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2017年9月25日 (月)

丹沢登山紀9月&Moeさんの富士登山

9月に入って、今年2回目の富士山にトライしたためなかなか丹沢にも行けませんでしたが、9/15(金)ようやく出かけることができました。今年16回目の丹沢登山でした。

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雨こそ降らなかったものの、登山口のビジターセンターの上空にはどんよりとした鉛色の雲が居座っていました。

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景色はガスっていてまったく見えず、写真も撮る気になれなかったのですが、足下の可憐な花が気持ちを和ませてくれました。

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急な階段が続いた山道を登りきるとそこに建っている花立山荘はホッと一息つくところです。ここから見上げた空で山頂の天候がわかるのですが、この日は特にガスっていて見通しはまったく期待できませんでした。

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景色はまったく期待できないとき、逆に歩くことに集中できますし、歩くことを楽しめますし、歩ける幸せを感じることもできます。

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山頂は一寸先も見えないのではないかというくらいガスっていました。今年はこういう天候が多いです。

 

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塔の岳は丹沢山脈の十字路で、丹沢主脈の丹沢山や主峰の蛭ヶ岳(1,673m)方向、表尾根の新大日・三の塔方向、ユーシン・玄倉(くろくら)方向へと向かうこともできます。丹沢主脈と表尾根は歩いたことがあり、天気が良ければ見晴らしのいい気持ちのいいルートです。

 

 

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たとえ景色が何も見えなくても、山頂でビール(山小屋で500円)を飲んで持参したおにぎりを食べられればそれだけでも楽しく、幸せです。

 

連休明けの9/19(火)、今年17回目の丹沢に出かけました。

 

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電車を降りて登山口行きのバスに乗り換え、バスから見た丹沢方向の空には久しぶりの青空が広がっていました。

 

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朝の大気はヒンヤリとして気持ちよく、それでも登り始めて30分くらいで汗ばんできました。木漏れ日を受けながら歩くのは久しぶりでした。今まで、先を行く地元の常連さんについて行けなかったのですが、この日は何とかついて行こうと思いました。

 

 

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数日前に見た足下の花も毛綿が増えていて、季節は少しずつ動いているようでした。

 

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花立山荘の上空は、青空がチラリと見えたり見えなかったり、山頂の景色は少しだけ期待できそうでした。

 

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山頂への最後の階段から、青空が見えたのですが、白く密度が濃そうな雲も見えました。初めて、地元の常連さんに離されることなく登頂することができました。

 

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山頂はガスってはいなかったものの、雲に取り囲まれていました。

 

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山頂の気温は15℃で風もありましたので汗が急速に引いて寒く感じました。ジャケットを着て、ビールとおにぎりの昼食タイムとしました。地元の常連さん達は、昼食をとらず直ぐに下山しました。

 

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もう秋空でしょうか、碧さを増した空が広がり、丹沢山脈も眺めることができたのですが、白い雲が意地悪をするように富士山を隠していました。

 

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眼下には、秦野市やその先の真鶴半島まで見えました。

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2017年9月24日 (日)

遠くへ行きたい10 幻の横尾山荘 槍ヶ岳2

2011.9.2629の日程で、ヒマラヤで出会った鈴木さん、カミさん、私の3人で槍ヶ岳に行きました。カミさんと私は2009年以来2回目の槍ヶ岳登山でした。

 

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06:25 沢渡でマイカーを預け、タクシーで上高地に入りました。鈴木さんと私は10月に予定しているヒマラヤ・カラパタール5,545m)のトレーニングを兼ねていました。鈴木さんは山岳写真が趣味ですので、槍ヶ岳の勇姿を楽しみにしていました。

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08:37 明神館前で一休みしました。明神館とはヒマラヤとの縁ができました。来年(2019年)予定しているヒマラヤ再訪の大きな縁ができました。

 

