みちのく秘湯めぐり 乳頭温泉・鶴の湯
2016年1/7 ツアーの最終日は、三つめの秘湯「乳頭温泉・鶴の湯」に立ち寄ってから帰路につきました。
最終日の行程は、「黄金崎・不老不し温泉」から日本海沿いに南下し、秋田市内から田沢湖方面の内陸部に入り、「乳頭温泉」で入浴してから、盛岡駅でバスを降り、新幹線で帰京するというちょっとハードなスケジュールでした。
日付が1/6から1/7に変わった朝、「不老ふ死温泉」の部屋の窓からの景色は、どんよりとした雲の下で白い波頭を見せている日本海でした。海辺の露天風呂には強い風が吹き付けていてとても寒かったのでした。
チェックアウトのためにフロントロビーに下りてゆくと、特産物が並べられていました。どれもこれも魅力的だったのですが、今回はここまでお土産や地元の特産物を随分買い込みましたのでパスしました。
専用バスが出発して間もなく前方に白神山地が見えました。ユネスコ世界遺産に登録された当初は、多くの人が訪れたそうですが、最近は当時の1/10とのこと。寂しいことですが、世界遺産は観光のためではなく自然や遺跡を遺産として残すということですから元の姿に戻ったということでしょうか。
バスは、日本海の荒波を右に見て黙々と南下しました。想像していた冬の日本海にしてはそれほど荒々しくない海をボンヤリと眺め、今年はどんな年になるんだろうかとか、いろいろなことが温泉でふやけた頭に浮かんできました。
大変なのは現地ガイドさんでした。長距離移動でしたので、大きな船を漕いでいる人もいる中タイミングをはかってマイクを握ったり置いたり、それでもかなりの時間マイクを握って、様々な話題を提供してくれました。
秋田市内から内陸部に入ると山の景色となり、雪の量も少しずつ増えてきました。
12:37 駒ヶ岳グランドホテルに着きました。ここで昼食をとり、「乳頭温泉」行きのシャトルバスに乗り換えました。
昼食のメニューは “きりたんぽ定食” で、少し身体が温まりました。
「乳頭温泉」へは、シャトルバスに乗り換え、雪道を走りました。「乳頭温泉」は正確には乳頭温泉郷といい、乳糖山麓に点在する七湯の総称です。私たちが向かったのは乳頭温泉郷の「鶴の湯」でした。
13:35 「乳頭温泉・鶴の湯」に着きました。入口には関所のような門があり、その先の建物は宿泊所や休憩所になっていました。
「鶴の湯」には、混浴露天風呂を中心に女性露天風呂、黒湯、白湯、中ノ湯などの内湯がありました。
渓流沿いによしずが張られていて、その内側が混浴露天風呂になっていました。温泉の色は乳白色というか濃いめのミルク色でした。深さは腰の下と膝の中間くらいで、立って歩くとスッポンポン状態となります。男性だけの時は、立って移動していましたが、ツアーの女性軍が入ってくるとしゃがんで移動ということになりました。ここではバスタオルの使用が禁止されていましたので、女性軍も入ってくる時は集団で首だけを水面に出して移動してきました。男性も女性もカルガモ状態でした。ツアーの女性軍5~6人(添乗員のRieさんやカミさんはパス)もカルガモみたいに行進してきました。他にヤングファミリーの5人家族(ご夫婦と一男一女と赤ちゃん)も入ってきました。欧米の男性も3人。
混浴露天風呂以外の内湯も比較的近い場所にありましたので、湯巡りができました。
内湯の浴室はどこも同じようなつくりで、それ程広くはありませんがよく温まることができました。
この「二号館」は休憩所で、中にはストーブや自動販売機などがあり、ツアー一行はここに集合しました。
「鶴の湯」の駐車場がある広場は除雪された雪が積まれていました。かなりの雪の量に見えましたが、それでもこの年は積雪の量が少ないとのこと。
たっぷりと温泉で温まって、渓谷の雪景色を眺めつつ、ウトウトしつつ一路盛岡駅へと向かいました。
盛岡駅から18:40発の「やまびこ56号」に乗り、東京駅には22:00に到着しました。
3日間の秘湯巡りで、延べ12回温泉に浸かりました。おかげで身体は温まり、随分免疫力が高まったような気がしていましたが、そろそろその効果も消えつつあり、寒さが身にしみるようになっている昨今です。それでも新年早々の温泉巡りは年末年始の疲れを癒やしてくれました。
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