は肉眼で見てみたいと思っていたハロン湾の景観、波がまったくなく鏡のような水面に重なるように点在する奇岩、遠くに霞んで見える島影、TVなどで何回も見た景色ですが、やはりそこにいて体感することはひと味もふた味も違いました。

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 チャンアンでの手こぎクルージングの時と同様、クルージングボートからの目線でしかハロン湾を眺めることはできませんでしたので、目線を上げて見れば(インターネットより転載)ハロン湾の様子がわかります。この画像は青空の下にブルーの海が見えますが、やはり曇り空の下の墨絵の方が趣があるようです。

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 最後に訪れた観光スポットは「ホーチミン廟」でした。廟は宏大な敷地のバーディン広場の奥にありました。廟への入場は午前中のみで、午後のこの時間帯は訪れる人も少なくひっそりとしていました。是非是非ホー・チ・ミンさんにご対面したかったのですが、朝一番に並ばなければならずそれは日程的に無理で、とても残念でした。

 

最後に訪れたハノイ市は、建物は雑然としていて下町的な雰囲気で、事前に、勝手に抱いていたイメージとは異なりました。また観光スポットも「ホーチミン廟」くらいのもので、観光にはあまり魅力的な都市ではないように思いました。ホーチミンでの現地ガイドのタァーオさんが、ハノイはあまりきれいではないし好きになれないといっていたのが肯けました。

 

ところが、ハノイを拠点としたチャンアン観光とハロン湾は期待に違わず素晴らしいものでしたし、特にベトナム一の絶景といわれるチャンアンの景観は素晴らしいものでした。最近治安の良さも含めて観光先として人気が出ているベトナムですが、陸のハロンといわれるチャンアンとビーチリゾートとして脚光を浴びているダナンは、ベトナム観光をさらに魅力的なものにしています。

 

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 2回目となるベトナムへの旅に前後して、ベトナムに関する数冊の本を読みました。1冊目は「ベトナムの風に吹かれて」(小松みゆき著)というもので、 風に吹かれて というタイトルに惹かれました。ベトナムのハンモックカフェでゆらりゆらりと風に吹かれているシーンを連想してしまいました。内容は、ベトナムの首都ハノイでの滞在記で、81歳の認知症の母親の介護記録で、とても面白く読みました。異国の地で、さまざまなトラブルにもめげない女性の強さに感心してしまいました。実際にハノイを旅して、ハノイの首都としての印象はよくなかったのですが、旧市街の雰囲気や自然の豊かさには共感できました。

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 2冊目は角田光代の著作の「いつも旅の中」でベトナムを旅したときのものです。以下長文になりますが、引用させていただきました。

 

ベトナムのハノイにはじめて足を踏み入れたとき、今まで訪れたことのある国とあまりに勝手が違って、ひどく戸惑ったのを覚えている。ものすごく閉鎖的な町だと思った。ホーチミンはパワフルで、エネルギーに満ちていて、その雰囲気に飲まれ私は夢中になって日を過ごした。北のハノイとホーチミンでは、雰囲気がまるっきり違った。ハノイが陰ならホーチミンは完璧な陽だった。

 

角田光代の印象と私が2回のベトナムへの旅で感じた印象が随分似通っていることに驚きもし、納得もしました。

 

今回のツアーは、観光スポットを巡る観光ツアーという色合いよりも、路上で展開される日常生活を楽しむ旅的要素の濃いものでした。3つの都市を巡ってみて、やはりホーチミン(旧サイゴン)が最も気に入りましたが、観光としてはダナンとチャンアンが魅力的です。ハロン湾も、マチュピチュほどではありませんが一見の価値があると思いました。

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2017年7月22日 (土)

ベトナム大縦断 33最後の晩餐&帰国

4/27(木) ハノイ市内観光の全てが終了し、夕食をとり、帰国となりました。

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 19:35 夕食のレストランへと向かいました。

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 ツアー最後の夕食はフランス料理です。何回も触れましたがベトナムはかつてフランスに統治されていましたので、あちこちでフランスの名残の建物や食事(特にパンは美味しかったです)にお目にかかりました。残念だったのは美味しいワインに出会わなかったことです。最後の晩餐がフランス料理というのは肯けることでした。フランス料理のレストランは、閣僚経験者がオーナーとのこと。

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 最後の乾杯。まだ帰国のフライトが残っていますが、ここまで無事で楽しい旅行ができました。両替した現地通貨(6600円分)が余るかと思っていたのですが、何とか使い切ることができました。

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 今回のツアーではベトナム料理、田舎料理、宮廷料理、ホイアン名物料理、中華料理、海鮮料理などさまざまな料理を食べましたが概ねどれも美味しくいただきましたし、朝食バイキングでは毎回好物のフォーを食べました。最後のフランス料理はそれまでの料理とは味わいが異なるものでしたが、これも美味しくいただきました。

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 21:43 食後、ハノイ国際空港へと向かいました。

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 00:55発の深夜便に乗る予定で、出発までまだ3時間近くありましたので余裕でした。夜の空港は昼間の喧噪とはまた異なった雰囲気で、静けさの中にもこれから異国へと旅立つ期待感と緊張感が流れていました。

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 搭乗手続きの前に、スーツケースへの荷物の詰め替えを行いました。

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 搭乗手続き、厳しいセキュリティチェック、税関審査を終えて待合室に落ち着きました。ホッとした瞬間でした。

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 特に搭乗口の変更もなく、時間の変更もなく、00:55VN310便は予定通りのフライトで、成田には07:35(日本時間:ベトナム時間では05:35)に到着予定です。飛行時間は5時間足らずで、随分楽です。

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 00:42 搭乗が始まりました。坊主頭で腕に腕章を付けた一団がいました。日本で研修を行うトナム人出そうです。最近日本とベトナムの交流は官民とも活発になっています。

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 02:06 食前酒が出てきました。

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 往路(成田~ホーチミンシティ)は6時間かかりましたが、帰路(ハノイ~成田)は5時間弱と短く、モニターで航路を見ると納得できました。ホーチミンシティとハノイでは成田までの距離がだいぶ違います。

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 02:52 ハノイを飛び立ってほぼ2時間経過で、台湾の近くまで来ました。何かときな臭い北朝鮮と最近よくわからない韓国の朝鮮半島は目と鼻の先です。

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 04:14 成田到着まで1時間半くらいの頃に機内食が出てきました。通常は離陸して2時間くらいで食事が出てくるのですが随分遅い気がしました。まあ朝食でしょうからいいのですが、慌ただしい気がしました。