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11:29 横尾山荘到着。涸沢から穂高へと向かう道と槍ヶ岳に向かう道の分岐点で、北アルプスで最も賑やかな分岐路です。ここで昼食にしました。横尾山荘には槍ヶ岳の帰りに宿泊する予定でした。

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13:56 この日の宿泊地槍沢ロッジに到着しました。前回は、上高地から槍ヶ岳までの標高差1,500m1日で歩いたためにカミさんに辛い思いをさせてしまいましたので、今回は槍沢ロッジで泊まることにしました。夕食・就寝までたっぷりと時間があり、すっかりくつろぎました。この日は空いていて、収容能力の半分ほどの宿泊客で、2段ベッドの上段はほとんど空いていましたので、ゆっくりと眠ることができました。

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06:13 準備を整え出発しました。顔は笑っていますが、心中はかなり緊張していました。

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08:52 いつの間にか大曲を過ぎて、天狗原の分岐点に到着し、コースタイムぴったりの順調なペースでホッとしました。

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10:00 真っ青な青空に槍ヶ岳の穂先が天を突くように伸びていて、疲れを忘れさせてくれました。何回見ても見飽きない景色です。

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10:14 ヒュッテ大槍”への分岐点で、ここからは30分の急登ルートで、最も厳しい道です。ここでたっぷりと休憩をとりました。カメラマン鈴木さんにとっては、雲が少しかぶってくれた方がいい写真が撮れるそうで、この快晴は贅沢な悩みでした。

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11:44 標高2,870mの“ヒュッテ大槍”に到着しました。槍沢ロッジで作ってもらった弁当を拡げました。青空の下、連なる山々を眺めながらのお弁当はとても美味しく、ビールの味も格別でした。

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“ヒュッテ大槍”は、槍ヶ岳から東に1kmに位置していて、東鎌尾根ルート上にあります。昼食後、尾根伝いに槍ヶ岳に向かいました。

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12:32 私たちも行けるところまでという約束で、槍ヶ岳を目指しました。

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13:03 ここから先には梯子があり、カミさんからストップがかかり、鈴木さんも登頂しなくてもいいということでしたので、ここでストップしました。

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山頂には何人かの人影が見られました。きっと穂高方向の景観は素晴らしいことでしょう。羨ましい。結局、奥穂高岳は2回登ったのですが、槍ヶ岳は2回とも断念ということになしました。縁がありませんでした。

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13:13 槍沢の氷河の削り後が、足下に広がっていました。

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ヒュッテ大槍は、東鎌尾根ルート上にあり、槍ヶ岳山荘に比べて槍ヶ岳登山には多少不便な立地ですが、前回(2009年)に続いて2回目の宿泊で、こじんまりとしていて落ち着けますので気に入っています。

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06:59ヒュッテ大槍で宿泊し、一夜明けて朝陽のあたる槍ヶ岳の上には一点の曇りのない青空がありました。

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09:46 天狗原分岐から天狗原池まで一緒しました里紀さんです。以前私たちも宿泊したことがある“上高地温泉ホテル”で働いています。今度泊まったらビールをご馳走してもらうことになっていたのですが、2017年現在ホテル勤務を辞めてしまいました。

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15:39ヒュッテ大槍からの急な下り、天狗池への寄り道などで、かなり脚は疲れ、予定よりかなり遅れてようやく横尾山荘に到着しました。疲労は大分溜まりました。

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横山荘で1泊して上高地へと下る途中、天狗原で出会った里紀さんから明神館に ヒマラヤのお景さん がいると聞き、明神館にお景さんを訪ねました。

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お景さんは、上高地のシーズンには明神館で働き、ヒマラヤの乾期には6,000m級の高峰に挑んでいて、お金(700万円)があればエベレストにも登りたいと考えているとのこと。現在は明神館を辞めてネパール人と結婚して、現地でトレッキングガイドの会社を経営しているとのことで、来年(2018年)に予定している鈴木さんと私の最後のヒマラヤのガイドをお願いしようかという話が進行中です。

