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2026年4月18日 (土)

旅の記憶 パタゴニア物語 パイネのホテル

2016年2/9(火) ゴムボートでパイネ国立公園に入り、楽しみにしていた3泊4日のホテルライフが始まりました。 

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この地域で随一といわれるホテル「リオ・セラーノ」、朝は出発する人たちで、夕方は到着する人たちで賑わうメインロビーも、それ以外の時間はひっそりとしていて、連泊の場合にはゆっくりとここに座って、ノンビリ、ボンヤリするのもいいものでした。 

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メインロビーの横には、何ヵ所かのソファーコーナーがあり、パイネ山群眺めることができ、ここで読書したり、ビールを飲んだりすることもできました。

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パイネ山群に面しているソファーコーナーは広いガラス張りになっています。ここでは軽い食事をしたり談笑したりしているグループをよく見かけました。ホテルの中はエアコンが効いていて快適なのですが、一歩外に出ればビュービューと、風が音をたてていました。 

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部屋は、どの部屋も同じような造りで、明るくて開放的でした。 

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広い窓からはパイネ山群を真っ正面に見ることができました。 

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私の部屋は3階の一番端で、どういうわけかこの部屋だけベランダがありました。ただ風が強く、ベランダに出ているとあっという間に体が冷えてしまいました。

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部屋からもベランダからもパイネ山群の刻々と変わる光景を見ることができ、空の色や雲の動きを見ているだけで飽きませんでした。しかし、風が強過ぎて数分しかベランダには出ていられませんでした。 

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パイネ山群をズームで見ると、標高3,000mの山の姿は普通の山とは随分違っていました。裾野がなくいくつかの頂きが天に向かって突き出ていていました。これは花崗岩によるものだそうで、そのために強風に晒されても削り取られることはないそうです。とはいえ、長い年月の間には強風によって包丁の歯を磨くように少しずつ研磨され、現在の姿になっています。 

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散歩に出てホテルを眺めてみました。3階建てで、3階の一番右側が私の部屋でした。どういう理由かわかりませんが、右端と左端(画像には写っていません)だけベランダが付いていました。 

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ホテルの建物前に広い草原があり、牧場の柵がありました。散歩がてら柵に沿って歩いたのですが、強風に煽られて真っ直ぐ歩けず、柵に捕まりながら歩きました。散歩どころではありませんでした。部屋から眺めている光景は素晴らしく、のどかにも見えたのですが、一歩外に出ると強風が吹き荒れている別世界でした。 

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大きな山小屋風のレストラン。ほとんど満席状態で、きっと部屋も満室だろうと思われました。 

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夕食では、赤ワイン、白ワイン、ビールなどは一杯目は西遊旅行社の奢りでした。まあ旅行代金に入っているのでしょうが。 

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食事は朝食、夕食ともバイキング方式で、メニューはどれをチョイスしたらいいかと思うほど種類が豊富でした。誰もが真剣な眼差しで料理を選んでいました。三連泊でしたので、私は3日間の戦略とテーマを考えました。 

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3日間の戦略とテーマなんて頭で思っても、ついつい生ハムが好きでしたのでプロシュートに手が伸びてしまいました。 

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結局、3日間とも好物の生ハム(プロシュート)とスモークサーモン中心になってしまい、またアスパラが太くて美味しかったので、私たちツアー仲間で取り合いとなりました。アスパラを生ハムで包んで食べるのがいけました。

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スイート類も豊富でこれも散々迷いましたので、初日はツアー仲間で分担して味見をしました。どれもこれもちょっと甘すぎるという印象でしたが、別腹別腹と言いながら、ついつい手が伸びてしまいました。 

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20:47 食べ過ぎて部屋に戻って表を見ると、まだ空は明るく、それでも花崗岩の尖塔に沈みかかる夕陽が当たっていて、確実に日暮れの気配が忍び寄っていました。

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角部屋でしたので、ベランダに出ると左側には正面のパイネ山群とは別の景色が見られました。ところが、夜が更けるにつれて風がさらに強くなり、ゴーッという音が角部屋故にさらに大きく聞こえました。

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雨が降ろうが(実際には降りませんでしたが)風が吹こうが、ウィスキーを傾けながら刻一刻と変わる景色を見ていれば最高でした。飲んべえのS氏と、こんなホテルなら、昼間のハイキングや見物に出かけなくてもホテルでノンビリしているのもいいネなどと言っていたのですが、さすがにそういうことにはなりませんでした。

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このホテルをベースに、3日間ハイネ国立公園の氷河見物や氷河トレッキングに出かけました。

名峰を眺めることができるホテルといえば、エベレストを見ることができる「ホテルエベレストビュー」、ダウラギリを眺めることができる「タサンビレッジ」、ニュージーランドのマウントクックを眺めることができる「The Hermitage Hotel」などに宿泊しましたが、ここ「リオ・セラーノ」も勝るとも劣らない景観とホテル設備でした。別のツアーの日本人客を見かけましたが、夕方チェックインして夕食をとって、翌朝慌ただしく去って行くという普通のツアーの光景を見ました。こういうホテルの良さを味合うには連泊しなければもったいないなあと思いました。

 

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