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2018年7月 5日 (木)

回想チベット大縦断 12ラサ市 大昭寺

9/16(月)の午後、高度順応で滞在していたラサ市で、バルコル(八角街)の一角にある大昭寺を訪ねました。

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大昭寺はチベット仏教の総本山で、チベット人なら一度は一生に一度は訪れたいと願うお寺です。日本でいえばお伊勢参りのようなものかもしれません。入口には信者さん達や観光客で賑やかでした。

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大昭寺の入口あたりでは、信者さん達が思い思いのスタイルで五体投地していました。五体投地を最初に見たときには目を見張ってしまいましたが、今では何となく見慣れた風景となりました。一生のうちに10万回行うと御利益があるとのことですが、実際に達成できる人は少ないようです。参考までに現地ガイドの才さんは今まで数百回くらいしたそうです。

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大昭寺は647年に建てられ、チベット現存の最も古い土木構造の建物だそうです。日本でいえば法隆寺の五重塔も同じ頃に建てられていますが、大昭寺は色彩も装飾も彫刻も鮮やかで、文化や芸術性の高さが伺われました。

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本殿内仏像などの撮影は禁止でしたので、才さんからいただいた「写真集」から転載させて頂きました。

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本殿内の黄金の極彩色の仏像などを眺めていると何となく疲れてしまい、ラサ市を取り囲むように波打っている山なみと青空を眺めてため息をついてしまいました。

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現地ガイドの任さん(右側)と才さん(左側)。漢族の任さんとチベット族の才さんが仲良くしていると何故だかほっとしました。もちろんパスポートが発行されないなどさまざまな制約を受けている才さんの心中は複雑なものがあるとは思うのですが・・・、持ち前の明るさと冗談好きなキャラで何回となく私たちを笑わせてくれました。

今までタール寺や大昭寺を訪ねて思うのは建物にしても仏像にしてもカラフルで色彩鮮やかなことです。黄金の世界に入ったかのような感覚です。趣味の仏像彫刻で見慣れている日本の寺院や仏像とはかなり趣が異なります。チベットの曼荼羅絵図と同様、天国や極楽を具体的にわかりやすく目に見える形で表現しているのではないでしょうか。それに対して、日本では天国や極楽は心の中で思い描くもので、そのために日本の寺院や仏像などはシンプルになっているのかななどと、チベットの青い空を見ながら、多生酸欠気味の頭で考えてしまいました。

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