 

穂高で2回、槍ヶ岳で2回、横尾を通り、結局横尾山荘には3回宿泊しました。さらに横尾山荘の先の大槍ヒュッテや涸沢小屋など思い出はつきませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2017年9月23日 (土)

遠くへ行きたい09 幻の横尾山荘 奥穂高岳

3回目に横尾を通ったのは、大学時代に登って以来2回目となる奥穂高岳登山でした。日程は20109/293123日でした。

上高地へは自家用車はマイカー規制で入れませんので、9/29(火)の早朝、前年お世話になった沢渡のタクシー会社の駐車場からタクシーで上高地に入りました。

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05:50 雨が降っていましたので上高地バスターミナルでしっかりと雨具を着込んで、今日の目的地涸沢小屋目指して06:00ちょうどに上高地を出発しました。雨のせいかさえない顔をしていました。

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09:50雨の降りしきる中を、梓川と明神岳(雲で見えませんでした)を左手に、明神館、徳沢園を通過して横尾山荘に到着しました。ここから槍ヶ岳方向と涸沢・穂高方向と分岐しています。小休止して涸沢・穂高方面に向かいました。

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横尾山荘から1時間少しで本沢橋に出ました。本沢橋で梓川を渡ると急な上り坂が始まりました。雨と汗でどろどろになりながら辛い坂を登りました。雨具を着ているために蒸し暑くかなりエネルギーを消耗しました。

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14:10 汗びっしょりになりながら目指す涸沢小屋に到着しました。早速部屋で寛いでソフトクリームで栄養補給をしました。9月末は紅葉にはまだ早く、また天気予報もあまり良くなかったのですが、9月中であれば布団が1人1枚ゆきわたり、10月に入ると3人で布団1枚といわれ、混むのは嫌なので、紅葉がダメでも悪天候でも9月中に決行しました。おかげでゆったりとして夕食後7時には寝てしまい、十分な睡眠がとれました。

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涸沢には涸沢小屋と涸沢ヒュッテが向かい合うようにあり、今回は涸沢小屋に泊まりました。涸沢小屋は、涸沢カールを見下ろす位置にあり、目の前には前穂高岳と吊尾根が覆い被さるようにあり、吊尾根の先には奥穂高岳があります。素晴らしいロケーションで、山小屋らしい山小屋です。

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前穂高岳には夕陽が輝いていました。好きな歌「山小屋の灯」に“暮れゆくは白馬か 穂高は茜よ・・・”というフレーズがありますが、その歌の通りの風景でした。また夜は星が輝き、時々流れ星も見えました。カミさんは私が奥穂高岳に登っている間、涸沢カール周辺を散策し、涸沢小屋のテラスでコーヒーを飲んだりして優雅な時間を過ごしていたようです。また登山やトラッキングしないでこのテラスでお酒を飲んでいる優雅な年配の方もいました。

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前日の夕方から天気が回復し、2回目の奥穂高岳登頂を祝福してくれるかのように青空が広がり、雲が様々に姿を変えて舞っていました。

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奥穂高岳は大学時代に登っていましたので2回目の登山でした。一度ガイドさんと登ってみたいと思っていましたので、山小屋を通じてお願いしました。前日にガイドさんと事前の打合せを済ませ、9/2906:00に登山を開始しました。エスコートしてくれるガイドさんは井坂さんという大学に籍がある若いイケメンでした。

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どういうわけか前日の夕方から天気は快晴となり、ガイドさんの後をついて冗談を言い合いながら気分良く難路を登りました。

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穂高への道は途中ザイテングラート(ドイツ語で尾根を支えるという意味だそうです)という険しい登山ルートがあり、特に下りは危険で事故も多く、ザイテングラートを下るときは命綱を腰ベルトで結んでもらいました。