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 07:49(日本時間) ほぼ予定通りに成田に到着しました。夜明けの空は青く、気持ちのいい空でした。

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 今まではリムジンバスでYCATYokohama City Air Terminal)に戻っていたのですが、転居しましたので初めて京成電鉄スカイライナーを利用しました。新宿で小田急線に乗り換え順調に帰宅しました。

 

決まり文句のようですが、長いような短いような7日間でした。ツアー名「よくばりベトナム大縦断」の通り、南北に細長いベトナムを南から北へと大縦断した旅はさまざまなものを見て、さまざまなものを食べて、さまざまな事も考えました。2回目のベトナムは観光旅行ではあるのですが  をしたという気分でした。観光名所を巡りはしましたが、それよりも面白かったのは路上で展開される日常生活でした。ベトナムのことやベトナム人のことも1回目よりわかったような気がした旅でした。

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2017年7月21日 (金)

ベトナム大縦断 32ハノイ市内観光 旧市街

4/27(木) 夕食までの時間、ハノイ市内観光の最後は旧市街散策と水上人形劇鑑賞となりました。

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 ハノイ市内をバスで移動しながらのタウンウオッチングでした。これは路上での宝くじ。

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路上の床屋は禁止されていて違反だそうです。警察が来るとお客も床屋さんもそのまま逃げるそうです。警察がいなくなると再開するそうです。

 

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 私たちはバスを降りて旧市街を散策しました。現在この市街はユネスコの世界遺産に登録されていませんが、ベトナム政府が管轄する指定遺産となっているために建て替えなどできず、そのために古き良き街並みを保っているといわれています。

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 バイク置き場となっている歩道は歩くことができず、歩道と車道の境目を歩きました。ガイドのフィンさんは相変わらず日の丸の旗を目印にしていました。

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 旧市街の奥に入り込むと、見慣れた風景ではありますが、目の前を誰が通ろうと夢中で美味しそうに食べていました。

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 ギャラリーで絵を描いている人がいました。他にはさまざまな食材や雑貨を売る店がごった煮のように並んでいる中で、ぽつりとここだけ場違いな空間でした。画かれている絵は随分タッチの異なるものでした。

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 売られているのは、裸の鶏、肉、各種総菜、カニや貝類など、この周辺で暮らすとしたら食べることには事欠くことはなさそうです。

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 ベトナムは仏教の国で、あちこちにお寺があり、葬式も何回か見かけたのですがお坊さんを見かけたのは初めてでした。

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 旧市街の散策を終え賑やかな通りに出ました。信号のない通りを横切ることになり、おっかなびっくりガイドのファンさんに続きました。車やバイクが走る信号のない通りを横切るのは3回体験しましたが、だいぶ要領がわかりました。しかし、こういう通りで万一車やバイクにはねられたらどちらの責任になるのか、海外保険は適用されるのかという疑問がチラリと頭に浮かびました。

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 ハノイ市内観光の最後は、ベトナム名物の水上人形劇鑑賞でした。劇場に入った時はちょうど前の舞台が終わった時で、観客がドヤドヤと出てきました。

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 劇場は2階にあり、劇場の入口には水上人形劇に登場する人形が陳列されていました。この水上人形劇は初めてベトナムを訪れた時に、ホーチミンシティで見ていますので今回で2回目です。劇はどうということはないのですが、舞台上にはられた池の水面で人形たちがさまざまな仕草をするのですが、水上劇の仕組みや人形を操る技術は極秘で一子相伝といわれています。

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 席は自由席です。開演前にはかなり一杯となりました。写真撮影をしたい人は別途料金を払うと特別席に座ることができます。私は2回目でしたので、あまり興味がありませんでしたので最前列の一番端、人形劇が最も見にくい席に座りました。

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 最前列の一番端の、最も人形劇が見にくい席は特等席でした。水上で展開される人形劇に合わせて、台詞を言ったり唄を歌ったりする人たちの目の前でした。素晴らし歌声を一番近いところで聴くことができ、まるで沖縄の島唄ライブを聴いているようなものでした。水上人形劇は2回目でしたのでまったく気乗りしなかったのですが、目の前でライブを聴くことができ、また極秘といわれる水上人形劇や人形操作の仕組みが少し分かりました。

 

これでハノイ市内観光の全てのプログラムが終わりました。ハノイ市内観光で人気No.1と思われるのはホーチミン廟で、他には寺院や旧市街などがありますが、観光にはちょっと物足りないかもしれません。また町の印象も、ベトナムの首都という風格に欠け、面白みも欠けているようでした。

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2017年7月19日 (水)

ベトナム大縦断 31ハノイ市内観光 ホーチミン廟

4/27(木) ハノイ市内に入り、成田への出発までの時間、市内観光となりました。

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 15:35 ハノイ市中心部に入るとさすがに車の量が増えてきました。他の市と比べるとバイクに比べて車の量が多いことが目につきました。

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 市内観光の最初は「文廟」、別名「孔子廟」でした。その入口には高校生くらいの生徒が行列をつくっていました。文廟は孔子の霊を祀った建物で、1070年に建立され、ベトナム国内初の大学が置かれましたので、学問にご利益がある場所といわれています。生徒たちは合格祈願にでも来たのでしょうか。

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 二つの屋根の三関門は、もともと木造だったのを、17世紀に石造りに建て替えたといわれています。門の右側には成功と幸福の象徴である昇り龍が、左側には力と権力の象徴である虎が刻まれています生徒たちがいなくなりましたので私たちも門をくぐりました。

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 門の中央に人の姿のレリーフがありました。孔子と4人の弟子たちの姿を彫ったものです。孔子は中国人であり、ベトナムにおける中国統治の影響の大きさがわかります。

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奥に進んでいくと3つめの門の前で生徒たちが説明を受けていました。奎文閣というこの門は、ハノイのシンボルになっていて、ハノイ市のマークは、この奎文閣をデザインしたものだそうです。

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 3つの門をくぐった正面には拝殿が建っていました。なだらかなカーブを持つ独特の屋根の上には2つの龍が向き合っています。この拝殿の奥に孔子を祀る大聖殿があります。

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 拝殿を入ると祭壇があり、その上に「萬世師表」と書かれた額が目につきました。これは「永遠に人々の模範となる先生」という意味で、孔子を表す言葉です。

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 拝殿を抜けて大聖殿に入ると、正面に孔子像がありました。大聖殿に入る際には、孔子に対して霊を逸することのないよう、必ず頭を下げるように、敷居は高く造られています。

