旅の記憶 パタゴニア物語 パンアメリカンハイウェイ
2016年2/7(日) ウシュアイアで連泊した後、氷河を目指して北上しました。
ウシュアイアからパンアメリカンハイウェイを北上しました。アルゼンチンとチリの国境を越えてマゼラン海峡も渡ります。
06:26 部屋から眺めた夜明け前の景色は薄墨を流したようで、美しかったのですがハッキリしない空模様でした。
どんよりとした雲の切れ間から朝日が顔を出しました。この時はまったく風がありませんでした。
前日、青い海と青い空が見られたビーグル水道の景色もボンヤリとした灰色の世界でした。
この専用バスに乗って、チリとの国境からマゼラン海峡まで移動することになっていました。
連泊したホテルを07::0に出発してパンアメリカンハイウェイを走り、30分もすると山の中の道となりました。いくつもの牙のような山や切り立った崖の裾に切り拓かれた道をバスは進みました。
次から次へと尖った頂きの山が現れてきて、山岳ドライブのようでした。出発した時はどんよりしていた空も心持ち明るくなってきたように感じられました。
ハイウェイではありますが、半舗装状態で無料の道でした。この道が、マゼラン海峡を越えて、北米大陸を貫いてアラスカまで18,000km続いています。
08:23 ドライバーさんが車を止めて何やら始めました。暖房の利きが悪く調子を見ていました。前日は暑いくらいだったのですが、この日は暖房が必要なぐらい冷え込んでいました。
山の姿が少しずつなだらかに低くなってきて所々に湖が現れました。水面に雲が映って、湖面が雲海のようにも見えました。
09:11 出発して2時間、湖畔の畔に立つホテルでのトイレ休憩となりました。
ホテルの敷地には色鮮やかな花が咲いていて、そういえばこの旅でこういう色を目にしたのは初めてのような気がしました。
手摺りをつっついている野鳥はあまりこちらを警戒する風もなく、殺伐としたハイウェイを走ってきた後だけに気持ちが解きほぐされるような気分になりました。
ワンちゃんもこちらに寄ってきて、すっかりノンビリとした気分となりました。
パンアメリカンハイウェイは、山岳地帯から視界が開けた草原地帯に入りました。ハイウェイの両側は見渡す限りの草原で、これが有名なパンパです。パンパはアルゼンチン中のラプラタ川流域に広がる草原地帯です。
あちこちで、パタゴニアを代表する “グアナコ” の姿が見られるようになりました。他に、ウサギや狐なども見ることができ、草原地帯は野生動物の宝庫でした。
道は、真っ直ぐ真っ直ぐどこまでも真っ直ぐ続いていました。
アラスカまで続くパンアメリカンハイウェイは、走るごとに景色が変わり、パンパでは様々な野生動物が生息していました。アラスカまでの18,000kmの道は、どんな景色になっているのかちょっとした興味が湧きました。
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