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08:50穂高山荘に到着しました。ここから山頂までのルートはハシゴ場や鎖場がありますので、ヘルメットをかぶったうえでお互いに腰ベルトを装着して命綱を結んでもらいました。

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ハシゴ場や鎖場ではガイドさんが先に登り、しっかりした場所にロープを固定してから上りました。下りは逆にガイドさんがロープを固定し、上でロープを引っ張ってもらったうえで私が先に下るというスタイルでした。

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09:50富士山、北岳に次いで3番目に高い(標高3,190m)奥穂高岳に登頂しました。永年の念願が叶った瞬間でした。バンザイと叫びたかったのですが、うっかり手を揚げたらオッと・・・。

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奥穂高岳の山頂からの眺めは360°の展望が楽しめました。北穂高や南岳の遙か先には槍ヶ岳が聳え、奥穂~槍ヶ岳の縦走ルートは12時間くらいかかるともいわれています。

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遙か彼方に日本一の富士山、その右側には2番目の北岳や南アルプスの山々まで見渡すことができました。13:00ちょうどに涸沢小屋に戻りました。登り4時間、下り3時間、合計7時間の山登りでした。遅めの昼食をとり、13:30に涸沢小屋に別れを告げてこの日の宿泊先の横尾山荘に向かい、横尾山荘には16:00に到着しました。横尾山荘での宿泊は2回目となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2017年9月22日 (金)

遠くへ行きたい08 幻の横尾山荘 槍ヶ岳1

今回の旅の大きな目的は久しぶりに上高地に入り、たくさんの思い出が詰まった横尾山荘に宿泊することでした。残念ながら雨のために明神池まで歩いてユーターンしましたが、雨の上高地を歩きながら北アルプスの十字路横尾を通り過ぎたさまざまなシーンを思い出しました。

初めて横尾を通ったのは大学時代に奥穂高岳登山の時でした。2回目は槍ヶ岳登山の時でした。200910/46の日程で、槍ヶ岳に行きました。10/4(日)の夜中01:00に予定通り自宅を出発し、04:40に沢渡駐車場に到着しました。ここからはマイカー規制で、シャトルバスかタクシーに乗り換えなければなりませんのでタクシーを使って上高地に入りました。

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(画像はすべて2009.10撮影:以下同じ) 上高地を05:30に出発し、06:22明神岳を左手に見ながら梓川沿いを歩きました。陽が昇ってくると明神岳の頂が青空の中にくっきりと浮き上がって気持ちははやり、ついつい歩くペースが速くなりました。

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(画像はすべて2009.10撮影:以下同じ) 上高地を05:30に出発し、06:22明神岳を左手に見ながら梓川沿いを歩きました。陽が昇ってくると明神岳の頂が青空の中にくっきりと浮き上がって気持ちははやり、ついつい歩くペースが速くなりました。

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10:14 槍澤ロッジに到着しました。槍ヶ岳登山の場合、通常はこのロッジに一泊して翌日槍ヶ岳を目指すのですが、無理を承知で一挙に槍ヶ岳の山荘を目指しました。

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槍澤ロッジを出発して30分くらいで樹林帯を抜けると槍ヶ岳に連なる大喰岳(おおばみだけ3101m)や中岳(3084m)が目の前に立ちはだかるように聳えていました。

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11:00 槍沢キャンプ場の近くで、いよいよ本格的な登りが始まりました。かなり陽射しが強く半袖になりました。

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前を歩くカミさんも暑い暑いといいながらも黙々と登っていました。

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15:04 ようやく山小屋に到着しました。上高地から9時間30分かかり、やはりカミさんにはキツかったようでした。近づけば近づくほど神々しく怖ろしく感じる山でした。

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2日目、10/505:00に目覚め、朝食後06:00、さあ槍ヶ岳山頂にと思ったのですが夜中に降った雨が雪になり、09:00くらいからでないと垂直のハシゴや鎖をつたって登頂するのは無理といわれましたので無念の下山となりました。