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 ベトナムでは1075年に世界一過酷な試験といわれる官僚登用試験科挙制度が始まり、1919年に廃止されました。文廟の敷地内には科挙の合格者の名前と出身地が刻まれた石碑が並んでいます。受験シーズン(7月上旬)になると合格祈願に多くの学生が訪れるということですが、この日も女生徒さんたちがお詣りしていました。

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 拝殿の前庭の片隅にお土産屋のような店がありました。日本でいえば神社やお寺の境内にお守りやお札を売っているのと同じような雰囲気でしたが、いろいろな表情の人形が売られていました。あまり厳粛な顔をしている人形は少なく、どちらかというと微笑んでいる表情が多く、お守りとしてはあまりご利益が期待できそうもないような。

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 二つめの観光スポットは「ホーチミン廟」でした。廟は宏大な敷地のバーディン広場の奥にありました。廟への入場は午前中のみで、午後のこの時間帯は訪れる人も少なくひっそりとしていました。11世紀から19世紀まで、北部ベトナムの首都はタンロンという名前でした。ハノイはその後の名称です。現在ホーチミン廟があるこのあたりがタンロンの中心区でした。

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 「ホーチミン廟」は、ベトナムの民族解放と独立のために生涯をかけたベトナム建国の父であり、元国家主席のホー・チ・ミンの霊廟です。19731975年にベトナム全土から集められた自然の素材を用いて建造されたそうです。

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 廟への入場は午前中のみで、午前中は大変な人の行列で長い待ち時間を覚悟しなければならないそうです。入館には厳重なチェックがあり、入場後は立ち止まってはいけない、写真はもちろん厳禁だそうです。是非是非ホー・チ・ミンさんにご対面したかったのですが、朝一番に並ばなければならずそれは日程的に無理で、とても残念でした。

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 廟の前には黄色い線が引かれていて、そのラインの内側に入ると鋭い笛の音が鳴らされ、鋭く警告されます。できるだけ廟の入口に近いところで写真を撮ろうとラインを超えた人が警告を受けていました。(警告とこの画像は無関係です)

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 ホーチミン廟に隣接して変わったお寺があります。「一柱寺」いわれるお寺で、その名前の通り一本の木で造られたお寺です。最初にその本堂(延祐寺本堂)をお詣りしました。李朝第二代皇帝太宗が観音菩薩の夢を見てその結果、1049年に皇帝の世が長く続くようにと建立された古いお寺です。本堂の前には観音菩薩像が安置されています。

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 延祐寺の楼閣として建てられた一柱寺は何の変哲もないとても小さいお寺です。李朝第二代皇帝太宗が蓮華の上で子どもを抱いた観音菩薩の夢を見てから間もなく子どもを授かったと言い伝えられていて、お詣りをすると子宝に恵まれるともいわれています。

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 小さな石段を上ってお堂の中に入ると、「蓮花台」という扁額が掲げられていて、八本手の観音像(インターネットより転載)が安置されていました。

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 一柱寺の横に廻ってみるとその名の由来がわかりました。一本柱に支えられ、池に浮かぶ蓮のような建築と形容されています。一本の太い柱は地上からの高さが4m、直径が12mあり、上に3m2のお堂をのせています。

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 ホーチミン廟とも一柱寺とも隣接しているどでかく威容を誇る建物は「ホーチミン博物館」です。ホー・チ・ミンの生い立ちからの歴史を知ることができるようですが、私たちにはまだ他の観光や夕食が残っていてまたこの日に帰国することになっていましたので見学はパスしました。

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2017年7月18日 (火)

ベトナム大縦断 30ハノイ市へ

4/27(木) ハロン湾クルーズと海鮮料理を楽しんで、ハノイ市へと移動しました。

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 ハロン湾からハノイ市へは西に180km、約4時間の行程です。

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 バスに乗って、ハロン湾を後にしました。ハロン湾の先にはトンキン湾があって、いわば二重の湾になっているからでしょうか、とても静かで穏やかでした。

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 全長1800km、ホーチミンシティとハノイ間を36時間で結ぶ統一鉄道、町中はもちろんこんな畑の中も走っています。乗り心地がよければ乗ってみたいと思うのですが、現地ガイドのファンさんは1回で懲り懲りといっていましたので、遠慮した方がよさそうです。

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 バスから眺めたグリーンのパッチワークのような畑、遠くには霞む低い山々と薄い透明の膜のような空がグラデーションになっていて、のんびりした風景です。バスはハノイ市に向けて走り続け、このツアーもそろそろ終わりになります。

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 私たちはのんびりとした田園風景を眺めている間もバスのドライバー-さんは大変でした。前方にトラックがゆっくり走っていて、その後のマイクロバスと乗用車が追い越しをしようとしていて、バスのドライバーさんも機を伺っていました。

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 トイレ休憩で立ち寄った「ABC Stopover」というお土産屋は、刺繍絵の工場でもありました。たくさんの縫子さん達が熱心に作業していました。

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 とても細かい作業ですが、こういう作業はベトナム人に合っているようです。脇目も振らずおしゃべりをするでもなく、シーンとした中で集中していました。

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 ここでつくられている刺繍絵の数々は、ベトナムを代表する美しい風景です。その風景は水と緑と花と無縁ではありません。

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 店舗の内部はとても広く、刺繍絵の他にたくさんのお土産が売られていました。「ABC Stopover」という店舗は、建物自体が「日本・その他」「中国・台湾」「韓国」と3つに別れています。ハノイ市とハロン湾の中華に位置していて、トイレ休憩もありほとんどの観光バスが立ち寄るとのことです。

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 Aさんご夫妻は、子どもさんかお孫さんへのお土産を買っていました。私は、刺繍絵もいいなと思ったのですが、結局いつものように絵はがきを買いました。

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 バスは再びハノイに向けて走りました。田園風景の中の水たまりのあちこちに白く見える塊が目につきました。ジッとしていたり動いていたり、放し飼いのアヒルだそうです。ベトナムでは卵も含めてよく食べられています。なかなかシャッターチャンスがなかったのですが、なんとか姿を捉えることができました。

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 たくさんの刺繍絵が目に焼きついていましたので、バスからの景色も刺繍絵のように感じてしまいました。

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 ハノイ市に近づいているせいでしょうか、珍しくオシャレな建物群が目につきました。ベトナムはかつてはフランスに統治されていましたので、市の中心部ではオシャレな建物は多いのですが、郊外では珍しいです。

