旅の記憶 パタゴニア物語 タンゴ
ツアー14日目、2016年2/16(火)の夜、希望者にはオプションでタンゴショーがありました。本場のタンゴをライブで見たいと思っていましたので参加しました。
夕食後、21:00にホテルに迎えの車が来て、タンゴショーの会場に向かいました。入口にはポスターが貼ってあり、そこには誰でもタンゴを踊っている姿が描かれていました。
舞台には、タンゴ発祥の地ボカ地区の実際の小屋が移築されていて、ポカ地区の街角の雰囲気を演出していました。
私たちの席は一階だったのですが、二階に上がってみました。舞台を見下ろす形になっていて、既に何人かの人がいました。舞台に向かって左手には、日本人観光客と思われる10人ぐらいのグループの人たちが座っていました。
私たちの席は、一階の舞台の目の前で、舞台まで2~3mの至近距離で、特等席のような場所でした。私たちの仲間の参加者は4人でした。飲んべえのS氏と岡山からご夫婦で参加(ビジネスクラスというリッチなお二人)の4人でした。ツードリンク付きということで私はシャンパンをオーダーしたのですが、ショーの合間にも何杯でもついでくれ、結局飲み放題でした。
観客の入りはこの時点では8割くらいでしたが、ショー始まる頃には満杯となっていました。
私たちの席の前にはVIPらしきカップルが陣取っていて、舞台を背景に記念写真を撮っていました。
ライブショーが始まりました。最初に登場したのがバンドネオン奏者の二人。バンドネオンはタンゴには欠かせない楽器で、現在この楽器を奏ける人は世界的にも少なく、日本ではほんの数人だそうです。
タンゴでは、バイオリンも重要な楽器で、透き通るような悲しいような音を聴かせてくれました。
やがて4人の女性ダンサーが登場して、その周りに男性性ダンサーが集まり、男性が女性を口説くというストーリー仕立てでした。
目の前で展開される華麗なステップとタンゴのメロディーに、あっという間にタンゴの世界に引き込まれてしまいました。
曲が終わる度にダンサーが入れ替わり、それぞれ異なったリズムや踊りが目の前で繰り広げられました。
ソロは会場がシーンとなるほど、心に沁みてきました。グラスが空になる度にウエイターがついでくれるシャンパンを飲みながら、うっとりと聴いていました。
ピアノ奏者は端整な顔立ちで、真剣に鍵盤に向かっていて、ソロ部分では大きな拍手喝采を浴びていました。
楽器演奏者だけによるライブも聴き応えありました。素人目にもさすがプロと思える迫力で、この演奏だけでもこのショーの価値があると思いました。
二人目のソロ歌手が登場し、素晴らしい歌声を聞かせてくれました。
舞台で展開される踊りは、時には静かに、時には過激に、すっかり本場のタンゴに魅了されました。
最後にゴッドファーザー風の渋いおじさんが登場して、渋い歌を聴かせてくれました。
ホテルに戻って、深夜でしたが、間近に聴いたタンゴのメロディや目の前での静かなステップや過激な踊りが耳に目に残っていて、なかなか寝付かれませんでした。
海外旅行でのショーの鑑賞は、ガッカリすることも多かったのですが、久しぶりにプロの技に感動しました。女性ダンサーのステップや身のこなしも華麗でしたが、男性ダンサーの粋なこと、格好良かったです。楽器演奏者の真剣さにも感動しました。
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