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槍ヶ岳からの下山道の途中に天狗原の分岐がありました。紅葉が見頃で、涸沢では既に紅葉の最盛期は過ぎているし今は天狗原の方が紅葉はきれいで、更にその先には天狗池があり池の水面に映った「逆さ槍」が見られると聞きましたので天狗原を目指しました。天狗原へはここからかなりの登り道で往復1時間半くらいかかりました。

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たしかに槍ヶ岳を背景にした紅葉は、寄り道をするのに十分な価値がありました。

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天狗池周辺の紅葉も見事で、他に訪れる人もなく、暫く時間を忘れてボーッとしていました。

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15:00ちょうどに横尾山荘に到着しました。チェックインを済ませてから、表に出てノドを潤しました。山は日が暮れるのが早く、周りの山々が少しずつ黒い影になってゆくのを見ながらぼんやりしたこの時間はとてもゆったりとして楽しい時間でした。

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横尾山荘は大学時代に涸沢~奥穂高に登山したときに通った懐かしい場所です。当時の記憶はあまりないのですが、昨年リニューアルして今はすっかり変わったようです。部屋は相部屋とはいうものの1室に上下2段のベッドが2セット、計4つ有り、1ベッドに1人ずつで、スペースも寝台車のベッドより遙かに広く、カーテンを引けばほぼ個室状態です。他に広い談話室やグループ向きの畳の個室もいくつかあります。更に驚いたのは快適な浴室までありました。10人くらいは楽に入れるものであり、私も食事前に汗を流しすっかりリラックスしてしまいました。食事には、ビール、日本酒、ワインなども注文することができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2017年9月20日 (水)

遠くへ行きたい07 松本~上高地 生そば

8/29(火) 上高地から横山山荘へと向かい、1泊して帰宅する予定でしたが、天気予報は雨模様とのことで上高地から帰宅することにしました。

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河童橋から上高地バスターミナルに戻りました。松本~上高地間のバスは、上高地に到着した時点(往路)で帰りのバスを予約して整理券を受け取るという仕組みになっています。私は翌日の予約をしていたのですが、1日早く戻ることになりましたので予約の変更をしました。

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時間が早いせいか、上高地10:00発のバスの乗車率は8割くらいで、予約変更しても乗車することができました。

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なんと青空が広がってきました。改めてスマホで槍ヶ岳方向の天気予報を確認すると雨となっていて、もともと山の天気は変わりやすいのですが、特に今年の天気は気まぐれです。富士山でも丹沢でも随分天気予報に翻弄されました。

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乗車料金は松本まで払ったのですが、バスは新島々バスターミナルが終点で、ここから電車で松本まで向かうということを知りませんでした。

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松本電鉄上高地線に乗るのは初めてでした。遠くへ行きたいと思って始めた旅ですが、思いがけずバスから電車に乗り換えて、この旅で随分たくさんのバスや鉄道に乗っていることを思い出しました。

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松本と上高地を結ぶ安曇野を通るこのルートはマイカーで随分走った道で、その道を電車に揺られて走るのは別の趣があり、旅気分が高まるのでした。

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松本盆地を東西に分けるように走る信濃川系の奈良井川まで走ればもうすぐ松本駅です。白い雲は低くなり青空がどんどん広がってきました。残念なような気もしたのですが、実際に山の中に入れば雨ということはしばしばあることと自分にいい聞かせました。

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再び松本駅に戻り、帰りの切符を手配して出発までの時間、昼食をとることにしました。

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折角信州に来て、ソバは篠ノ井駅で食べたきりでしたので、信州ソバを食べたいと思いました。

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駅ビルや駅近に何軒かソバ屋があったのですが、駅に近いソバ屋にしました。

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店の入口ではソバ打ちにしては比較的若い人がソバを打っていました。

