旅の記憶 パタゴニア物語 幻のフィッツロイ
2016年2/13(土) ツアー11日目、フィッツロイの勇姿を間近に見ようとハイキングに出かけたのですが。
朝、ゆっくりと寝覚めました。連泊でしたので、出発のための荷物の整理などしなくてすみますので、部屋は散らかし放題となっていましたが、そのまま出かけました。
朝食はバイキングでしたが、パンくらいしかなくて今までで一番質素でした。
09:00 ゆっくりとした時間にホテルを出発しました。足の調子がよくないという方を除いて総勢10人、フィッツロイを間近に見ようと意気込んでいたのですが。
登山口では、珍しく拳を上げて気勢を上げたのですが。
待っていたのは女性の山岳ガイドさんでしたがかなりガッシリした人で、ついて行くのは大変かなとちょっと不安になりました。
スタートして、少しずつ高度を上げ、大きな岩が現れたりして、だんだん登山の雰囲気が出てきました。
山岳ガイドさんの後を隊列を組んで歩きました。ガイドさんは時々後ろを振り返りながら、私たちのペースに合わせてくれました。
景色のいい所に出ましたが、後から考えると見るべき景色はここだけだったのでした。
目指すフィッツロイは、近づくにつれ逆に霧が濃くなり、ますます見えなくなりました。
かなりの重量のありそうなリュックを背負った登山者が降りてきました。この山は初級者向けから上級者向けまで、たくさんのルートがあります。私たちは初級者向けコースを歩きました。
初級者コースとはいえ、それなりの登りがあり、時々休憩もとりました。天候がハッキリせず、メンバーも何となくさえない表情をしていました。
最初の目的地、フィッツロイの展望台に着いたのですが、濃い霧がまったく動かず、フィッツロイの前衛の山の麓さえ見えず、呆然としました。
展望台に設置されていた説明パネルを空しく眺めました。フィッツロイとは別名チャルテン(煙を吐く山)とも呼ばれ、氷河が隣接しているため、霧が発生しやすいとのことでした。
気を取り直して、次の目的地のカプリ湖へと向かいました。カプリ湖にも霧がかかっていて、向こう岸の小山が見えるだけで、湖も寂しげな風景でした。前日、グリーンがかった美しい氷河湖を見すぎたせいで、陽も射さず暗い表情の湖面はあまりにも殺風景でした。
11:59 雨模様で寒い中、ちょうど昼となり、持参したランチボックスで昼食としました。添乗員のHitomiさん手作りのおにぎりの差し入れもありました。
何となく気勢が上がらず、誰もが早く帰ってノンビリしたいという雰囲気で、サッサと下山しました。
気の毒だったのは山岳ガイドさんで、やる気のないグループを引き連れて、天候もさえず、見所もなく、それでも最後は笑ってお別れしました。
前日にパイネ・グランデ峰へのハイキングでパタゴニアの風の洗礼をたっぷりと受け、素晴らしい景色をたくさん見ましたので、メンバー全員何となくこの日はのんびりでいいや、早くホテルに戻って休みたいという雰囲気でした。そんな雰囲気を天気の神様も察知したのか、霧が煙った一日でした。


















































































































































































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