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 バスからの風景で、唯一違和感を覚えるというか、この国が共産主義国家であることを感じさせられのが役所の建物です。門には赤が目立つ国旗と共産党旗が掲げられていて、建物も厳めしいのです。路上で展開される庶民の生活感溢れる風景を見ているといい国だなあと思うのですが、役所の建物を見ると社会主義国家であることを思い出させられるのです。

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 ハノイ市の中心部に入りました。ベトナムの首都というイメージにほど遠いローカル都市のような街並みです。

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 サングラスをかけて強面のドライバーさんですが、運転は穏やかで、バイクに取り囲まれても前をゆくバイクやトラックが邪魔でもクラクションを鳴らすことはありませんでした。このドライバーさんと置物の布袋様との関係がイマイチ不思議でしたが、温厚な性格を考えれば肯けもするのでした。

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 ハノイ市の中心部、ポツリポツリと背伸びをしているようなビル群が見えてきました。この後、ハノイ市内を観光して宿泊することなく深夜便で成田へと戻ります。

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2017年7月16日 (日)

ベトナム大縦断 29ハロン海鮮料理

4/27(木) 鍾乳洞の島に上陸した後、クルージング船はいくつかの島を巡りながらハロン港を目指し、途中ハロン海鮮料理を味わいました。

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 鍾乳洞を見物して、上陸した場所とは違う桟橋に出ました。海は相変わらず穏やかで波一つありませんでした。

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 船着き場には、観光客が戻るのを待っているクルーズ船がビッシリと並んでいました。

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 私たちのクルーズ船に戻るとスタッフが待ち受けていて、乗船するときに優しく手を差しのべてくれました。ご婦人たちはとても嬉しそうでした。

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 船室に戻って寛ぎつつ、ビールでノドを潤しました。ハロン湾の景観を眺めながらのビールは格別でした。

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 いつの間にか海鮮の食材売りが乗り込んでいて、シャコ、カニ、ハマグリなどを売り込んでいました。ハロン湾の入口あたりで養殖場を見かけました。多分これらの食材は養殖場で育てられ、飼われていたものと思われました。

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 それぞれ食べたい食材を注文し、現金前払いで、にわか市場が出現しました。皆さんいろいろ注文していて、私はシャコとハマグリをオーダーしました。

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 ビールを飲んだり海鮮食材をオーダーしている間に船は静かに上陸した島を離れました。

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 たくさんの船が続々と巡航していました。巡行コースは、宿泊クルージングや長時間コース、半日コースとかいろいろあるそうです。

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 島と島の間がかなり狭い場所もあり、多くの船がぶつかりもせず、海面を滑るように進んでいました。

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 小舟を操っている船頭さん、クルーズ船を物色しながら走り回っていましたが、まるで獲物を狙うハンターのようでした。腕一本で生計を立てているのでしょうから真剣そのもので、その心意気が伝わってくるようでした。

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 クルーズ船や奇岩の島々を背景に浮かぶ一艘の小舟(移動店舗)はなかなか絵になりました。曇り空のために墨絵のようにも見えました。

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 一艘の小舟が近づいてきました。舳先には少女がいてバナナをかざしていました。足下にもバナナやマンゴーがありました。買いませんか、買って下さいという仕草をしていました。

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 私たちはこれから食事ですので誰も買う人がいなくて、少女は舌打ちが聞こえてくるほどのしかめっ面をしていました。ベトナムの子供たちはこうして商売をしながら逞しい大人になっていくのでしょうね。

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 さまざまな形をした奇岩は、例えばライオン岩とかローソク岩とかいろいろ名前が付けられるのはどの国でもどの観光地でもよくあることですが、2000ともいわれるハロン湾にもいくつかの名前をもった小島があります。闘鶏岩ともいわれている小島は最も有名だそうです。闘鶏のようにも見えますが、恋人同士が唇を寄せているようにも見えました。船の移動につれて唇が接近して重なるようにも見えました。

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 刻々と変わる景観や次々に現れる奇岩を楽しんでいる間にハロン海鮮料理の準備が進んでいて、茹でた海老が運ばれてきました。

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 殻付きの海老は剥いてくれました。このツアーで何回かこういうシーンにお目にかかりました。ベトナム風おもてなしでしょうか。

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 白ワインで乾杯。この3人で何回か乾杯しましたが、最も思い出に残る乾杯でした。

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 オプションで追加オーダーしたシャコとハマグリが調理されて出てきました。美味しくいただきました。

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 いくつか出てきた料理はそれぞれ美味しく、春巻きはつけて食べる調味料が美味しく、白身魚とイカも美味しい味付けでした。全般的にベトナムでの料理は味付けが美味しく、これは発酵食品の魚醤のせいでしょうか。

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 ハロン海鮮料理を味わっている間にハロン港に近づきました。港の向こうに霞んで見えるなだらかな丘陵のような山々も空も海も薄い墨のグラデーションでした。

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 港に近づいて寛ぐ現地ガイドのフィンさんとスタッフの皆さん。ベトナム風おもてなしでとても楽しく快適でした。

 

最も楽しみにしていたハロン湾クルージングが終わりました。薄い雲に覆われた穏やかなハロン湾とそこに浮かぶ奇岩の島影は墨色の濃淡で染まっていて、宏大な一枚の墨絵を見るようでした。

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2017年7月14日 (金)

ベトナム大縦断 28ハロン湾クルージング

4/27(木) チャーターしてあった専用の船に乗り込み、クルージングがスタートしました。

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 08:47 私たちが乗ったクルーズ船は静かに出航しました。ハロン港内に停泊しているたくさんの船の間を縫うようにゆっくりと進みました。

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 港を挟んだ対岸には、宿泊施設もクルーズ船もビッシリと隙間がないほど並んでいました。ハロン湾観光がいかに多くの観光客を呼び寄せ、多くの観光収入と雇用を生み出していることがわかります。

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 船尾の方向にはたくさんの奇岩の島影が見えてきました。この数々の奇岩は、海中に堆積した石灰岩が一度隆起し、長い年月をかけて風や水の力でかたちを変えられて生まれたものです。中国の桂林も同じように石灰岩でできていて、そのために海の桂林ともいわれています。

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 2階のデッキに出てみますと、いくつかの籐のシートが置いてありました。赤い帆が巻いてあり、この帆が上げられたら優雅な姿がハロン湾に浮かびます。

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 出航してたくさんの島(奇岩)が見えてくると、皆さん2階のデッキに上がってきました。瀬戸内海のように内海で湾内だからでしょうか、まったく風も波もありませんでした。

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 名前のついている島は数百とか。名前のついていない島を入れると、湾内の島の数は1600とも2000ともいわれています。