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12:30 ちょうど昼時でもあり満席でした。少し待たされましたが、予定の電車は13:02発ですのでまだ時間は大丈夫そうでした。

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ソバといえば相性がいいのは日本酒なのですが、朝上高地を散策して多少汗もかきましたので最初にビールをオーダーしました。

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次に日本酒を。「みやさか」は前日飲みましたので、「純米吟醸無濾過生原酒 雪中埋蔵」をいただきました。

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挽き立て、打ち立て、茹でたて、の「手打ちソバ」が出てきました。ソバ通ではありませんので細かいことはわかりませんが、味は美味しかったと思いました。

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ホームには列車は入線していて乗客が並んでいました。

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松本13:02発「スーパーあずさ18号」で戻りました。

 

悪天候のために予定を短縮した12日の旅は 遠くへ行った感 がするものでしたし、1泊とは思えない長い旅のような気がしました。新宿からバスで小諸へと向かい、青春時代にタイムスリップし、小諸からはローカル線で途中下車し、善光寺平を見下ろしながら姨捨の棚田を歩きました。姨捨山の長楽寺は芭蕉も一茶も訪れた月見の名所だったことは意外な発見でした。松本での居酒屋巡りは、ビール祭というオマケがつきました。横尾山荘宿泊は雨のために断念しましたが、雨の上高地は幻想的でもありました。以前でしたらどこまでもマイカーで走ったのですが、今回は電車とバスをたくさん乗り継ぎ、電車やバスを待つ時間も長く、ボンヤリとしたり、これまでのことやこれからのこと、考えることもできました。こんな旅をこれからも続けたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2017年9月19日 (火)

遠くへ行きたい06 松本~上高地 幻の横尾山荘

8/29(火) 松本市内の居酒屋巡り、馬刺し巡りの後、早めにホテルに戻り早めに就寝、早めに起床、早朝出発しました。上高地から横尾山荘まで歩きたかったのですが。天気予報は雨でした。

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松本駅前のバスターミナル05:30発、上高地行きのバスに乗りました。乗客は10人くらいでしたが、途中から何人か乗り込んできました。バスの時計が遅れているような。

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まだ眠りから覚めていない松本市内を通り抜け、安曇野あたりに入ると北アルプスの山なみが見えてきました。白い雲やグレーがかった雲がかかっていました。

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一般車はここから先は入れない釜トンネルあたりで雨が落ちてきました。嫌な予感でした。

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07:08上高地の手前の大正池でバスを降りました。しっかりと密度の濃い雨が降ってきて、次第に雨脚が速くなりました。

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人影が見えない雨に濡れる木道をノンビリと歩きました。観光客で賑わう上高地への道をこんなに静かに歩けるなんてめったにないことです。

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大正池から上高地までは1時間足らずの距離で、上高地から目的地の横山荘までは3時間ですので、順調に歩ければお昼前には目的地につけるはずです。

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梓川もこのあたりでは淀んでいるかのように静かに流れていました。雨が降っているのですが気温は温かく、朝靄が立ちこめてきました。

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梓川沿いの散策路を歩いて行くと帝国ホテル前に出ました。窓辺で雨に烟る景色を眺めながら、グラスを傾け読書などしたらなんて優雅でしょうか。一生に一度は泊まってみたいと思いながら、やはり縁がなかったようです。帝国ホテルを横目で眺めてショボショボと雨に濡れながら歩き続けました。

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上高地バスターミナルに着きました。これから槍ヶ岳や穂高岳など北アルプスを目指すだろう登山者たちが身支度をしていました。

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08:06 いつもは観光客で賑わう河童橋もひっそりとしていました。

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河童橋からしばらく歩いたところにある小梨平キャンプ場。テントも雨に濡れてひっそりとしていましたが、こんな雨の日はテントの中の自分の世界で、雨の音を聞きながら、グラスを傾けながら読書するのも帝国ホテルと同じくらい優雅かもしれません。

