回想ヒマラヤⅣ15 ホテル・エベレスト・ビュー(3,880m)滞在1
HEV(ホテル・エベレスト・ビュー)まで2日間の行程を1日で行ってしまおうと、途中昼食をとったあと、再び馬上の人となり先を急ぎました。
私が食欲不振に陥っているということはラクパさんからホテルスタッフに伝わっていて、いろいろ気を遣っていただきました。高橋隊長から一足先にHEVに着いてもビールは控えるようにと言われていましたので、白ワインにトライしてみました。冷たく冷えた白ワインは喉ごしがよく、アルコールは久しぶりでもあり、とても美味しく感じました。 前年の4月、初めてのヒマラヤでHEVに宿泊した時、エベレストやローツェ、アマ・ダブラムやタムセルクなどの名峰を眺めながらビールを飲むつもりが、高所順応がうまくいかずに酸素ボンベを吸う羽目になった苦い経験があり、今回はリベンジと思っていましたので、この日は白ワイン、翌日はビールとたっぷりとリベンジでき、また胃が動き出し、食欲も回復しました。

すっかり馬にも慣れ、馬との呼吸が合うようになってきて、昔取った杵柄ならぬ手綱を思いだしました。そんな様子を察知して馬子は手綱をもたせてくれ、自由に馬を操れるようになりました。そうこうしている間にHEVの麓のクムジュン村近づきました。
クムジュン村は2014年4月に一度訪れている懐かしい村です。
クムジュン村はシェルパの里でもありますが、冒険家として知られる植村直己さん(1984年遭難)がエベレスト登山のために訓練した村でもあります。この村に滞在して丘を駆け上ったり、山に登ったりした姿を村人たちは今でも懐かしく覚えているそうです。
この村には診療所があったり、エベレスト初登頂したエドモンド・ヒラリーが創設した学校もあり、この地域では随分進んだ村なのです。
(2011.4撮影) この村の名前を聞くと今でも思い出すのが、村の寺院に保存されている「雪男の頭皮」です。お布施をすると鍵を開けて手にとって見せてくれました。その時同行したカミさんは一言 “ヤクの頭の皮じゃないの、DNA鑑定すればいいのに” と。
このホテルに訪れるには、麓のナムチェから歩くのですが、これが実に苦しいのです。今回は、私は馬に乗っていましたから楽でしたが。
周りを白い峰に囲まれたシャンボチェの丘、標高3,880mの小さな森の中にHEVはあります。
午後3時近くにHEVに到着しました。8時過ぎに出発しましたので、休憩や昼食をはさんで7時間、さすがに疲れ地上に降りましたら変な歩き方になっていました。しかし2日分の行程を私のリュックをもって同行してくれたビルバルさんはもっと疲れたことと思います。翌日はゆっくり休養してもらいました。
早速チェックインし、部屋で寛いで、エベレストの色が変わりゆく様をぼんやりと眺めました。
夕食メニューは、チキンソテー、日本そば、茶碗蒸し、味噌汁などで、今までの食欲不振が嘘のように、白ワインに刺激されてチキンソテー以外は完食してしまいました。
他のグループはとんかつを食べていました。トレッキングの間の料理はロッジの食事でしたので、こういう食事はとてもありがたく、美味しいのです。
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コメント
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投稿: buryyourgayschucktsnori | 2025年12月28日 (日) 01時28分