旅の記憶 みちのく秘湯めぐり ランプの宿
2016年1/5 「みちのく三大秘湯巡り」ツアーの最初の秘湯、青荷温泉・ランプの宿での宿泊となりました。
シャトルバスで辿り着いたランプの宿、電気の光がなくランプだけの世界で、戸惑ったものの少し目が慣れてくるとそれなりに明るく感じ始めました。玄関にはストーブがあり、右手にはフロントがあり、その先の真っ直ぐな廊下の両脇に部屋がありました。
目は慣れたと思ったものの、指定された部屋に入るとランプが一つと石油ストーブだけで、暗いなあというのが第一印象でした。荷物の整理は小物は見えにくく、持参したヘッドランプが威力を発揮してくれました。読書は無理でテレビも電話もなく携帯は圏外でしたから、夕食後は温泉に行く以外はまったくすることがなくなりました。寝る時は石油ストーブは消してランプはつけっ放しでしたがしたが、光が柔らかくまったく睡眠の邪魔にはなりませんでした。
夕食会場に入ると、スタッフから料理の説明がありました。ご飯と味噌汁はセルフサービスになっていました。
ランプの真下は明るいのですがちょっと外れると光は届きませんでした。そうかといって、ヘッドランプをつけながら食べるのは味気なさそうでした。
夕食のメニューは地の魚と野菜が中心でしたが、イワナは今まで食べた中では一番美味しいと思えるくらいいい味でした。野菜や煮付けなどは暗くてどんなものか見当がつかないものもあり、恐る恐る口に運んだのでしたがこれも美味でした。食材は暗いところでは美味しそうに見えないのですが、どれもこれもビックリするくらい美味しかったのです。
要所要所に案内板があり、多少暗くても迷うことはないのですが、足下は暗いうえに凍結防止の水が自動的に撒かれていますのでうっかりすると濡れてしまいますので、ここでもヘッドランプや懐中電灯が活躍しました。
案内板の先にはランプが水先案内となっていました。
混浴露天風呂には最小限のランプしかなく、かなり暗い世界でした。
何ヵ所かの温泉に浸かり、ランプの明かりの中ぐっすり眠り、夜明けの明かりで目覚めました。
窓を開けるとそこには真っ白な世界がありました。布団の中で時々雪が落ちる音を夢うつつで聞きました。
朝食までの時間、散歩方々温泉巡りに出かけました。ここは「滝見の湯」。
浴槽は檜造りで、湯煙の先にはランプの明かりがあり、格子窓を通して雪景色をみることができました。至福の時間でした。この宿には、ほとんど全てガラスがはめ込まれた格子戸や格子窓で、大好き人間としてはそれだけで寛げました。
露天風呂は、渓流に架かった橋の先でした。その先には露天風呂や離れの棟がありました。
夜は僅かなランプだけで暗かった混浴露天風呂は朝の雪明かりで明るくなっていました。
温泉に浸かりながらの雪景色、この時期ならではでした。これも至福の時間。
敷地内のあちこちに露天風呂や棟があり、散歩道もありました。ただこの雪の時期は、ほとんどの散歩道は雪に埋まっていました。
宿の屋根には雪が積もり、つららも垂れ下がっていました。軒下には雪を溶かすための水路が掘られていました。雪やつららが落ちる音以外には何も聞こえないとても静かな温泉でした。
敷地の片隅にランプ小屋があり、ランプがズラリと並んでいました。
狭い駐車場には二台のシャトルバスが並んでいました。雪が積もった狭く急傾斜の難路を行き来しています。
朝食は、夕食の時と同じ会場でした。昨晩はかなり暗かったのですが、厚い雪雲の天気にもかかわらず朝の明るさと雪明かりでかなり明るく感じました。
朝食メニューは品数は多くなく、どちらかといえば質素でしたが滋味を感じ、美味しくいただきました。
添乗員のRieさんは、入社二年目とか。初っぱな東京駅で乗車ホームを間違えるという大ポカでしたが、そこは度胸と愛嬌で。その都度丁寧な資料を配布し、丁寧な説明をしてくれました。まさか、二つめの秘湯「黄金崎・不老ふ死温泉」(バスタオルの使用可)で混浴に挑戦する度胸まであるとは思いもよりませんでした。
一つめの秘湯「青荷温泉・ランプの宿」は、物珍しさはあり、しかしあまり期待はしていなかったのですが、雪景色の中の温泉の醍醐味を味わいました。繁忙時には予約が取り難いとのことでしたが、冬のこの時期の方がいいのではないかと思いました。電気も何もないと現地ガイドさんに脅かされたのですが、トイレはウオシュレットでしたし、なかなか快適でした。
| 固定リンク
























コメント