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08:48 大正池から歩き始めて1時間40分で明神館に着きました。この明神館は縁のあるところで、ここで出会った人との縁がヒマラヤに通じていたとは。ここで天気予報を確認したところ天気の回復は見込めず、先へ進めば進むほど雨は激しくなるとのことでした。

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宿泊予約をしていた横尾山荘にキャンセルの電話を入れ、とりあえず明神橋を渡って梓川の向こう岸へと渡り明神池へと向かいました。

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08:54日本アルプスを世界に紹介したウェストンの山案内人だった上條嘉門次が建てた嘉門次小屋は、明治(13年)の雰囲気をそのまま伝えていて、囲炉裏で焼いた岩魚やソバが有名です。既に、朝から一杯やっているおじさん二人、羨ましい。

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明神池は、あくまでも静かで、雨もここだけは遠慮しているかのように水面も鏡のようにさざ波一つありませんでした。

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横尾山荘は諦めて、来た道とは対岸の梓川沿いの道を歩きました。梓川の支流に沿って木道が設けられていて、澄んだ清流の音を聴きながら河童橋へと向かいました。

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河童橋に近く、絶好の穂高ビューポイントがあるのですが、二重三重の雲に視界が阻まれていました。

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表示板があり、手前のくびれた谷間が岳沢、岳沢を見下ろすように右から前穂高岳、吊尾根、奥穂高岳、ジャンダルムと繋がっています。有数の難しさといわれる縦走路です。

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09:52 ひっそりとしていた河童橋もだいぶ観光客が増えてきました。

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雨天予報で諦めた横尾山荘は、槍ヶ岳と奥穂高岳に向かった時、また下山したときに宿泊したり休憩した思い出の場所です。槍と穂高という北アルプスを代表する山への分岐点でもあります。

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予定では、横尾山荘にお昼前に到着して昼食と小休止の後、槍ヶ岳方向へと向かい、槍ヶ岳や常念岳を眺めたいと思いました。山歩きの後は温泉に浸かって、かつての槍ヶ岳や穂高岳登山の思い出に浸りながら1泊し、翌日上高地まで歩いて帰宅するつもりでした。しかし眺望はまったく期待できませんでしたので、上高地へと引き返しました。横尾山荘は幻となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2017年9月18日 (月)

遠くへ行きたい05 松本~上高地 夜も更けて

8/28(月) 松本市内の居酒屋巡りで一軒目を出たところで、想定外のビール祭で旨い生ビールをいただきました。二軒目の居酒屋を物色しました。

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旅に出るとき、事前に一、二軒くらいは居酒屋を予約しておくのですが、松本では一軒だけ予約しました。他は適当に美味しそうな店を探すのも楽しみの一つです。松本では馬刺し巡りでしたので、馬刺し専門店を物色し、何となく(いつもそうですが)よさそうな店が目につきました。

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暖簾をくぐると、何となくいい雰囲気でした。

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席は一杯ということでしばらく待たされたのですが、カウンターでよければということでカウンターに案内されました。

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座ったカウンター席の目の前に、馬の置物が置いてありました。馬刺しを食べるのに馬の置物というのはちょっと怯んだのですが、一方ではそれほど馬との関わりがあるんだろうなあと思い直し、期待は膨らみました。

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馬刺しは、とりあえず盛り合わせをオーダーし、あわせて地酒「夜明け前」もオーダーしました。アテは塩が出てきて、変な「おとおし(つきだし)」よりよほど気がきいていると思いました。

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お酒のつぎ方もなみなみと、これもいいなああと思いました。

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馬刺しの盛り合わせは、赤身と霜降りと「たてがみ」の3点でした。白い「たてがみ」は、今まで食べたものは固いラードを食べるようであまり好きではなかったのですが、一口口に含んでビックリしました。旨味がジワーッと口の中に広がり、今までの「たてがみ」は何だったんだろうと思いました。

