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2018年6月27日 (水)

回想チベット大縦断 09ラサへ

列車の揺れに任せて寝ている間に日付が9/14から15日に変わりました。唐古峠(5,072m)を越えてチベット自治区へと入っていきました。

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07:16 ぐっすり眠ってしまって7時前に目覚めました。車内にあった計器パネルと見ると列車は4,693mの高地を走っていました。

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07:32 窓の外はまだ夜明け前のようでした。氷河か冠雪した山か、列車は天空を走っているようでした。

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最も標高の高い峠の駅(5,072m)は、雪景色で北海道の原野を走っているような感覚でした。私の高度計も5,000mを超えていました。気圧調整がしっかりとされていましたのでほとんど息苦しさはありませんでした。標この最も高い駅で降りてみたいと思っていたのですが、列車はあっという間に通り過ぎました。

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08:06 私たちの朝食は8時という予定でした。メニューはおかゆを中心におかずの種類も多く、添乗員の田村さんも昆布やキュウリのキューちゃんや酢の物などを用意してくれましたので、美味しくしっかりと食べることができました。騒がしい中国人グループは、朝食はカップ麺(熱湯がいつでも利用できます)ですませているようで、とても静かな食堂車でした。

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09:40 雲か靄の切れ目にわずかに陽があたって、山肌が明るくなっていました。好天の気配でした。

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10:00 景色がめまぐるしく変わり、少しずつ青空がひろがってきました。高地を走っているために景色も天候も変化が激しいようです。

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10:47 列車はスピードを落としてある駅(駅の名前をメモするのを忘れました)で停車し、久しぶりに外気を吸いました。まだ標高が高い地点でしたので、空気は冷たく、ちょっと小走りすると息切れしました。睡眠は充分とれましたし、青い空と白い雲で爽快な気分でした。

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11:21 かなり山奥に入り込んだようで、山の姿もどっしりとしてきました。 

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11:28 あっという間にまた景色が変わりました。ちょっと走っただけで空の色が全く変わりました。 

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遠くにラサ市街が見えてきました。空は益々青くなり、大河はよほどきれいなのでしょう青空を映して碧く染まっていました。清浄な地域そのままのイメージでした。

列車は予定より15分くらい早くラサ駅に到着しました。23時間の長旅でしたが、景色は飽きることがなく、コンパートメントも快適でほとんど疲れは感じませんでした。

今回のツアーの最も大きな目的は何となくチベットを見てみたい、チベットの空気を吸ってみたいというもので、次に大きな目的はチョモランマ(エベレスト)を見ることと青蔵鉄道に乗車することでした。実際に乗ってみると自分は気圧調整とエアコンが効いたコンパートメントで、ゆったりとした寝台車で体を休めながら、しかし外の光景は雄大で、時には寒々しく、時には青空が広がって、よくもまあこんな天空の鉄道を敷設したものだと感心してしまいました。

一方では、硬座席(6人がけシート)で長時間揺られたであろう現地人(チベット族?)が、大きな荷物を抱えて疲れ切った表情で停車した駅に降り立つ姿を見ると、青蔵鉄道は生活路線でもあるわけで、チベットと天空列車のイメージがなかなか重なりませんでした。

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