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 時間の経過と共に色も形も異なるいろいろな船が繰り出してきました。

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 上空は相変わらずの曇り空で、青い空の下で青い海に浮かぶ奇岩を見ることができないのは残念ですが、岩肌がはっきりと見える近くの島々の先に折り重なるようにグラデーションをなしている島影は墨絵の世界で幻想的であり、これもかなり趣がありました。

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 地名の「ハロン」は「降りる龍」という意味があるそうで、ここには龍にまつわる伝説が残っています。「昔、外敵(中国とも)の侵攻や略奪に悩まされていた人々の嘆きを知った龍の親子が、舞い降りて敵を破り、口から吐き出した宝石が湾内の島々になった。」というものです。

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 島にかなり近づくと、岩はかなり頑丈そうに見えました。岩をくり抜いて道ができていて、それも大変そうでしたが、長い歳月をかけて岩を削った風や海、自然の力は凄いものです。

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 島によっては深い切れ込みが天然の良港となっているところもあります。海面から20mくらい上がったところに小さな屋根をもつ小屋のようなものが見え、その下には何隻かの船が停泊していました。

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 港に入り、私たちは上陸しました。岩壁に沿って付けられた石段を上っていきますと、港はよく整備されて何艘かのクルーズ船が出入りしていました。

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 石段を上ってきてさすがに汗をかきましたが、じっとしていると微風の海風が気持ちよかったのでした。

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ハロン湾の島々にはたくさんの鍾乳洞があり、私たちが向かったのは、最も有名なティエンクン洞という鍾乳洞でした。広大な石灰岩の層がつくりだしたものは、奇岩だけではなく鍾乳洞もつくりました。自然の浸食によって鍾乳洞がつくられました。事前の勉強不足はいつものことではありますが、ハロン湾に鍾乳洞があるとは思いませんでした。

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 内部は大きな空洞で、場所によっては天井に小さな空洞が開けられたところもあり、陽射しが漏れていました。

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 中には大きな柱となっているものもありました。

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 岩の表面にさまざまな模様の襞ができていて、さらにさまざまなカラーのライトアップがされていて、幻想的ではあるのですが、できたら自然の色を見たいと思いました。

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 仲良し3人組で記念撮影。洞の中は涼しく快適でした。

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 鍾乳洞見物を終えて、港を見下ろすとクルーズ船は随分増えていました。鍾乳洞が大きいとはいえ、大きな団体が入ってきたら煩くて大変だったと思われ、早め早めの行動で助かりました。

 

一度は肉眼で見てみたいと思っていたハロン湾の景観、波がまったくなく鏡のような水面に重なるように点在する奇岩、遠くに霞んで見える島影、TVなどで何回も見た景色ですが、やはりそこにいて体感することはひと味も二味も違いました。

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2017年7月12日 (水)

ベトナム大縦断 27ハロン湾乗船

4/27(木) このツアーの目玉の一つ、ハロン湾クルージングの港に到着し、クルージング船に乗り込みました。

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 ハロン湾は、ベトナム北部、トンキン湾北西部にある湾です。漢字表記は下竜湾。クアンニン省のハロン市の南に位置していて、カットバ島のほか大小3,000もの奇岩、島々が存在します。

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 前日夜遅い時間に到着しましたが、ツアーの最大の目玉のハロン湾観光に向かうため、出発時間(08:00)に合わせてロビーに全員集合しました。

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 昨晩は夜遅く暗かったためにどんなホテルだったのかよくわかりませんでしたが、ハロン湾観光の拠点ホテルの玄関構えです。

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 私たちはバスで定刻に出発しました。港へと向かう道には統一感のあるお土産屋が軒を連ねていて、この界隈のそぞろ歩きも楽しそうでした。

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 港に近くなると店はなくなりましたが、よく整備された道路の両側には街路樹が植えられ、アーチ型の街灯が並んでいて、リゾートの雰囲気になってきました。

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 海辺に出ますと養殖いかだが浮かんでいました。この養殖いかだがどういうものだったかはクルージングをしてわかりました。

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 08:24 港の駐車場に着きました。まだ朝早いせいか広い駐車場には私たちの専用観光バスの他には数台のバスしかありませんでした。この日は、ハノイへ(4時間くらい)戻る予定になっていましたので早めの行動となりました。

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 少しずつ観光客も増えてきました。やはり中国人観光客が多く、声も大きく賑やかで目立ちました。

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 待合室の中に入ると、乗船券を買う人や出航を待っている人たちが結構いました。

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 中央に置かれた舞台で、ベトナムの音楽ライブが始まりました。待っている観光客を飽きさせないためのサービスなのでしょうかそれとも何かのPRでしょうか。

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 港の対岸にはたくさんのクルージング船が係留され、リゾートホテルかリゾートマンションのような宿泊施設が並んでいました。

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フィンさんの後に続いて、船着き場へと向かいました。感心したのはフィンさんは日の丸の旗を臆することなく手に持って先導してくれたことで、ハノイ空港に出迎えてくれたときから出発するときまで観光地に巡りのときもずっと同じでした。

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 こちら側の波止場の岩壁にも多くのクルーズ船が停泊していました。

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私たちは私たちだけの専用のクルーズ船が用意されていましたが、一般観光客用の乗船口には行列ができていました。

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 私たちの専用クルーズ船では、乗組員が待ち受けていました。

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 私たち総勢13人にとっては十分くらい広い船内で、各テーブルにゆったりと座りました。船の外見も船内もピカピカにきれいで、優雅な気分になりました。

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 船内の後方の食卓では、女性スタッフたちが食事の準備をしていました。このクルージングでは昼食もこの船上でとることになっていて、メニューはハロン海鮮料理とのことでしたのでそれも楽しみでした。

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 私たちが乗船した船が出航の準備をしている間、別のクルーズ船が入港してきました。なかなか美しい姿のクルーズ船でした。ハロン湾に点在する島々にこういう船が浮かんでいる様子はきっと絵になると思いました。

 

ハロン湾の上空はどんよりとした雲に覆われていましたがあまり気になりませんでした。前日のチャンアン手こぎクルージングも曇り空の下でしたが、青空のある景色よりも薄墨を流したような景観の方が雰囲気があるように感じました。

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2017年7月10日 (月)

ベトナム大縦断 26ハロン湾へ

4/27(木) 陸のハロンといわれるチャンアンでクルージングを楽しんで、このツアー最後の観光地ハロン湾へと向かいました。

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 チャンアンからハロン湾までは114km、約2時間の行程です。