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どのお酒を飲むかも、楽しみですし悩みの種です。あれこれ、こちらの気をそそるような謳い文句が並べ立てられていて、そうかといって全て飲めるほどの予算はありませんし、酒豪ではありませんし。

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結局選んだのは、 日本酒の未来を拓く、自信作 というコピーに誘われて真澄蔵元の「みやさか」を選びました。スッキリとして旨かった。何を飲んでも旨いのですが。

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カウンターの隣の席で飲んでいたのは名古屋から来ていた新婚さん。大葉と紫蘇の葉は同じか違うのかという話をしていて、今時の若い人はお酒を飲みながらこんな話をするんだと、聞くともなしに聞いていて面白く思っていて、そのうち口をきくようになりました。翌日は、私と同じように上高地に入るとか。

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馬刺しにも日本酒にも満足して、トロリとした気分になりました。

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気分がよくなったところで、ホテルに戻りがてら三軒目の居酒屋探しに街を歩いていましたら、賑やかな店(大衆酒場グリルグージー)がありました。松本市と友好都市の関係を結んでいるロシアのある市とのイベントで、ロシアの若手女性歌手が唄を歌っているとか。

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気分がよくなったところで、ホテルに戻りがてら三軒目の居酒屋探しに街を歩いていましたら、賑やかな店(大衆酒場グリルグージー)がありました。松本市と友好都市の関係を結んでいるロシアのある市とのイベントで、ロシアの若手女性歌手が唄を歌っているとか。

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ホテルの近くの居酒屋で気になった「来来知来」という店があったのですが、翌日はかなり朝早く上高地へと向かいますのでパスしました。

 

上高地に向かうときくらいしか宿泊しない松本市でしたが、馬刺しと日本酒、ビール祭のようなイベント、ロシアとの友好都市、文化的な奥深さも感じられるとてもいい町でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2017年9月17日 (日)

遠くへ行きたい04 松本~上高地 ビール祭

8/28(月) 姨捨駅で途中下車して棚田の段々畑を歩いた後、再びしなの電鉄に乗って松本駅に到着しました。松本駅に着いたのが16:30で、市内散策の時間はあまりなく、ホテルにチェックインして市内の居酒屋巡りに出かけました。

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今回の居酒屋巡りでは一軒だけ予約してありました。17:00ちょうどに入った店はソバが名物の店でした。

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最初にオーダーしたのは冷や奴でした。豆腐の味と風味がはっきりしていて美味しくビールとの相性もバッチリ。

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松本での居酒屋巡りは、馬刺し巡りでもありました。松本市は熊本や会津若松市とともに馬刺しの名産地です。もちろん日本酒もお目当ての一つでした。

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旅に出て、一人きりでグラスを傾けつつ、地元の美味しいものに舌鼓を打ち、ボンヤリとする時間はとてもいいものです。

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一軒目の居酒屋を出るとすぐ目の前が広場(公園)になっていて、たくさんの人が集まっていました。

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多くの人がビールを旨そうに飲んでいました。こちらはお祖父ちゃんと娘さんとお孫さん(ママさんの団扇の陰)の3世代連れでした。いい光景でした。

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こちらは、それぞれ異なるビアグラスを前に真剣な顔つきでした。ビールの味比べでもしているのでしょうか。

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この日(8/28)は月曜日。一瞬日曜日かと思ったのですが、この賑わいは何なのでしょうか。松本市民はよほどビールが好きなのか。

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ビールをつぐ人たちも真剣で、どこか素人っぽいところがよかったです。

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熱々のブラジル人カップルに了解をとってカメラを向けるとさらにラブラブとなりました。

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私も、片言日本語で誘われるままに、お勧め黒ビールを飲みました。

 

折角ソバの名店といわれる店に入ったのにソバを食べずに出てきましたが、ソバは最後のシメに食べたかったのでまあいいかと思いました。その分想定外の旨味黒生ビールを味わいました。