旅の記憶 パタゴニア物語 氷河クルージング
2016年2/14(日) ビエマド湖という琵琶湖の2倍近くもある大きな湖の畔で早めの昼食を食べ、氷河クルージングと氷河トレッキングに出かけました。
11:54 クルージング会社のスタッフが現れ、クルージングの説明や注意事項についての話がありました。観光客のほとんどは防寒具を身に着けているのですが、スタッフは半袖姿でした。
クルージングにあたっての注意事項を聞いた後乗船となりましたが、乗組員たちはいたってノンビリムードでした。
船室は自由席で、ほぼ満席状態でした。窓が広く、明るい雰囲気でした。
スッキリとした青空の下、クルージング船は快調にスピードを上げました。風はやや冷たかったのですが、陽射しはそれ以上に暖かく感じました。クルージングで氷河まで辿り着き、上陸してトレッキングが始まりますので、期待感で胸はワクワクしていました。
素晴らしい青空と白い雲、この景色を見ることができるクルージングだけでも十分満足でした。
宇宙戦艦ヤマトのような潜水艦のような雲が、青空に一つだけ浮かんでいました。
船室にいた人たちも好天気に誘われて2階甲板に出てきましたが、風は強く冷たくなってきて、防寒具をしっかりと着込んでいました。
遠くに、僅かに白く氷河が見えてきました。氷河の冷たい空気によってできた雲が次から次に湧き出しては、強い風に吹き飛ばれていました。
あの氷河の上を歩くと思うとちょっと緊張しました。
強い力によって押し出されて海上に流れ出た流氷があちこちに浮かんでいました。ここは湖ですから潮流はないと思うのですが、風に吹かれてでしょうか、同じ方向に流れていました。
中にはこんな大きな流氷もあり、海面下には4倍くらいの塊があるとのことでしたので、クルーズ船がぶつかったらどうなるのかと心配になりました。そういえばライフジャケットも見当たらなかったし、きっと大丈夫なのでしょう。
ダルマのM氏は、氷河が近づくにつれ、写真撮影のために甲板の先頭に立っていました。その足下にもとても熱心な外人の女性カメラマンが寒さを避けながらシャッターチャンスを狙っていました。
大きな氷山や小さな氷山が風によって陸に押し寄せられたのか、それとも崩落の後なのか。
クルーズ船が氷河の縁に接近しました。近くから見ると氷河の表面は平ではなく、ギザギザに亀裂が入っていて、どうやってここを歩くのかかなり緊張感が高まりました。氷河の表面が黒いのは氷河が汚れているわけではなく、強風によって周りの山肌が削られた土が付いたものでした。
クルーズ船は氷河の縁を通って、船着き場へと向かいました。ゴツゴツした岩場には、たくさんの人が待っていて、漂流したり島流しに遭った人が救助を待っているようにも見え、可笑しくなりました。どうやってこの岸壁に接岸するのか見物でした。
13:25 クルーズ船が接岸すると同時に、待ちかねた人たちが乗船を開始しました。
私たちは上陸し、これからの氷河トレッキングのスタート地点へと向かいました。ツアー仲間全員、期待と不安とが交錯していたようですが、緊張感の方がかなり強かったようです。
目前で間近に見た氷河は、平らな所はどこにもなくギザギザで、まったく想定外でしたので、どうやって歩くのかかなり不安になりました。
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