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 チャンアンでのクルージングが終了したのが17:00でしたので夕食をとりに近くのレストランへと向かいました。

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 レストランの席に着いて乾杯。チャンアンでは手こぎクルージングで随分汗を流しましたので喉ごしビールの旨かったこと。

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 メニューはベトナム海鮮鍋。グツグツ煮え立った鍋に豆腐や野菜、春雨などをタップリ入れとても美味しかったのでした。

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 鍋の中味が少なくなるとウェイトレスのお姉さんがすかさず野菜や新しい具をタップリ補充してくれました。大満足の海鮮鍋でした。

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 18:28 食事を終えてそろそろ夕闇が迫ってくる頃、通りやお店の灯りが懐かしく感じられました。旅も残すところハロン湾観光とハノイ宿泊を残すのみとなりました。海鮮鍋で火照った体に夕暮れ時の涼しい風を受け、ベトナムの小さな町の通りをそぞろ歩くのもいいものでした。

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 20:16 ハロン湾に向けてバスは出発し、小さな町や大きな町をいくつも通り過ぎました。随分たくさんの椅子が並べられたレストランが目につき、こんなに客を呼べるようなこの町は何だろうと思ったりしながら時間をやり過ごしていました。

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 22:42 ようやくホテルに到着しました。想像以上に時間がかかり随分疲れました。

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 チェックインした部屋はシンプルで広く十分寛げ、熟睡できました。今回のツアーではホテルが充実していて助かりました。

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 部屋のテーブルの上にはマンゴーが2個置かれていました。翌朝の食後に美味しくいただきました。

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 ホテルの窓からはボンヤリとした夜景が広がっていましたが、このホテルでは連泊ではありませんので翌朝の出発の用意をするために、持参したウィスキーで夜景を楽しむゆとりはありませんでした。

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 朝目覚めた光景は、ズラリと並んだ観光バス、ホテルやレジャーランドなど。ここはハロン湾観光のベースとなるエリアでした。

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 遠くにはハロン湾に折り重なるように浮かぶ島影が見えました。

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 朝食のレストランでは、料理スタッフがフォーの準備をしていました。

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 ほとんど毎朝食べていたフォーは、場所によって出汁の味、麺の食感、調味料などが異なりましたので全然飽きがきませんでした。

 

前夜が遅く、出発が08:00でしたので、朝食はフォーを中心に少なめにして最後のハロン湾観光に備えました。

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2017年7月 8日 (土)

ベトナム大縦断 25チャンアンクルージング

4/27(木) 世界遺産の町古都ホアルーでディン・ティエンホアン祠を観光し、陸のハロンといわれるチャンアンへと向かい、クルージングを楽しみました。

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 ディン・ティエンホアン祠からバスで移動してチャンアンクルージングへと向かいました。石の橋を渡った先に見える古寺のような建物が受付でした。現地ガイドのフィンさんに続きました。

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 クルージングの出発地点にやってきました。船着き場のようなところには、手こぎのボートが並んで停泊していて、各舟ごとにおばちゃんたちが待っていいました。

 

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 乗船の定員は4人でしたので、それぞれ34人のグループに分かれて舟に乗り込みました。万一に備えてライフジャケットを装着しましたが、中には装着していない人もいました。

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 乗りこみが終わると当時に各艇一斉にスタートという感じで次々に出発しました。今にも雨が降り出しそうな空模様でしたが、それもいいかなと思ったのですが、雨具は全く用意していませんでしたのでちょっと心配でした。

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 こぎ手のおばちゃんによって力量に差があるようで、ズンズン先行しているボートもありました。チャンアンは2014年に世界遺産「チャンアンの景観複合体」として登録されました。このクルージングの前に行ったホアルーもその一部として登録されました。

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 ガイドのフィンさんが乗ったボートは、フィンさんが一生懸命漕いでいましたので先頭に立ち、私たちはその後に続くかたちになりました。岩壁に向かっていきましたので何だろうと思っていると、ポッカリと洞穴が口をあけていました。

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 先頭のフィンさんが乗ったボートが吸い込まれるように洞穴に入っていくと、Sさんたちのボートも続き、私たちも入っていきました。

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 さらに進むと天上のゴツゴツ岩は次第に低くなり、頭を低く下げないとぶつかるくらいに低くなりました。

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 洞穴内で時々フラッシュがたかれ、その明かりで近くに迫った岩肌が浮かび上がりました。

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 洞穴を脱出すると目の前に出現した奇岩とその岩肌にとりついた緑、その景観は秘境ムードタップリでした。

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 私はAさんご夫妻と一緒に乗り込みました。ガイドのフィンさんが漕ぐのを真似て私が漕ぎ、A夫人も漕ぎ出し、各艇に乗っている男性も漕ぎだし、あたかも競艇のようになりました。後でわかったことですが、私たちが漕いだ分おばちゃんは手抜きしていたみたいです。最後に降りるときに手を合わせて頭を下げられました。

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 石灰岩の台地が造り出した奇岩とその合間を流れる水路、湿地の景観などがとてもうつくしいことから「陸のハロン湾」ともいわれています。

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 一つの洞穴をくぐるとまた別の洞穴が現れ、また洞穴の長さはまちまちで長いものですと100mくらいありました。間違って頭をぶつけるととんでもないことになるくらい岩はゴツゴツしていましたので、気は抜けませんでした。

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 大きな川の主流から支流がいくつにも枝分かれがしているようで、コースもいろいろあるようでした。洞窟を抜けるたびに目の前に現れる景観もさまざまで変化に富んでいて飽きませんでした。

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 こんなところにと思うような場所に小さな洞穴が口をあけていました。ボートがかろうじて通り抜けることができるような岩肌すれすれの狭い場所もあり、おばちゃんたちはぶつからないようにボートを上手く操っていました。

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 4人の乗客とおばちゃんとで5人が乗ったボートは水面すれすれで、ちょっとした波でも転覆しそうでしたが、ここは川でしたので強風でも吹かないかぎりは大丈夫そうでした。

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 手こぎボートなのですが、おばちゃんは手こぎで疲れてくると足こぎをしていました。なかなか上手いものでした。

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 15:10にこぎ出してここまで約1時間、かなり疲れました。石橋が見えてきましたのでそろそろゴールかなと思ったのですが、石橋をくぐってさらに進んでいきました。

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 こぎ手のおばちゃんも疲れたと思うのですが、狭い水路も足こぎで上手く舵をきっていました。

