旅の記憶 スペイン紀行 ラ・マンチャの風車
2016年9/11(日) マドリッド二連泊して、長旅の疲れを癒やしつつたっぷりと観光した後、ラ・マンチャ地方へと南下しました。
07:39 朝目覚めて朝食前の集合時、5人組の張り切りレディたちの音頭取りでラジオ体操(リーダーはヨガ体操といっていましたが)が始まり、戸惑いながらも全員朝の体操をしたのでした。ヒマラヤトレッキングなどでは出発前のストレッチはよくあることですが、観光ツアーでこういうケースは初めてでした。グループの結束力がより強くなりました。
私たちを乗せたバスは、この日の最終目的地セビリアに向け、高速道路を快走しました。この日は約600kmくらいのバス移動でした。
とりあえずの目的地はスペイン中部のラ・マンチャ地方で、ラ・マンチャとは乾いた土地という意味だそうで、乾燥して樹木の少ない高原です。
スペインで意外だったのがトイレが少ないことでした。公衆トイレは皆無で、役所でもトイレのない所もあるとのことでした。高速道路にあるサービスエリアは貴重な存在で、2時間半くらい走ってトイレ休憩となりました。
ラ・マンチャ地方は、セルバンテスの「ドン・キホーテ」の舞台になりました。高速道路沿いにドン・キホーテが立っていました。
遠くから見ると突如として牛が出てきて、闘牛の何かかなと思っていましたら、牛の黒い看板で闘牛とは関係ないそうです。スペインの主要な道路脇に点在していて、「オズボーンの雄牛」といわれ、シェリー酒からワインまで手がけている「オズボーン社」の広告とのこと。高さ14mもあるそうです。
古い街並みに入りました。両脇に土壁の家が並んでいました。またまたタイムスリップしたような雰囲気でした。
古い街並みを抜けると、前方の高台に風車が見えてきました。
バスは風車の高台に向かって緩やかな坂を上って行きました。眼下には、褐色の大地に白い壁が目立つ街並みが広がっていました。
羽根というか翼というか、を休めている風車が目の前に現れました。
高台には5基の風車がありました。この風車は、かつては粉ひきに使われていたものですが、現在は「ドン・キホーテ」の舞台になったことから観光用に保存されています。
風車の羽根は木を組み合わせたものです。これが風に煽られて回転したらかなり迫力があると思われ、これに立ち向かったドン・キホーテは勇者でもあり、ちょっと滑稽でもあります。ドン・キホーテを描いたセルバンテスの「ラ・マンチャの男」は、ブロードウェイでも日本でもロングランを続けました。何者かにひたむきに立ち向かう姿が感動を呼んだということでしょうか。
5人組レディと一人参加のHitomiさんはどこへ行っても賑やかでした。5人組は、大手化粧品会社営業部門の仕事仲間とか、道理で。
風車の一つは店舗になっていました。
狭い店内には観光客、ほとんど女性で一杯でした。
店内に階段があり、上ってゆくと木製の歯車があり、風車が回るメカニズムがわかりました。
この辺りは標高700m、乾燥し夏は40℃にもなることがあり、冬は-20℃にもなるという厳しい気候の地域です。
強烈な太陽が降り注いでいて、目を開けていられないくらいでした。
ドン・キホーテが、怪物と間違えたのも肯けるようでした。強い日射しにも冬の寒風にもめげず立ちつくす風車は、健気でもあります。
厳しい気候と褐色の乾いた大地、広大な平原に白壁の町や村が点在していて、スペイン中部独特の光景を見ることができました。























































































































































































































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