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2018年7月 3日 (火)

回想チベット大縦断 11ラサ市 バルコル

宿泊したホテルはラサ市で、いやチベットで最も有名な観光スポット、八角街といわれるバルコルのすぐ近くにありました。

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バルコルまではほんの数分の距離で、路地裏のような小道がクネクネと続いていて、ヤクの肉を売る店やヤクの牛乳から作ったバター、これはバター茶やお寺に参拝する時お供えするもので大きな固まりになってるものを売る店などがありました。バター茶は一度だけ飲む機会があり、かなり濃厚でした。

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バルコルまでの小道は、全く覚える気がなく、また標高3,650mの高地で酸素が薄いために頭がボーッとして、うっかりすると迷子になりそうでした。

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バルコル(八角街)は、その名の通りはたくさんのお土産物屋や食事処が八角形を形成している街並みです。しかしチベットに来る前に読んだ「消されゆくチベット」(渡辺一枝著)で “バルコルは大挙して訪れる中国人目当ての商売が盛んになり、かつてのバルコルの雰囲気がなくなった” と書かれているように、同じ賑わいでも何となく騒がしくそれでいて温かみのある雰囲気はなく、商売商売という感じがして、並んでいる店を冷やかしたり、気に入ったものがあったら買おうという意欲はすっかり失せてしまいました。

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この本は、現地ガイドの才さんからプレゼントされたものです。2006年に出版されたもので、青蔵鉄道の開通に伴っての観光PR写真集のようなもので、価格は150元、日本円にして2,500円くらいになりますので決して安いものではありませ。写真撮影が禁止されているか有料となっている寺院の内部写真なども掲載されていますので、スキャナーで取りこんで転載させていただきました。

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この画像は写真集に掲載されていたバルコルのお土産物売り場の娘さんの写真です。残念ながら、こんな雰囲気のお土産屋や優しい眼差しや微笑みをもった売り子さん達にはお目にかかれませんでした。

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バルコル(八角街)にはチベット仏教の中心となっている大昭寺があり、地元や遠方からきた信者達がバルコルを時計回りに周り歩く間を五体投地している人も見かけました。厚い信仰心やその凄まじい行に感心しましたが、ある幼い姉妹の場合は歩いている信者からお布施を受け取り、そのお札を丁寧に数えている様を見て複雑な気持ちになりました。その幼さでどの程度の信仰心があるのか疑問にも思いましたが、例えそれがお金目当てであっても衆人の前で荒行にも等しい行為をしていること自体が金銭を受け取るに値するものにも思えました。

夜は深呼吸、水分補給、トイレ通いと高度順応を意識しながらぼんやりとした頭で、ラサ駅、街並み、バルコル、そしてバルコルを時計回りに歩く信者達と五体投地の大人や子供たちを思いだし、チベットの実像がなかなか焦点を結ばず、カメラを構えてピントが合わないようなもどかしさを感じつつ寝ては覚めてを繰り返しました。 

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