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 17:00ちょうど、たっぷり2時間近くの手こぎクルージングもゴールしました。優雅にベトナム一といわれる景観を眺めていればいいのかと思っていたのですが、まさか自分で漕ぐとは思いませんでした。大汗をかいてすっきりしましたし、いい思い出になりました。

 

私たちは2時間コースでしたが3時間コースという長距離もあるようです。また私たちは時間の都合で上陸しませんでしたが、コースによっては寺院もありようです。世界遺産「チャンアンの景観複合体」は、自然遺産と文化遺産の両方の要素を合わせ持つ複合遺産です。奇岩(自然)のなかに寺院(文化)のある風景が複合遺産となっています。とても素晴らしいところでした。

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2017年7月 6日 (木)

ベトナム大縦断 24ホアルー観光

4/27(木) 何事もなく順調にハノイに到着し、昼食をとった後、世界遺産の町古都ホアルーと向かいました。

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 チャンアンは、ハノイから南東の方向に110km下った場所にあり、約2時間半の道のりです。

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 ハノイ市内の道は狭く、路上には車がぎっしりと駐車されていて、歩道にもバイクがぎっしりと並べられていて窮屈そうでした。

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 路上の風景は、ボンヤリと通りを眺めている人、どんぶりを抱えて食事している人、ベトナムでどこでも見られる風景ですが、ホーチミンシティのような活気が感じられないのは気のせいでしょうか。

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 チラッと見えたのがホアンキエム湖です。ハノイの中心地にあり、朝歩けば太極拳やダンスを楽しむ人々の姿、昼に歩けばベンチに座っておしゃべりを楽しむ人々の姿が見られます。私たちは次の日にこの湖畔や市場を歩く予定になっていました。

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 ちょうど統一鉄道の列車が目の前を走り過ぎて行きました。ホーチミンシティから来たのか、向かうのかはわかりませんでした。現地ガイドのフィンさんは一度乗って懲り懲りだったと言っていた通り、あまり快適そうではありませんでした。

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 バイクにもの凄く大きな段ボール箱を積んで走っているおじさん、ダンボールを固定するだけでも大変なのに、さらにバランスをとるのも大変だと思うのですが、他の車に挟まれて悠々と走っていました。名人技にしか思えませんでした。

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 ハノイ中心部からかなり離れたローカルなところを走る単線のレールは、どこまでも真っ直ぐと延びていました。

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 ハノイ中心部を出発してから2時間近く経過して、山の中に入ったのか緑一色の世界となりました。

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 古都ホアルーに着きました。山の中、緑に覆われた奇岩に囲まれた遺構は昔にタイムスリップしたような、ベトナムの中でさらに異国へと迷い込んだような不思議な雰囲気でした。

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 当時の中国王朝による支配から脱し、ベトナム初の王朝が建国された古都ホアルーは、そびえ立つ数々の岩山を自然の城塞として、豊かな自然と水に囲まれています。どんよりとした厚い雲の下、古い城門の上に乗った飛び跳ねるような赤い屋根とはためく赤い旗、時間が止まっていました。

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 ベトナム笠(ノンラー)を被った女性カメラマンが私たちを待ち構えていました。私たちの写真を撮り、後ほどできあがった写真を売りつけられました。写真を買ってとまとわりつかれ意地になって拒否してしまいました。

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 カメラマンの写真を買わずに、自前の写真を撮りました。後で考えますと、女性カメラマンの写真は大した額ではなく(ここで働く人にとっては大きな収入源)買えばよかったと後悔しました。

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 古都ホアルーは唐(中国)の都、長安にならって設計されたそうです。この門は初代皇帝ディン・ティエンホアン廟の入口で、苔むした姿は遠い昔へと誘っているようでした。

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 本堂の前の「龍の庭」といわれるこの庭は、苔と草に厚く覆われ、自分の呼吸が聞こえてくるほどシ~~ンと静まりかえっていました。

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 1010年にハノイに遷都されるまで44年間という短い期間でしたが、法整備や軍事強化などベトナム国家の礎を築きあげたのでした。

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 ここには初代皇帝ディン・ティエンホアンと2代皇帝レー・ダイハインの霊廟です。この日は地元の人かベトナム人のグループが参拝に訪れ、廟内には香が立ちこめていました。

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 振り返ってみれば天然の城塞となっている大きな岩を背に、城門は千年の時を経てなお佇み続けています。束の間、中国の支配を脱したベトナム初の王朝は、ある意味ベトナム人の心の支えかもしれません。廟にお詣りに来たベトナム人たちは、私たちが伊勢神宮に参拝するようなものかもしれません。

 

ディン・ティエンホアン廟の周りには、岩山や湖や水田と共に暮らす村人たちが暮らす民家が点在しています。歴史から忘れ去られたような古都ホアルーは、この後訪れる予定のチャンアンに含まれるかたちで世界遺産に登録され、再び注目を浴びているようです。まったく知らなかったホアルーでしたが、とても印象強く記憶に残りました。

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2017年7月 4日 (火)

ベトナム大縦断 23ハノイの田舎料理

4/27(木) 順調なフライトでハノイに着きました。先ずは昼食のレストランへと向かいました。

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 ハノイの空港で現地ガイドさんと合流し、専用観光バスへと向かいました。路面は濡れていて雨が降っていたようでした。

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 初めての土地や国に飛行機で降り立って市街地へ向かうとき、空港周辺の景観とか空気感とかどんなものかなと毎回興味津々です。ハノイはベトナムの首都ですが、バスが空港を出発して感じた印象は、寂しい町のように思えました。大抵、空港は郊外にありますので寂しいのは当たり前なのですが、それでもどこか華やいだ雰囲気とか重厚な感じとかあるものなのですが、やはり寂しく感じました。

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 現地ガイドのフィンさんです。ツアーで3人目のガイドさんです。日本に一度も行ったことはないにもかかわらず日本語がとても上手でした。ツアーガイドの他に、日本からの閣僚などのVIPの通訳やエスコートもしているとのことで、かなりのエリートです。市中心部のタワーマンションに住んでいて日本車も保有しているとか。

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 ハノイの中心部を流れているホン川(ソンホン川とも)を渡りました。中国雲南省に源を発し、全長1,200kmを流れ、三毛作も可能とする穀倉地帯を形成してトンキン湾に注いでいます。ホーチミンシティでもフエでも大きな川が何本もありました。

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 ハノイはベトナムの首都で政治と文化の都です。首都ではあるのですが、人口はホーチミンシティに次いで2番目で650万人です。市中心部に入ると高層ビルも目につきましたが、首都の光景としてはちょっと寂しい印象でした。

