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2026年4月27日 (月)

旅の記憶 パタゴニア物語 グレイ氷河

2016年2/10(水) グレイ湖クルージングでグレイ氷河の最前線に到着し、氷の壁を目の前にして圧倒されました。

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強烈な向かい風の中、氷河を目の前にしたところで船は停止し、強風も氷河の壁に遮られて風当たりがほとんどなくなりました。ほとんどの乗船客は甲板に出てきて、目の前の氷河の迫力に言葉もありませんでした。 

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クルーズ船はゆっくりと氷河の壁に沿って進み、また別の氷河が流れ込んでいる地点に移動しました。遠くからは平らに見えていた氷河の表面は以外にも大根の摺り下ろし器みたいにギザギザで、とても歩けそうもありませんでした。 

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ダルマのM氏の指示で、写真撮影となりました。

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テレビなどでよく見る氷河の崩落シーンは、後日予定されているアルゼンチンの氷河が有名で期待しているのですが、ここでは垂直に一気に落下する派手なシーンはありませんでしたが、後ろから押されて徐々に崩れた痕跡が見られました。 

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高さが3040mを目前にすると圧倒的な迫力で、また総面積13000km2と聞かされるとハァ~そうですかとしか言いようがありませんでした。延々と広がるこの塊が地球温暖化で溶け出したら、水位は上がってしまうことは確実だろうなと納得してしまいました。

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この塊が静かな水面下120190mにも沈んでいるとは。ほとんど波がなく、ひっそりとした湖面に浮いているような氷河は自然の力強さを訴えかけてきているようで、神秘的でした。ダイビングで覗いてみたいような! 

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遠くから同じように見えた氷河の壁は、実にいろいろな表情を見せていました。グラデーションかかったブルーは、自然が造り出した芸術品です。 

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ガリガリなのかズルズルなのかギシギシなのか、あるいは音もなくなのか、巨艦の沈没を連想させるような崩落の後でした。 

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こちらは、後ろからの圧力で、かなり速いペースで崩落が進んでいるようでした。氷河の表面は剣山のようにギザギザで、これは太陽の陽射しを浴びて氷河が溶けたためにできた尖塔です。 

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クルーズ船がゆっくりゆっくりと氷河の壁に沿って進み、様々に表情を変える氷河、微妙に違って見えるブルーの巨大な壁にすっかり満足し、船は港へと向きを変えました。船室に戻り、もう一杯のピコサワーで興奮した頭を冷やしました。

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グレイ氷河を振り返って見ると、黒い雲が氷河を包み込もうとするかのように広がっていました。遠くに見える白い氷河では、ブルーの壁が少しずつ押し出され、少しずつ流氷となって漂い始める、そういう自然の営みが絶え間なく続くんだろうなあとピコサワーの酔いがほどよく回ってきた頭で思ったりしました。 

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氷河の塊が流氷となって、あちこち漂っていました。グレイ湖を取り囲む山の肌を背にして、氷塊のブルーはさらにブルー度を増しているようでした。

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後方の氷河の上空には黒い雲が湧いていましたが、前方の船着き場方向は青空が広がっていて、とにかく雲の動きは目まぐるしく激しいのです。

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遠くからはわからないのですが、突然という感じで流氷が現れるのです。見れば見るほど美しいブルーなのでした。

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船室でボンヤリしていても、突如として窓に流氷は現れ、それがまたいろいろな形をしていて面白いのです。持って帰りたくなるようなブルーの塊です。 

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11:45 船着き場に着くと、午後から氷河見物に出かける人たちが嬉しそうな顔をして待っていました。

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風の向きが変わったために、行きも逆風、帰りも逆風で、帰りの方が強く感じ、とてもとても疲れました。

間近に見たグレイ氷河は、間近に見たエベレストと同じくらい迫力があり、一生記憶に残るものでした。

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