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 バスがさらに市中心部に入った印象は、くすんでいてあまりきれいではない(不潔ではないのですが)町というものでした。通りに面して立ち並ぶ建物は低層、中層で全体的に統一感がないようでした。

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 ハノイでもホンダの店舗がすぐに目につきました。

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 バイクの複数乗りはハノイでも当たり前のようでした。それにしてもバイクのタイヤがよくもつものです。

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 都心部にく広い緑の絨毯、多分次の日の観光予定のホーチミン廟あたりかもしれません。日本でいえば皇居前広場ということでしょうか。

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 両側に広がる街並みは雑然としていて、勝手にイメージしていた首都ハノイのイメージとは随分違っているように思えました。描いていたイメージは、政治の中心ですから東京の霞ヶ関あたりをイメージしていたのですが、どちらかというと下町的な雰囲気でした。

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 このレールは、ホーチミンシティとハノイ間1,800km36時間で走る統一鉄道です。レールの両脇のフェンスは低く建物もレールに接近していて、安全性やセキュリティは日本人的感覚では心配になります。

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 バスは市内をグルグル回っているように走っていて、窓から見える風景は交通量も少なく建物は雑然としていて、ますます下町的な雰囲気になりました。ホーチミンシティでの現地ガイドのタァーオさんが、ハノイはあまりきれいではないし好きになれないといっていたのが肯けました。

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 路上の物売りや小さな食堂の風景はベトナム的でどこも同じようです。

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 信号のある交差点は大きな交差点です。信号待ちのバイクの密集度もホーチミンシティに比べるとバイク同士の間のスペースにかなり余裕があるように見えました。

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 思っていたハノイのイメージを探していたのですが、女性用ファッションのお店もあまり洗練されているようにも見えませんでした。

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 昼食をとりにレストランに入り、ビールを注文しました。ハノイビアという瓶ビールで味はまあまあでした。

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 この日のメニューはハノイの田舎料理ということでしたが、たしかに素朴な素材や料理で田舎的なものでした。味はあまり印象に残りませんでした。

 

かなり期待感の強かったベトナムの首都ハノイは、バスの中から市街地や街並みを一見しただけですが、首都としての風格が感じられずかなり期待外れでした。

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2017年7月 2日 (日)

ベトナム大縦断 22ハノイへ

4/27(木) ベトナム中部の古都フエを後にして、最後の訪問地ハノイへと向かいました。

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 今回のツアー「よくばりベトナム大縦断7日間」では、ホーチミンシティをスタートして南北に細長いベトナムを北上するというものです。ツアー5日目は最後の観光地ハノイへと向かいました。

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 ホテルで目覚め、窓を開けて天気を確認しました。どんよりとした梅雨空が広がっていたのですが、ここまでの4日間ほとんど雨に降られることもなくきていました。ホテルの前の建物や街並みも、連泊していましたので随分馴染みのある風景に思えました。目の前のビルの屋根付き屋上では、ランニングシャツとパンツ姿のおじさんが体操をしていました。

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 朝食は、定番となったフォーをいただきました。ほとんど毎日食べても出汁の味が違ったり、トッピングを変えたりすれば飽きはきません。

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 現地ガイドのグェンさんとは、この日飛行場でお別れとなりますので記念写真を撮らせていただきました。後ろに変なおじさんがいたのですが、気がつきませんでした。グェンさんはいかにも真面目で庶民的なガイドさんでした。ホーチミンシティでの現地ガイドのタァーオさんと比べるとお国柄ではなくて土地柄があるような気がしました。

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 ホテルの女性スタッフの皆さんたちはカメラを向けるとニコニコしてくれました。もしかしたらグェンさんとのツーショットの後ろに変なおじさんがいるのを見ていたのかもしれません。

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 ツアーでは当たり前のスーツケースの積み込み風景ですが、今まではほとんど自分たちで積み込んでいたようなきがするのですが、ここではボーイさん達が運んでくれました。

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 Aさんご夫妻もここまで元気でご機嫌でした。Aさんご夫妻は、海外へは豪華客船でのクルージングが多いようですが、トルコにご一緒して以来の海外ツアーも楽しんでいらっしゃるようで良かったです。

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 すっかりお馴染みになった朝食風景です。この風景を見ないとベトナムの一日が始まりません。

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 またまた葬式に出合いました。これで何回目でしょうか。ベトナムには葬祭殿などはないでしょうし、家で執り行う習慣がなければ結局路上での儀式になるようです。考えてみれば、日本では町中でお葬式を見ることはなく、霊柩車に出合うこともありません。

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 ホテルを06:45に出発し、ダナンの空港に07:20に着きました。フライト予定は08:30発ですが、国内線ですので時間は十分ありました。

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 現地ガイドのグェンさんとは搭乗手続き後にお別れし、搭乗口へと急ぎました。ホーチミンシティからフエへのフライトでは何度も搭乗口が変わり、結局2時間遅れとなりましたが、この日は大丈夫そうでした。VN164便08:30と表示されていて特に問題はないようでした。

 

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 08:06 搭乗口付近の待合室で多くの人が待っていました。やはりベトナム人が多いようで、国内線らしいローカルな雰囲気が感じられました。

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 予定どおりの搭乗開始で、席はほとんど満席でした。結構ベトナム人以外の欧米人の姿も見られました。

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 私たちが乗った機体は滑るように滑走路へと移動し、予定どおりのフライトとなりホッとしました。

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 機体はフワリと浮き上がり眼下にはフェ市街がどんどん小さくなりました。一口に古都フエといわれますが、ベトナム戦争の激戦地でもあり、また周辺にはダナンやホイアンなどがあり、さまざまな表情が見られました。

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 10:05 フエからハノイまでは1時間20分のフライトで、ハノイの市街が見えてきました。緑の中に、民家のような建物がいくつかのブロックを形成しています。どんな町なのか楽しみでした。

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 高度がグングン下がると共に屋根がレンガ色した建物がはっきりと見えるようになりました。大きな工場があり、HONDAの文字も見えました。

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 予定より若干遅れてハノイ空港に着陸しました。上空には青空が見られず、出発したフエの空と同じようにどんよりしていました。

 

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 添乗員がいませんでしたので、ツアー参加者全員が揃うまで待っていました。ほぼ予定どおりにハノイに着きましたので全員一安心でした。

 

ホーチミンシティからフエへの移動ではひどい目に遭い、ベトナム航空に不信感を持っていたのですが、無事にフライトを終えて多少は信頼を回復したようです。

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